リターンプラモデリング

ガンプラを中心としてキャラもの模型を作ります

液状マスキング剤解説

2010-02-06 00:48:46 | 技法解説
ガイアノーツより液状マスキング剤が新発売になったので液状マスキング剤を解説します

各種マスキング剤


極度に細かい部分、不定形(下地や塗り分けライン)部分のマスキングに適しています


プラ板に塗ったところ

上から
マスキングコート ガイアノーツ
Mr.マスキングゾル改 GSIクレオス
マスクゾル モデラーズ

使い方
GSIクレオスMr.マスキングゾル改の場合、

マスキングしたいところ全体に塗る
乾いたらよく切れるカッターナイフで塗り分けラインで切る
塗装する部分のマスキング剤をはがすピンセット等ではがす
ハンドピースで塗装する
塗料が乾燥後にすべてのマスキング剤をはがす
他の物もほぼ同様の使い方です


1 マスキングコート ガイアノーツ


最近、新発売になったマスキング剤
主成分 ポリビニルアルコール
乾いたらビニール状の膜になります
筆は付属しないので別途用意しておく、筆は使用後に乾く前にすぐに洗う
乾燥後はカッターで切ることができる、下地を傷つけないように注意

とは言っても傷はどうしても入ってしまいます、塗装したら塗り分けラインとなり目立たなくなります
切断部にごくわずかにまくれが見られます


2 Mr.マスキングゾル改 GSIクレオス


主成分 ポリビニルアルコール
乾いたらビニール状の膜になりますが、ガイアノーツのマスキングコートとは違った感じです
筆は付属します

乾燥後はカッターで切ることができる

以前試したときは、切断部にまくれがかなり見られたのですが、今回は試したら、まくれは見られませんでした
はがすときは、はがれにくい、水で解けるのでどうしてもはがれないときは水で洗うと良いでしょう
水溶性なので、水性塗料を塗装するときは要注意


3 マスクゾル モデラーズ


天然ゴム系マスキング剤、アンモニア臭が少しきつい
乾いたらゴム状
カッターで切断はできません

筆は付属しない
筆、指等で厚塗りすると説明にありますが筆使用はお勧めできません、筆が一回でだめになる、うちでは爪楊枝やヘラを使用して置くような感じで塗っています
マスキングテープの隙間ふさぎに多用しています



写真にはありませんがそのほかのマスキング剤

4  Mr.マスキングゾル改 GSIクレオス

モデラーズのマスクゾルと同様の天然ゴム系マスキング剤


5 マスキングリキッド ハセガワ
 
ポリビニルアルコール系マスキング剤
乾燥後はカッターで切ることができる
値段が高価
マスキング剤のオレンジ色が色移りするそうです


次回はジオングの塗装でガイアノーツのマスキングコート、GSIクレオスのMr.マスキングゾル改のどちらかを使って塗装してみます


次回を読む
液状マスキング剤解説 実践編
コメント
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