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「批評空間」の意味

先日、雑誌『世界』の中から、仏の学者ベルナール・スティグレールの『批評空間』について書いた。その意味がまだ私自身が曖昧なので、復習の積もりでその人の言葉をなぞって見る。
  ①象徴的[言語]貧困と、批評が減退してるのは『実践』の後退ではないか。実践なしに言語を識別することは出来ない。知の消費主義の発達が実践知の後退や破壊を生んだ。
  ②話し手が、話されたたものの中から何かを識別し、それに対してシンボルを返す。つまり批評することがが出来なければならないのです。
 誰かが話して、それを理解するためには、じぶんの話が出来なければならない。言葉や文字やイメージを受け取りそれを送り返す、『象徴環境とは』そのような『交換』『分有』のための環境[空間]のことです。

私が考えたのは、日常の会話であろうと、授業や公演であろうと

一方的な話は批評空間の保障されないある意味人権を無視した無意味な空間である、と言うことだった。

特に、会を企画する人は気をつけたほうがいい。

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