どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

由良洞隧道 について 紀伊民報 読者の欄に掲載されました

2023-08-11 21:17:55 | 日記

紀伊民報2023年(令和5年)8月12日付 読者の欄
由良洞隧道 全体

由良洞隧道 5-1

由良洞隧道 5-2

由良洞隧道 5-3

由良洞隧道 5-4

由良洞隧道 5-5

由良洞隧道 白浜町 山根康民(会社員・53歳)

「明治の現役隧道」の題を付けた私の投稿が、
6月3日付の本欄に載りました。
これは、由良町と日高町の境にある県道23号線(御坊湯浅線)の
由良洞隧道(ゆらどうずいどう)のことで、
1889(明治22)年1月に完成した県内では
現役最古級の道路用れんがトンネルです。
投稿で、公益社団法人・土木学会が実施している
「選奨土木遺産」の候補として、
推薦調書を提出したことをお伝えしました。

その後、7月20日付で土木学会関西支部より
「推薦委員会で慎重に議論した結果、
次年度に継続して調査を行うこととなりました。
誠に遺憾ながら本年度の推薦に至りませんでしたことを
ここにご通知申し上げます(一部抜粋)」と、
連絡頂きました。

「次年度に継続調査」にちょっと驚きましたが、
土木遺産としての価値が認められるので、
もう少し詳しく調査したい、
と推薦委員会が判断したものと前向きに捉えています。

私としては、土木遺産としての認定の可否にかかわらず、
今後も自分自身の事情が許す限り、
トンネル坑口の排水路整備など関り続けたいと思います。

最後に、皆さんの近くにも土木遺産になると思われるものがありましたら、
土木学会選奨土木遺産委員会サイトに
候補対象や要件等について紹介されていますので、
参考にしていただけたらと思います。
来年度も時期が来れば応募の受け付けが始まると思います。
土木関係者の方や役所の職員でなくても、
私のように個人でも応募できます。

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