どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

奈良県十津川村玉置神社へ 和歌山・奈良県境から玉置神社まで

2019-07-23 21:54:33 | 日記
和歌山県と奈良県との県境を越えて十津川村を走りますが、
県境のイメージといえば、山の峠やトンネル、橋などがあるように思いますが、
県道735号線の境界は、至って普通というか
特に境界!?を感じるものがありませんでした。

写真奥側が奈良県、手前が和歌山県


県境を過ぎてから平坦な道が続きますが、暫くすると上り坂が続きます。


坂を上り切った峠にあたりますが、ここが県境?という方が、
個人的には、しっくりきます。


転落事故多発の大きな看板があります。
この付近で事故をしても、携帯が通じないので大変です。


県境から3㎞程走った所になります。


何だぁ?ガードレールが?


ガードレールの倒れ方がスゴイが、大丈夫だったのかなぁ?


これは、怖いですね。多分、もう修理されている?かと思いますが…


先程の峠からは、下り坂が続きます。十津川村上湯川古谷川


上湯温泉 6㎞。十津川村は、村内各地に温泉があります。
しかも十津川村は全国初「源泉かけ流し宣言」をした村です。
2004年6月28日十津川温泉郷の3つの温泉、
湯泉地温泉(とうせんじ)・十津川温泉・上湯温泉(かみゆ)にある
25の温泉施設すべてにおいて「源泉かけ流し」を宣言しました。
http://totsukawa.info/joho/totsukawa_onsen_gou/gensenkakenagasi.html


青空のもと山間部を原付バイクで走るのは、本当に気持ちが良いです。


寺垣内バス停


温度計を発見。このような温度計を昔、ビニールハウス?だったかなぁ見た記憶があります。
右下の部分が取れていますが、確か水が入った容器が付いていたように思います。
懐かしいです。


道路沿いの斜面の岩肌からは、水が流れています。


山間部でも人々が暮らしています。
遠くの山を見ても、それ程高く感じませんが、かなり標高が高いんでしょうね。


同じ位置で横に撮影


縦に撮影


十津川きのこ ポスターを発見


県境から10㎞走って来ました。


拡大


細い道が続きます。


道路沿いのお店で公衆電話を発見。
携帯電話の普及で公衆電話が減って久しいですが、山間部では、大事なライフラインとして
役割を果たしているかと思います。


久々のトンネルです。


落石は怖いです。落ちている石に乗り上げたら大変です。
最寄りの電話までが遠いです。


先程のトンネルからずいぶん進んできましたが、ここまで来ると
もうすぐ合流する国道168号は、近いです。


この吊り橋を渡ると果無集落への道になります。


果無(はてなし)峠越登山路の案内標識


やっと国道168号との交差点到着。
これで和歌山県田辺市龍神村と奈良県十津川村を結ぶ
国道425号と県道735号線を走破した事になります。
写真の鉄橋は、国道168号 新宮方面を写す


同 奈良方面を写す。
ここから少し奈良方面に走り、玉置神社を目指します。


国道168号から玉置神社へ向かう橋の上から写す。
山が高くて景色が素晴らしいです。


上記の橋から玉置神社までは、ひたすら上り坂です。
案内標識が整備されているので安心です。


眼下には、十津川の集落が見えます。
山の稜線が美しい。


眼下の集落(折立地区)では、2019年秋の開通を目指して
十津川温泉北トンネルの工事が進められています。
https://www.kkr.mlit.go.jp/nara/r168/totsukawa.html


玉置神社まで上り坂が続きます。


雲が近く感じます。


どんどん標高が上がってきました。


玉置神社へは、ここから左折して、さらに上ります。


玉置神社が近くなってきています。


玉置神社へお詣りする前に少し寄り道


世界遺産 大峯奧駈道


玉置神社 熊野本宮大社と書かれています。


今でもこの道(大峯奧駈道)歩いて、お詣りされる方もいるかと思うと
凄いなぁ~と感心します。大峯奥駆道は、大変厳しい道のようで、
以前、NHK-BS番組で走破する映像を見ましたが、私には出来そうにないです。


十津川の森北又 山々が続きます。


十津川の森北又について

次回は、玉置神社での様子をお伝えしたいと思います。

奈良県十津川村玉置神社へ 田辺市龍神村から県境まで

2019-07-23 19:09:53 | 日記
2018年7月31日、この日は、晴れ時々曇り一時雨の天気でしたが、
田辺市中辺路町から龍神村に入り、奈良県十津川村を目指しました。


龍神村柳瀬の国道425号と県道29号線の交差点から、中辺路方面へ300m程走った所に
虎ヶ峰林道開通記念碑が建っています。


記念碑の後ろ側ですが、光の加減で見えにくくなっています。


記念碑を側面から ここには、私設虎ガ峰林道組合 建設委員 
上山路村長 杉谷盛一 中山路村長 久保要三郎 と彫られています。


虎ヶ峰記念碑から国道425号、県道735号線を走り
前回の記事「田辺市龍神村殿原から三ツ又を走り、丹生神社へ」で紹介しました
安倍晴明に関する看板前を通過


県道735号線 龍神十津川線、なかなか味わいがあります。
前回は、この交差点を左折して三ツ又方面に行きましたが、今回は、直進します。


熊野本宮へ約1時間30分。こんな所から本宮まで行ける事にビックリしました。


林道 龍神本宮線の起点?近くに加財バス停があります。


田辺市龍神村 加財バス停


案内標識には、本宮への道案内が、十津川村までは、まだまだ遠い


加財バス停近くに大きな石碑があります。
元宮内大臣伯爵田中光顕潜伏之趾 と書かれていますが、詳しい説明などを記載した
看板等は、見当たりませんでした。これも立派な文化財なので残念に思いました。


元宮内大臣伯爵田中光顕潜伏之趾 の石碑には、昭和十一年五月 上山路村建之 とあります。


何らかの心情を詠んだ句なのでしょうが、読めません


石碑には 慶應元年正月廿八日避幕吏之嚴探潜入 と書かれていますが、
私には、読めないし意味も分かりませんが、
慶應元年(1865年)正月(1月?)廿八日(18日)に
何かあったのでしょう。

田中光顕 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%85%89%E9%A1%95
ウィキペディア(Wikipedia)には、以下の記述があります。
…翌元治元年(1864年)には同志を集めて脱藩。のち高杉晋作の弟子となって長州藩を頼る。
第一次長州征伐後に大坂城占領を企図したが、
新撰組に摘発されたぜんざい屋事件を起こして大和十津川へ逃れる。

もしかすると十津川から当時の紀州(和歌山県)へ逃げてきた事を記しているのかも知れません。


この日、ヤマセミ温泉は、定休日でした。
紀州の秘湯「丹生ヤマセミ温泉館」は、丹生ノ川小学校(休校)を利用し
平成13年に開設された交流施設です。
http://www.ryujin-kanko.jp/contents/spa/yamasemi.html


グラウンドを囲むように建物があります。


木に少し隠れていますが、正面の建物が温泉施設です。








野猿があります。


対岸へ渡れます。


対岸から温泉施設側を写す


野猿索道施設とあります。


野猿利用の説明書きがあります。


案内板です。


ヤマセミ温泉を過ぎると県境が近くなってきました。


川沿いの細い道(県道735号線)を走ります。


林道 小又川丹生ノ川線 ここから小又川(国道425号)に繋がる道があるとは驚きです。
このまま写真右側の県道を進みます。


もう奈良県に入るまで民家は、ないだろうと勝手に思っていましたが、
ここで、これまでの木々の中を走っていた道でしたが、
突然、視界が開けて田畑や民家が見えた時は、ビックリしました。
「えっ?人が住んでいるの?」本当に驚きました。
素晴らしい景色に、この時、感動しました。


私が訪れた翌月の台風第20号により、龍神十津川線(龍神村丹生ノ川) は、
路側欠壊という大きな被害を受けました。この辺りも被害があったものと思われます。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/bcms/chiji/press/300828/300828_1.pdf


田辺市、本当に広いです。


和歌山県と奈良県の県境が見えてきました。


奈良県十津川村


ようこそ十津川村へ とある辺りが県境でしょうか?


ふり返って奈良県側から和歌山県側を写す


奈良県十津川村上湯川河俣


奈良県内の県道や国道を走ると、100m毎に設置されている標識です。
ここは、境界から100mの地点という事ですね。


廃屋になっていますが、かつては、人が住んでいたのでしょう。


県道735号線 龍神十津川線。これから広い広い奈良県十津川村を走ります。

ここからは、次回へ続きます。