駅物語@朱野帰子
あらすじ(「BOOK」データベースより)
東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すことー。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。
高学歴の主人公・直は駅で自分を助けてくれた5人を探すために、大企業の内定を断ってまで駅員になります。その5人が次々に見つかり、いちいちその人たちは問題を抱えていて、それを直が全力でぶち当たって解決しようとします。探している人があの東京駅の中で次々に見つかるのはちょっと都合がよすぎるけど、ま、奇跡ということにして。その全力で人に接していく直の迫力がすごいです。周りには同期の鉄オタ犬塚、メイクバッチリ変な日本語をちょいちょい使う先輩ゆかぽん、完全ヤンキーの先輩藤原、駅員からすっかり嫌われているエリート然とした副駅長など。副駅長以外の周りの人を巻き込んでいく直のバイタリティ、変な人ばっかりだけど実は人間味のある周りの人々、人と人とのつながりがすてきだと思える物語でした。
ちなみにこの本のカバーの東京駅のイラスト、表と裏がつながっていて、とっても温かい雰囲気のあるものでした。
あらすじ(「BOOK」データベースより)
東本鉄に入社した若菜直は、東京駅へ配属された初日から乗客のトラブルに見舞われ、うろたえる。「お客様に駅で幸せな奇跡を起こしたい」。しかし直が抱いていた本当の夢は、かつて自分に手を差し伸べてくれたあの5人を探し出すことー。人を助け、人に助けられながら成長していく若手駅員たちを描いた感動作。
高学歴の主人公・直は駅で自分を助けてくれた5人を探すために、大企業の内定を断ってまで駅員になります。その5人が次々に見つかり、いちいちその人たちは問題を抱えていて、それを直が全力でぶち当たって解決しようとします。探している人があの東京駅の中で次々に見つかるのはちょっと都合がよすぎるけど、ま、奇跡ということにして。その全力で人に接していく直の迫力がすごいです。周りには同期の鉄オタ犬塚、メイクバッチリ変な日本語をちょいちょい使う先輩ゆかぽん、完全ヤンキーの先輩藤原、駅員からすっかり嫌われているエリート然とした副駅長など。副駅長以外の周りの人を巻き込んでいく直のバイタリティ、変な人ばっかりだけど実は人間味のある周りの人々、人と人とのつながりがすてきだと思える物語でした。
ちなみにこの本のカバーの東京駅のイラスト、表と裏がつながっていて、とっても温かい雰囲気のあるものでした。
私も12月1月はちょっとバタバタして全然本を読めませんでした。
今もって、本に対して消極的になってしまっています