食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

ほろほろおぼろ豆腐 居酒屋ぜんや@坂井希久子

2022-04-07 15:58:13 | 本(さ)
  ほろほろおぼろ豆腐 居酒屋ぜんや@坂井希久子 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
新年を迎え、神田花房町代地に居酒屋「ぜんや」が再建された。女将・お妙の絶品料理がまた食べられる喜びのあまり、馴染みの旦那衆は祝儀を沢山持参するが、お妙はとまどってしまう。一方、武家の次男坊・只次郎は、店の再建にあたって、「ぜんや」をより良く盛り立てていくある方法を提案していた。蕗味噌の握り飯、卯の花の炒り煮、土筆のきんぴら…料理の腕にさらに磨きをかけたお妙と、新たな商いを始めた只次郎がいよいよ急接近!?傑作人情時代小説第九巻。




居酒屋ぜんやシリーズ第八巻の読書感想文はこちら

只次郎の案が採用され再建された居酒屋ぜんや。もはや只次郎ありきのぜんや。相変わらずおいしそうなお料理がたくさん。おまけに只次郎まで店を持っちゃって、展開すごっ。ずっとお妙を思い続けている只次郎に対し、お妙は自分の気持ちに気づかないふりをしていたけど、やっとこさ只次郎に対する思いを認めた。のに、身を引いている。まぁ、じれったい。このふたりのやりとり、かわいらしくて中学生か、とつっこみたくなる。ずっと解決していない事件、只次郎の単独捜査でなにやら怪しい雲行きになったのが気になる‥ それをだれにも内緒にしているのも気になる‥ 只次郎の男っぷりがますます上がっていて、只次郎とお妙の行く末も気になる!

一話ずつのちょこっと感想。
薬食い:いよいよ居酒屋ぜんやが再開。それもこれも只次郎の案と常連客である旦那衆のおかげ。只次郎とお勝の掛け合い、おもしろ! 旦那衆のテンションが高くてかわいらし! 只次郎の姪のお栄からの手紙が気になるところ。

蟹の脚:只次郎の鶯指南が絶好調で何より。ぜんやも昔の客も大切にしつつ繁盛してて何より。最後に只次郎が厄介者を追い返し、お妙には心配させないようにふるまう、かっこいいね。

家移り:只次郎のお引越し。お妙にはあれこれ内緒にしてて、お妙は気が気じゃない。そんなところに只次郎のお母さま登場。さりげなく「息子に手を出すな。」と。いやねぇ。で、只次郎のお引越し。まずは店で雇う奉公人はお妙も馴染みの熊吉。俵屋から通いでくることに。お妙びっくり。そして引っ越し先はぜんやの目と鼻の先。お妙びっくり。只次郎のかわいらしいいたずらに、私はにっこり。

暗雲:鶯指南の手を広げる只次郎。それは鶯のルリオをつけ親にした鶯を探し出し、お妙の父親の死の真相に近づくため。お妙のため。お妙を思う気持ちが深いなぁ。さるお偉いさんの大名家でとうとうお目当ての鶯を見つけた只次郎。さて、どうする‥ 動きようもないのだけれど、さっそく横やりが‥ 私としてはそっとしておいた方がいいんじゃないのと思うけど。あぁ、心配‥

川開き:とうとうふたりが結ばれた! お妙の父の死の真相も気になるところだけど、今後のふたりが楽しみ!

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いくらしらす丼

2022-04-07 06:55:47 | おうちでごはん
3月29日(火)のふたりの晩ごはん

・いくらしらす丼 青じそトッピング
・わけぎと油揚げのおみそ汁
・甘辛鶏 と ブロッコリー
・ごま豆腐
・夫君にはゆでたまご
・新玉ねぎとにんじんときゅうりのピクルス
・いちご(恋みのり)


しらすがおすすめ品になっていたので夫君にはしらす丼、私にはいくらしらす丼。
いくらはふるさと納税でもらったもの。赤いキラキラ、テンション上がる~
たっぷりのいくらはプチプチ、たっぷりのしらすはふわふわ、青じそのさわやかさと合わさって、おいしーーー
「おいしい!」 byおみそ汁を食べる夫君。油揚げのおかげです。
甘辛鶏はレンチン簡単、おいしーーー  夫君には私の3倍くらい盛り付け。
大好き、ごま豆腐
私にはブロッコリーとピクルスといちご。夫君にはゆでたまご。
いくらしらす丼に大満足のふたりの晩ごはんでした!




「この油揚げ、いいやつ?」 byおみそ汁を食べた夫君。
「え?」
「すごくおいしい、この油揚げ!」
「ほんとにおいしい?」
「おいしい!」
「それね、5枚で100円とかの安い油揚げ。鍋に入れたらおいしいらしいけど、いやだって言うから入れてなかった油揚げ。」
「ほんと?」
「そう、安い油揚げ。油揚げがおつゆを吸ってジュワジュワでおいしいでしょ」
「おいしい!」

なんでも食べてみてから判断してくださいな
今度は鍋に入れてみよう!

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