いつまでもショパン＠中山七里

　　いつまでもショパン＠中山七里　

あらすじ（「BOOK」データベースより）
難聴を患いながらも、ショパン・コンクールに出場するため、ポーランドに向かったピアニスト・岬洋介。しかし、コンクール会場で刑事が何者かに殺害され、遺体の手の指十本がすべて切り取られるという奇怪な事件に遭遇する。さらには会場周辺でテロが頻発し、世界的テロリスト・通称“ピアニスト”がワルシャワに潜伏しているという情報を得る。岬は、鋭い洞察力で殺害現場を検証していく！




岬洋介シリーズ第三弾です。
第二弾　おやすみラフマニノフの読書感想文はこちら。
第一弾、第二弾は日本が舞台だったのに対し、第三弾はポーランド。しかもショパンコンクール。そしてテロ。爆弾。何やら物騒な気配が漂います。それでも岬洋介は岬洋介のまま、クールなのに温かく、自分のことは後回しでいつも他人のことを気にかけてる、かっこいい男性です。心ときめいちゃいます。そしてこのシリーズのだいご味と言えば音楽の記述。曲を言葉で表すってすごいです。テンポ、強弱、浮かび上がる風景、運指まで記述されています。中山七里さんの博識に脱帽です。特に今回は運指の記述が私にはおもしろかったです。自分の指をチョロッと動かしてみると「ありえない！」と驚きました。ポーランドの期待の新星・ヤンの成長物語の要素が多く、ミステリーとはちょっと言い難いような‥。最後の岬洋介のノクターン、人の心を動かすノクターン、実際に演奏を聴いてみたいと思いました。テンポよく、おもしろく読みました。ただ、もうちょっと岬洋介に近づきたいな、岬洋介のことを知りたいなという思いが残りました。

天丼セット＠だるま

先週金曜日、健康診断から帰ってきた夫君と小田原へ

その前に‥　夫君昨年より２㎏痩せてたんだって　　なんで？　脂を受けつけなくなってきたから？
お医者さんも本人も、何より私が不思議です。


で、小田原。一度入ってみたかったお店　のれんと味だるまです。


この雰囲気ある建物、いつも目にしてたんです。次々とお客さんが入っていきます。年配の人が多いかな。
フロアは接客担当のお姉さん方と、片づけ担当のお姉さん方がいるみたい。役割分担がきっちりなされているようでした。



メニューを見ながらさんざん迷いました。お刺身はいらないとかお刺身はいらないとかお刺身はいらないとか。値段とか値段とか値段とか。


　　天丼セット　１５００　＋税　＠のれんと味だるま

結局ふたりとも同じものに。夫君は最初からこれ狙い。
天丼はえび１本、きす、いか、なす、ししとう。
えびが超立派っ　　ブリッとかみごたえ、食べごたえありっ　　おいしっ　　立派過ぎて尻尾は食べれませんでした。
きすは小さいながらもフワッフワッ
いかは厚みがあって、でもかみ切れる柔らかさでねっとりおいしっ
なすは小さすぎます。
ししとうは普通。
タレは甘すぎず辛すぎず、インパクトのある味ではなく、優しいお味。

吸物碗は出汁がおいしーーー
魚のすり身にたぶん菊の花が混ぜてあって、きれいでした。あとはお麩、カイワレ、ゆず。　カイワレがちょっとチープな感じがしますけども‥
とにかく出汁がおいしかったです。でも私にはちょっとしょっぱめでした。

香の物は、酸っぱめのたくわん細切れ、ほんのほんのちょっぴりのキャベツの漬物の細切れ、きゅうり糠漬け２切れ。
たくわんとキャベツはしょぼいです。どっちかにしてボリュームアップしてもらいたい感じでした。といっても私、香の物は夫君の分も食べているので満足しています
きゅうり糠漬けはおいしかったです。

　はい、きれいに食べました　　丼の底にもお椀の底にも「だるま」の文字あり

店内もレトロな感じで、雰囲気を味わうのがメインのような。でも小田原に来たら、選択肢のひとつになるかな。


レジ横で売られていたこれを衝動買い。
　　純正胡麻油　あげ玉　１３０　　結構ボリュームありです！



店外に出てよく見てみたら、こんなお二人が↓
　　だるまさんとおかめさん。
創業者ご夫婦？　説明書きを斜めに読んだら、その記憶が‥‥‥‥‥　ない‥‥‥‥‥


さてさて小田原と言えば、箱根がすぐそこ。箱根と言えば、ふふふ、あそこですなぁ
といってもいつもとはちょっと状況がちがいまして　　何がちがうかはまた明日～