食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

英雄の書@宮部みゆき

2013-07-06 12:00:00 | 本(ま)
  英雄の書@宮部みゆき 

あらすじ(背表紙より)
森崎友理子は小学五年生。中学生の兄・大樹が、学校で同級生をナイフで刺し、そのまま逃走、行方不明になった。友理子は兄が心配で、彼のしたことが信じられなくて、途方に暮れる。そんな彼女に、優しく語りかけてくる本があった。本が言葉を話す!? それが、兄を救い出すべく、彼女が旅立つ壮大な冒険のはじまりだった……。なぜ私たちは、物語を紡ぐのか。英雄を求めるのか。宮部みゆき、最大の問題作にして、究極の破戒作!




本の一番最初、<念歌>あるいは<黄衣の王の忌歌>を読んでも意味が分からなくて‥  2回読んで、本自体読むのを止めようかと思って‥ 3回目読んで、何となく雰囲気をつかんだかもと思って、読み始めました。
読みだしたら、どんどん引き込まれていく! 本や無名僧や狼が小学五年生の友理子に話をするので、わかりやすく表現されていると思います。読みながら、映像がどんどん頭に浮かびました。ソラについての謎は、私には予測できませんでした。
読み終わったとき、なぜか鳥肌が立ちました。せつなくて、ほろ苦くて、でも心が温かくなって  いわゆるハッピーエンドではないけれど、素敵な物語でした。 素直で勇敢で心優しい友理子、とっても好きになりました  成長した友理子の物語、読みたいなぁ
コメント
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