熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

見たぞ! これぞプロの意地! 中村紀

2008-07-29 | ドラゴンズ

昨日はまったく不甲斐なかった浜松でのドラゴンズ。
昨日の夜からネットのニュースで私の心には気がかりな事があった。
それは昨日の浜松の試合前の雨の中の練習で、
中村紀が自分の足の不調から、試合前の落合監督の”雨中のノック”を
受けるのに辞退しようとした。 ところが落合監督は中村紀の申し出を退けた。
という日刊スポーツの記事であった。

昨日の試合で、中村紀は珍しく打席で近鉄時代を彷彿とされる”フルスイング”
をしていた。ラジオの解説の稲葉もアナウンサーも、この中村紀はいつもと
違いますね~と言っていた。
試合が終わった後に、この日刊スポーツの記事を私は目にして、
”そうだったのかぁ~、中村紀は試合前のノックの件から、自分の心の中に
 モヤモヤしたスッキリしないものをもっていたから、打席でもいつもと違う
 力任せのフルスイングをしちゃったんだなぁ~と。”
結果は三振で、自分の気持ちを振り払う結果を得る事は出来なかった。

正直言うと、これで今の低迷ドラゴンズにまた頭痛の種が増えたかなぁと
私は今日の昼間も心配をしていた。 落合監督、中村紀の両方に少しモヤが
かかって今日の試合に臨んだのでは?と。 

今日の豊橋での試合、1軍に上がったばかりの佐藤カバちゃんの先発。
結果的には勝ち投手になれなかったが、なんとか先発は合格点であろう。
それも中村紀の逆転2ラン、とその後の同点ホームランのお陰で。 

その後リリーフした高橋聡が、またまた勝ち越しホームランを打たれ、
私は試合の流れから、そして試合も終盤であったので、
ああぁ 今日もまた負けか~と思っていたところ、
なんと中村紀が今日の試合で3本目のホームラン! 
それも再度同点にする価値ある一発。  

結果的には9回の裏、森野のサヨナラタイムリーヒットでサヨナラ勝ちしたが、
今日のヒーローは間違いなく 中村紀。
逆転2ランと、2本の同点ホームラン。 見事であった! 
流石、地獄を味わった男、中村紀。 
プロらしく結果で勝負をした。 グチュグチュと愚痴を周りの選手に撒き散らさず。

落合監督もプロなら、中村紀もプロである事を証明した。
今日の中村紀のプロ根性を引き出したのは、実は昨日の試合前の
落合監督の雨中のノックだというのは、ちょっとマニアックな深読みになるかもしれないけど。(汗) 

ドラゴンズのレギュラー陣が中村紀みたいな強靭な精神力を持った選手で
占められるようになれば、今年みたいな不甲斐ないシーズンをファンも
経験しなくなるよなぁ~と私は思う。

ドラゴンズの明日を担う若竜選手には、是非、そういう精神面も骨太な
選手になってほしい。

それと対照的な選手は、荒木、ウッズ、井上かなぁ~~~~~。
自分がチャンスの打席に、ピンチを迎えているような雰囲気を出して欲しくないよ。


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また暑くなった~  四季と国民性

2008-07-29 | 人間ウォッチング
昨日は雷と夕立で久しぶりに過ごしやすかったのだが、
今日はまたまた真夏真っ盛りの暑い日だった。
毎年の事ながら、夏になると暑い~暑い~言い、
暑い夏から紅葉の秋、そして冬になると寒い~寒い~と震え、
早く桜が咲く春を待つ。
これだけを見ると、まったく進歩のない繰り返しをいつもしているような錯覚に。

しかし、日本で見られるような明確な四季の変化は、我々日本人には
とても有難いことだと私が感じたのは、今から19年前の事であった。

ちょうどヨーロッパから駐在生活を終え、妻と一緒に日本に帰国する途中に
シンガポールに3日ほど、仕事を兼ねて寄った。
仕事はお客さんに挨拶するくらいで、ほとんどがオフみたいなものだったのだが。
シンガポールには私の学生時代の先輩夫婦も駐在していて、夫婦ともども物凄く
お世話になり楽しくシンガポール見物やらショッピングも楽しませていただいた。 

5年ぶりくらいに会う先輩と、酒も飲みながらいろいろ話をしていた時、
お互いのこの5年間の間の思い出話の花が咲いたのだが、
どうもシンガポールの先輩は、
 ”あの出来事はいつ頃だっただろうか?”と時が思い出せないのである。

お互いまだまだ30代で、呆けるには早すぎる年頃だし(笑)。
同じドラゴンズファンで気心の知れた先輩であったから私は、
”Yさん(先輩)、 最近ちょっと記憶力が以前より落ちたのではないですか?”と
まったくのストレートの直球で聞いたのであった。

するとY先輩は、
 ”シンガポールは日本と違って四季の変化もなく、年がら年中真夏なんだよ。
  だから一年の経過が気候的にいつも同じでメリハリがなく、
  あの出来事はいつだったかなぁ? と 記憶しにくいんだよねぇ”と。

私もそれを聞いてなるほど~と、思ったものだった。
確かにいろんな出来事を季節とともに記憶する習慣が、私にもあるなぁ~と。
あれは暑い夏だった、 とか あれお正月の後の寒い冬だったとか。
先輩の言葉を聞いて、新たな発見とともに、先輩が呆けているのではないということに安心もしたのだった。

この季節や天候は、このように記憶だけでなく、国民性にも大きく影響を
しているなぁ~とも私は思う。
今までの私の仕事での経験上では、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの
北欧の人は寒い長い冬を過ごさなければ生きていけないので、
冬に予め備える習慣が出来上がっている。だから準備とか計画とかを
入念にして備える。 
仕事でこれらの人たちからの注文書は、完璧に仕上げられていることが多く
受注するときでも楽であった。

一方、同じヨーロッパでも気候的に暖かいイタリア、ギリシャのお客の注文書は
まことに不十分な明細のものが多く、 アバウトであった。
受注の時にはその場で思い出して慌てて追加をしたり、機械部品でも
機械のメーカー名や製品番号を一切調べず、現物を私の目の前に差し出し
”これが欲しい!” とか。
このような傾向は暖かい東南アジアのお客も同様であった。

やっぱり暖かい気候のところに住んでいる人は、いつでも食べ物が外の木とか
畑になっているし、 寝るのも暖かいから場合によっては”野宿”でも生命の危機
にかかわることがないから、いつも”出たとこ勝負”が出来てしまう。
北欧なんかでは、夏の間に冬の準備をしておかなければ、厳しい冬を無事に
越すことはできない。 まして野宿なんか、もっての外。

寒い地域の人は、計画的で準備も予めする。 ただちょっと陰気な感じも。
暖かい地域の人は、楽天的であまり準備をしない。 人間は陽気である。 

そういう意味では日本は暑い季節も、寒い厳しい冬もあり、そして過ごしやすい
春や秋もある。  気候的には極めて恵まれているかもと私は思ったのである。
でも、私の人間としての傾向性はどう見ても、暖かい気候の国民性であることは
間違いなさそうである(笑) 



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