結局”中田の一人相撲”で負けたようなもの。

負けられない試合が続くドラゴンズ。
３位を争っている広島カープも好調ジャイアンツに引き分けで。

先発はドラゴンズが清水昭、ヤクルトは館山。
両先発投手ともナイスピッチングで４回まで両軍無得点。
試合が動いたのは５回の表、またもドラゴンズはエラー絡みで失点。

今年は本当にこういう展開が多すぎる。
エラーは森野の悪送球と公式記録はなっているが、聞いていた東海ラジオの
解説者鹿島忠は送球を受けた荒木が、はじくのではなく、しっかりと捕球を
出来たはずと言っていた。

その後清水昭は川本にも２塁打を浴び、この回２失点で０－２．
２失点はしたが先発清水昭は合格点のピッチング。

今日の試合はなんと言っても、７回から２イニングを投げた中田。
７回はランナーを出すがなんとか無失点に。
しかし８回は青木に２塁打を打たれた後、２打者に連続死球。
もう今のドラゴンズのチームが置かれている位置や、戦っているドラゴンズの
同じチームメイトの戦う士気を充分に低下させるようなピッチング。

”ここは野球をするナゴヤドームだ、一人相撲をしたいなら
国技館でも行ってくれ　中田”　と　私は見ているテレビ画面に言ってしまった。

こんなピッチングをしていると、案の定、打ち取ったような打球も野手の頭を超え、
痛い２失点。

８回の裏に、立浪と李のタイムリー２塁打が出て２点を取っただけに
非常に悔やまれる中田の投球だった。

中田よ、自分らしさは何なのか、よく考えてね。
球威で抑えるピッチャーなんだだから、あれこれ小難しく考えないでね。

それと真面目なのはいいけど、真面目すぎるのも考え物ですよ。
週刊誌には載らない程度に、もっと遊びなさい！
どうもマウンド上でも、男の余裕というか、何かゆとりが感じられない。


残り１０試合、どんな戦いをするか。
本当の意味で選手の技術、体力、精神力がどれ程なのか、
よく解る状況になってきた。

苦しいのはドラゴンズだけじゃない！　カープもだよ！



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ついに”ＯＮ時代”も終わってしまった。 寂しいですね王監督辞任。

シーズン中に体調も崩し、ゲームも休んだ事もあり王監督の体調は
大丈夫かな？と見ていたのだが。
今シーズンのソフトバンクのまさかの低迷もあり、今日監督辞任会見が
急にあった。

ソフトバンク・王監督、今季限りでの退任表明(読売新聞) - goo ニュース 
（記事引用－読売新聞）
プロ野球福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督（６８）が今季限りで監督を勇退する。２３日、福岡市内のホテルで王監督自身が記者会見して発表した。
　２００６年７月に胃がんの手術を受け、０７年シーズンに現場復帰して指揮を執ったが、「やはり万全の体調ではなかった」と語った。
　王監督は一昨年途中でチームを離れたが、リハビリに努め、順調に回復し、昨年２月の春季キャンプで現場に復帰。日常生活に支障はなくなったものの、シーズンは６か月以上に及ぶ長丁場。遠征や連戦の激務は相当なもの。定期的に点滴注射を受け、遠征先では宿舎で静養するなど体調管理に配慮してきた。

【熟年ドラキチ】　
見ていても王監督の胃の全摘手術後の表情は、以前に比べげっそりと頬もこけ、
少し可哀想な感じもしたくらいだった。
それでも”世界の王”監督はホークスの指揮を体調が万全でないにも拘わらず
執り続けた。　　
どこまでも野球一筋の王監督。選手時代もホームランに拘った野球道の追求で、
ちょっとレフトに流せばヒットをいくらでも打てた相手の守備にも、あくまでも
ライトに引っ張ってホームランを狙っていた。
監督に成っても病魔との戦いもあるにも拘わらず、ホークスの監督の指揮を
取り続けた。

これで日本の野球界を長く支えたスーパースター”ＯＮ”の長島茂雄と王貞治が
野球界の現場から完全に去ることになる。
アンチ巨人の私でさえ、この２人のスーパースターにはチームの壁を乗り越えて
尊敬の念を抱かせられた。
子供の時はいつもこの２人には、やっつけられていたドラゴンズだったのだが、
何故かこの２人にはチームを超えた目で魅入らせるものがあった。

選手時代はどちらかというと王貞治より長島茂雄が好きだったのだが、
監督になってからは、完全に王監督のほうに私の関心も移っていった。
それも巨人の王監督でなく、ダイエーの監督になってからだ。
まさか、王監督がダイエーの監督に成ると思っていなかったのもあった。

王ダイエー監督も就任して決して順調ではなかった。むしろ悪戦苦闘で
チームの成績もなかなか芳しくなく、
「興奮したダイエーファンから怒りの生卵を投げつけられた事件」もあったほどだった。
しかしこのままで終わるのではなく、我慢と忍耐そして若手選手の育成で
ダイエーホークスを何度もリーグ優勝と日本一にも導いた。

人間としてもハッタリとか奢りもない王監督。　あれだけの大記録を打ち立てた
選手なのに横柄で威張ったり奢ったところも無い。
プロ野球ではちょっといい成績を残しただけで、選手時代だけでなく評論家に
なっても横柄さや傲慢さを我々ファンに見せ付ける人がよくいるのに。

逆に言うと、こういう人間性も兼ね備えたからこそ、世界の王に成れたのか。

とにかくお疲れ様でした　王監督。
これからは体に気をつけて、ゆっくりと野球界を人格を兼ね備えた大御所として
見守って、不届き者みたいなスター気取りの選手が出てきたら
王監督らしい「喝」でも入れて上げてください。


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勝ち馬に乗っただけの総裁選と、本当に責任感あるか民主党

やっぱり最初からの予想通りの自民党総裁選。
またもや自民党のそれぞれの”先生”達は、次の政権での自分達の優遇さを
獲得すために、普段は派閥も政策が違うのに総裁選では、ただ「勝ち馬」に
乗るばかりの政治家としての誇りも感じられない行動。

これで自民党は安部・福田・麻生と３人連続、全党的な勝ち馬相乗り選出で
総裁を選んだ。　過去同じように選出した自分達の総裁２人が無責任に
「投出し辞任」した事への反省も無く、同じ事を繰り返している。

自民総裁に麻生氏、得票６７％で圧勝…細田幹事長を決定(読売新聞) - goo ニュース　　
（記事引用－読売新聞）
自民党総裁選は２２日午後、党本部での両院議員総会で党所属国会議員と都道府県連代表による投票を行った結果、麻生太郎幹事長（６８）を第２３代総裁に選出した。麻生氏は第１回投票で全体の６７％の票を獲得し、他の４候補に圧勝した。

総裁選は国会議員票３８６票と地方票１４１票のうち、２票が無効となり、有効投票総数は５２５票。麻生氏は３５１票を獲得、６６票の与謝野馨経済財政相（７０）、４６票の小池百合子・元防衛相（５６）、３７票の石原氏、２５票の石破茂・前防衛相（５１）に大差をつけた。


【熟年ドラキチ】
今回は投出し辞任した福田首相が、「ワクワクした総裁選」を実行して、この国会での「ねじれ現象」がある難しい政局で自民党の支持率を上げ、衆議院総選挙へ
突入。というシナリオが早い段階からマスコミもリークした。
昨日・今日のテレビの報道番組を見ていても、殆どが「盛り上がらなかった総裁選」
という報道もされていた。
自民党の「余りにも国民を馬鹿にした作戦」は失敗に終わったようだ。

政治家は茶番のパフォーマンスで衆議院の議席で獲得しようとする、
間違った考えから早く目覚めて欲しいものだ。
政治家の仕事は真面目に政治の仕事をする事だ。

こんな政治空白の間にも、
　・消えた年金問題
　・後期高齢医療制度
　・汚染米・事故米の食の安全問題
　・ガソリン・燃料の高騰問題をはじめの物価高
　・道路特定財源の無駄遣い
　・官僚・役人の天下り問題、　役所の談合問題（随意契約）
私達国民は解決して欲しい問題が目白押しにあるのに、いっこうに解決しない。

こういう状況に国民は怒っているのですよ～！　　

小沢代表３選、「劇的な予算組み替えで財源確保」(朝日新聞) - goo ニュース　　
（記事引用－朝日新聞）
小沢氏は演説で政権交代への意欲を強調し、　　（中略）
優先的に実施する政策としては、社会保障、子育て、雇用、農林漁業、中小企業の五つの「新しい仕組みづくり」を挙げ、「きめ細かな『日本型セーフティーネット』をつくる」と表明。「明治以来の官僚を中心とする国の統治機構を根本的に改革し、その改革によってセーフティーネットの財源も十分に確保できる」と説明した。

　財源論では「税金の使い方を根本から改め、財政構造を大転換しなければならない」と強調。「予算の総組み替え、国民の手による予算編成という考え方に基づき、一般会計と特別会計を合わせた国の純支出２１２兆円の約１割にあたる２２兆円を、段階的に主要政策の実行財源に組み替えていく」と説明した。


【熟年ドラキチ】
民主党は小沢代表が３選。　批判や反対ばかりしている無責任な野党から、
本当に国を背負って政治が出来るのかどうか。

私自身、別に支持政党もあるわけでなく、いい政治をしてくるところに自分の
投票権を行使したい。　これは私達にとって大事な権利だから。
生まれながらにして当たり前のように、この選挙への投票権を私達は持っているが、
今でも北朝鮮のように国民が投票権が無い国なんかを見ると、
私達はこの投票権を、ちょっと”軽々しく”扱っているような気がする。

今の自民党では、もう官僚・役人達を変えることが出来ないのは、
この１０年間を見ていても明らか。　口ではいつも「公務員改革」と言いながら、
何時まで経っても一向に変らない。　天下りは続くし、官僚・役人の無責任な
仕事は最近の問題でも明らか。

自民党内の長年の族議員と官僚役人の癒着も解り切ったこと。
それで利権を貪る族議員の政治家。

民主党の小沢代表が、「劇的な予算組み換えで財源確保」を打ち出した。
こんな事は別に画期的なことでなく、今までそのようにやってこなかった事が
不思議なくらいだ。
　　　国会で審議する　　　一般会計　が　　８０数兆円
　　　国会が審議しない　　特別会計　が　　２００兆円とも言われている。
この特別会計は、道路特定財源とか厚生年金特別会計とかいっぱいあり、
各省庁が国会の審議なしで自由に使える。

こんな事を今まで許してきた政治家全員の責任でもある。
一般会計は予算が足らない足らないと言って、大事な予算項目も削られるし、
税収入が足らないから「消費税」を上げようとしている。
一般会計の４倍あるといわれる特別会計は、殆ど手が付けられていない。
各省庁が使い放題。
だから　天下りもするし法外な退職金も払える。　無駄な印刷物を天下りした
会社に高い金額で発注もする。　
無駄な建物も平気で建てる。

こんな特別会計のシステムのままで、消費税を上げようという論理は
どう考えてもおかしい。　　　　

この大事な点を民主党の小沢代表が公約として言い出したことは評価できる。
問題なのは、これを本当に責任もって実行する気があるかどうかだ。
ただひとつ言えることは、自民党にはこれが出来ないということ。
その理由は、
　　１．今まで政権与党であり続けたのに、一切していない。（する気がない）
　　２．自民党の族議員にとってはこれは自分の利権を損なう事になるから。

日本は経済的には世界の先進国である。
その日本の国家予算がこのように”一般会計が特別会計の２５％”という国
であっていいのだろうか？

役人天国の元凶はここにあると思う。　
極論すれば官僚役人や族議員の今までの”贅沢な生活”を守るために
消費税を上げるの？

なんでそんな事をしなくちゃいけないんだぁ～～～～　　


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