意気込みは、今日の試合を聞いている限り明らかに対称的な感じ。
目の前のドラゴンズをやっつければ念願の3位、そしてCSにも出場できるぞ~。
広島市民球場も今年が最後で、お客さんも満員であるしヤル気満々の広島。
一方、去年の日本一ドラゴンズは故障者の多発という事もあったけど、
シーズン前半には貯金もあったが、それも今は全て使い果たし、
5割で同率3位の広島とCS出場をかけての3位争い。
ドラゴンズは球団が急遽、”もしCSシリーズ出場を逃がしたら、秋に投手と野手を
分けた地獄の懲罰キャンプをする事を決定。”
3位を取れなかったら懲罰だという”脅しによる”選手への発破。
明るくひたすら前向きな目標に突っ走る広島の 「明」 と、
3位を逃がしたら懲罰だというドラゴンズの 「暗」 という
両チームのこれからの残り試合へのモチベーションの「明暗」が
そのまま結果として素直に試合展開も含め現われたような試合だった。
ドラゴンズファンとしては、ストレス・苛立ち・諦めというような物しか、
感じられなかった今日の広島戦。
先発中田は相変わらず自分を見失ったようなピッチング。
広島の4番打者栗原には逆転2ラン、シーボルトにソロホームランを浴びる。
まぁ~ここまではまだ良いとして、一番いけなかったのは、その後にヒット、
送りバントを2塁悪送球、そして四球で満塁としてピンチを徹底的に拡大させた
ところである。 シーボルトのホームランはしょうがないとして、その後のピッチングが
何ともいただけない。
中田に限らず、今年のドラゴンズはこんな感じで自滅していく試合が多すぎる。
その後、清水昭、平井、長峰と繫ぐが、平井の2失点が全く余分な失点。
今年は平井が出てくると、失点ばかりしている印象が私にはある。
もう以前みたいな球の速さも威力も、そしてフォークの切れも無いみたいだ。
先発が試合をこんな感じで壊したら、打者も攻撃のリズムを作りにくいかもしれないが、 そんな事を差し引いても「全く元気の無い」打線だった。
新聞によると、ドラゴンズの選手は昨日広島で「決起大会」をしたらしいが、
今日の試合では「決起大会」の効果を私は確認できなかった。
せっかく4番打者ウッズがスタメンから外れ、試合開始当初は今日の試合展開に
ワクワクしていたのだが。 1塁に中村紀が入り、3塁森野。
内野の大きな守備の穴も無くなり、キッチリとした野球を期待したが、
広島のヤル気だけが伝わってくる試合になってしまった。
中村紀と和田ベンちゃんが、このところず~と「精彩の無い打撃」が続いているが、
もうこの2選手は1年間フルには働けないという事?
平田、小池、藤井、新井、堂上兄弟よ~~~~、
遠慮なんか全然しないで、ベテラン選手を押しのける気概でもっともっと
頑張ってくれ~~~~~~~。
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^