熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

総選挙目当で辞任はしたが、本当に問題を解決するつもりは?

2008-09-20 | 亀君の”怒っているぞぉ~”
今の政府与党自民党は目先の衆議院総選挙の為なら、今までにない早い
決断を下したようだ。 日本国中に益々被害者を拡大させている「事故米・汚染米」
問題。太田農水大臣と次官が引責辞任。

総選挙意識、事実上の更迭=後手の農水相に激怒-福田首相(時事通信) - goo ニュース
太田農相と次官、ダブルで引責辞任…汚染米問題(読売新聞) - goo ニュース
(記事引用-時事通信)
汚染された事故米の不正転売問題が19日、太田誠一農水相の辞任に発展した。検査体制のずさんさに加え、情報公開の遅れで混乱を助長するなど農水省の対応は後手に回り、「消費者目線の改革」を掲げる福田康夫首相を激怒させた。早期の衆院解散・総選挙をもくろむ与党の戦略にも影響を与えかねず、「事実上の更迭」(首相周辺)となった。

(記事引用-読売新聞)
事故米問題で農水省は、事故米を不正転売していた米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)に対し、2003年度以降、96回の調査を実施しながら、不正を見抜けなかった。また、太田氏は「(転売された事故米は)人体に影響はない。だからあまりジタバタ騒いでいない」などといった発言で、野党だけでなく与党内からも批判を受けていた。 (中略)
内閣総辞職前に太田氏が辞任することになった背景には、次期衆院選を控え、与党のイメージダウンを避けたいという福田首相や与党側の思惑があったと見られる。


【熟年ドラキチ】
いつも他人事のようにしか物を言わない”投出し辞任”の福田首相が今回は
珍しく早い行動を、それも記事によると激怒もしたみたいだ。
あと4-5日もすれば内閣総辞職で全大臣が自動的に辞職する事が決まっているのに、敢えて更迭という処分。 一見、今回の汚染米の流通で国民に大きな不安と
迷惑を掛けている責任からの処分に見えるが。
が、今の自民党がやる事は、国民の為というより自分達が衆議院総選挙で
勝つためには”何でもなりふり構わずやる”というのが全てであることを、
今回の更迭劇でも物語っている。

選挙のためのパフォーマンスばかりしていて大丈夫なの?
最近のニュースでも明らかなように総裁は麻生さんでほぼ決まっているのに、
22日まで長々と全国遊説。そして早くも麻生政権での閣僚に誰と話題が
飛び交っている。
日本のマスコミも今回は自民党のパフォーマンスに完全に乗せられ利用は
されてはいけないという事もあるのか、昨日の時事通信の世論調査では、
民主党への投票が自民党を上回り、自民党の茶番”大騒ぎ総裁選”は
どうも目論見どおり行かない感じだ。

選挙目当てで大臣・次官を更迭するだけでなく、今回明らかになっている
汚染問題をいかに解決するかという点が大事な事であるのに、
そこまで踏み込んでいない。


「本省が関心、慎んで」事故米大量購入、農政事務所は認知?(読売新聞) - goo ニュース
(記事引用-読売新聞)
米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が汚染された工業用の「事故米」を食用と偽り転売していた問題で、汚染米や政府輸入米の大量購入を続けていた同社に対し、農林水産省大阪農政事務所の職員が、今年6月ごろ、「本省が関心を持っているので行動を慎んでください」と電話で伝えていたことが、元従業員の証言でわかった。 (中略)
元従業員によると、大量の事故米やミニマム・アクセス(MA)米の購入で、工場の加工処理能力に見合わない在庫状況が続いていたが、同事務所の消費流通課の職員から昨年秋以降、「そんなに買わなくてもいいのでは」などと、購入を控えるよう求める趣旨の電話が3回あったという。


【熟年ドラキチ】
この記事を見て明らかなように、単に農水大臣や次官が辞めて解決するという
問題ではない事は歴然である。
調査する農政事務所の職員が、三笠フーズに「本省(農水省)が関心をもって
いるから、行動を謹んで」と言っていたのである。
ちょっと譬えが極端に成るが、まるで警察が泥棒に情報を与えているようなものだ。
これは農水省に限らず、国土交通省・厚生労働省でも過去の事件で見えた事。

長年政権を担ってきた政府与党は、役所・官庁のこのように放置してきた
自分達の政治の責任を感じているのだろうか?

事故米を転売をした三笠フーズが一番悪いが、
それを放置してきた農水省も悪い。
さらに上に見られるような癒着した役所・官庁を放置してきた政治の責任も大きい。

単に選挙目当ての更迭劇では、何も解決しませんよ。 福田さん。


(事故米不正転売)怒りのリスト業者「私達は逃げられない」(産経新聞)  
(記事引用-産経新聞)
事故米流通先として実名公表の対象となった業者は風評被害も出始めた逆風と混乱のまっただ中。内閣総辞職を24日後に控えた農水相の「駆け込み辞任」に、失望や怒りが噴出した。(中略)
「九十六回も検査して見落としているんだから、(責任の取り方としては)不十分。首相にも腹が立つ」と怒りをあらわにするのは神戸市の和菓子材料卸「延命寺商店」の延命寺治雄社長(53)。「末端のわれわれが一番被害を受けている。補償してほしいし、安全性を確保してほしい」。奈良県五条市の和菓子製造、西尾輝一さん(65)は「大臣も次官も、辞めるだけでなくこれまでの給料を迷惑を掛けた国民や業者に返すべきだ」と手厳しく指摘した。

【熟年ドラキチ】
長年に亘り苦労して築き上げた自分達の会社の信用も、農水省の長年の怠慢の
お陰で一瞬に崩れ、商売で多大な迷惑と損害を受けている農水省に名前を公表
された業者さんたち。
農水大臣も次官も辞任はしたが、議員や役人を辞めたわけでないので
さほど経済的ダメージもないだろう。 
公表された会社(業者)は会社の名前が出て、明らかに商売に大打撃。

農水省もここに来て責任を感じているというスタンスに変って来たが、
それでも農水省職員は誰も経済的に打撃を受けていないと思う。
公表された会社を始め一般民間の会社は、間違った事や失敗をすれば、
それが自分達の会社の業績に跳ね返り、最終的には自分達の収入(給料)という
収入面に影響してくるという事を肌で知っている。

一方の農水省の職員みたいな役人は、怠慢な仕事の責任を認めたがらないし、
自分達の怠慢が社会的に大きな損失を発生させても、それが自分の収入を
減らすという事が全く無い。
だから、いつまでも同じような問題が次から次へと起こるのであると思う。

民間の会社が役人のように仕事をしていたら、たちどころに会社が危機を迎えて
しまう。
こういう問題の再発を防ぐには、ちょっと過激な意見かもしれないが、
公表され会社の損害を集計し、その損害総額を農水省全職員の給料から
これから天引きして、損害を支払ってもらうというシステムでも作らない限り
解決しないのではないか。

そんな過激な意見はダメと言う前に、この社名公表で本当に自分の商売が
ダメになる人は、いきなり給料が無くなるのですよということを
忘れてはいけない。 善意の会社が怠慢な役所仕事で潰されていいの?

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そんな他人事みたいなコメントはもういいですよ!落合監督。

2008-09-20 | ドラゴンズ
なんじゃ~こりゃ~ この得点差は!
今日は仕事で全く中日VS広島のデーゲームの試合経過は解らず、
5時過ぎにネットで見てみたら、なんと 0-10で完封負け。
いくら広島の地元、広島市民球場での試合とはいえ、
昨日今日のドラゴンズの試合は、ちょっと酷すぎるのでは?

試合を聞いていないので、ネットのニュースで試合内容を見たが
もう戦う集団の体を成していない感じ。
先発はドラゴンズが川井で広島は2年目のPL学園出身の前田健。
ドラゴンズは4安打で無得点、広島カープは15安打10得点。
好きなようにヤラレ放題のドラゴンズ。 情けない!

そして会社から帰りの車の中のラジオで聞いた落合監督のコメント。
”選手は勝つ喜びは知っているけど、負ける悔しさは知らない。”
”長峰にしても小笠原にしても悔しくないのかね~”。

落合監督就任以来、落合監督が実行した野球を支持している私だが、
今日の落合監督のコメントに私は、
”それは違うだろう~ 落合監督。
そんな他人事みたいなことを言っている場合ですか。
上からの目線で選手や試合の事を客観的に言っているだけの落合監督の
そのマネージメントにも問題があるのと違いますか?”

決してこんなチーム状態になったから、落合監督を非難しているのではない。
むしろこの4年間の落合監督のマネージメントの仕方にはファンとして、
感謝の言葉を言いたいくらいだ。
落合監督が引き出した個々の選手の特性、例えば荒木、井端、森野、英智。
古い球界体質でチームに根付いていた鉄拳制裁みたいな暴力の全面廃止。
1年間を見越した戦い方。
これらは見事なマネージメントであり、負けた試合後のインタビューでも
決して個々の選手の責任にしない選手への接し方。
足掛け5年に亘る落合采配は野球のみならず、広く一般社会での
マネージメントにも参考になる事をいっぱい提供していると私は思っている。

そんな優れた落合監督も、今シーズンみたいに故障者も続出で、
チーム成績もままならい、いわゆる苦境・どん底のチーム状態において
今日の試合後みたいな”上から目線の客観的な他人事発言”は
いただけないと私は思う。

今のチーム状態は選手にとっても未知で経験したことの無い状態で、
選手もこの状態を打開するのに悪戦苦闘をしていると思う。
今までの落合流で行けば、こんな時も今までどおりの”外から選手を
客観的に見る方法”で落合監督は乗り切れると思っているのだろう。

しかし、それを実践して選手は今日の試合みたいに投打とも、
まるで万年Bクラスのチームへと坂を転げ落ちているだけ。
選手自身もきっとこのチーム状態に苦しんでいるであろうから、
ここは思い切ってチーム首脳陣も今までの”上から目線客観主義”を捨て、
選手も首脳陣も一緒に悪いチーム状態の輪の中で、一緒にドロドロと
もがき苦しみを共有するのも必要ではないですか? 落合監督!

今のドラゴンズの打者の中途半端なスイングが多いのは、
何故なんでしょう?

勝ち負けは勝負事だから仕方がないにしても、
選手個々の思い切りの無さ、中途半端なプレーに
私は非常にストレスを感じていますよ。   

何回も言いますが、決して落合監督を私は否定するものではありません。
更に凄い監督に成ってくれるのではと思い、 上の私の考えた事を。


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