艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

ゴミを拾って考えたどうでもいいこと

2008年05月25日 23時16分29秒 | 個人日誌
 今日はですねー、朝からしっかりと雨でした。

 書き出しの文章にずいぶん「雨」という言葉が多くないですか?実際雨ばっかしなんだもん。
 そんで、雨の中、全従業員が早出をします。(この何ヶ月は、週のうち四日は会社命令で早めの出勤です。いっそのこと定時を変えてしまえばいいのに。はい、グチっす)
 なんのためかというと、「地元密着企業として、地域貢献の一環として街の清掃活動に励もう!」って魂胆です。

 僕のことをよく知る人間なら、僕の性格をよく理解していると思いますが、こういう偽善的な作業は大嫌いです。だいたいボランティア的なものをPRすること自体がな。募金だって強要されるものじゃあないだろう。
 しかし、これまた、大人になったってことなのかね。清掃?けっこうじゃあないすか。やるからにはやります。仕事も基本的にやってから文句を言うことにしてます。
 で、結論。晴れた日にやれば良かったんじゃあないの?

 もとも追従型の人間なので、やれと言われたほうが気が楽だ。

 みんなが雨の中、傘を差して歩く中、一人ずぶ濡れになってゴミ拾ってみました。別にいいかっこしいなつもりではなくて、けっこう好きなんですよ、こういう単純作業。歌うたいながらできるし。ゴミは客のように文句言ったりしないからな。
 頭から足先まで濡れてしまったので、本来の仕事はまったくやる気なく一日を過ごしました。

 めんどうなことも、イヤになることも、男ならぐっと堪えて胸にそっとしまっておいたほうがかっこいいだろう。と、思うは思うのですが、感じたことを何も書かずに悶々とするのは精神衛生上とても良くないこととも思います。
 じゃあ、自分の気持ちを正直に書いているのかといわれれば、はなはだ疑問が残るとこ。

 18時に会社を出ました。こんな時間に仕事を終えるなんて何年振りだろう?
 鍋を食べることにしました。とてもおいしかったのですが、久しぶりにたくさんの洗い物を目にすると、「やっぱ弁当でも買ってきたほうが楽だな」と思いました。

 あまりに時間がありすぎて何をしていいかわかりません。走ればいいのかもしれないけど、そこまでの元気はない。そこで近所を歩いてみました。パジャマで。通報されたら走るかもしれない。

 ゴミを拾って歩いてみると、意外と落ちていないことに気がつきました。キレイなもんじゃあないか。ところが、最後に立ち寄った公園は汚かった。誰がどういうつもりで捨てたゴミかは知らないけど、なぜか「このゴミも、あのゴミも、僕が捨てたゴミなんだ、きっと」っていう妙な気持ちになりました。
 だって、僕はその公園の前をいつも通勤で通り過ぎていたのに、ゴミなんか気にしたことなかったものね。

 これを機にエコとかに目覚めることはありません。そもそもゴミなんか気にして歩いていたら、一歩も進めないよ。

 異論反論あるでしょうが、好きなひとと街を歩いていて、そのへんの道端に唾を吐くおっさんや、タバコのポイ捨てを目撃して、いちいち注意するかい?
 僕は見てみない振りをするな。まず気持ち悪いし、そして怒りの感情を持ったことを隣のひとに悟られたくないから。
 そして、そんな光景は、なるべく好きなひとの目に触れないように気遣っていたい。

 戦争を知らない子供たち、とかいうけど、知らないなら知らないでそれでいいんじゃあないの~。