新種のいちご

　新種のいちごに望むこと。
　それは…
　赤い果汁の出ないいちご。
　いちごジュースを飲む人には必要だろうが
　びったれの私には汁が出るいちごは
　必要ない。
　
　幼稚園の時のいちご狩り。
　あれは今もトラウマだ。
　くすんだ青のスモッグにじんわりと広がった
　赤いしみ。
　
　いちごのかごの中からはみ出たいちごの汁が
　小さな私の袖口を真っ赤にしたのよね。

　手でつかむではなく、腕にひっかけて持って
　いたのが原因に他ならないが。

　とにかく普通にしていて汁が出ずに口に入れ
　ると果汁が出るいちごの新種。
　誰か早く作ってくれ！

花のない季節の花

　プリムラ「ゴールドレース」は品種改良されて園芸品種化されたものだけど
　それ風に育てると葉っぱだけがサラダ菜状態に発育してしまってお花が貧弱
　になるそうです。もう少し花の色が鈍くて葉っぱがなければホントに山野草
　風なのにね。
　「中～途半端やなぁ～」
　でも趣のある花です。