TAMAちゃんダッシュ

愛犬タマとマル民の私の毎日です

想いを込めて

2006-06-28 | 社会
 イタリアVSオーストラリアの試合をテレビ観戦しましたので、休んだのは午前2時ぐらいの頃合いでしょうか。

 眠りが浅いせいか午前5時半ぐらいに目が覚めてテレビのスイッチを入れると今度はスイスVSウクライナの試合をやっていました。サッカー好きで2試合ライブで見てる人はなかなかいないだろうと、半分ぼぉっとした目でスコアを見ると後半に入ってもどちらも無得点。
 しっかりと覚醒したのは後半終了間際。アルゼンチンVSメキシコ戦のように延長だと意識した時でした。一見してスイスもウクライナも守備重視のように見えたので、まさかこのままPK戦かと思っていると本当にそうなっていました。
 今大会初めてのPK戦なので(決勝トーナメントはとにかく勝ち負けを決めますから)拳を握りながら観戦しているとあることに気付き疑問に感じています。
 PKを蹴る人以外のイレブンや控え選手、ベンチスタッフでさえも皆で肩を組み集中して応援しているじゃありませんか。いいトシのおじさんも。もしかしてあのようにしなければいてもたってもいられないんだろうか。とにかく蹴り出す人とキーパーに任せるしかない状況なので自然にそうなったんでしょうが、他に何か意味があるのでしょうか。想いを込めた応援を行動で表すとあのような感じになるのでしょうか。どちらを応援したわけでもないので何か別のところに気が向かってしまいました。

 あ、それともう一つ。日本戦の時に見られたシュート後のブラジルイレブンによる仲良しダンス。昨日のガーナ戦ではゴールを決めた後にも見なかったように思っているのですが、これもダンスする時としない時がある?あのダンスのきっかけは一体なんなんでしょう。

夜更かし、早起きして観戦はしてるもののやっぱり素人な感想だねぇ。

世界の壁

2006-06-23 | 社会
 早朝3時半起きで、日本VSブラジル戦を観戦しました。
 オーストラリア、クロアチア戦同様に決定力、得点力の無さが試合の始めから目立っていたような気がします。そう素人目に見てもボールを回させて貰って、持たせて貰って、肝心なところは抑えられていることはわかりました。
 ブラジル選手と比較するとパスを受け取る方はポロリが多く、送る方も一か八かで精度がなかったように感じています。もちろん中村俊輔も体調不良が関係あるのか良さが出ていなかったように思いますし、完全に封じられていたような感じもありました。
 皆が一様に熱狂するほど「ワールドカップ」、「サッカー」と口にされ始めたのはJリーグが結成されて以降ですから、実力の違いは仕方ないのかもしれません。一次リーグ敗退が現実で、
相手が本気モードではなかったブラジルで、
体力差や体格差を確認させられて、それでもやはり残念ではありました。

 日本人は自分にとって都合の良いことがあると、殊更オーバーに喜び現実を見ようとしないところがあります。もちろん叶わない相手だと分かっていてもベストを尽くすという姿勢を持ち合わせていて、その部分は評価に値するとは思いますが、やはり現実はきちんと認識すべきだと思います。
 予選敗退はこの際おいておいて、世界の一流のプレイをしっかりと見ていきたいと思います。自身は選手でも何でもないけどあらゆる面において、世界の壁を越えていけるヒントの一つになるのではないかと思います。井の中の蛙で終わってしまってはいけないのですよね。
 
 代表選手の皆さま、本当にお疲れさまでした。そしてとても楽しませていただきました。

被告の父

2006-06-21 | 社会
山口母子殺害、元少年の無期判決破棄(asahi.com)

 今回の判決前と判決後に被告である元少年の父親に対してテレビ局がインタビューしていた。放映されたのがワイドショーの中の一部分であり、誇張した表現が気になることをさっ引いても、インタビューに応じた父親の言動には怒りと不快さしか感じることができなかった。
 
 発言していた内容は次のようなものだったと記憶する。
・無期判決破棄ということは死刑と同様。被害者の遺族も世間も最初から息子を殺すこと以外のことを考えていない。
・裁きを受けるのは加害者である息子で、被害者に対しても自身はどうすることもできない。
・息子の犯した罪によって、自分の母は亡くなり、次男も家を出た。一家は離散し職も転々としなければならなかった。自分は酷い目にあっている。
・7年目にして初めて拘置所にいる息子に面会をしたが、息子はおかしてしまったことを悔い、そして改めようとしているのにその気持ちは被害者の遺族や世間には伝わらない。

 自分が被害者なのである。

 司法判断は心情的なものを持ち込めないし、このようなブログの場で感情的になっても仕方がないが、被害者の父の言動は不快でありどうにも許せない。
 子どもに対する親としての責任、被害者やその遺族への心からの謝罪の言葉が出ないこの父親のような人間が同じ社会に生きていると思うと本当に恐ろしい。最高裁判決の出る直前、7年目にして初めて面会したなどと世間的な常識が無く、親として自分の子どもを気にかけることも無く、人間としての最低限の心情すら持ち合わせてはいないのだろうか。
 加害少年を更生の余地がないところに追いやってしまったのは他ならぬこの父親なのではなかろうか。

出る杭は打たれる?

2006-06-05 | 社会
 村上ファンドの村上世彰氏がインサイダー取引容疑で逮捕された。彼がどのような人物かは映像でしか知ることができないので語ることはできないが、彼の発言の一部は確かにそうだと感じることがある。
 村上氏自身がインサイダー取引を認めたように彼は確かに不正をしたのであろう。それがために普通に真面目に一生懸命働いている人は不利益を被った事も事実。人を乗せて煽ったところで利益をとっていくことなどは確かに様々メディアで言われているようにライブドアより悪質なのだろう。
 しかしながら、多額の利益を得たことや、企業統合や合併などもひっくるめて罪悪とするメディアの姿勢は報道ではなくやはりワイドショーに似た手法で、まるで真面目な一般大衆の代表といわんばかりに本筋からずれた質問をあびせかける。ねたみ根性グチグチミーハーで勝手にやっている分には問題はないのだろうが、真面目な一般大衆に伝達する手段になっていることには問題がある。
 今回の容疑と実際起こり得た結果は真面目な一般大衆に被害を及ぼしたことになるのだろうが、村上氏が既存の黙って見ているだけでは損をするとか酷い目にあうからそのシステムを打ち壊そうとしていたことは評価に値するのではないかと思う。もちろん、手法や度合いはやりすぎの域に達しているとは思うが。

 「一人勝ちして、儲けすぎたのがいけなかったんでしょう。」
 要するに出る杭は打たれるということになるんでしょう。
 でもそれが駄目な者たちが傷を舐め合うためにある言葉だとしたら、一生懸命儲けて理想の生活に近づけるために努力しようと少しばかり抜きん出た方はやりきれない。資本主義自由競争なんてハナから成立しないのではないでしょうか。
 村上氏が既存の日本風土や価値観を嫌がるのはこの辺りなのでしょうね。そして残念なことに民間企業に不正を正す力を働かせても、国政レベルを正すことまで踏み出すことができないでいる。
 国交省が不正に気付かなかった事と怠慢のために偽装建築物に多額のローンを払い続けていかなければならない弱者や、社会保険庁の不正そのものにより将来の年金がどうなるかわかったものじゃない真面目に働いている国民に対する行いを正すことなど急ぎ解決し正さなければならないことは山積している。

 新しい思考でシステムを変えようと試みなければ変わらないことが多すぎる。こういう既存の考えを変えていこうとすることも出る杭は打たれることになるのでしょうか。それが取るに足らないものであれば、誰にも相手にして貰えないだけですけど。

国民健康保険庁

2006-05-30 | 社会
 国民健康保険庁-いかにも本当に実在するような機関の名称だが。
 
 昨今世間を騒がせている社会保険庁の国民年金不正免除問題。文面は大まかにしか分からないが今度は国民健康保険の不正請求問題が全国11の道府県で発生しているらしい。年金と健康保険とはいかにも関係がありそうだが全く関係はない。その文面の内容は次のような感じ。
 このたび国民健康保険料が改正され不足金を徴収するのでハガキに書いてある国民健康保険庁の最寄りの連絡先まで電話連絡をせよという内容だった。今のところ具体的な被害はないらしいが、公的機関としていかにもありそうな名称を使っていそうな事と不祥事を起こした社会保険庁がまるで謝罪文を送って免除したものを正しく請求しているのだというようなやり方がスゴイと感心したと同時に、逆に悪事にすぐに利用されてしまうお役所の透明感の無さを感じるなど何とも言えない気分になってしまいました。
 
 皆さま、くれぐれも国民健康保険庁には連絡をしないで下さいませね。

何になる?

2006-05-08 | 社会
 第一生命保険は保育、幼稚園児、小学生を対象として「大人になったらなりたいもの」アンケートをまとめた。
 男子は野球選手、サッカー選手、学者・博士、食べ物やさん、お医者さん、警察官・刑事、電車・バスの運転士、消防士・救急隊、大工さん、パイロット、お店やさんなど。
 女子は食べ物やさん、保育園・幼稚園の先生、看護士さん、学校の先生(習い事の先生)、花屋さん、歌手・タレント、飼育係・ペット屋・調教師、ピアノの先生・ピアニスト、お店やさん、お医者さんなど。
 
 皆さんが子どもの頃になりたいと憧れていたお仕事があり中にはそれが叶った方もいるかと思います。ずっとなりたいものが変わらなかったひともいるかとも思いますがしかしながら殆どの人が年齢とともにそれは変化していったと思います。

ロータス・ベルテロッティ 管理人瑠葉の昔話をすると実は上記にあげられた以外のものでちょっと変わったお仕事というかハッキリしないものがありました。や、これは勿論テレビや映画の影響が色濃く表れていたわけですが。そして年齢は小学校高学年~中学生時分。
 舞台裏で人知れず活躍する仕事が好きでしたね。でも正義の味方でもなく。正義なんて自分のためにあるとその頃は勝手に思い込んでいましたから、カッコ良ければ良かったんです。
 忍者に憧れましたね。JACに入ろうかと思ったか運動音痴のためすぐにそれは諦めました。次に必殺仕事人に走りました。大江戸捜査網の隠密同心にも惹かれました。(時代劇ばっか)。また和製ばかりではなく007などのスパイものも好きでしたね。何が好きかって007に出てくるカッコイイ女スパイ。でもこれは映像の世界の中のお仕事で俳優としてしか現実にあり得ない仕事だとも当然わかってはいましたが。
 
 先日こんな記事をみかけました。
 007のジェームズ・ボンドの所属組織のMI6が新聞で求人広告を出しているというのだ。もちろん広く優秀な人材を求めるからと理由からなのだがちょっとびっくりしましたね。
 驚いたとともに憧れも現実味を帯びて具体的につきつけられるとかなり興醒めではありますが。

 ちなみに前述の「なりたいもの」アンケートの記事を検索していてたまたまみつけたものですが。
 高齢者に「なりたいもの」をたずねると「仏さま」だったそうな。もうちょっと別の形で質問して欲しかったです………

トリノ五輪によせて

2006-02-27 | 社会
 しばらくブログをお休みしている間に、トリノ五輪も今朝閉幕を迎えました。日本はチームとしての成績だけをつきつめるなら結果が出せなかったということになるのでしょうがそれで終わったわけではありません。各個人それぞれが今後もいかに活躍ができるのかという引き続いての環境を整える努力や、比較ではありませんが決定的に他国と何が異なっていたのかは認識する必要があるのかもしれません。
 他の誰にも真似できない色で輝きを放ち、光へと近づくことができたのが荒川静香さんだったんでしょうね。最終的な結果よりも輝いてあったということの方が素敵でした。実況のアナウンサーがトリノの女神は彼女に微笑んだと言っていましたが、神様の祝福を引き寄せる巡り合わせに自分が近づける努力を惜しみなくしたのでしょう。フリーの時の曲目はまさにこのオリンピックの開会式で歌われた「トゥーランドット」であった偶然などはまさにそれなんでしょう。
 他の誰をも意識せず、どうすれば自分が心地よく輝き続けていられるのか、幸せを感じることができるのかを求める姿が純粋であったために、そしてそれに向かって人知れず努力を積み重ねていたことによって人々が憧れる光を手に入れたのである。
 自分の能力を意識しながら長所の部分をみつけそこを伸ばして自分が心地よくあり続けるための努力をいかに行っていくかをみつけ出せることが一貫してでき続けられて初めて結果が出るか出ないかわからない結果待ちの状態に持ち込むことができる。結果は結果でしかないのだからそれこそ神のみぞ知る。でも自分が心地良くあり続けるための厳しい努力をした事実は残るのだからそれも良いのではないだろうか。
 結果は結果でしかないがオリンピックに出場したすべてのものが私たちに感動をくれたことはいうまでもない。輝き方はそれぞれだが自分らしく輝こうとその姿に感謝をしたい。

国語自主課題

2006-01-31 | 社会
 先日ヒロシくん(仮名)は一生懸命働いていたのに突然アルバイトをクビになりました。
「どうしてなんだ!?」
さてヒロシくんが次にとった行動は?


 ヒロシくんはともかくとしてここからは現実にあった話です。
 中国地方でスーパーを展開しているイズミという会社があります。そこに不審物がおかれ犯行声明が広島市内と山口県岩国市の店舗、そして新聞社などに送られたきたとお昼のローカルニュース。この犯行声明にかかれていたのが最初の突然アルバイトをクビになり恨みからこのような犯行に及んだということでした。不審物として置かれていたものは花火。そして簡単な動機を記入した犯行声明文。
 何てお手軽に犯罪に身をおいてしまうのでしょうか。自分の気持ちをおさえるためには簡単な犯罪ならやってもいいというのだろうか。花火を使って脅かしただけだから大したことがないとでもいうのだろうか。世の中で大騒ぎしているような大犯罪ではないから良いとでも思っているのだろうか。
 多分皆さんが考えたお話の続きは、何が問題なのか振り返って頑張ろうとか、くよくよしても仕方ないから新しい仕事を探そうとか、せめて憂さ晴らしにお酒を飲もうとか美味なものを食べようとかそういう類のものではないでしょうか。どうしてすぐに犯罪に走ることができるのか。自分の中で理路整然とさえなってれば良いとする身勝手な行動はその場の自分の欲求不満を解消するだけであって自分を大切にすることにはならないのにね。何より脅迫なんて論外ですしね。
 でもそれと似たようなことがここのところ本当によくあります。
「身障者はそんなに宿泊しないので無駄は省こう」とか「輸入を再開してみないことには取り敢えずの動きが出ないから取り敢えず(安全性はさておき)調査を抜きにして再開してみよう」とか、もちろんこれは個人的欲求レベルではないにしても本当に身勝手な論理が横行しています。自分の中での筋道を通してヨシとしていることを簡単に実行して遂には窮地に追いやられる。

今回のお話の顛末は容易に想像がつきますよね。
犯行が稚拙なだけにすぐに捕らえられるでしょう。

本当に自分を大切に思うのならより自己を省みる気持ちが必要だとニュースを聞いて思った次第です。

国勢調査

2005-09-28 | 社会
ツッコミどころ満載の国勢調査の時期がやってまいりました。
アンケートなど答えるのを趣味としている主人がおもに書いて提出していましたが今年は私がチャレンジ。そして今年は役所持参頑張ってみます。地域によっては調査員の方が記入漏れがないかなどその場でチェックされる事があるみたい。それってプライバシーなんてあったもんじゃないですよね。るーぱー地区の今年の調査担当はやはり近所の方ですがご夫婦ともそういう心配はないと思っています。でも役所持参を目指してみたいと思います。区役所って徒歩10~15分くらいなんで。

中身ですが、やはり問題となるのは仕事に関する項目でしょうか。無職と家事をしていた者、高齢者、幼児などはここで質問が終わっていた。プライバシーの保護する面で多くは聞くことができないにしても何もなしはないんじゃないの。で、職業欄今年こそなりたい職業を書きたかったんだけどチェックされてTELがかかってくるのも面倒。
そんな心配さえなければ女優とかモデルとか小説家とかパチプロとか山師とか恥性派人気ブロガーとか記入するんですけどね。どのあたりのことを記入すると連絡対象になるのでしょうか。

それにしても国勢調査って実際に役に立っているのかいないのか。取り敢えず真面目に記入してみたもののやはり意図するところは十分伝わってこない。行政の基礎となる人口・世帯の実態を明らかにする、国の最も基本的な統計調査だからと言われてもね…選挙のように棄権(するつもりはないけど)という選択はないでしょうね。

今日もまた総務省がらみの記事になってしまいました。
  

中内功氏死去

2005-09-21 | 社会
一昨日ダイエー創始者の中内氏が亡くなった。
1957年大阪千林に小さな店を開き、定価販売ではなく安売りを定着させたとされている。バブル期までは関わるすべてのものを呑み込むように企業組織を大きくさせバブル期をはさんで不良債権の未回収や流通業界の不振などから全てのものを失うということを1代で体験してしまったのだ。阪神大震災も大きな影響を与えている。

彼の功罪はともかくもこのニュースに触れ感じたことは2つ。
1つは人間の人生うまくできているということ。戦後の物不足の状態から1代で財を築きリクルート社やホークス、ホテルなどを買収、全国各地に店舗を次々に展開していくという強力なプラス面が、晩年になるとそのほとんどを手放し昨年には産業再生機構に対し再建支援を要請するまでに至ったマイナス面。良いことばかりの人生じゃないし良いこと以上に不幸なことが押し寄せてくる。
もう1つ。田園調布の自宅の売却をすすめていたとはいえ人生の終末は故郷に近い場所で迎えたこと。苦しくても幼少時代や青年時代を過ごした思い出の詰まった場所に帰りたいという心がそうさせたのか。故郷から遠く離れている人はそういう郷愁を誰しもが持っているのだろうか。