ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第18日 バンコク(ミャンマーから帰国)

2019-03-02 17:37:54 | Myanmar ミャンマー
2019年2月4日(月) 晴れ  16,681歩     

イエ君宅ーヤンゴン空港ーDD4235-ドンムアン空港(タイ)-A1バスーChatuchak ParkーQueen Sirikit-民宿日出

宿:民宿日出 170バーツ/ドミトリーベッド泊

朝5時半に起きて出発準備。6時20分タクシーにイエ君、エイさん、息子、山脇氏、私が乗り、きっと先に息子さんをエイさん宅に送り届けるのだろうと思っていましたがヤンゴン空港に着きました。ここでも、私だけ降りて残った4人がタクシーで移動するのかと思ったら、そうではなくて全員がタクシーを降りて私を見送った後は彼等は市街行きのリムジンバスの方へ歩いて行きました。
旅友の山脇氏は1月19日の朝以来今日の朝まで殆ど行動を共にしてきましたが、今日から私はタイ、彼はしばらくミャンマーに留まるので空港でお別れです。


チェックインまでは相当時間があり、スマホの充電が出来る場所が無いか捜してみると、Colonel Sanders(KFCをこちらではその名で出ています)の店の前にありました。スマホを充電し、ノートに記録が書いて時間潰ししました。


チェックインカウンターは何処なのか掲示板を見ると、1本前のタイ航空は欠航。自分が乗るノックエアはコンファーム?出発3時間前はもう過ぎているのに、もし欠航ならどうしよう?と少し不安になりました。


でもこの後D12のカウンターへ行くと係員が準備を始めました。前に並んでいたのは日本人が2人。私は3人目でした。一番先に並んでいた日本人にはガイドの女性がいましたが、タナカの塗り方が葉の形で左右の頬が別模様のお洒落なものでした。断って写真を撮らせて頂きました。


チェックイン、セキュリティーチェック、出国を済ませてプライオリティーカードで入れるミンガラースカイラウンジへ行って朝食兼昼食を食べました。


このラウンジには中国人は皆無、広くで食べ物が充実しています。坊主が自分で皿を持たずにラウンジの女性に欲しい物を指差して集めさせる姿に「偉そうにしているなあ」と少し不快になりましたが、ホットミール、ビール、果物、パン、ケーキとコーヒー、ワインとオードブル等ガッツリ食べました。












頑張って飲み食いしている間に生意気な坊主や他の客も居なくなりラウンジは私一人だけになっていました。


定刻より15分早く11時40分にノックエアーDD4235便のボーイング737-800はヤンゴン空港を出発しました。


今年の春慶節は2月5日。2月4日には多くの中国人が移動するだろうからドンムアン空港の入国は1時間以上かかるのではないか?と覚悟していましたが午後1時30分に空港に着いてみると期待外れのガランとした入国でした。20分後にはA1バスに乗ってチヤットチャックパークに向かうことが出来ました。


午後4時、MRTとバイクタクシーを使って今日からの宿である民宿日出に着きました。チェックイン後、風邪気味だったこともあって2日間水浴びもしていなかったから、温水シャワーを浴び、洗濯して5階の干し場へ行って下着やシャツなどを干しました。


宿の近くのビルに日本食弁当のベタグロのお店があるという情報を事前に得ていたので捜してみたところ、すぐに見つかり、教えてもらった様に50バーツの弁当2個が60バーツで売られていました。




豚カツ弁当とタイ料理の弁当2つを買って2つとも食べてしまいました。


夕方7時過ぎに2階の談話スペースで一人で居るとKが来て「金を返せ!」と怒鳴る。「何を言ってるんですか、もう終わった話でしょ」と答えると彼は私が持っていたスマホを無理やりもぎ取り「金を返すまでスマホを返さないから、今すぐ金を出せ!」と脅迫する。彼に確認しました。「貴方は私に3,000円を貸したと言うのですね!」「それを今返すのですね」「分かりました。では3,000円を部屋で取ってきましょう」と言って部屋のリュックから3,000円を取り出して彼に渡しました。本当はお金なんて借りていない!腹が立つから彼の目の前でノートに時間と金額を書いた。19時52分。すると彼は「次に広島で泊めた時の食費として5,000円よこせ!」と言う。不当要求と解っていても「彼には何を言っても通じないし、これで縁が切れるならそれでもいいか」と思って5,000円を渡してスマホを取り返した。
このKと言う男と初めて会ったのは2015年。JICAで活躍し、英語、スペイン語、フランス語が話せるスポーツマンで音楽も出来る素晴らしい男と思って知り合いになった。彼がゲストハウスをオープンしたいから、ゲストハウスによく泊まる旅を経験した私の意見を聞きたいと言われたので彼の家へ行った。ロードバイクについても相談に乗り2泊したが食費は彼が負担してくれた。・・と言っても激安スーパーの半額弁当だったから総額で3,000くらい使った程度。そのお礼に琵琶湖一周サイクリングに誘って私の家に泊めた。日数が多く激安スーパーが無く、飲んだ酒の量も多かったので想定以上に食費がかかってしまった。(帰国後、念の為に記録を調べると17,000円を超えていた)当初は「お互いに泊めた費用をチャラにしよう」と言ったが、経費の差が多く、しかもそれは私が飲まない日本酒などを買い物かごに彼が入れたことによるものだった。だから別れる時に「食費の中の3,000円だけを負担して欲しい」と彼に申し出た。彼は納得して3,000円を私に渡して帰って行った。
その3,000円を彼の中では「貸した」と思い込んでしまったようです。私は住宅ローン以外、借金をしない主義で生きて来た。「お金を貸して欲しい」なんて絶対言っていない。4年前の話であり、お互い好意で自宅に泊めたのに、それを蒸し返して「返せ」なんて信じられない。いくら説明しても聞いてくれないから言うだけ無駄と思いました。
現役のアスリートが腕力で老年の私に勝てるのは当たり前。年寄りを暴力で脅して金を巻き上げるなんて恥ずかしくないのか!と腹立たしいし、「不応要求には屈しない」という信念を守れなかった自分が情けなかった。
今回の旅では本当に多くのいい人と出会えて良かったと思いますが、この日のこの男だけは例外。残念です。

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