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ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

15.パアンへ出発

2020-03-15 22:38:16 | Myanmar ミャンマー
2020年1月31日(金)晴れ 17~35℃

ミャンマーのミヤワディーからタイのメーソートへ陸路で国境を超える予定ですが、当初はヤンゴンからの夜行バスを想定していました。ところがヤンゴンで日本語学校を経営しているエイさんが週末にパアンへ行くことになっていたので、同行してパアンまで行き、ヤンゴンには戻らずにパアンとモーラミャインを観光してパアンからミヤワディを目指そうと山脇氏と相談して決めたので、今日がヤンゴン最後の日となりました。

ホステルの朝食はビーフンでした。お代わりをして、バナナを2本食べ、コーヒーとジュース。食べ過ぎかな?


午前中は日本語学校に来なくていいと聞いたので、チェックアウトの12時までネットでパアンの観光について調査した。スマホは画面が小さくて見づらいが、ipadを持って来ていたので、大きい画面で地図やブログを十分調べる事が出来た。

チェックアウトしてナカさん、山脇氏と一緒にKINGで昼食を食べた。朝食を食べ過ぎたので、鶏と豚の肉まんを1個づつ食べた。
 

日本語学校に着いた時、N5クラスの授業が終わって生徒が出て来ました。男の中で美人2人の生徒が居て気になっていましたが、山脇氏が記念写真を撮ったので、私も並んで記念写真を撮りました。Facebookも交換しましたが、まるでモデルさんの様なポーズの投稿が多い生徒さんです。


午後4時過ぎに学校からヤンゴン駅まで歩き、環状線の電車に乗りましたが、慣れているはずのエイは2回も乗り間違えてホームを慌てて渡って正しい電車に乗ることが出来ました。一人で来ていたら・・と思うとゾッとします。現地人の案内無しに電車に乗るのは難しい!
 

電車は目的の駅まで行かないので、終点で降りてタクシーでエイの家まで行きました。隣りの家に住む妹のティンザさんが来たので、介護の面接や彼女の風邪について話しました。面接の日は苦しそうでしたが、風邪が治って笑顔が戻っていました。


若いエイさん(Aye Pwint Phyu)の家で夕飯を頂きました。彼女の家は昨年、日本語の個人レッスンで行った事がありました。
 

デザートのフルーツも美味しかった!パワン出身のイーさん(Ei Ei Khine)と彼女のお兄さんのヤンさんも一緒にパアンへ行くので、夕飯も一緒でした。
 

パアンへのバスチケットはエイさんが纏めて買ってくれていました。8000チャットです。行き先は多分ミヤワディ行き。アウンミンガラーバスターミナルを出発するバスがエイさんの家の近くを通るので夜9時20分に国道へ行くと、バスが停まって我々を待っていました。3列シートのVIPバスです。
 

16.パアン(イーさんの村)

2020-03-15 22:36:40 | Myanmar ミャンマー
2020年2月1日(土)晴れ

夜中の3時にバスが停まり、真っ暗い道でエイさん、イエ君、イーさん、ヤンさん、山脇氏と私が降り、待っていたタクシーでイーさんの家まで行き、蚊帳の中で仮眠しました。イーさんはパアン出身だと聞いていましたが、町の中ではなくて約40Kmも北の村Hlaingbweに彼女の家が有りました。
 

9時前に朝食を頂きましたが、ヤンさんが青い花を入れたコップに水を注ぐと紫色に近い綺麗なブルー色の爽やかな飲み物になりました。後で調べるとバタフライピー(蝶豆花茶)という花で目に良いなど色んな効用があるそうです。
 



食事が終わる前にイーさんのお母さんから「結婚式があるから行きませんか?」と言われたのでOKしました。同じ村の中で結婚式があるのか?と思っていましたが、山脇氏と玄関へ行くと正装したお母さんと近所の人、イーさん、ヤンさんも一緒であり、ヤンさんが運転する車に乗って、18.2Kmも北の村Htaw Ywelへ行きました。
 

大きいスピーカーがセットされて大音響で音楽が流れています。耳が痛くなる程の音の中を会場に入りました。


イーさんとヤンさんが新郎新婦と記念写真を撮ったので、山脇氏と私も新郎新婦と並んで一緒に写真を撮りました。
 

イーさんに勧められて2階に上がると受付があり、お祝いの1000チャットをお椀に入れるとローソクをお返しに渡されました。
 

朝食を食べた直後だったので、「食べて行って欲しい」と言われましたがお茶だけをお願いしました。テーブルのお菓子をつまんでいると、「こんにちは」と日本語で挨拶する若者が来ました。ヤンゴンから同じバスでパワンまで来た人で、日本語はN3レベルの会話能力があり、3月には東京へ行って新聞配達をしながら更に日本語を勉強すると明るく話してくれました。
 

「一緒に食事をたべましょう!」と誘われたので、外のテーブルに移動して食事を頂きました。結婚式ではなくて披露宴。お祝いに来た人達は食事をしてお祝いするのが一般的な様でした。


庭にはテントが2つ張ってあり、お祝いに駆け付けた人達が歓談していました。
 

結婚披露宴会場に10時前に着き、約1時間ほどに居ました。イーさん宅へ戻る途中にあるお寺に立ち寄りました。
スーレーパヤーの形のお寺が多いミャンマーでは一般的でない形でした。
 

 

スイカを買って帰りました。日本では寒い時ですが、ミャンマーはスイカの季節です。


結婚式からイーさんの家に戻って建物を改めて観察すると、披露宴をしていた家と殆ど同じ高床式の構造です。庭には6本のパパイヤが実が成っていました。
 

トイレは道路の近くに独立した小屋として建っており、その横が水浴びをする場所です。トイレは陶器の便器でヤンゴンのエイさんの家より都会的でした。
 

イーさんのコンピューター教育の修了証とヤンさんの卒業式の写真が家に飾ってありました。 
 

ヤンさんにパアンの宿として予約したThanlwin Pyarゲストハウスまで車で送って頂きました。ダブルベッドの部屋を2泊、ドミトリーベッドが1泊、ツイン部屋が2泊の合計5泊で40ドルです。
 

サルウィン川(Thanlwin River)の河畔のナイトマーケットへ行き、沈む夕陽を見ました。
 



砂糖キビジュースを飲み、1200チャットの缶ビールと1000チャットの焼飯を食べました。
 

17.パアンの学校

2020-03-15 22:34:33 | Myanmar ミャンマー
2020年2月2日(日)晴れ

朝8時にヤンさんが迎えに来る約束だったので、屋上で風に吹かれてネットなどをして待ちました。カナダ人のサイモンさんは毎年海外旅行をしてもう40か国へ行ったそうですが、旅の面白い話して聞かせてくれました。
 

11時半になってもヤンさんが来ないので「どうしたんだろう?」と思っていると、イーさん宅に居るエイさんからも「どうした?」と電話がかかってきました。ヤンさんは確かに「迎えに行く」と言って家を出たそうですが・・12時半になってやっとヤンさんが来ましたが遅れた理由は聞けませんでした。ヤンゴンからのバスを降りた時に間違って持って降りてしまった他人のカバンを預けた営業所に寄った後、イーさんの家に向かいました。途中の山にも中腹にお寺が見えます。洞窟寺院はパアンの南ですが、北にも有名ではなくても興味深いお寺がありそうです。イーさんの家に着いてから、遅れた理由は彼がガールフレンドと会っていたからだったと知りました。


昼食にミャンマーカレーを頂きましたが、メインは小鳥の揚げ物でした。頭も足もそのままの姿で、食べるには少し抵抗がありましたが、香ばしくてとても美味しかったです。
 



イーさんの家の2軒南側の家を借りて日本語学校「さつき」のパワン学校があり、イエ君が2人のN5レベルの生徒を教えていました。
 

パアンのイーさんの村の学校は実験的なもので、実はパアン大学の道路の北にある部屋を既に確保してあり、今日その場所へ行って改装作業が始まりました。ピンクに塗られた一軒が今月末には学校となる建物です。2階は住めるようになっているので、机などの他扇風機やジャー窯を揃えるようです。業者とエイさんが改装について打合せしている間、イーさん達は教室予定部屋の前でおしゃべりしていました。
イーさんはカレン族の人なので友達と話す時はミャンマー語でなくてカレン語で話すそうです。ミャンマー語での挨拶はミンガラーバーですが、カレン語では「オソラサー」。「ありがとう」はミャンマー語ではチェーズーテンバーディーですが、カレン語では「サカウ」。全く違う言語です。
 

エイさんイエ君が教室に必要な物を買い出しに行ってしまったので、残ったイーさんがパアン大学を案内してくれました。彼女はパアン大学の2年生で地理を専攻しているので、彼女の校舎へ連れて行ってくれました。
 

夜の7時前までホワイトボードの取り付け位置の確認などエイさんは精力的に学校設立の打合せをしていました。


夕飯は皆で町の中のもう一つのナイトマーケットで食べましたが、虫と竹ご飯が半分だけ。ミャンマーの人ってカレーはお皿に2杯も食べるけど、ナイトマーケットでは少食なんだと思いました。今日は小鳥を食べ、昆虫も食べたどっぷりミャンマーに溶け込んだ1日でした。
 


18.モウラミャイン

2020-03-15 22:33:09 | Myanmar ミャンマー
2020年2月3日(月)晴れ 

Hpa Anー路線バスーMawlamyaing-Mon Cultural Museumーガウンセー島・Sandawshhin Pagoda(サンホーシンパゴダ)ーKyaikthanlan Pagoda
宿:Breeze GH (1,187円/2人)  17,968歩

パアンはカレン族が住むカイン州です。その南にモン族の町モウラミャインがあるので路線バスに乗って1泊旅行することにしました。宿のお姉さんは英語が堪能で優しくて親切な人です。朝食後、部屋のシャワーのお湯が出ないと言うとホットシャワーを案内してくれました。

スーパーマーケットの横にモウラミャイン行きのバス停があることを前日にチェックし、時刻表も確認していたのでThanlwin Pyarゲストハウスをチェックアウトして10時50分にバス停へ行ってみるとタッチの差でバスが出発してしまいました。手を振って走るとバス停の30m程先で停まってくれて乗ることが出来ました。年寄りの私には空いた席を案内し、若い山脇氏には通路に風呂場にある様な小さいプラスチックの椅子を置いて座らせてくれました。走行中に料金1200チャットの徴収があります。エアコンバスではありませんが、窓から気持ちいい風が入り、静かなカラオケの曲が聞こえてきます。
 

走る道路は並木道なので日差しも弱く、のどかな田園風景の中を走りました。
 

途中で大きい川に架かる吊り橋を2回渡りましたが橋梁の道路はコンクリートでなくて鉄の道でした。海では無いから錆びる心配が無くて鉄の方が軽いからかなあ?
 

12:40、モウラミャインのバスターミナルに着きました。


トゥクトゥクに乗らずに歩いてゲストハウスを目指して歩き始めましたが、ipadのmaps.meは自分の位置が検出出来ずに全く役立ちません。旅友の山脇氏がアンドロイドのスマホを見ながら道案内してくれたので、1月24日にbooking.comにて予約した「ブリーズゲストハウス」まで行くことが出来ました。中華系と思われる年配の受付の人は日本語を少し話せて親切に接してくれました。
 

朝食付き、ツイン部屋の料金1,187円/2人は予約時に支払い済みとなっており、ミャンマー通過を支払うことなく部屋に案内して頂けました。


荷物を置いて町を散策しました。先ずモン文化博物館へ行ってみましたが、休館日でした。ガウンセー島・サンホーシンパゴダに向かって歩いていると右手にMon State Government Officeが見えました。


マーケットでモンキーバナナを1房買ったつもりでしたが、サービスしてくれたのか?棚にあったバナナを袋に詰めてくれたので、開けてみると1房食べ終わった後に4房ありました。これで1000チャット(76円)安いなあー。


モン族の象徴である鳥のオブジェがある交差点からThan Lwin Bridgeを歩いてガウンセー島の近くまで行き、サンホーシンパゴダを上空から見ました。
 



午後5時前、夕陽が綺麗と言われるチャイタンラン・パゴダ(Kyaikthanlan Pagoda)への丘へのエレベータを見付けてお寺の境内に登りました。
 

サルウィン川に夕陽が沈むまでの間にゆっくり境内を見て回りました。食べきれないバナナを寄付しました。
 

 

フランスやドイツからの観光客、お坊さんなど多くの人が集まって静かに夕陽を眺めていました。
 

夕飯にナイトマーケットへ行きましたが、パアンと違って果物や肉まんのお店が無くてバーベキューだけで寂しい感じでした。客が少ないし、お店の人も大人しくて明るさが有りません。照明が暗いし、はっきり言って期待外れ!ご飯、鶏肉、手長海老とタコのバーベキューを食べて帰りました。
 


19.モウラミャイン(モン博物館)

2020-03-15 22:30:43 | Myanmar ミャンマー
2020年2月4日(火)晴れ

モン文化博物館観光ー路線バスーパアン

宿:Thanlwin Pyar GH(昨日を除き2月1日から5連泊)

朝食は2階のベランダで食べました。ミャンマー人を奴隷の様に使ってイギリス人が優雅に朝食を食べていたんだろうなあ・・と思わずに居られない空気感を感じました。何故なら2階では時間がゆったり流れ、階下の川を渡る風を感じてゆっくりコーヒーを飲んでいるのに、1階の飲料水はウォータークーラーでなくて綺麗とは言えないタンクがあるだけだったから。
 

朝食後、モン文化博物館へ行って5000チャットを支払って見学しました。チケットには3000チャットと印刷してあったから最近値上げしたようです。現地人は200チャットというのがちょっと気に入らないけど、仕方ないか。ショルダーバッグは持ち入り禁止であり、ロッカーに保管させられました。写真撮影禁止と書いてありましたが、フラッシュを用いないスマホによる撮影はOKと説明してくれた受付の女性とモン族の伝統衣装の看板に顔を入れて写真を撮りました。
 

モン族については知識がありませんでしたが、地図を見てチャイテーヨーもモン族が住むモン州の一部である事を知りました。博物館には石器時代や土器など古い時代の遺跡紹介や遺物の陳列があり、有名な人についての説明や肖像画・銅像などがありましたが、ミャンマー語で書かれているので想像して観ることしか出来ませんでした。
 

伝統的な楽器について調査表や絵画、現物も展示してあり、少し音を鳴らしてもいい様に展示してあります。
 



モン族の人は彫刻が得意とネットで読んだことがあり、彫刻された家具などの展示もあります。
 

家屋の模型を観ると高床式となっており、パアンのイーさんの自宅(カレン族の家)とそれ程大きな相違は無い様に見えました。
 

モン文化博物館からゲストハウスに戻った時点で気温が高くなり、歩いて観光する場所はもう無いので11時にはチェックアウトしてパアンの戻ることにしました。バスターミナルまで歩くのは疲れるからタクシーを利用しました。ゲストハウスの前に停まっていたタクシーに、事前に料金を聞いた時は3000チャットと言った(宿の受付のオジサンが聞いてくれた)のに、乗ろうとしたら5000チャットと言われました。宿の叔父さんに再度通訳してもらうと3000チャットになりました。日本人だけならぼったくりしようとするのかな?


モウラミャインに来る時は動き始めたバスに飛び乗りましたが、帰りは事務所へ行くとバスに乗る前にチケットを買う様に指示されました。2人分を一緒に発行した乗車券には座席が指定されていました。バスは客層が悪くて、通路は荷物で塞がれていました。またカラオケの音楽が無くて所要時間も長くなり、2時間以上かかってパアンに着きました。
 

パワンの宿Thanlwin Pyarゲストハウスは今日、ドミトリーのベッドを2つ予約していましたが、親しくなった受付のオジさんが配慮してくれて、二人部屋の120号室に泊まることが出来ました。明日からの2日間は当初予約通りのツイン部屋に替わると言われました。このゲストハウスのオーナーは隣りに住んでいる少し太った笑顔の人で日本に住んだことがあり、受付を任されている親切なオジサンに案内されて挨拶に行くと日本語で気さくに話してくださいました。


屋上は景色がいいし、夕方から朝まで受付で案内するお姉さんも親切だから、お薦めのゲストハウスです。
 

夕飯は一人でパアンのスーパー3階のフードコートへ行き、焼飯とモヤシ炒めを食べました。ヤンゴンでは旅友の山脇氏と別行動とし、ゲストハウスも違う日がありましたが、パアンへ来てからは毎日一緒に行動しますが、彼は食事前にビールを大瓶で2本飲むのに対し、私は食事時に350mlの缶ビールが1本あれば十分であり、ビールにお金をかけるより食事やデザートに変化を持たせたい。彼のタバコも気に入らないから、一人で食事をする事になりました。食後はスーパーの売店でカイン州特産のピーナッツを買いました。
 

食後のデザートに砂糖キビジュースを飲みたくなってナイトマーケットに出かけました。モーラミャインはバーベキューだけでしたが、パアンには果物もクレープの様なお菓子、肉まん、ジュースなどバラエティ豊かだし、来ている人も明るくて楽しいです。
      

通りかかった客同士もニコニコ挨拶をするし、一緒に写真を撮ることもよくあります。暗いイメージのモーラミャインとは雲泥の差です。
写真を撮ってくれたのは、焼飯を食べ終わってナイトマーケットを散策していた山脇氏。バッタリ出会って一緒に砂糖キビジュースを飲んで宿に帰りました。