ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

中央アルプスの夏休み9

2022-08-27 21:00:53 | 山行き

山道をバスはうんうんと
気合を入れて上がってゆきます。

どんどん高度を稼いでくれていますねえ。

バス道の横に生えている植物も、
徐々に高山の物風に
変わっていくような気がします。

バス停の標高は850m。
そしてロープウェイの乗り場は
1662mなんで、
800m以上を稼いでくれていますねえ。

そうして約30分くらいで
ロープウェイ乗り場である
しらび平に到着します。

バスを降りてゆくと、
すぐにロープウェイ乗り場に
向かってゆきます。

あ、もう入り口のところから
行列になっていますねえ。

たぶんロープウェイも次々と
発着しているのでしょう。



片道約7分30秒かかりますので
次々とバス乗客を飲み込んでゆきます。



そうして20分くらい待ったでしょうか。
ようやくロープウェイに乗り込みました。

乗り込んだ場所は左側前方です。
ロープウェイは最初は駅に特殊な
金具で固定されています。
その抑えがガチャンと外れると、
さあいよいよ発射です。
山がでかいので、ゆっくり進んで
いるように見えますが、
下にうつった影や



反対側のボックスとすれ違う時などには、
結構なスピードで動いている
ことがわかります。

景色がだんだんとアルプス風に
変わってゆきます。
森がだんだんと変わって行って、
岩の塊なんかも見えだし、
気温も下がってゆきますと、
ロープウェイの終点である、
千畳敷に到着します。



ロープウェイをおり、
建物から出るともうそこには
見事な景色が広がっています。



標高は2612m。

山の稜線には宝剣岳が見事な
岩山としてそびえ、
その下には広大な千畳敷カールが
広がっています。

何万年もの間、雪や氷や自然の大きな力が
こんな景色を作ってきたのですね。
きれいやなあと感嘆するわれわれの
気持ちなどはるかに凌駕する大自然が、
我々を圧倒していきます。

一番下にはこんな神社もあります。



多くの人が敬い、
尊敬してきたこの大自然の中を
登るんですねえ。

謙虚につつましく味わいながら
登ってゆきましょう。
時刻は7時45分。
いよいよ旅の一番の目標である、
中央アルプス登山が始まりました。

水は持ってるか、
弁当も忘れてないかと荷物をチェックし、
カメラを首からぶら下げて
山道を歩きだします。

酸素が薄いので呼吸も
チェックします。

久しぶりの高山なんで
高山病にならないか
注意をしてゆきましょう。

最初は少し下ってゆきます。
氷河の底へ吸い込まれてゆきます。

ああ、この後ののぼりに
向けての予行演習です。
しばらく降りていくと、
下の剣ヶ池との分岐に出ます。

ここからいよいよ稜線の
乗越浄土までの登りが始まります。

岩がごろっとした山道を、
少しずつ上ってゆきます。
そしてこのあたりから、
今回のグループのわれらが頑張り班と
のんびり班に分かれてゆきました。

岩の山道を登りながら、
高山植物や景色の写真をとりながら
進んでいきます。

さすがにこの千畳敷は
高山植物が豊富ですね。

花の写真をとりながら、
頭の中の記憶がよみがえってきます。
昔はさほど植物には興味がなかったのですが、
若いころは単独行が多く
静かに上っていました。

でもなんか、高山植物がいろいろと
話しかけてくるようで、
社会人になった頃には
どんどんと植物に近づいていきました。



とはいっても静かに語りかける
というような、そんな近づき方
ではないですよ。

花の名前をどんどん憶えていく
という勉強を、とても精力的に行いました。

続く


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