ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

おいでました山口に2

2023-07-09 21:34:32 | 旅行

美東のサービスエリアで
昼食をいただいています。
食べたのは「薩長同盟丼」です。



山口県の鳥カツと鹿児島県の豚カツが
入っています。
ちょっとかかっているだし風の
たれソースが高齢者にはきつめでしたが、
気持ちはもう長州に入ったぞと引き締まります。

最終高速を降りるのは、
「小月」という出口です。
大阪から、ずっと高速道路を走り
やっと一般道に出てゆきます。

本当はねえ、下関の方にも行きたかったんですが、
ちょっと時間が足りません。
下関は電車でも行けますので、
今回はなくなくパスをしました。

ここまでの高速の費用はというと、
片道だけで1万円をこえましたよ。
ああ、年金の無駄使いにならんように、
しっかりと旅を楽しまないといけませんね。

最初に向かうのは、

福徳稲荷神社です。

ここは国道191号沿いにあって、
響灘を望む五穀豊穣、商売繁盛、
海の安全を守る神社です。

なぜ、ここに行きたいかというと、
ふつう赤い千本鳥居があって
今はとても大人気という神社は
もう少し北の方にある
「元乃隅神社」なんですが、
この福徳稲荷神社にも
千本鳥居が元乃隅より多くたっているんです。

撮りようによっては、
とても隠れ写真映えする神社なのであります。

インターを出てしばらく走っていくと、
観光案内の看板がいくつか立っています。
その中の一つに、



「川棚のクスの森」

という場所の案内がありますよ。
距離的にも手ごろな感じなので、
立ち寄っていくことにしましょう。

これでもかという田舎の村を通り過ぎ、
道路案内に導かれて、大クスの駐車場に到着しました。



広い駐車場から階段を上ってゆきますと、
目の前に巨大な大クスが見えてきましたよ。



上部の枝の針の広いクスノキですね。



幹もかなりの太さです。
案内によると樹齢は約1000年と言われていますが、
枝の上部の方がかなり落ちていて、
高さはさほど高くありません。



実はこの木はもともとは
国の天然記念物であったのですが、
平成29年頃から枯れ始めていました。
公園整備で地面の水分が
うまくいかなかったというのも
一つの原因だったそうです。



そこで、様々な治療にも入り、
最近になって眠っていた枝が元気になる
「胴吹き」というのが始まったそうです。

実はdoironが氏子代表をやっていた
地元の神社のクスの木も、
台風で大被害を受け多くの枝を
落としたのですが、
そのあと、太い枝という枝から
葉っぱが出始めて再生していったのを
覚えています。
この川棚の大クスもそんな感じで、
うちの神社のクスノキと同じく
再生していってるんやなあ
という雰囲気を放っていました。

このクスノキはいろいろと由緒のある木で、
有名な馬である「雲雀毛」という
馬の死体も植えられているそうです。
日本の巨樹のランキングから見れば、
幹回り11.2mなので、
まあ大阪の薫蓋クスよりは
2mほど低いので全国的に
めちゃめちゃ大きな木ではないけど、
大きく枝を広げているという点では
とても立派なクスノキだから、
治療の効果が表れて、
昔のように一本だけで森のようになる
立派な樹形を取り戻してくれたらいいのにね。

夏場なんか来たらセミなんかも
きっと大合唱でしょうねえ。

福徳稲荷神社に向かう途中で
立ち寄った巨樹でしたが、
素晴らしい命の姿を垣間見たような
立派なクスでした。



さあ、では神社に向かいましょう。
数日前の線状降水帯の雨で
この辺りもかなりの雨が
降ったのでしょうねえ。
地面に土ぼこりが舞うような山道を走り抜け、
おお、ついに響灘の海沿いを走る
国道191号に出ました。

続く


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