今回の旅の大きな目標である、
木曽駒ケ岳と宝剣岳に
無事登頂しましたねえ。
よかったです。
百名山の大きな山を目指している人や
大きな山にあまり上ったことがない人にも
十分楽しんでもらったようですね。
doironももう登れないかなあ
と思っていた高山にも登れて、
思いのほか感動しました。
人生っていろいろ悩むことも
あったりするけど、
希望がかなっていったりすると
本当にうれしいですね。
どんなことでもあれがやりたい、
これがやりたいって思ったら
一生懸命やることですね。
もちろん安全には
気を付けないといけないけど、
少しでもチャレンジ出来たら
乗り越えていくことって大切やなあって、
最近とても思います。
さて、そんな登山ですが、
やはり山は面白いですね。
どんどん僕らの体や心に
しみこんできますが、
一方でほのぼのと癒してくれる
部分もたくさんあります。
千畳敷を登った後でも、
とても癒される景色がありましたので、
少し紹介しておきます。
まずは再び高山植物です。
写真をとるのを忘れていましたが、
コケモモやアオノツガザクラ
といった小さな花にも
とても癒されましたね。
コケモモなんかは、むかし行った
船窪小屋のマスターが作っていた
コケモモ酒を思い出してしまいました。
ああ、昭和53年でしたから
もう40年以上前の出来事が、
すぐそこにあるような気します。
山の形は長く変わらないけど、
山の思い出も自分の中で
錆びずに残っていますねえ。
これは中岳にあったウサギギクです。
初めて高山に登った時は、
高山のタンポポやあとか
言ってたのを思い出します。
今回、一緒に登った人に
教えたのはイワギキョウと
チシマギキョウの違い。
これがイワギキョウで
これがチシマギキョウ。
イワギキョウには毛は
生えていないのですが、
チシマギキョウには花弁に
毛が生えています。
小さい株でも立派に花を咲かせる
かわいい植物ですねえ。
こうして少しずつでもいいんで、
花の名前を憶えていったら
いいんやないかと思います。
毛の少ないのがdoironさん。
なあんて思わなくていいですからねえ。
やまでは岩の形もとても印象に残る
やつがありますねえ。
まあ岩山の形としては
槍ヶ岳なんか最高ですねえ。
忘れられないのは烏帽子岳なんかも
そうですねえ。
僕のラインの背景にぼやけて移っています。
岩そのものも面白いですねえ。
北穂の山頂の岩も記憶に残っています。
今回面白い岩は「天狗岩」といわれる岩。
鼻なのか口なのかわからない岩。
なんかとっても愛嬌のある岩ですねえ。
厳しそうなところに
そびえているけどね。
あと雪渓の後もおもしろいよ。
この中央アルプスには面白い
設計跡があります。
一つは「種まきじいさん」で
もう一つが「島田娘」
季節が違うんで今は見れないけど
そんな地形もあるそうです。
久しぶりに堪能した山は相変わらず
素敵なところでした。
というわけで楽しんだ登山も、
ブログではもう少しで
中央アルプスともお別れです。
宝剣岳も上りいよいよ乗越浄土からの
下りに差しかかります。
先におりていったグループから
メールが届きました。
もう下のロープウェイ乗り場で
ビールを飲んでいるとのこと。
うわー、いいなあ。
千畳敷カールを見上げながら、
プハ―なんて、そんな贅沢な
ビールなんてもう想像しただけで
喉から手が出る、足が出るですねえ。
僕らも頑張って下りていくことにしましょう。
続く。