ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

高齢者還暦切符舞鶴編5

2022-09-28 21:38:49 | プチ旅行

「舞鶴市」とはなぜそんな名前なんでしょうか。
まあ普通なら鶴がいっぱい飛んできていた
なんてことがあったからかなと思いますが、
ここは少しネットの先生に尋ねてみましょう。

すると、この地域は以前は田辺地区
といわれていたようです。
でもそれだと明治時代に山城(現・京田辺市)や
紀伊(現・和歌山県田辺市)にある
同名の地名があるためややこしいことが多く、
重複を避けるため、
その田辺城の名前である
「舞鶴城」より「舞鶴」の
名称が取られたんだそうです。

田辺城がその城型が南北に長く、
東の白鳥峠から眺めると
あたかも鶴が舞っている姿のように見えるから
「舞鶴城」といわれていたので、
その名前にしようとなったそうです。

飛んでる鶴が原因というわけでは
なさそうですね。

ここはかつて軍港として非常に
大事な土地でした。
日本の出征、引き上げなんかでも
重要な位置づけをしており、
それに伴って発展してきた土地です。
港に立ちますと、各場所に停泊している
護衛艦なんかも多くみられます。



これらの船を見て回りたいな
という自衛隊ファンなんかも
多いのでしょうね。



この港には「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」
という観光船が走っているので
この際ですから乗ってみましょう。
料金は一人1300円です。
券を買って、乗船できるまで
30分ほど時間がありますので、
市役所の中に入って
涼みながら待つことにしましょう。

舞鶴市と言えば行政的には、
これまで東舞鶴市と合併するなど
してきていますが、
人口は78000人と意外に少ないです。
doironが住んでいる市より少し多い程度。
でも市域の面積は広くて
30倍程度あったりします。

海辺でもあるんですけど、
全体的にゆったりと
暮らせるのかもしれません。

Nさんは今も一人暮らしなので、
こんなところに住むのはどうかなあ、
なんて目で眺めているのかも
しれませんね。

さあでは船の出発時間も
近づいてきましたので、
乗り場に向かいましょう。



船は79人乗りのようです。



この時の乗船者は9割くらいですかね。
乗り場に行くと、船の中から
50代くらいでしょうか、
やたら元気な人が

「本日の乗船ありがとうございます」

と叫んでいるのが聞こえてきます。

さすがに海の男、元気ですねえ
と思っていたら、この船長さんも、
乗客誘導の人も、案内の人も
すべてこの舞鶴の海上自衛隊の
出身者だそうです。

船長はもともと強烈な
鬼教官だったそうです。
それにしては若いですね。

そう、この海上自衛隊で働く人たちの
定年は55歳なんだそうです。
そうして定年を迎えた人が、
護衛艦等を降りて、
この遊覧船の船員をしているんだそうです。

やたら腕の太い、がっちりした体格の
人たちだと思ったら、
正体は海上で戦う人たちだったのですね。

さあ、ではそんな元気な人たちが
運転する遊覧船が、いよいよ海上に出てゆきます。
最初は、船員さんたちが乗組員だった頃の
話を色々と聞かされて楽しかったです。

やがて遊覧船の横に大きな護衛船が
見えてきました。
さっそく説明が始まります。



と、ふと自衛隊の船の方を見ると
自衛隊員たちが皆こちらを
向いて手を振っています。

あああの鬼教官の生徒たちかなあ。

横に乗りこんだ観光客の若い女性たちは、

「あ~手を振ってくれている」
とか言って感動してはります。

そういえば昔の職場の人たちの中には
艦船ファンがいたなあなんて
思いだしましたね。

そうして船は、様々な艦船の横を通りつつ、
また周辺の景色なんかも
説明してくれたりもしました。

続く

コメント
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