ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

熊野古道大辺路難所富田坂5

2021-12-19 21:32:14 | ウォーキング

熊野古道大辺路の富田坂を歩いています。



遠くに白浜が見渡せる
あたりまで登っています。



七曲りの急な登りもようやく終わり、
富田坂の登りもかなり
クリアーしましたね。

山もこの辺りはかなり深くまで
来ているような感じで、
山の木陰を見ればなんか
小さなもののけが木の陰から
こちらを見ているような感じがします。



加えて、林業もかなり進んでいますね。



木が整然と並んだ山の木陰道も



とてもいい感じです。
そして救助票も6番を迎えています。



しばらく歩くと、前方も少し
見晴らしがよくなってきました。



そして7番の救助票を過ぎたあたりが、
富田坂の茶屋跡です。



七曲りの坂道を登り終えて、
ここの茶屋で昔の人は
ほっとしたでしょう。

お酒とかは置いていたのかなあ。
こんな山の中の茶屋で
お酒を飲みながらのんびりなんて、
もう今じゃ考えられないですねえ。

このあたりの茶屋跡なんかも
いろいろと調査があって、
当時の石臼なんかも残されていたそうです。



これかなあ。

そうして8番の救助票を超えたあたりに、
ようやく富田坂の登りの
てっぺんとなる安居辻松峠に到着です。



時間的にはもう1時です。
遅くなりましたが、
ここで昼食にしましょう。



素早くお湯を沸かせて、
スーパーで買ってきた
お弁当をひろげます。

ああ、こんな時に富田坂を登り終えた
お祝いにビールで乾杯とか
あったらいいなあ。
残念、持参しておりませんでした。

以前だったら持ってきていたのになあ。
富田坂の登りも思っていたほど
きつくなかったので、
あんなにビールを忘れるほど
緊張していなくても
よかったなあって感じです。

トレーニングのおかげなんでしょうか。

そしてここまで歩いてきて、
森の雑草の中で何かがさっと
音がしたということはあったのですが、
人類には一人も合いませんでした。

人気の熊野古道でも、
熊野周辺にはよく行っても、
なかなかこの辺から
街道歩きを楽しんでいる人
というのはあまりいないのかも
しれませんね。

お弁当をつついているときも、
誰もいませんでした。



さあ、後は下りになっていくから
もう大丈夫ですね。
ルンルンと下ってゆきましょう。



その先で、道標が立っており、
椿温泉への道があると
書かれていましたが、



どうも荒れていて通りにくそうです。
迷わずに富田坂完歩を
目指して進んでいきましょう。



平坦になった林道を進んでいくと、
ああなんとまあトイレが設置されています。
あのタクシーの運ちゃんが言ってたなあ。
ここを整備するときに、
女性のトイレの場所を
決めるのに女の人に我慢させて、
もうここには作らなあかんやろ
という場所に作ったんや
と言うてはりましたなあ。

実験台の女性は大変だったでしょうねえ。

「トイレはまだいけるか?」
「もうあかんやろ」とか
言われたりしたのかなあ。
ご苦労様です。

せっかくなので用を足してゆきます。
なんか自力の処理装置が
ついているような感じですねえ。
ありがたいありがたい。

さあではコースはこのあたりから
下りがきつくなってゆきます。
地図にも「きつい下り」と
書かれています。

約7キロぐらいを下ってゆきます。



救助票も11番、12番と



順調に下ってゆきます。
この富田坂が終わると、
大辺路はおおむね線路沿いに
道が続いていきますから、
逃げ道も多くなるので
楽になるでしょう。

長い間止まっていた熊野古道歩きも、
なんとか新しい一歩を
進めていけそうな感じです。

続く

コメント
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