ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

神於山のフウの道から2

2021-12-01 20:53:36 | 山行き

神於山に来ています。
登り始めの山の道にゲートが
作られていたりするのは、
動物除けみたいなものもあるけど、
ここは車よけですね。

で、その横の山の斜面に
地蔵が置かれています。



これは「スギ地蔵」と呼ばれています。
山の斜面にあっても、
とてつもなく存在感を放っていますね。
どんな人が何の目的で設置した
地蔵なんでしょうねえ。

年季の入った岩とブロックの上に置かれて、
お前はしっかり生きているんか
と語りかけてくるようです。
いくら頑張って生きても、
こんなに清らかに静かにたたずむなんて
人間にはできません。

その後、ここの地蔵をモデルに
こんな地蔵の絵を描いてみました。



人の人生は、山に行って出会うこんな地蔵や
大木の樹皮をゆがませる力、
岩を削る風や水の力のどれ一つにだって
かないませんね。
我々って弱い生き物なんだなって
実感させてくれます。

ゲートの隙間を抜けて先に進みます。
まわりの景色を見てると、



どんどん上がってゆくことを実感します。



道端を見てみると、コウヤボウキなんかも
咲いていますね。
季節を変えれば、このあたりも
様々な種類の花が咲くかもしれません。

道はその先で山の方に階段で登ってゆく
「フウの道」の入り口に差しかかります。



フウというのは、ここに生えている木で
「アメリカフウ」もしくは「モミジバフウ」
からつけられた名前です。

この木は昭和初期に北米から
やって来た木で、もみじに似た
葉っぱを付けた木です。

フウは紅葉に似ているところから
楓(ふう)と名付けられたといわれています。
なのでまあ秋には紅葉をするわけです。



でもこの時はまだ紅葉し始め
って感じでしたね。



山道を進んでいきます。



途中に休憩所があったり、
気持ちのいい山道があったり



しますが距離的にはあっという間に、
元の林道の先に出てゆきます。

先日フウの道の後、
昼のみしたときに、
ジダンにこの道の途中に分岐が
あって少し左にそれると
三角点があるよと教えてくれました。

今度行ったら探してみないといけませんねえ。

1キロくらいの山道である
フウの道から林道に戻り、



少し歩けば国見の森広場に出てゆきます。
ここが昔のBBQ広場ですね。

誰が来ていたのかあまり思い出せませんが、
友達ばかり集まって楽しかったな。
その広場には休憩用のベンチもあります。
座り込んで鳥の鳴き声を聞きながら
ここでのんびりするのもいいかもしれません。
でも今日は進みますよ。

林道をそのまま歩いて行きますと、
藤尾池の方へと右に降りてゆく道が現れます。
昔この池の横にある道を使って
下山したことがありましたね。
でも道はあれあれで湿っぽかったです。
イノシシが荒らしていたんでしょうねえ。
くっきりとイノシシの足跡がついていて、
道をくちゃくちゃにした犯人は丸わかりです。
もう科捜研にはかることもないでしょう。

いまは施設から眺めるだけで、
山の中の静かな池という感じを
醸し出しています。

以前は少しその施設から池とかを
眺めただけで、もとの林道に戻りましたが、
今日は山道歩きのトレーニングなんで、
ここから大クスのある方へと
向かうことにしましょう。

足元の悪い道を、気を付けて
しっかり歩くことも、
関節を故障した人の
いいトレーニングになるだろう
ということです。



道を進んでいくと、途中、
道に橋もあったりしますし



あちこちに分かれてついています。
この山を大切にしようという団体の、
熱い思いが伝わってきますねえ。

きっと、こちらも面白いよ。
あっちも楽しい所があるよと
楽しんでいただき、
みんなで守ろうという意識を強く感じます。

続く

コメント
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