ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

嵐のハイパーカット

2021-12-03 20:49:09 | 日常

翌日は久しぶりの友達と
飲み会ということになった。

ああ、だったら最近自分の中で
ちょこっと気になっている散髪を
しておかねばと思い立ったのだ。

髪の毛少なかったら、
わざわざたくさんの残しているよ
というようなあがきの悪いことはしない。
さっぱりと切って、
ショートヘアで世の中に挑んでいくのだ。

バリカンを握りしめて、
顔立ちからサッカーのロナウドに似せるか、
それともショートカットの佐藤健にしようか
などと企んで、バリカンを握りしめて
自分で鏡や床のシートをセットして作った
急ごしらえの床屋部屋で散髪に向かうのだ。

格好は、ビニールの合羽を
改良して作った上着を着て、
足元は巨大ビニール袋で囲むのだ。

ああ出来損ないの野地蔵のようなものだ。

こうすれば切り取った毛に
まみえることもないはずである。

道具として使うのは、

バリカンとハサミ。

段取り的にはバリカンでおおむねカットして、
ハサミで整えた後、
後頭部なんかをミセスに
「この横毛にあうようにして」
といってお任せするのだ。

そして最後に極ぞり用の刃にかえて
整えていくという感じになっている。

そんな段取りで今回の散髪に
取り掛かったのだ。

まずは、横の毛をざっとカットしてっと。

ん?さらっと一回カットしただけなのに、
床に落ちてる毛が多いぞ。
と思い、鏡で確かめると、



ウウウウヒャー。



ずっぽりと毛がなくなっているぞ。

刃を極ぞり用に間違えて付けたままだった。
これはもう大変です。

一本、一本をアロンアルファで
再生するわけにはいかんしなあ。
周りの毛でごまかしてもあかんやろなあ、
もうこうなったらマジックペンで
黒く塗りつぶすしかない
なんてことまで考えたのですが、
どうにもなりません。

ああ、もうこうなったら周りも
しっかり切り取り、
全体にショートカットするしか
手がないだろうと嵐のような
決断をすっぱりとしました。

だってこの部分だけ5分刈りみたいに
していったら、まずジムで
「トラ刈り」と指摘されるだろう。

いやもしかしたら病気なのかも
と言われるかもしれない。

鏡を見ながら耳の上あたりを
思い切って刈りこみ、
ミセスに後頭部をこれに合わせて
刈るようにとお願いをした。

こんな髪でも刈りこむと
毛がいっぱい散らばるねえ。

そして頭の上の部分もこういうふうに
すっぱりと刈りこむと、
もうこれは坊主になるぞ。

ニセ空海さんと呼ばれるかもしれないし、
お寺からもお呼びがかかるかもしれない。

なので頭頂部は、出来るだけ残るように
整備することにした。

結果はなんと安物の床屋でやった
ツーブロックのような頭になった。



嵐のようなハイパーカットである。
新庄BIG BOSSも真っ青だろう。

まあ校則の厳しい高校生なら、
二週間自宅待機になるかもしれない。

外を出歩くときは帽子を
深くかぶることにしょう。
頭の保護にもつながるだろうし。
しかしジムや飲み会で帽子を
被ったままというのも変やからなあ。

そんなときはもう思い切って脱毛、
じゃなかった脱帽しよう。

そんな頭で少しの間暮らしたが、
いろんな声が周りから聞こえてくる。

「いっそ坊主にしたらええねん」
とか
「いやいや似合ってるで」
「自分でやるからそんなミスするねん」
というような声だ。

まあ大きく分けて、
ええやん派とあかんやん派に
分かれるかなあ。

坊主にしたら世界が変わるでと、
おっさんグループでは言う人間が
多いけど、はてさて周りが
どんな反応を示すかというのを
最近はこいつはこんな人だ
という性格判断しながら
ちょっぴり楽しんでいるのでありました。

コメント
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