今年のゴールデンウィークには、
孫と息子がやってきて大変でした。
この時期にUSJに行ったというのは
もう伝説的な一日でしたね。
超混雑の時間に比べて、
今度は夜には孫も少し怪我を
してなんていう大事件もあって、
夜中にようやく落ち着いたという感じでした。
でもそのUSJ騒ぎも
まあまあこの時期だから
という感じで、過ぎて行ったのですが、
彼らが長野に帰っていく日も
実は大変な一日でした。
この日は海遊館に行こう
という事になりました。
子どもの日です。
混雑は予想しておりました。
向かって行くのは、
何度かこちら方面には
出かけたこともあるので、
車でひとっ飛びです。
あいている駐車場にクルマをとめて
海遊館の方に歩いて行きますと、
やはりさすがに子どもの日ですね。
広場には大勢の子どもたちが
飛び回っています。
こりゃあ、海遊館も混んでるぞと
覚悟して切符を買いに行くと、
行列ができていました。
そして切符売り場のところに
置いてある看板を見ると、
なんと海遊館に入るのに
現時点で5時間待ちなんだそうです。
ああ、これを待ってたら彼らは予約の
新幹線に乗れないで帰れません。
まあ僕の方はそれでも全然
かまわないのですが、
息子の仕事を考えるとそうはいきません。
「ジンベイザメに会いたいよお」
と泣き叫ぶ孫。
混雑で開かんねんと何度言っても
「シュモクザメにも会いたいよー」
と大騒ぎです。
これはもう方向性を変えて
いかないといけませんね。
とりあえずはあの大観覧車に乗って
気分を変えていきましょう。
「あの観覧車の上から海で泳ぐ魚が見えるかも」
なんてええ加減なことを言いながら
そちらへ連れてゆきます。
すると、あの観覧車のうち何台かに
一台は足元もすける観覧車もあるようで、
そちらは行列ができています。
その横を、すみません、すみませんと
言いながら普通の観覧車へと
向かってゆくのです。
「ほーら、そうちゃん、高い所へ上がってゆくよ」
と孫のわくわく感を刺激します。
どんどん上がってゆくと、
逆にこちらが気持ち悪くなってくるくらい。
景色を冷静に眺めてみましょう。
「海は広いな大きいな」って
じいちゃんは孫に歌を聞かせます。
さらに上から見ると、
歩道に大きなジンベイザメの絵が
描いてありますよ。
教えてやると大喜びです。
もう海遊館の誘惑に打ち勝ちましたかね。
そして今度はわーいと喜ぶ孫が
はしゃぎすぎないか
注意してゆかないといけませんね。
目の前の海の姿、
遠くに見えるビル群のすがた。
上田に住む孫にとっては
とっても珍しい景色に包まれました。
そんな孫の笑顔が可愛いですね。
で、ふと海の方を見ると、
渡し船が走っている姿が
目に入ります。
ああ、そうかあ、海で船に乗るのは
孫も未経験ですから、
ここ観覧車の次は渡し船に乗りに行きましょう。
このあたりの渡し船は、
天保山基地をスタートして、
USJのある方の岸に着くと、
すぐにUターンするはずです。
すでにdoironは以前に乗船済みですからね。
おっさんの街歩きが役に立ちましたねえ。
ようやく一周回り、ほっとしながら
観覧車を降りて、天保山の横を通り、
渡し船の駅に行きます。
時刻表を見るとあと10分くらいで
スタートですね。
いい感じです。
時間が来てほぼ満員で
スタートすると、
クラゲが浮かんだりする
海の方を熱心に見ています。
ああこれはいい勉強にもなって
よかったかもしれません。
そして5分で対岸に着くと、
あれ?なんかテレビカメラがいますよ。
そしてその人々の中心にどこかで見た顔が・・・。
明日に続きます。
その日も午前中で雨が止んだので、
午後からダホンに乗って
出かけることにしました。
これはもう展示会も終わっている時期である。
少しずつ遊びを戻していこうとしています。
今回はダホンで牧野さん遊びだ。
え、それって何の遊び?
いやあ、勝手にdoironが名付けた遊びで、
いわばまあダホンで走行中に
植物を見つけてはその素性を調べ、
写真撮影をするという、
まあそんな遊びです。
「きれいな花じゃのう」と
土佐弁が出てきたりします。
家を出て、まずはシーバスパークという名で
開発が進んでいる市の公園を目指します。
う~ん、7月のオープンに向けて
急ピッチで工事が進んでいますねえ。
この公園から海辺の方に行くと
府道の臨海線が走っています。
ダホンはここから臨海沿いの
歩道を北上させてゆきます。
歩道の横には緑の植生が
幅広くつづいています。
もとはこの辺が浜だったところです。
柔らかい砂の上に樹木が
いっぱい生えています。
もともと浜だったところ、
ということでこのあたりには
アメリカなどからの帰化植物が多いです。
これは各地で見かけますねえ。
「アレチハナガサ」です。
背が高い植物で結構目立ちます。
そしてこれが「ユウゲショウ」という花。
いずれも南アメリカを原産とする花です。
花に興味を持ち始めたころには、
こんな花はなかったのになあ。
そしてこれは、
ん?なんかピンクの花が咲いてるぞ。
「お前は誰じゃ?もしかして新種かえ?」
なんてドラマらんまんの声が聞こえて来ます。
花の名前検索メニューで調べてみますと、
どうも「ハナハマセンブリ」という花に見えます。
写真も何枚か撮っておきましょう。
そしてこれは、淀川を歩いているときに
散々見かけましたね「クサフジ」です。
かなり繁殖力の強い植物なんですねえ。
花の茎にいっぱいついている種子も
なんとなく強い感じがします。
こうして写真とかとってるとねえ、
道を歩いている人なんかは
「牧野さんごっこをしている」って
思っていたんでしょうねえ。
そんな事もないんですよ。
これは昔からやってるdoironごっこ
でもあるのです。
臨界道路沿いの緑道は、
かつてランの練習でよく来たところですね。
自転車で距離を測って、
500mのスピード走をやったり、
朝練が必要かなと思い、
何度か早朝に走りに来たこともありますね。
なんか思い出深い道です。
その緑道の先っぽにあるのが、
助松交通遊園です。
ここにはねえ、とっておきの
牧野さん遊びのクライマックスと
なる花があるはずなんです。
それは「ハマデラソウ」という花です。
これももともとアメリカ方面からの
帰化植物なんだそうですが、
この辺の地域にしか生えていません。
牧野さんが見つけて、
和名を付けた植物なんだそうです。
今は守る会もあって育てられたり
しているんですが、
野生で生えているのは
ほとんどありません。
最後にその花を探しに行きましょう。
5月に来た時には、
全然見かけなかったんですが、
今の時期はどうでしょうか。
かつて植生を確認している
こんなコンクリートの道に行きます。
するとねえ、コンクリートの
隙間にあるわずかな土の部分から、
あのハマデラソウの特徴的な花が
出ているではないですか。
本数を確認したら五本ありました。
でもまだまだ花茎がのびてきそうな
株もありましたね。
一年草なんですが、多分今年は
10本くらいが咲きそうです。
日本での絶滅が危惧されている植物ですが、
今年もそれに出会ったよと言う、
深い牧野さん遊びの
ダホン乗りとなったわけです。
よかった、よかった。
ハマデラソウ、今年も咲いていたぞ。
今年はもう5月に梅雨入りをしている。
早かったなあ。
レースに出ていたころだったら
バイクの練習もしにくかったろうな。
今の時期の屋外はとても
気持ちがいいもんなあ。
展示会も終わって、
あちこち行くぞと思っていたら
梅雨だったので、なかなか計画が
立てにくいですね。
一人で旅行に行くのなら、
今度は山陰がいいかなあなんて
こっそり思ったりしている今日この頃。
そんな風に今年の夏に
思いをはせてはいるのだが、夏前とはいえ
やはりじっともしていられませんね。
そこで展示会の合間の休息日には、
ダホンを漕いで浜寺公園に行ってきました。
そうそう、最近は自転車でも
ヘルメット着用が推奨されていますね。
だったら、これをかぶっていけ
というのも無いわけではありません。
でも数万円もするレース用ヘルメットを
かぶっていくのも、どうかなので、
この日はダホンらしく
doironは硬い素材で作られている
こんな帽子ヘルメットを
代わりにかぶってゆきました。
あ、ヘルメットは大事ですよ。
一度転倒して、思いっきり
ヘルメットを破壊した身ですからね。
スピードに合わせて、
素材を選んでかぶってゆきましょう。
今回はもう最高でも
20kmくらいですから、
注意しつつこんな帽子メットがいいですね。
とまあそんなことを書いていると、
ダホンにスピードメーターも
いるかなあって思ってしまいます。
また折に触れて装着してゆきますかね。
高石の街中を走り、
浜寺公園へと走ってゆきます。
距離的にはだいたい4kmくらい。
公園に入ったら、まずバラを見に
走ってゆきます。
前日にここでバラ祭りを
されていたそうですが、
咲いているのを見てたら時期的には
一週間ほど遅かったのかもしれません。
公園の中ほどにコンビニがあります。
そこにつけて、好みの水分をとり、
マツの木陰で一服です。
水分ですよ。
つまみに、バッグに入れてきた
ソーセージを一本いただきます。
ベンチに座りながら、
ここの公園もその気になって
探せば、絵の素材も見つかるかも
しれませんね。
今度はそんな気持ちでやってきましょうかね。
その時はあくまでも、見た目
変態オジサンにならんように
注意しないといけませんがね。
こんな時には、友達なんかと
来るのがいいのかもしれませんね。
そこから公園を北上して、
左の運河を渡っていきます。
一気に人も減りますね。
このとき撮ったダホンの写真は、
いい感じでした。
今の携帯の待ち受けになっています。
テニスコートも過ぎ、
先日、展示会の合間に
来てくれた職場の先輩が、
アーチェリーをされていて、
この浜寺公園のアーチェリー場に
練習に来たこともあるって
言ってたので、そんなところの
横を眺めながら
フンフンと走ってゆきます。
また公園の横では、
バーベキューをしている
グループもいたなあ。
まあここでバーベキューするなら、
お酒を飲まない運転手が必要ですねえ。
クルマでないと荷物もって来れないしなあ。
でもここのバーベキューは
気持ちいいですよ。
湾岸線の下なんで少々の雨でも
行けるしねえ。
広々した海の景色も、
気持をよりおおらかにしてくれますよねえ。
一度だけラン友たちと
バーベキューをしたことがあります。
それから海を眺めながらも、
海辺で魚がはねているのを
写真をとったりしながら、
帰りました。
展示会の気分転換。
まあ転換しないといけない
ストレスもありませんでしたがね。
あ、かなえられなかったことに一つありましたが
ココロ入れ替えて進んで行かないとね。
何とか日ごろの疲れている目も
この日は一気に癒された、
愛すべきダホンの一日でした。
もう四月になりましたねえ。
新年度、いろいろと変わりました。
まあ国の子育て支援が変わると言っても、
孫は遠いし何か直接変わることはない。
物価がいろいろ上がるのはいややねえ。
年金暮らしにはますます住みにくい毎日です。
そんな中、今日はもう平成元年ぐらいから
続いている花見をしてきました。
泳ぎ始めたころからのプール仲間です。
コロナで3年ほど空きましたが、
今年は再開です。
年齢が30歳ほど違う仲間ですから
どんな集まりやねんって感じなんです。
このグループでは60歳を迎えると、
みんなで還暦祝いを
差し上げることにしています。
doironは赤いカシミヤの
チョッキをいただきました。
今年は中止期間もあったので、
二人にお祝いをすることになりました。
ああ、すごいですねえ。
時代をさかのぼったら20代だった人への
還暦祝いとなるわけです。
年齢が絡んでいるのでモザイクしてます。
なんかもう背後にそれぞれの
人生を背負っていますね。
この仲間は長いのですよ。
一人はもうなくなっていますしねえ。
そのお骨をこっそり埋めた
桜の木の下で宴会ですから、
こっそり参加していたことでしょう。
集まった仲間はもともと
山登りをしていたこともある仲間ですから、
アウトドアでの飲み会も段取りがいいこと。
桜は散り始めていますが、
そんな中での盛大な宴会です。
当時は全員がフルマラソンを
走っていた仲間でもありました。
いまは唯一、還暦まだの友達が一人、
泉州を走っています。
なんと彼はサブスリーランナーなんです。
いっぱい過去の話もしました。
語り切れないほどありますので、
これはもうとっても楽しい宴会でした。
散っていく桜の花は寂しそうな
顔をしていますが、
みんなで咲いているときは
ワイワイと楽しそうです。
人間もそうなのかもしれません。
今年に入ってからも、
飲み会は忘年会ほどの頻度では
ありませんが、何回か続いています。
近所の人らと飲むときは、
なんかビールを飲みながらの世間話です。
飲み会というよりは寄り合いの延長
という感じで、あーだこーだと進んで行きます。
で、いつも思うのですが、
村の大事なことってこんな時に
決まるんですね。
「そんなこと押し付け経ったら、
あいつ文句言うぞ」なんて言う意見が出たら、
ここへ連れてきてみんなで説得しよう
みたいになったりします。
呼び出されたら、みんなで次々に
説得にかかるのです。
もう民主的な審議ではありません。
強制押し付けみたいです。
でもまあそれをあきらめて
受けてくれるような人間を
みんな選んでいるんですがね。
3月になったらいろんな役員の
改選時期ですが、はたして
doironはどうなるのでしょうかねえ。
ジダンとも飲みに行きました。
市で配られる金券を活用できる
お店を選んだのです。
ここはちょっと高級店です。
最近の散歩情報を交換しつつ、
大きな声では言えないような
いろんなことを話し合います。
「祭りの時にはTさんが家の
二階から見ているのをみたわあ」
なんて話をしていると、
そのTさんがなんと
この店にやってきました。
何という偶然ですか。
京都に行ったときに、
珈琲店のマスターの話をしていたら、
近くの博物館でばったり会った
みたいな感じでしたね。
噂をしていたら現物がやって来るなんて、
我らにはそんな力があるかもねえ。
そしたらビールの宣伝に
出ている女優の話をしていたら
来るかもなあとかいいつつ、
いらん話に話題が飛んだりするのです。
2人で頼んだお酒は、
日本酒が5合、生中が2本、
ビール大瓶が一本とまあ豪勢ですな。
すっかり酔っぱらって
支払いに少しびっくりして
帰った二人だったのでしたあ。
マラソンやってた頃は、
歳をとったら走る距離が
伸びていったように、
お酒も量を増やしていくように
人間は進化していくんですな。
ジムのお友達とも飲みに行きました。
この時は、知り合いの北海道の
人が来ているので、
た藁屋で楽しみましたねえ。
年齢的には若い人も入っていますので、
かわされるのは活動的な話です。
その中で、次は雪まつりの時期に
合わせて、なんと北海道で会おう
なんて話にもなっていましたね。
みなさんホンマに
フットワークが軽いです。
ミセスとも何回か出かけましたし、
歩き友達とも宴会をしましたねえ。
エイという、あのずっと通っていた
飲み屋がなくなり、
最近はあちこちと場所を変えて
飲み歩きが続いています。
まあテレビだったら番組
「居酒屋彷徨記」ですな。
まあそれでもいいんかもしれませんが、
もうちょっと気持ち的に
落ち着ける飲み屋があればいいなあ。
どこかいいとこないかなあ、
なんてこころの片隅で思いながら、
飲み歩いているじいちゃんなのでありました。