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ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

だんじり試験曳き2024その2

2024-10-10 21:33:06 | 町会

だんじりの試験曳きで、
前に乗って曳行をつかさどっています。

やり回し(走ってだんじりを一気に方向転換する)
をするようなカーブがくると、身構えたりします。
そして無事に方向転換がすむと、
うちわを大きく降って前の引き綱の
青年団を鼓舞します。



そんな中、前のりの我々3人は落車してはいけません。
命取りです。
なので、やり回し時にも
だんじり内に設けてある
ステンの棒を何があっても
話してはいけません。

あと、もし前梃が逃げるようなことが
起これば、梃が車輪の前に落ち込まないように
足で踏むこともあります。
これまで一回だけありました。

また今までには何回か
前梃を持つものに
支持することがありました。

「てこいれ~」とうちわで
肩をたたくのです。
細かいことで、だんじりの曳行を
調整したりもするわけです。

この今回の試験曳きの時は、
さほど勢いよくやり回しも
しなかったので落車しそうになることも、
梃子にかかわることも全くなかったです。

唯一、一番のやり回しの見どころで、
曳きがとても強くて
ブレーキが聞き切らず、
だんじりが前に引きずられそうに
なった時には、横から長い足を
延ばしてブレーキを重ねふみ
したことが一度あったくらいです。

曳手の数も、本場である
岸和田ほどでは全然ないので、
まあそれくらいの動き位で十分でしょう。
みんなもっとスピード上げて
やり回しをと声をあげていますが、
まあ自治会長としては
これくらいの安全第一曳行で
やり回しするくらいがいいなあ
と思っています。

途中で、前のりを若い奴と
変わってもらいました。
みんなが警備している場所で休憩します。
で、一人だけうちの町で
ばてている若い男性がいました。
見ているともう明らかに熱中症です。
ただ重症ではなく、軽く事前に
離脱した程度です。

首筋をジュースで冷やしたりしていますが、
ここはそれトライアスリートのdoironですから、
わきの下と股のところに
冷えたジュースをおいてやると、
みるみる生き返ったので、
若い時の経験が役に立ったなあ
って感じでした。

若いけれど急な運動は
やはりあきませんね。
無理したらあかんよといいつつ、
まだこの時は熱中症の
重症者が出ることなんか
少しも思っていなかったのです。

試験曳は最初の曳行を終え、
いったん町に帰って休憩です。
doironはここで本部に残る
つもりだったのですが、
このあと乗車する奴が体調悪くて
急遽乗ることになりました。
仕方ないなあと乗ると、
一報が入ってきました。

警備をしている高齢の人が
たぶん熱中症で救急車で
運ばれたとの知らせです。
いつもマージャンを一緒に
やっている人だったので、
だんじりを下車後周りの人に
連絡を取ってみると、
救急車に乗っているときに
もう普通に戻っていたぞとのこと。
ちょっと安心しました。
するとその後もっと若い奴も
体調悪くて、これも救急車で
運ばれたとのこと。
さいわいいずれも軽い熱中症で
点滴を一本打って帰ってきたそうです。
まあどちらも重傷でなくてよかったです。

だんじり事故は警察に
事情聴取を受けますが、
そうではなかったので一安心。
でも同じ町民なので、
やきもきはしましたがね。

曳行も事故なく何とか無事に
終わった試験曳きでありました。

ほっとしましたが、
本番はまだこれから。
気を引き締めていきましょう。

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だんじり試験曳き2024その1

2024-10-09 20:51:26 | 町会

だんじりの試験曳きが終わりました。

試験曳きと言っても、祭りと
ほとんど変わりません。
違うところと言えば、
我が町ではだんじりの前に乗る人が、
着物を着ないということでしょうか。

いろんな役で長を持っている人は、
着物を着ることが多いのですが、
試験曳きには法被で乗ります。
自治会長の私でさえ法被乗車です。



なのでまあ気軽に祭りを楽しむのですが、
曳いている若手なんかは
暑い中で初めて激しい運動をするので
体がもつかなあなどと
心配をしたりしています。

とまあそんな感じで、
日曜日の午後に試験曳きが始まりました。
今年の総括責任者は細かいところまで
しっかりしていて、doironがだんじりに
乗車する時間帯をしっかり決めて
一覧表を作ってきました。
それによると、試験曳行でだんじりに
乗車するのは、村を出るときと
12町曳行の初回の集会となっている。

12町曳行というのは、
市立体育館の周りを12町
(今は1校だんじりをやめたので
11町になっている)
のだんじりが回るという設定だ。

だんじり小屋の前で曳行責任者と
綱長(曳綱の根元を持つふたり)が
あいさつというか掛け声をかけ、
曳行が始まりました。
その写真がこれ。



カメラ目線で乗車するdoiron。



この映像で、何か気がつきませんか。
実はだんじりの前に乗るというのは、
微妙な高さを登らないといけないのです。

足を延ばして、微妙に高い
「らんかん」の一部を持ってよじ登る
という作業が必要です。
まあ何とか、ウルトラランナーであり、
トライアスリートであったdoironには
かろうじて登れるわけですが、
これを前で前梃を持っている人には
いらん心配をかける用で、
よいしょと体を持ち上げようとすると
おしりを押してきよるんです。

まあありがたいのですが、
でもまだいらんお世話です。
愛想よく「○○にケツ押されたわ」
なんて言いつつ笑って立ち上がるのです。

長はなんだか心持を大きく見せて、
大変なんです。

そして乗っていると、街中で
周りの人にいろいろと声をかけられます。

「まだ自治会長やってるんや」
とタスキをさして3人には言われましたね。
でもこの頃はねえ、知り合いはあまり
だんじりの近くにはいませんね。
みんな年齢的に、曳行するのからは
離れていて途中の警備で、
安全委員なんかでたくさんいてますので、
道っぱたで突然声がかかったりするのです。

まあこんな年になっているのですから、
それも当然と言えば当然ですね。

で、うちのだんじりですが、
今年最初のやり回しはへたっぴでした。
おおきく膨れてしまったのです。
まあ久しぶりだからね、
後ろ梃にはいい勉強になったでしょう。

曲がった先が広い道でしたから幸いでした。

そしてそこから町内の狭い道に入ってゆきます。
今度はだんじり一台でギリギリの
広さの道です。
屋根のかどっこが電柱や交通標識に
ぶつからんか心配で、心配で。
あとの経費とか考えると、
少しでも事故ってしまうと大変です。

でもかといってそんな小さな心配で
不安そうに乗っていてはいけませんから、
心の中でオドオドしながら
笑ったりして乗車しているのです。

続く

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地蔵自得の日々その2

2024-08-02 21:00:56 | 町会

地蔵講を変革していかねばと、
思っている間に今度は
町会長にも選ばれました。

これはいい機会です。
町会のいろんなことに
対応していく中で、
地蔵講の運営を考えたら
どうすればいいかという相談を
いろんな機会ごとに
地蔵講のあり方を複雑にしている彼らに
ぶつけていくことができたのです。

しかしこれはかなり心の負担でした。
ずっとずっと心にその問題が
ひっかかっていたのですが、
自分に言い聞かしたのは
ここで焦ってはいけないということです。
ここで焦ると
また同じ意見のぶつかり合いに
戻ってゆくのは目に見えています。

じわじわと、うるさく執拗に
とりくんでいかなくてはなりません。

ミセスにねえ、今はこうして
地蔵講に取り組んでいるねんというと、
え~そんなうるさいことやってるの
とメちゃんこ驚かれましたわ。
でももう引き下がれません。

地蔵講もこうしていかなくちゃと、
あちこちでしゃべりまくってきました。

そんなときに、大きな変動が起こりました。
新型コロナの問題です。
これを乗り越えていくのに、
地蔵講として考えていくことは
いっぱいありました。



おにぎりは配れないよなあ、
みんなで食事会はできないようなあ、
供物のやり取りもできないよなあ。
ましてや、総会も開くこともできなよなあ。
と、いろんな問題が起こっています。



そんな中でも、できることはすべて行いました。

書類で会計報告をし、
意見をすべてあつめました。
本番の地蔵講のお参りも、
ちゃんと僧を呼んで、
お経をあげていただきました。

地蔵は大事なんだよという気持ちを
表す必要もあろうと考えたのです。

もちろん参加者の感染防止にも
全力で取り組みましたよ。

新しい地蔵講の流れも
すべて書類で作成し、
講の皆さんへ伝えてきました。
地蔵そのものがわれらを
守ってくれるんだということも、
口を酸っぱくしていってきました。

で、どうしよう、こうしようと
うるさがたに説明することで、
高齢者の意見も溶けてきたような
きがします。

対コロナというところで、
乗り越えられない問題も
いっぱい出てきたというのが、
いい方向に浸透してきたのです。

ああ、もう今やなあ、
みんなを動かすのはと決意し、
こちらの思惑を細かく調整し
彼らにぶつけていったのです。

もちろん隣村との話し合いも
事前に行いました。
近所の二村の考え方はどうなのかと
意見交換もしてきました。

地蔵の担当者が、
昔子供会で野球などをしてきた
人々だったので、心底話し合えたのが
良かったです。

意見をもって1軒ずつ回りました。

それで結局みんなが納得するなら
ということになってきたのです。
チャンスです。
若い人たちには、
また議論するかもしれないから、
意見言ってなあと言い含めて
総会を開いたのです。

欠席者は会長一任ということで、
先月末の御岳山から帰ってきて
最初の日曜日に総会を開いたのです。

結果はというと、
こちらの思惑通りに進みましたね。

若い人たちは、これでいいんだと
拍手をしてきましたが、
彼らはどれだけ根回しをしてきたかは
知らないんですね。

高齢者の方々も将来の負担を考えたら、
やむなく皆さん賛成してくれたんだと、
含ませて総会を終えました。
ま、何はともあれ
地蔵講10年の懸案はようやく
動き始めたわけです。

だからなお一層ここで失敗してはいけませんね。
これでよかったと思えるように、
今月末23日の地蔵盆を
成功させなくてはと、
まだまだいろいろと
策を練っているわけなのです。

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地蔵自得の日々その1

2024-08-01 21:35:01 | 町会

我が街には地蔵が5体あります。



町の北側の端っこに置かれていて、
なんとドイロンが子供の時から
そこにたたずんでいます。

それに対して毎日お詣りしている
というわけでもないのに、
そこにあることは
ずっと心の片隅にありました。

知らず知らずのうちに
守ってくれているんですね。

近所に住んでいる年配の方は
いろんな話を伝え聞いています。

昔の流行り病もこの地蔵さんが
村人を守ってくれたとかいうのは、
長老たちからよく聞く話です。

じゃ、新型コロナも、
病人は出たものの、犠牲はでなかったと、
今の僕らは伝えますかねえ。

なのでそんな地蔵さんも、
とても信じる人は毎日地蔵の前で
深く頭を下げています。

心の支えになっているわけですね。
「いつも何を願っているの?」
なあんて聞いたりしませんが、
地蔵に向けて頭を下げている姿からは、
お願いオーラが出ているような
気がします。

そんな地蔵はやはりだいじに
しないといけませんね。

村では地蔵講を組んで、
この地蔵を守っていこうとしています。
地蔵堂をよく見てみると、
おやじの頃からの名前を彫った
石が並んでいます。



代々みんなで大事にしてきたんですね。
その地蔵講の会長を、
いまはdoironが努めているのです。

さてその地蔵講なんですが、
実は今はとても大きな問題と
向き合っています。
後継者が入ってこないのです。
年に一度の地蔵盆の集まりなんですが、
これまではその一日の取り組みが
とてつもなく巨大だったのです。

昔は村の女のひとが多く
集まっておにぎりを握っていましたし、
地蔵講の面々は立派な料理を食べて、
宴会をしていたのです。

そしてその費用は、
今年から地蔵講に入る人、
村でいう「頭夜」の負担になっていました。

地蔵講に入会するだけで
すごい負担だったんです。

それは今の世、少しずつ改善されてゆき、
おにぎりそのものを買う
といった方式に縮小していったのです。

が、ある時に問題が起こりました。

地蔵講に入るだけでこんなに
負担していくというのは
おかしいんじゃないか
という声が上がったのです。

じゃ、このことについて議論しよう
となったのですが、いくら議論しても
昔からの風習を変えていこう
ということにはならなかったのです。

頭夜の負担は相変わらずのまま、
月日は流れてゆきました。

でもねえ、もうそのままでは
若い人の入講は全く進まず、
地蔵講の存続そのものにも
影響を与え始めているのです。

で、そんなときに会長に
選ばれたのがdoironだったのです。

いやあこれは大変です。

若い人の意見とそれに対する
老人の意見を調整して
いかなくてはなりません。
さてどうしていこうかと悩みました。

少し長い時間をかけて
問題にぶつかっていく必要があろう
と考えたのです。
これからの講の将来的なことを考えたら、
若い人の意見を取り入れていく
必要があると考えています。

そこでまず、高齢者の意見を
述べる人々を顧問として
残すことにしました。

相談していく機会を残したのです。

あ~あ、彼らを顧問に採用したら
大変だぞという、
周りの声が聞こえてきます。

続く

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本日は、自治会の総会でした

2024-03-24 21:41:13 | 町会

ちょっと今日は大事な会議の日でした。

我が町では、毎年3月末に
自治会の総会を行いますが
それが今日だったのです。

公民館に集まって今年度の事業報告や
会計報告を行います。
まあ事前にこの内容も相談役にも
話してありますし
会計報告は会計監査をしといてもらいます。

お決まりの流れですが、
実はこれがとても大変重要な作業です。
村の重鎮に説明しながら
今、こんなことを考えてんねんと
説明をしておき事前の
承諾をえておくのです。

新しく就任した会計さんは
何でもない話でうまいことしゃべりますねと
とっても感心してはりました。
はあ、半分口だけの会長ですから。

この重鎮とのやりとりのおかげで
3年間くらい悩んでいた出来事が
やっと思った風に動き出すので
今回はもう思いのほか大満足です。
またこの辺の動きはどんどん進めて
行かないといけませんね。

そのあとは今年の事業報告です。
人事案件はないので
後1年間は頼りないですが
進めていきますと申し述べて
さりげなくやりたいことを言っておきます。
そうしてあの時に言ったからということで
思ったように勝手に進めていくのです。へへ

大きな混乱もなく、総会は終了。
あと1年がんばりますかね。


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