THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

3月ももう中旬かあ・・・・・

2024-03-14 19:42:46 | リハーサル
はい、さてさて皆さまその後いかがお過ごしでしょうか
連日気温の目まぐるしく変化する状況に道民は辟易しております
でも確実に春へ向けて動き出しているようで喜ばしい限り
寒暖の差が激しいですが
道路はシャーベットでグシャグシャになったりブラックアイスバーンでツルツル
でも昔のような轍なんてないし積雪もそれほどではなかったような感じ

我々北国唯一無二のブラスロックバンド
SAPPORO TRANSIT AUTHORITYは意気揚々とリハに突入
場所は結成時からずっと一貫してお世話になっているスタジオ・クリーム

先月から始めたコーラスの充実
マサ、モッチン、アキの3人はこの日も午後7時半にクリームパーキングに集合
マサの車内にて猛特訓を繰り広げました
マサは歌詞カード、モッチンはIPHONEで音源再生担当、そしてアキは携帯用のキーボードでバッキングを奏でる
時間いっぱいまで熱心にハーモニーを研究
何度も何度も繰り返し
「ちょっとおかしい」「よくなってきたね」「こうれはどう?」とかね
徐々に練り上げていく都度、仕上がってくる
もちろん曲目は次のセットリストからチョイス
各自の弱点も透けて見えてくるから面白い
役割の分担も自然と固まってくる
あとは楽器を手にバンド内でプレイしながらいかに発揮できるかだ
これがちと難しい
場数を踏んでいくしかない
実地体験あるのみ

そうそうしている内に続々とメンバー達も集結
ロビーがにぎわっている
とここでマサは声をかけられた
おお!
懐かしい青山くんではないかあ
何年ぶりかでの再会
「マーシャルとフライングV」と思い切り言い切ったマサ
青山くんも「マサさんにラフカットのCDを借りたんだよね」
すると彼の仲間の一人も驚愕
「凄い!」
「俺はポール・ショーティノがクワイエット・ライオットに加入する前のラフカットを見たよ
ママズ・ボーイズも出てたなあ」
もう盛り上がったよ
青山くん「かなりまえにレベッカのカヴァーバンドでSTAと対バンしました
8月の小樽北運河サウンドエナジーで」
「そうだった。
熱狂の長い夜をやったら握手を求めてきたんだよねえ」
彼等は今アース・シェイカーのコピーバンドを組んで2度目のリハだそうだ
な、な、なんとドラムはアンクルキャッツのマコトくん
頑張ってね!

そうこうしているうちにSTAも部屋入り
この度のライブは9人編成なんだけど
スケジュールの都合や体調不良で2人が結成
残念ながら7人でのリハとなりました
結局全員そろってのリハは叶わなった・・・(´;ω;`)
最終リハへゴー!!

マサ、アキ、もっちん、ミツ、トモちゃん、石やん、ハマピーという布陣
石やんとハマピーは初対面なのでまずはご挨拶

マサはいつものようにセットリスト表をガムテープで張り付ける
アキのキーボードケースのファスナーが壊れちゃった
そんなに古いものではないのに。
トモちゃんは寝不足らしくちょっと大人しい・・・
マサとミツも風邪をひいちゃって具合が悪い・・・・
まあ、それでも演奏は別物だ

時間フル稼働でゲネプロ
本番さなが等に熱気あふれる音出し
ホットコーヒーをすすりながらタイミングを見計らう

マサが
「今回は司会者でつきます
イメージトレーニングでナレーション、バンド名がコールされます」
石やんが初参加のSTAライブのため、彼を中心に進行
マサがいつものように豪快なるカウントを発する

音のバランスも絶好調
リズムもテンポも悪くない
ミツのトロンボーン・ソロはいぶし銀
そこからバトンを受け継ぐハマピーのトランペット・ソロも安定感抜群
さあ、石やんのギター・ソロ
でかい音でもちっともうるさくない
不思議だ
彼のセンス漲る音つくりの賜物
単なるノイジーなギタリストとは月と鼈
比較にもならない
もっちんはやや抑え目なドラミング
全体のサウンド聞くためとの配慮か
ベルトーンは
キーボードの1音、次いでギターへ流れる
そのタイミングのアイコンタクトで石やんとアキはニンマリ
マサとモッチンは息を合わせてのジャンプ
アキも真似して飛んだ

メドレーでピアノのイントロへ
マサがアドリブで少し喋ってからタイトルをコール
コーラスがドンドンと複雑化していく難解な構成
曲調は程よいポップ風なんだけどね
3声で奏でていくんだけどしっくりといくまでにはまだまだ課題は山積み
でも他のメンバー達は暖かい視線で見守ってくれているよ

一旦MCタイム

3曲目に突入
1分ほどの4管による荘厳なるファンファーレ
前回のリハではトランペットが不在
今回はテナーが不在
だからその都度違った側面が顔を覗かせる
ホーン隊は基本的に椅子に座ってのプレイ
ミツは時折スッくと立ち上がって熱く吹き込む

間髪入れずにモッチンの4カウント
2番カットバージョンのアップテンポソング
これ、皆のお気に入り
コーラスも歌詞は少ないけれどもリードボーカルとの絡みが絶妙
細部にわたる緻密な構成が渋い
それでいてちっとも押しつけがましくない憎いチューン
イントロでトランペット・ソロ
ころころと変化するリズム、シンコペーションの多様、エンディングではト音ボーン・ソロという構成
何かとやりがいのある曲だよん

2度のMCコーナー
中間点はある意味においては一番の難所かもしれない
ドラマティックなる組曲
このそSTA最高のメンバーだからこそ満を持して復活した
散々な仕上がり具合に嫌気がさしてマサは長らく棚上げしていた
でも今ならばと取り上げたらば大正解だった
意気揚々とモッチンの4カウント
石やんもすでにSTへ馴染んだ感あり
リラックスして弾きこんでいるよ
しかしエフェクターボード上に貼り付けてある小さなセットリスト用紙にはマサもトモちゃんもビックリ
「これ、見えないよ・・・・」
「大丈夫さ」と余裕の表情
この曲もコーラスが肝
マサは合いの手まで入れないといけない
エンディングの揺らめくホーン
これはテナーのみらしい
初めて知ったよ

一瞬の静寂を切り裂くようにマサのカウント
「1・2・3・1・2・3!!」
アタックの効いたビート
ブレイク
変則的で予測不能なでユニゾンリフ
もう難解この上ない1分半のインスト
でも大好き
一度はまったら病みつき
独自のアレンジを施したモッチンのドラムフィルに次いでホーン隊が華麗に吹き込まれる
後半ベースとトロンボーンによるユニゾンの旋律
これがしびれる
ミツはここぞとばかりにここでもスタンディングの渾身プレイ
かっこいい
本当は本家同様にハイタッチ
STAでマサとミツはずっとそうしてきた
でもスタジオ内では距離があったのでジッと我慢
ライブでは前後のポジションだから思い切りやっちゃうぞよ!!
覚悟のほどをば((´∀`))

雪崩れ込むように最終楽章へ
モッチンのドラムフィルを目印にメインのリフが再登場
華やかなリプライズ
ここでもコーラスが神々しく登場
エンディングのマーチ風に刻まれるアクセントも絶妙の味わい
こなれてきたね
変態チックなトドメからモッチン曰く「20秒引っ張って」
ここでもジャンプ一閃の決めポーズ

3発目のMC
ストレートなロックンロール
でも単なる3コードものと舐めてかかったら大やけどするよ
まずはホーンセクション
これそこいらで胃の蛙で上から目線で能書きばかりたれていり輩には絶対に再現は不可能
これを今の連中は魂込めて熱演
努力は決して裏切らないのだ
感動を呼ぶ1シーン

突然のフィナーレ
この間をマサが懇切丁寧に石やんへ伝達
以前事故ったことがあったので
「ラストです!と言ってタイトルコールするからそしたら石やん思いっきりギターでリフをヘヴィーに弾いて!」
「オーケー!カウントなしね」
もっちん「ギターでテンポが決まるからね」とにんまり
ここでもコーラス練習の成果を発揮
ギターソロでは情け容赦なき独壇場
気持ちよさそう
ワウペダルを踏みこんだらホーン隊が追随
息もピッタリとはまってきた
やはりこいつらはただものではない
アキも最初からタンバリンを叩いてノリノリ

予備の曲は最初のテナーソロは抜き
トロンボーン、そしてギターソロへと繋ぐ
彼等にとってはもうこの辺はお手のものだね
軽く一丁上がりとくらい!

一連の流れは理解したでしょう
手応えも十分
最高、最強。

小休止を挟んで残りは時間計測もかねて再チェック
各自の問題点、難点、反省点も把握したから安心

後かたずけを終えてロビーに出たらまた青山くんらがいた
彼らも隣の部屋で同時刻にリハしていた
フェイスブックを見たらやっぱりその通り
当然のごとく再び彼等と80年代洋楽ヘヴィーメタル談義に花咲くのさ

なにはともあれ17日は去年オープンしたばかりの札幌界隈で今話題騒然の素晴らしい吹き抜けライブハウス「ルアレルヴァ」でメンバー一同心より皆さまのご来場をお待ちしております
どうぞよろしくお願いいたします!!
じゃあねえ!!~~~




























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