THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

桜はまだかいな・・・

2012-03-27 13:31:19 | リハーサル

今回のリハ前における楽音舎のお買い物は布施明ライブLP「日生劇場S46,3,31」

カラーピンナップ付きで格安料金の上、曲目にひかれて衝動買い。

初期代表曲「そっとおやすみ」「霧の摩周湖」ラストはもちろん「愛は不死鳥(ブラック・サバス時代のオジー真っ青の例の袖から垂れ下がる無数の紐を両手広げて主張している大型写真同封)」

他にもカバーでオープニングはニルソンの「うわさの男」、プレスリー「この胸のときめきを」、フランシス・レイから「ある愛の詩」、カーペンターズ「遥かなる影」

でも本当の購入理由はと言うと・・・GFRの「ハートブレーカー」を歌っていたからさ!

しかし同名異曲ということもある・・・。

なんたって布施明がGFR?と思ったしね。

さっそくクレジットを読んでみたらまったく知らない3人の名前が作者名欄に・・・。

やっぱり違う歌?と思い歌詞カードに目を移してみたら「ONCE I HAD A LITTLE GIRL♪」と載っているじゃないか。

これGFRだよ(明らかなるクレジットミス)。

興味本位で即買・・・私けっこうこういうの買っちゃいます。

シカゴを歌う郷ひろみ、シカゴやBS&T,KC&THE sunshine band,kool&the gangを歌う西条秀樹、ヴィークルを歌う野口五郎とかね。

 

雪割りや福寿草の話題がここ北海道でも語られ始めた矢先、いきなりの猛吹雪・・・。

凍える手を温めてくれるのがエアコンと反射板式灯油ストーブです。

また一番乗りのケンジがスタジオ内を温めてくれてコンディションをいいあんばいに引き出してくれます。

さすがSTAのジェームズWゲルシオ。

ミツを筆頭にケンイチも復帰して久しぶりにブラス隊が4人揃った。

最近はもっぱら前半、ライブレパートリーでロニーを中心に熱演。

掟破りの変則ナンバー(ミツ談)も余裕がやっと出てきたね。

ミツが要所要所でちゃんと目印のリフを送ってくれるからもう誰も迷子にならないし(´∀`*)

これは譜面を追うよりも曲を覚えちゃったほうが早い。もっとも私は「こういうもんとちゃうんの?」みたいなノリでずっとやってましたが。(確かにこのリズムは全員、鍛えられました、勉強、勉強だ!!)

そして後半はここのとこ、ずっと行なっている新たなるシカゴのナンバーを数曲。

突然の振りにも関わらずヤスは「一体、現実を・・・」をばっちりこなすし「イントロダクション」もミツ&ケンイチのトロンボーンからトランペットへのソロが本格的に吹き込まれたし、ヤスとマサのお約束アクセントも決まってたね!

この曲はやっぱり全員揃って演奏しないと形がぼやけてしまう。

ここにシゲがいたらもっと締まって聞こえるでしょう。

ノブも譜面台をセット。

ケンジもパーカッション、アコギ、コーラス、ボーカルと頑張っている(たまにガイドラインを送ったりね)。

そしてガッツリ歪んだギターのイントロから「追憶の日々」

これはミツいわく「特筆に値するくらいブラスの音が高い」とのこと。

まだ2回目なのでエンディングはフェイドアウト状態です。

さらにやるつもりがなかったのに皆からのリクエストで初の「君とふたりで」を演奏。

これが驚いたことにイントロから最後までとってもいい感じでシカゴのテイストをSTAが醸し出していて(もちろんラフだけど)感動しちゃった。

一筋縄ではいかない凝ったアレンジはもちろんのこと、ブラスは相変わらず高い音域らしいけど・・・。

ヤスがダニーの細かい手癖、リムショット、ロール、シンバルワークを忠実にコピーしているから嬉しくなっちゃうね。

ソロはソプラノサックスだよ。

ワウワウのギター、フェンダーローズエレピが素敵だ。

 

後片付けのミーティングは深夜1時近くまで続きました。

それにつけてもつくづく思うのは「ああ・・・札幌でSTAに加入してくれるロバート・ラムはいないかなあ・・・」

 

 

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ケンイチ復活!

2012-03-20 12:25:26 | リハーサル

がすぐそこまでやって来た・・・なんて呑気に構えていたらいきなりの降雪です。

((((;゜Д゜))))・・・・

さすが北海道、そうそう気楽に過ごしてなんかいられないね。

 

今回の「楽音舎」でのお買い物

カナダが世界に誇るロックトリオTRIUMPH「NEVER SURRENDER」輸入盤

1983年発表

かっこいいバンド名、どのジャケットも私好み、それにロックを体現するには最小編成の3人組というところに魅力を感じます。

RUSH(こちらは究極のテクニカル集団)とはまた一味違った緩急自在なパフォーマンス。

 

ケンイチが無事に退院して元気な姿で現れました。

しかも菓子折り持参で。

写真で手にしているのはコンパクトエフェクターではなく札幌銘菓「草か舎 札幌タイムズスクエア プレーン」

ほっこりふわふわ優しい甘さがナイスです、ごちそうさま。

大事をとってケンイチは今回はトランペットは吹かなかったけどね。

傷口が開いたら大変だし。

そうそう思い出した、昔、お台場のロックフェスティバルでDIOを観たんだよ。

故ロニー・ジェームズ・ディオは盲腸の手術を終えたばかり。

でもそんなこと微塵も感じさせないほどの見事なステージングを披露。

司会進行役の伊藤政則氏が気遣うほどの圧倒的なライブでアンコールがかかった。

「まさかこれは無理だろうなあ・・・」なんて思っていたら1曲、やってくれたよ。

それもすこぶるヘヴィーなナンバーを。                                  本来ならばもう1曲予定していたそうなんだけど後日の噂では傷口が開きかけたとか・・・・。

いやはや鬼気迫るものを感じます。

ケンイチ、来週からの活躍に期待していますよ。

 

リハーサルはなんとブラス隊がケンスケ一人っきりという寂しい状態・・・。

そうとうなプレッシャーの中、頑張って吹いていました。

来月のライブ用レパートリーのおさらいを軽くこなして「ファストジャズワルツ」に取り掛かる。

ヤスはみっちりと研究してきたようでイントロは格段の成長をみせた。

しかもここでツインペダルを使用する案も浮上。

STA史上ツインペダルを使ったドラマーはヤスが初です。

いろいろと細かなメモを用意して録音器材やら工具箱も積み上げてヤスは準備に余念がない。

ケンジもアコギ、ヴォーカル、コーラス、録音、セッティングといつものように好サポート。

マサと一緒にガイドラインをなぞって皆を誘導。

とにかくこの難曲を本番当日までにいかに高水準にまで引き上げられるかが第一の課題。

短いけれども濃厚なこの曲を何度も何度もチェック。

「ここをああしよう、ここはロールがしたたかに絡んでいるんだよね、ブラス隊のリフがこことここに出てきてドラムとベースがアクセントつけて・・・」と討論。

10時の時点でいい線いってきた。

これで全員が揃ったらなかなかなものに仕上がるでしょう。

この中にシゲがいてくれたら申し分ないんだけどね。

さて、後半は「イントロダクション」「サムディ」そして初の演奏で「追憶の日々」

ノブは今回も譜面とにらめっこしながらグイグイと牽引。

なんといってもここのところ恒例となってきた「イントロダクション」の研究は全員がそうとうに入れ込んでいる模様。

あるブレイク部分ではヤス、マサ、ケンジ、ラバの4者会談。

4人共、その箇所にひっかかりをずっと持っていたようでヤスが叩いて再現してみたら「これはダニーのしたたかな狙いと手癖とジャズ的要素」との結論。

スタジオとカーネギーホールのテイクを比較検証した結果、ぼやけていた箇所が物凄くいかした展開に成長。

その後は深夜1時までわいわいガヤガヤとミーティング。

ずいぶんと皆、のんびりしているなあ・・・・と思ったら「春分の日」なんだね、なるほど納得。

 

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REXER WIRELESS SYSTEM

2012-03-14 21:52:23 | 楽器館

MASA

VX-801 UHF BAND TRANSMITTER B-16 809.500MHZ

UHF BAND DIBERSITY WIRELESS RECEIVER VXR-800D

1M CANARE CABLE

9V BATTERY

もう数えきれないくらいSTA以前よりライブで使用(1Uラックケースに4点ネジ止めセット)。

こいつのおかげでシールドのもつれや絡みの心配もいりません。

トランスミッターとベース間を接続するシールドは最初片Lを使用していたのですが(Lのプラグはベースサイドへ)何本も断線するというトラブルに巻き込まれて現在はこの黄色で対応。

近々、片Lにチェンジ予定。

またトランスミッターを毎回ストラップにガムテープ止めしていたのですが、下向きにすると強引な動きによりシールド浮きが起こるためにインプットジャックサイドを上向きに固定してシールドが引っ張られても抜けないように逆向き対応、これで解決しました。

ワイヤレスの味をしめちゃったらもうシールドを引きずっての演奏が違和感だらけで無理になっちゃいました。

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星の金貨

2012-03-13 22:23:07 | リハーサル

ケンイチ情報!

8日に見舞いに行ったらヘッドフォンで音楽鑑賞、12日にも様子を見に行ったら読書中。

とても元気で13日には退院とのこと。

28日に手術をしたのでちょっと長めの入院でしたがいい息抜きになったのでは。

19日からいよいよ合流予定です。

 

スタジオに向かう道中、「楽音舎」にてオジー・オズボーンの「DIARY OF A MADMAN」を購入。

これ通常盤は所持していたのですが、今回のはボートラ入り(ライブ)の上、なんとオリジナル盤でのリズム隊、リー・カースレイク(元ユーライアヒープ)、ボブ・ディズリー(元レインボー)が印税をめぐって裁判を起こしたためにマイケル・ボーディン&ロバート・トウルージロ(メタリカ)で録音をし直したという代物。

ああ・・・ランディ・ローズよ永遠なれ・・・。

 

あのノリピー主演で大ヒットしたドラマが台湾でリメイク。

19日まで道内でロケを敢行中。

で、ここ「楽音舎」が主演2人の出会いの場所として撮影に使用されたそうです。

けっこう店内は美術スタッフによって模様替えされたそうですが、その主演男優&女優のサインがSTAフライヤーの左側壁に書き込まれていました。

このドラマ、日本でもBSにて放映されるとのこと、今から楽しみです。

 

STAのリハはボーカル不在のためにケンジ&マサが交互にコーラスも含めて担当。

例によってケンジはアコギ&パーカッション&ドラム&録音&セッティングも請け負っての大活躍。

そして久しぶりコーチャン登場!

「ブランクあるから吹けるかなあ・・・」なんて言っておきながらしょっぱなの曲におけるトロンボーン&トランペットによるソロバトルでいきなり打ち合わせなしでテナーソロに突入。

「さわりだけかな・・・?」なんて思っていたらなんとずんずんとヒートアップしていき、体をクネらせてノリノリ、一気に最後まで吹ききった。

全員がマジでぶっ飛んでしまうようなソロ。

冗談抜きに火を吹きそうなソロにビックリしてしまい各メンバーは大はしゃぎ。

すげえなあ・・・・。

ノブも珍しくコード譜なんかをおもむろに取り出して神妙な表情で曲にトライ。

ヤスもストイックなまでにイントロからこだわりをみせて何度もやり直しを要求。

とことん納得いくまで付き合っちゃうよ。

しかしヤスのドラミングはケンジ曰く「STA歴代のドラマー中、一番フィットしている。シカゴ、ダニー、ブラスロックを熟知しているね」とのこと。

それは皆、同じ意見でとても合わせやすいし、かといって決めるとこはグワッっとかましてくれるしツボをこころえているって感じ。

前半の1時間はセットリストをなぞり、休憩後はいよいよ1年半ぶりにあの曲。

「ファスト・ジャズ・ワルツ」ね。

全員とても真剣な表情で何度も、何度も繰り返し演奏。

イントロだけでも何回やったかな?

ケンジも叩いて歌ってみたりして・・・。

落とし穴だらけ、難関だらけの曲なんだけど3分もないひじょうに中身の濃い曲。

それでもだいぶ勘がもどってきたようでこれは初演奏のヤスとケンスケもおぼろげながら光が見えてきたのではないかと思われ・・・。

ここぞとばかりに「イントロダクション」へ。

いつもずれずれだった場所もやや改善されたようで、驚いたのはケンスケがトランペット・ソロを吹いたこと。

あそことてもかっこいい見せ場の一つだよ、( ゜ー゜)ノ)"ガンバレ!

「流血の日」に続いて

最後はオカチャンのリクエストで再び「ジャズ・ワルツ」

とにかくこの日はここらにとことんとこだわりを見せてみましたよ。

 

シカゴ情報!!

あの幻の「シカゴ・ライブ・イン・ジャパン」が日本ワーナーから限定紙ジャケット、デジタルリマスター、豪華仕様にて5月発売されます。

メンバー達も「演奏、音質共にカーネギーホールを凌ぐ」と太鼓判を押していた名盤中の名盤。

またチープトリックはもとより、パープル、サンタナよりも先に製作されたライブインジャパンとしても有名。

たどたどしい「クエスチョンズ67&68」「ロウダウン」の日本語ヴァージョンも聞けるし、当時未発表だった「ミシシッピー・デルタ・シティー・ブルース」、さらにはⅤ発売前の新曲が次々と演奏されます。

大阪での収録のため演奏が終わるたびにメンバー達が「おおきに!」を連呼するところはとっても微笑ましい!!

終盤の火傷しそうなくらいの白熱のインプロヴィゼーション。

汗を飛び散らせての熱演が目に浮かんできます。

すべてのロックファン、聴くべし。

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STRAWBERRY JUNGLE 岩見沢 VOL,64

2012-03-05 04:21:03 | Live Set List

2012,3,3(SAT)

STA企画 LIBERATION 21

今年の北海道は降雪量が物凄く、特に連日全国ニュースでも報道されていたとおりここ岩見沢は記録破りの豪雪。

交通網は麻痺し家屋は倒壊、遂には自衛隊が出動しました。

ライブ大丈夫かなあ・・・?と少々不安を抱えつつ12号線をひたすら走ってみたら快晴で道路も乾いていて遠くに夕張山脈が美しく連なっているではないですか。

除雪もここのところ、けっこう進んでいるらしく大した渋滞もありませんでしたが、建物の屋根やそこかしこにうず高く積もった分厚い雪の層が今冬の厳しさを物語っています。

久々に会場に入ってみるとキーボード奏者&マジシャンでもあるオーナーのマジック道具がいつもならば棚にずらっと並べてあるはずなのに、なんとハリウッドアクション大作映画のフィギュアがこれでもかと言わんばかりにどっさりと鎮座しているではないですか。

ターミネーターシリーズ、エイリアン、プレデター、バットマン、ウルトラヴァイオレット、キャットウーマン・・・その中にアイドルや洋楽のLP、楽器ももちろん展示されていましたがね(テーブル&椅子も一新、近々床も張り替えるらしいですよ)。

今年初のSTAイベントは5バンドの開催。

いつもにも増して内容の濃い素晴らしいバンドが集まってくれました。

STA-TPケンイチのお友達でもある好青年マエダ君率いる4人組「PROSPECTION」(このかっこいいバンド名は造語らしく「前に向かって行こうよ」というニュアンスだそう)。

以前マエダ君はソロでの出演でしたが約束通りバンド形態での初参加、しかも岩見沢ライブも初とのこと。

ポップロックを聞かせてくれましたがなんと驚いたことにギターはSTAと懇意にしているBEER PLEASEのズッキーではありませんか!?

ジョージハリスンばりの絶妙なスライドギターも冴え渡り、期待通りのマエダ君、軽快なトークも楽しく、もちろん全曲がクオリティー高いオリジナルソング。

私はフェンダーのベースファズがとても気になりました(#^.^#)

もうSTAとはいろんなバンドで何度もタイバンを組んでいるヒコちゃん率いる「RASPBERRY」

バンド名からも察しがつくでしょうが全曲レベッカのコピーです。

ストロベリーにて野いちごのラズベリーとは出来すぎですな。

一昨年のSTA企画に参加した時がこのバンド初ライブでした。

3人のメンバーチェンジを経て展開された演奏をこの度見たのですがその成長ぶりには驚かされました。

特にボーカルのキュートでチャーミングな女の子が飛びぬけてステージ上で明るくはじけていましたね。 

彼女、本格的なバンド経験はこのバンドが初めてだそうでいやはやおみそれしました。

もっともっと大きくなって光り輝く姿を期待しちゃいますね。

「10PM」

STAに負けないくらいの大所帯7人編成ジャズポップバンドです(アルトサックス含む)。

ハモンドオルガンとフェンダーローズピアノのサウンドが心地良く、その合間に鋭く切り込んでくるサックスソロがまたセンス抜群に鳴り響く。

前のラズベリーはキュートな女の子的イメージでしたが、こちらのフロントにはアダルトなムード漂う女性ツインヴォーカルを擁しています。

当然、曲目もAOR系からのセレクトです。

メンバー全員テクニカルで、余裕すら感じられます。

琴線に触れたのがシャーディーの「スムース・オペレーター」

これ大好きなんだよねえ。

極めつけがラストナンバー故GROVER WASHINGTON,JRの1980年発表「WINELIGHT」からの大ヒット曲「JUST THE TWO OF US(クリスタルの恋人たち)」(グラミー賞ベストR&Bソング賞受賞、VOはビル・ウィザース)。

鳥肌ものも感激ものでした。

マスター担当のステージ効果「スモークマシーン」がいつもよりも多めに豪快に煙を「シューシュー!!」と吹き上げていましたもん。

電飾も派手にビカビカと輝いている中に登場したのがこの日もっとも異彩を放ち個性も人一倍強烈だった「雷神」。

遠く小樽からの参戦。

しかも、しかもですよエレクトリックアコースティックギター1本でワンマンステージ。

巧みにボディーを叩いてパーカッシブな効果を出しつつもタッピング、ライトハンド奏法を交えつつ豪快なというか吠えるような魂の咆哮、絞り出すように全身から放つ。

もう会場全体が異次元ワールド。

ステージ後方からゆったりと漂い始めたスモークがまた憎いくらいの効果を演出する。

ジミ・ヘンドリックスからの影響を受けたというだけあってトリッキーかつアバンギャルドなプレイに皆が釘付け。(変速チューニングから繰り出されるナンバーにギターを後頭部に抱え上げての熱演)

乗りまくりのマスターは声援を送って口笛吹きまくり、ミラーボールもギラギラ回転!!

生寿司やカツ重にドリンクと飲食も堪能しつつSTAが最後に登場です。

実はライブ5日前にトランペットのケンイチが虫垂炎になり緊急入院手術することになり面会謝絶、で急遽、あの男が・・・そうです・・・リハーサルなしのぶっつけ本番(STAはいつもですが(゜∀。)であの男がやって来ました!!

偶然にもあのめちゃくちゃに暑かったここ岩見沢にあるMPホールライブ以来のシゲが駆けつけてくれたのです。

もうこうなったら1000人力です。

しかし100%凝縮ブラスロックナンバー達をよくこなしてくれました、さすがです。

終わってみて気づいたのですがまったく違和感もなくブランクを微塵も感じなかったよ。

シゲの放つオーラは偉大だ。

***MEMBER***

MASA・・・B CHO PER

NOBU・・・G

MITSU・・・TB RECORDER PER

YASU・・・DR

KEN-SUKE・・・TP PER

OKA-CHAN・・・AS 

RAVA・・・PER CHO

RONNIE・・・VO

SHIGE・・・TP FLUGELHORN(GREAT!!)

 

KENJI・・・VIDEO

KAVA・・・PHOTO

 

***SET LIST***

1、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)・・・CHICAGO

2、~NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)・・・CHICAGO

3、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO

4、SPINNING WHEEL・・・BLOOD SWEAT&TEARS

5、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE

6、IF YOU LEAVE ME NOW(愛ある別れ)・・・CHICAGO

7、BIGINNINGS・・・CHICAGO

8、VEHICLE・・・IDES OF MARCH

というわけでして相変わらずのトラブルメーカーSTA,前回のエンペラーでもライブ5日前にドラマーのすったもんだ事件が勃発したんだけど急遽ケンジがリハーサルなしのぶっつけ本番で乗り切り怪気炎を吐いたと思ったら、また今回、ライブ5日前にケンイチが病気でダウン。

シゲが快く合流してくれたのでした。

STAファミリーの絆は強固なんだと改めて痛感した次第。

男気のある頼もしいいかした奴らばかりだよ(一部でオヤジギャグと下ネタが最近多いけどな)。

ブログを見てシカゴを聞きに来たよ!という方、ストロベリージャングルでのSTAは全て見に来てくれているマニアの方、そしてタイバンの中にもシカゴ大好きギャルがいて最前列で食い入るように見守られて開演。

マサのいつものSTAコールに導かれるかのように突然、ラヴァのマレットによる重低音のドラの音が轟くなかヤスの4カウントで一斉にスタート。

シゲはほとんどトランペットを吹いていなかったらしく、一度、なまった唇の筋肉を痛めつけウォーミングアップ、そして本番当日に回復するように計算しつつ調整してベストコンディションに持っていったとのこと。

長年の経験がここに生かされています。

前半は情け容赦ない曲が続々飛び出してきます。

例のおなじみのブラスサウンド・リフに渋く響くノブのギター。

ロニーの声量満点ヴォーカルから繰り出される往年の聞きなれた歌詞(1970年代に青春を送った当時の若者たちね)。

ミツはブラス隊のまとめ役を務めながらもトロンボーンソロ、リコーダーソロ、そしてパーカッションと大忙し。

ヤスもライブは2年ぶり、STA初のステージです。

合同練習も2回半(その間にはちゃんこ鍋パーティにも参加)。

シゲにも負けないくらいストイックな彼は本番直前まで車中にて一人イヤホーンで音源を聴き続けて厳重にチェックし続けていました。

もちろん言うことなしのパーフェクトでしたね。

マサがアイコンタクトを送ることなんか一切不要の全身汗にまみれてのドラミング。

カウントもばっちり。

細かに打ち合わせした箇所も忠実にパワフルに再現してくれました。

バラードにおけるリムショットも安定しているしね。

1年半ぶりに取り上げた「ビギニングス」

メンバー中4人が初めて演奏するこの曲も練りこんだだけあっていい線いってたしょ。

ミツのお気に入りでイントロのギターストロークから徐々に歌メロ、ブラス隊にメインの座を移行していく様が圧巻です。

懐かしのミツ&シゲのソロバトルも再演されたしね。

ケンジもニコニコ笑顔で聞き入っていたよ。

ケンスケもトランペットの合間にすかさずパーカッションを高く振りかざし、オカチャンも全身全霊でグルーヴを醸し出す。

余力を全て燃焼する勢いでラストナンバー。

マサはモニターに片足かけてアピール。

それに即反応してくれて腕を振り上げてくれたレディに感謝!

ライブ終了後は各バンドの皆がそれぞれにステージ上にて集合写真をパチリ。

マサはマスターと映画のお話で盛り上がり、可愛いスタッフの女の子は人気者。

出演したバンドの皆が最後まで残っていてくれて大いに盛り上がった素敵なひとときでした。

こういう空間ってあっという間に過ぎ去っちゃうんだよね。

皆が異口同音に「今日はいいバンドばかりだったね」と語り合い再会を約束しつつ帰路へ。

ライブ終わって寒風吹きすさぶ夜の街に繰り出すと熱い大盛りのラーメンが美味しいんだよね(#^.^#)

SPECIAL THANKS TO・・・MASTER&MIYUKI&SATOMI&SEKKIE&KATSUJYU&NAMA-ZUSHI&ONA-KISS&BEER-PLEASE&DOKAYUKI&TANKOH-NO-KIOKUSUISHINJIGYODAN&TERMINATOR&CHUSUIEN&BATMAN&CATWOMAN&PREDATOR&ALIEN&ULTRAVIOLET&HEIANKAKU&HOT-COFFEE&MATRIX&TEIKO&HITOMI&HIKO-ICHI&STARWARS!

 

 

 

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STA恒例の自主企画地方イベント。

2012-03-03 16:13:18 | Live告知

3月3日(土)

LIBERATION VOL21,

5バンドの出演予定です。

 

岩見沢ストロベリージャングル

岩見沢市4条東5丁目2番地16

入場料 1、000円

開場 5:30  開演 6:00 

出演バンド

THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY・・・シカゴ等のブラスロックを演奏します。

prospection・・・オリジナルポップロック。軽妙なトークも御楽しみください。

raspberry・・・hiko率いるキュートなヴォーカルをフューチャーしたレベッカのコピーバンド。

10PM・・・サックスを擁する7人編成の洋楽JAZZ・POPグループはテクニカル集団。

雷神ゴリラ・・・ソロギタリストによるパフォーマンス。超絶技巧のライトハンド奏法を見逃すな!!

 

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