THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

絶好調のSTAは今月もスタジオリハにて全集中!!

2024-03-07 20:06:09 | リハーサル
はい!
さてさて皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか
暖かくなったり急激に冷え込んだりの繰り返しで大変な毎日を送っていることでしょう
体調管理をおろそかにしているとまずいですよね

ブラスロックの大御所、我らがシカゴは現在も元気いっぱいにツアー中
連日のSNS報道で励まされます
素晴らしいなあ
尊敬しちゃうよ、全くもう
刺激を受け続けています
チャレンジ精神は一向に衰えることを知らずアクティブなシカゴ
紆余曲折を経てもなお休むことなく前進あるのみ

そんなわけでしてSTAも3月に入り新たな動きを見せています
今月は久しぶりのルアレルヴァゆえに根性漲る心持ちで取り組んでいますよ
場所は申し分なし
セットリストも決定済み
メンバーも最強の布陣が揃いました
というかここのところ、ほぼ固定化しているではないか
長年の理想が現実化しつつあります。
それはこの間アッキーがDJを担当しているインターネットラジオ番組でも語らせていただきました
ガス抜き作業も終えて心機一転リフレッシュ
続々と凄腕のミュージシャンが登場
合流するたびにスケールアップを図る
肝とも言えるホーンセクションも嬉しいことにテク、人格共に申し分のない人材がガップリヨツに組んでいる
ギターも昨年のジッピーホールでのライブを機に次々と個性的なスーパーギタリストがサポート
コバちゃん、フクさん、シモラー、そして今回のギターでとどめを刺す

更に先月の小樽雪明かりの路ライブ直前にもっちんが提案した「コーラスの充実」
これに賛同したマサとアッキーとでここのところスタジオ入り数時間前に3人が車内で事細かにチェックを入れて練習しているのだ
アッキーは携帯用のキーボードまで持参
やる気満々
この日も当然スタジオ・クリームのパーキングにて同様の歌連をした
もっちんが音源を流す
マサが歌詞カードの提示
アッキーはキーボード演奏・・・とそれぞれに役割分担を施す
順調にまとめかかる・・・といいたいところだけどこれがまた超絶に難しい
音トリ、演奏、合いの手、歌詞の暗記、パフォーマンスと兼ね合いだからねえ
場数をこなすしかないなあ
いずれにしろこんなことをしたことなんて一度もなかったから新鮮な感覚
もっちんは他のメンバー達にも逐一参加を呼び掛けているしなあ

今回は9人編成
ただ残念なことにトランぺットのハマピーはスケジュールの都合がつかず欠席
8人が集まりました

マサ、アキ、モッチン、タカ、トモちゃん、ユーちゃん、ミツ、そしてなんと札幌フュージョン界におけるご意見番として石やんが初めて参加したのだ
これは大事件
以前からの顔見知りだけど一緒に演奏をするのは初
まあアッキーは同じバンドに在籍していた仲なんだけど
石やんとは数えきれないくらいに対バンをしているのでお互いの腕前や手の内は了解済み
だからアッキーが参加の依頼を打診したら快く助っ人を引き受けてくれた次第
狂喜乱舞
楽しみがこれでまた一つ増えたね

車内でのコーラスリハを終えた頃に続々とメンバー達が集まってきた

意気揚々と和やかに語らうひと時
キンさんオーナーが「スタジオに機材を入れてもいいよ」と言ってくれた
速やかにKスタへ
ユーちゃんがちょっと遅れて到着するとのことなので彼には入口のスペースに陣取ってもらおう

この度のニューフェイス石やんをマサが皆に紹介
それぞれに丁重なるご挨拶を交わす
中には以前からの知り合いもいるんだけど(ユーちゃんもその中の一人)

石やんの腕前は折り紙付き
誰もが認めるところ
だからこそ今回のコラボレーションが実現したわけだ
マサと事前に逐一やり取りを繰り返しセットリスト固めに励んだ
そんな石やんでもシカゴには相当にてこずったらしい
予定調和だけど
本人は「迷惑をかけない程度に頑張るね」と言っていたんだけどいざ蓋を開けてみたらなんまらクオリティが高い
これも予定調和の内
でも石やん自身にしては納得がいかないのでしょう
完璧主義だからね
でも一年前と比較したら月と鼈
雲泥の差
とにもかくにも本格的なギタリストだ
ストラップ(2万5千円!)をはじめブルーのフェンダーカスタムショップ・ストラトキャスター、エフェクターらを見ただけでそれはよくわかる
自分の使用するものは何から何まで大切に吟味したものを愛用
その姿が神々しい
だからこそ機材類も石やんの純粋な気持ちに快く応えてくれているかのよう

まずテクニックは申し分なし
それと共にいくら大きな音でプレイしてもちっともやかましくない
トーンも綺麗だしね
単なる爆音のノイズばかり自己満足のようにギャンギャン出している輩に石やんの爪の垢を煎じて飲ませたいほど
だから周囲のミュージシャン達も気持ちよく溶け込めるのだ
幸先良いスタート

ユーちゃんもやってきたので皆でパーカッション&スタンド類の搬入
人数が多いのでアッという間に済んでしまう

準備万端整った
マサがセットリスト表をガムテープで貼り付け
ホーンの3人は着席しながらの吹込み
ミツは決め所ではスックと立ち上がって吹いていたけどね
その意気込みが清々しい
オープニングでアッキーがSEを弾くとモッチンがハイハットを刻む
ここでギターカッティングを石やんに要求
司会者がSTAを紹介して声高らかにバンド名コールをする場面もイメージで伝える
石やん中心に説明を加えながらの進行
感動的だったのは変拍子からのワルツの上下ライン
歴代のギタリストたちが苦慮していたパートをサラッと再現していたのだ
その後にトロンボーンソロが現れた
そこはいぶし銀の音色でミツが貫禄タップリにプレイ
ハマピーがいないので阿吽の呼吸でここでもミツがトロンボーンでトランペットをパーフェクトになぞる
鮮やかなる采配がお見事
拍手喝采
3番手のソロはギター
お手並み拝見さ
石やんが颯爽と意気揚々に突入
アクションも交えてカッコよくテリー・キャスのフレーズを次々にフィンガリング
もうこれにはビックリした
ここまでやってくれるとは
鳥肌が立った
クールな表情でここまでピッキングしてくれるとは
以前にはコードも把握できない、終いには何をやってるんだか全然わからない、と言って適当に対応しながらお茶を濁していたギタリストもいただけにね
石やんいわく「この構成は至ってシンプルにわかりやすいよ」よとのこと
頭の構造、モノの捉える角度が違うんだね
エンディングのベルトーンはタイミング、順番、音を確認して納得のゆくまでやってみた

2曲目のギターは抑え目
その分、コーラス隊が大きな課題となっている
1番、2番、サビ、3番とドンドンとスケールアップして複雑化していくのさ
格段に進歩した形跡はある

3曲目はホーン4人によるインスト・ファンファーレ
ミツが指揮をとる
ハマピーがいないので吹きにくそう・・・・
ハイトーンの響きがないので面白い
一致団結のトリオで強固な調べを奏でる


4曲目はメドレー
3曲目は前奏曲のようなポジション
1曲目同様に2番のパートはカット
リズムもコロコロと変化する
モッチンによる4カウント
軽快かつ個性的なイントロだけでもやりがいはタップリとある
リードボーカルに絡むコーラスの音程も肝だ
歌詞は3行なんだけどね
トランペットとトロンボーンが最初と最後に戦慄を紡ぎだす
ミツのトロンボーンソロが長い
ライブバージョンにトライしたんだそうだ
やることなすこと憎い男だ
モッチンは「20秒は引っ張らないと」
それはホーン隊に対する拷問だ
今のホーンセクションはスタミナ抜群だけどね

鬼門ともいえる組曲
これは7楽章からなる大作
それをライブのたびに1楽章ずつ加えていく算段
ようやく夢を実現できるメンバー達に恵まれつつあるからマサがゴーサインを出した
散々な目にあって懲りたから長らく封印していたんだけどそれも解除された
おめでとうございます

第1楽章、6&7楽章の合体バージョン
一筋縄ではいかないじゃじゃ馬群
これを分解して研究
あちこちに落とし穴が点在
それだけにやりがいはある
ユーちゃんの一人2役のパーカッションが驚愕
結構あれはパーカッションが重いんだそうだ
全開で力強く鳴らしているもんなあ
コーラス、合いの手、フィルイン、ブレイク、ユニゾン、そしてエンディングでたっぷりと引っ張りジャンプ一閃でフィニッシュ
それでもまだまだ増えていくよとマサが不敵に予告をする

ヘヴィーなロックンロール
これのホーンによるリフもモンスター級
四苦八苦している
コーラスもクセモノ
全力疾走で気を緩める部分がない

お約束のラストンナンバー
ギターソロの後半におけるワウペダルは説明をすることもなく踏み込んでくれた
ソロ全般もほぼオリジナルに近づくべくコピーしていたね
オブリなんかもさりげなく差し込んできてセンスも抜群
初顔合わせでこれなんだから空恐ろしい
コーラスパートもシンプルなんだけど難易度強

予備の曲はEのコードリフがほとんどの3分半ほど
これのソロ回しはその都度振り分ける
ウォーミングアップや小手調べなどに重宝する曲
STA結成時から何度も演奏してきたけどそのたびに色合いも変化する
噛み合わない時もあればアドレナリン噴出するシーンを演出する時もある
今回はタカによりアヴァンギャルドなテナーサックスソロを皮切りにミツによるジャジーなトロンボーンソロがうなりを上げる
トリは石やんが引き締め役
歯車がうまく作動したようだね
バトンの受け渡しもまごつかずにスムーズだったし
息の合わない奴だと不愉快極まりない

マサが小休止しようと提案するもノンストップで引き続きのプレイ
ホットコーヒーくらいは飲んでいたけどね
練りこみ作業も施してみるみるうちに完成にまっしぐら
感の良い人ならば余計な言葉を入れる余地なんか無用
実践あるのみ
弱点も見えてきた

次回はハマピーも合流するから骨格も安定することでしょうよ
それは後片付けしている最中の皆の笑顔を見ただけで明瞭

予習、復習も真面目にこなすメンバー達だから信頼性も高い

トモちゃんもすっかりとSTAに溶け込んできたね
そのトモちゃんがロビーでチョコクッキーを皆にプレゼントしてくれた
バレンタインディでもチョコをもらったしね

それでは次回の最終リハでは本番さながらに取り組もう
とんでもないものを突き付けてやるよ
北海道唯一無二の本格派ブラスロックバンドとはSTAのことさ!!
よろしくね。




























































































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