THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

jack bruce/rope ladder to the moon DVD tony palmer's 1969film about

2024-06-16 12:44:38 | free form space
敬愛するジャック・ブルースのこれはBBCが制作した貴重なるドキュメンタリー!
1970年放送
伝説のバンド、クリームのアルバートホールにおける解散コンサートから幕開け
もちろん名曲「サンシャインラブ」をプレイ
ここだけはお馴染みの映像
このフェアウェルツアーの前座には、まだデビュー前のYES、第二のクリームと言われたロリーギャラガー率いるテイストが務めた
アメリカツアーでは第一期ディープパープルも立っている
正に夢のような取り合わせだよね

このドキュメンタリーは当初マネージャーがクラプトン、ベイカー、そしてジャックの3人それぞれを制作する予定だったらしいんだけど、結局はジャックのみが実現したとの事。
冒頭のクリーム以外は初見映像ばかりで速攻釘付けになってしまった
ジャックがファーストソロを発表したのに合わせての進行
なんたって1969年のセッションがめちゃくちゃに凄い!
とにかく凄い!!
髭面のジャックを筆頭にジョンハイズマン、クリススペディング、更にはズラリ居並ぶホーンセクション
火花散らせての攻防に文句無し圧倒された
やはりこの人達はヤバすぎるよ
手数王ジョンのジャジーなパワフルドラミング、クリスのスライドバーを駆使したアバンギャルドなプレイ
それとは別に、ここからトリオ編成に移行
コントラバス奏者ジャックのトリッキーなラインに絡みつく阿吽の呼吸で変態ドラム
サックスなんか2本も咥えてブロー
最早別格のミュージシャン集団
あっという間に見終えた

あのBB&Aは見れないから3人をバラバラに見れた
クリームも見るのは叶わないから、クラプトン、ジャックとソロで見たけどジンジャーは遂に未見のままだった事が悔やまれる

しかし、かたやクラプトンは札幌ドームに比べて、ジャックはライブハウス「ペニーレイン」だもんなあ
ハードロックベース界に大変革を起こした巨匠中の巨匠なのに…
まあ間近で見れたし、セトリのほとんどがクリーム、しかもギターがブルースサラセノ、ドラムが何とサイモンフィリップスだから贅沢極まりないひとときを堪能できたよ

ジャックとジンジャーは犬猿の仲のまま2人共に他界したけど、あちらの世界でも相変わらず演奏で喧嘩しているんだろうなあ…🎶😅‼️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする