THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,214 小樽☆浅草橋オールディズナイト21 (シャイン編)

2024-07-23 00:49:14 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****


まずは機材類の詳細を。
ベースアンプはいつものハートキー・システム
ドラムセットはパール製
シェルはあずき色
ギターアンプは3台
ローランドの超絶なベストセラーJC-120&40
王道のマーシャルJCM900

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
チキチータ(アバ)、ショー・ミー・ザ・ウェイ(ピーター・フランプトン)、オールナイト・ロング(レインボウ)、愛ある限り(キャプテン&テニール)、ボーン・トウ・ビー・ワイルド(ステッペン・ウルフ)

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

トップバッターには勿体ないくらい・・・・
1、11:00~11:25
「シャイン」

札幌からのバンドで初出演をめでたく飾りました
開場直前までみっちりと熱心にサウンドチェックを重ねていた

男女混合6人編成のバンドだ
各自それぞれに個性的でカッコいい奴ら
若いメンバーばかりで往年のジャパニーズ・ロックを披露
これが全曲マサのドツボにはまった
どれもこれも大好きなナンバーなんだもんなあ
(個人的には数曲演奏した曲もあり)
なるほど・・・と頷ける内容でした((´∀`))

この日出演したバンド中一番の正統派
まあ、それは間違いない

だからこそかえって新鮮この上ない展開が初々しかった
パワーミュージックが炸裂する様は心地よい
今後、彼等の活躍にも期待大
楽しみがまた一つ増えたよ
これもライブイベントの醍醐味でもあるね
ライブの前後にメンバー達とけっこう談笑する機会があったんだけど皆気さくな連中
世代の壁なんて全く関係ないね
一瞬で打ち解けて熱く会話も弾むって塩梅
羨ましい関係でしょう( ´艸`)
そんなことも含め盛り上がってしまったさあ
海のそばの柵で集合写真をにこやかに撮影していました

愉快痛快なる話題はさておき、それではこのいかしたメンバーの紹介をば・・・・。
全員が頭からつま先まで見事なくらいに清々しくラフな衣装で統一

ドラム・・・眼鏡姿のそうくん
潔いくらいに全身涼しそうな黒で統一
ベース・・・サングラス姿のよしひとくん
黒いTシャツとジーンズ姿
(フェンダー・ジャパンのジャズ・ベースでのプレイスタイル
ボディカラーは目に鮮やかなるメタリックブルー
ローズ指板)
ギター・・・白いキャップを被ったゆうすけくん
髭をたくわえてサングラスを装着
アイドルと胸にプリントされた黒いTシャツを着こんでいた
(アリアのメーカーでBLITZ335
このブランドをマサは知らなかった・・・(-_-;)
ボディカラーはチェリーレッド
まことにオシャレな白いカール・コードを接続)
ギター・・・キャップを被ったりょうたくん
白のYシャツを黒パンツ
(メキシコ製のフェンダー・ストラトキャスターが愛器
ブラック・ボディカラー、指板はメイプル仕様)
ボーカル・・・とよひこくん(みきちゃんと入れ替わりに後半のゲストとして参加)
ボーカル・・・前半のステージを担当していた紅一点のみきちゃん
白いTシャツにジーンズがお似合いさ


サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい!
さてさて皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してシャインの華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

あららら・・・函館から札幌に転勤で戻ってきたヒーロ・スタンレーが現れた
「兄貴!!((´∀`))
シャインをこのステージに紹介したのは俺なんですよ
だから応援に来ました」
えらいなあ
相変わらず律儀なナイスガイ
村上くんはアキラっちもヒーロも好感が持てる

そしてもう一人の名物ダンサー、アベさん
昨日もライブ観戦したそうで、な、な、何と小樽に宿泊するんだそうだ
根性が入っているよね
素晴らしい人生の先輩さ
お約束の黒いTシャツは網走刑務所で購入したグッズの一品
背中には「日々是反省」の文字がでっかく描かれていて派手
見栄えも抜群」

賑やかでノリノリのBGMに導かれてマイクを手にした斎藤氏がオープニングアクトを声高らかに紹介する((´∀`)ステージの下手から)

「お待たせしました!
小樽浅草橋オールディズ・ナイトの開演ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタです・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
熱中症にご用心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
それではシャインの皆さんです
お楽しみください!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニング・ナンバーは「拝啓、少年よ」(大阪出身、2009年に結成された話題の3ピース・ガールズ・ロックバンドのハンプバッグ1枚目シングル)
2018年6月20日リリース
メジャーデビュー作品
チャートでは最高順位13位を記録
勇気を貰える直球ド真ん中の青春応援歌
一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
バッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
ヘヴィーなナンバーが炸裂だ!
シュールにロックしていたのではないかい。
個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団

みき嬢も気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

まっすぐな歌詞がなんまらと熱く胸に突き刺さる
心に語りかけてきます
何故だか懐かしい最高のキャッチーなメロディにひかれちゃう
元気いっぱいパワフルに弾けまくり
ストレートでタイトでほどよくポップテイストがまんべんなく散りばめられていてご機嫌この上ない
くだらない能書きなんか蹴散らしてノリノリにぶっ飛びまくった者勝ち
これがレディースバンドだとは・・・・
ミキ嬢は歌うのにピッタリとフィットしていている
大正解のセレクション
世の男性諸君よ、ウカウカしてられないぞよ

MC
「ええ~~・・・先ほどご紹介にあずかりました、私たちは毎日同じ会社で顔を合わせている社員のバンドなのでシャインといいます
緊張していますので温かい目で見守っていただければ幸いです
でもステージでは輝き続けていたいです
よろしくお願いいたします
・・・・シンデレラ・ボーイ!!」
(サウシー・ドッグ)
2021年8月25日リリース渾身の5枚目ミニアルバム「レイジーサンディ」に収録
ビルボードジャパンではホット100において週間4位を記録
やや抑え気味な静かなギターによるアルペジオから淡々とスタート
進行するほどに音圧が徐々に増していく
ドラマティックな展開が切ない
女性目線で恋愛観をリアルに描き切った珍しい雰囲気のヤバい魅力的な曲
怒りや悲しみ、それでもパートナーになお残るインパクト絶大なる情愛
こちらサイドの感情を見事に揺さぶり、想像力を掻き立てる
再び、極控えめなアレンジに戻ってエンディングに雪崩れ込む

MC
ドラムのそうくん
「歌詞を3~5回ぐらい間違えてしまいました・・・(´;ω;`)
そんなことなんか一切気にせずに見ていただけたらとっても助かりますね
私たちの会社は広告代理店です
昨年の春に私とギターの役員から始めたバンドです
そうやって一人また一人と加入
ギターの部長も今週の火曜日に加入しました
このような形によるつたないバンドでの初ライブです
恐縮です・・・・・
それでも皆さんと共に楽しめたら嬉しいです」

みき嬢がMCのバトンを受け取る
「ありがとうございます
助かりました
ここからはボーカルが入れ替わります
実はボーカルの柏谷くんが体調不良になっちゃいました」
みき嬢はステージを降りる

とよひこくんMC
「急遽助っ人できました
2日前にお誘いいただき感謝です
僕はシャインではないのですが・・・((´∀`))
次の曲は・・・東京ビーバー・・・じゃあなかった(-_-;)
スーパービーバーの東京です・・・」
注目のバンドによる楽曲
2022年2月23日発売の同名アルバム10曲目に収録
東京の空の下様々な愛の形をテーマにしたエモーショナルな疾走チューン
コードをかき鳴らすゆうすけくんの頼もしさ
100億点のギター・ストロークから始まるナンバー
ビーバー史上、最も懐の深い、人への想いを実直に届ける歌
大切で特別な人のために普通を続ける覚悟を歌っています
大サビのコーラスにハッとしつつ奏でられる無邪気なエネルギーが溢れすぎた最重要曲
生々しい解放感を放つCメロの絶唱と渾然一体となった存在感たっぷりサウンドで、こちらの想像を遥かに超える科学反応を生み出した
多くの人の人生にとって大切な普遍性を備えた至福の楽曲
ドラムの渋いフィルインやブレイクのタイミングといい、本物の気合がビンビンに伝わってくる
うねるようなリズムセクションのグルーブに酔いしれてみるというのも一興
とよひこくんは懇切丁寧にかみしめるように歌う
好感の持てる真摯な態度に誰もが声援を送りたくなるよ
直前に依頼されたボーカルの座だけに、スタンドへ歌詞を張り付けて魂の熱唱だ















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もう常連化してきたススキノライブハウスの老舗にpurple bringerが帰って来た❣️

2024-07-22 10:04:48 | Live Set List
20日は我が迫力のバンド
purple bringerのライブでした🤠🎶‼️

ブリティッシュ様式美ハードロックバンドの元祖あのディープパープルをとことん忠実に再現するべく硬派な猛者達が集結したバンドだけにこだわり具合が超半端ない

会場はススキノライブハウスの老舗でもあるホットタイムだけに申し分なし
出演はど真ん中という最も美味しい時間帯メンバー全員がとことんにまで燃え上がりましたよ🔥

で、この日は魂のハイトーンシャウター、リョゴのバースデー㊗️
もちろんホール全体からおめでとうのコールと拍手が盛大に湧き上がった

という訳でして伝説の大作「lazy」スタジオバージョンを初めてフルにプレイ!
しかもリョゴはブルースハープも初披露!
いやはやなんとも素晴らしいひと時でしたよ

ステージにはお祝いのデカいケーキも登場
皆、美味しくいただきました🎂
ご馳走様😋

Kenneth君、チエさん、またまた何から何までお世話になりました
イカした対バンの連中、NICEショットのカメラマン、そして最初から最後まで絶え間なく声援を送り続けてくれたオーディエンス
全てにおいて
very special thanksだ!😉❣️🎉
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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(S・T・A編)PART,2

2024-07-16 06:44:02 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

これらをカバーしているバンドはまずいないでしょう。
じゃあ、調子にのって後半戦です
熱冷ましとばかりに場面転換・・・・・
まだまだ、傑作をお送りしたいと思います!!
この後に控えしは・・・・
立て続けに、いかしたやついくよ~!
隠れシカゴファン垂涎ものの 残り2曲、一気に攻め込みます!
聞いてください・・・・・
フリー!!!
(邦題は、自由になりたい。
オリジナル・アルバムのシカゴⅢに収録
シングル・カットもされた
ロバート・ラムの作品
彼は甘いポップソングからこのようなハードロックまでジャンルの壁など軽く超越するほどにコンポーザーの手腕をフルに発揮する
シカゴの顔といえば彼の事
この意見に異議を唱える人など、どこにも存在しないでしょうよ)」
モッチン怒涛のテクニカルでキレッキレなフィルインから、図太く延々とドラム音が不気味に爆発。
強烈なファンキー・ロールを目印に、マサがモニターぎりぎりまで駆け出してきて「1・2・3--!!」
 実験的要素満載なチャレンジ・ソング。
実はタメの効いたイントロのドラミングは、トリス・インボーデンによるもの。
あまり深く考えないで、目印代わりに説明を兼ねてマサがモッチンに聞かせたライブバージョン。
「おお!これは、かっこいいねえ。
いかにもスタジオ・ミュージシャンが叩きそうなオカズ!」
これをサラッと最初のスタジオ・リハで再現してくれたものだから、再度モッチンの実力を痛感した次第さ。
素直にリスペクトしちゃうよ。
だって、今までにこの難攻不落で癖のあるフレーズをプレイしたドラマーは一人もいなかったんだから・・・。
もっともっとと追加フレーズで膨らんでいった
驚愕的に感動モノさ。
今回のバージョンは手前みそながらも最高傑作な仕上がりだったと思う。
さてさて、2分ちょっとの曲なんだけど、その間をメンバー全員が全力疾走するような息継ぎ不可の中間パートに突入。

 世の若者達の悩める想いが交錯するストーリーを多分に含んだ不穏な展開が秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アキ)とのコントラストがソウルフルなる様相をも呈しています。
喉が張り裂けんばかりの泥臭い雄叫びリフレイン。
時折ゴスペルチックな合いの手でも、魂の絶叫を重ねる。
重量級なタッチで、ベース&ギターがストレート且つごく控えめに奏でられます。
 疾風のごとく耳をつんざくホーンの狭間に、変態チックなリズムの鬩ぎ合い!
イントロ、エンディング、そして中間部分における変則的な流れはリズムセクションの真骨頂。
スタジオ最終リハ時でも、全員が徹底的にこだわって取り組んだ箇所。
ホーン隊は何度もテンポダウンを希望しながら、なぞっていたもんね。
本番での完成度はいかがだったかな!?
何度もマサとアッキー、モッチンとで意見を交わす。
ホーンの4人も徹底的に特訓に猛特訓
これに賭ける情熱は全員が同じ
完全パートスコアをマサが送ると石やんがコードを把握。
これにて光明が見えてきた。
ラインで数度のやりとりをしてマサのベースフレーズに修正箇所を施す。
これでパーフェクト。
石やんの切れ味鋭い采配で見事に問題をクリアした。
大した男だぜ、彼は。
それにつけても本家シカゴの手強さには舌を巻いちゃうね。
ブラス隊含めて全員が残響音を轟かせる中、あっという間にエンディング。
息も絶え絶え・・・・
変態チックでアバンギャルドこの上ないね。
今度機会があれば、本家本元のヒステリックなる長尺ライブ・バージョンにも挑んでみたいなあ。
(ミツがチラッとそこのフレーズを吹いてくれた)
ちょっと間をおいて、会場から「凄い!!」と声援が飛んできた。




****、最終局面を迎えた。
白熱のライブ・レポートは、まだまだ続く・・・・・!!!!****

果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存****

「・・・・・今は何時くらいかな?
(チラッと時計を見る)
まだ明るいけど・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」

この時、石やんは素早くエフェクターの操作を終えギターを掲げて小刻みに震わせ来るべきその時を待ちつつも,唸りを発する・・・・・
(段取りは綿密に話し合っていたから余裕があるよん)
「ウィ~~~ン・・・・・・」

マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま
「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
 松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」 
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
こちらもロバート・ラムの作品
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)

マサが石やんの方向を左手で指差すと、ドンピシャのタイミングで「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ミツ、トモちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動。
ノリノリに手拍子を交え、しきりに楽器を振っている。

いつの間にかアキちゃんは伝家の宝刀とばかり、タンバリンを手にシェイクしながら元気一杯、ピョンピョン飛び跳ねているではないか。

疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! 
(この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)

あるバンドは「STAはスペシャル軍団」

パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」

あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」

あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」

あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」

あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」

マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。

フクさん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。

ギターが堂々と、必ず数歩ほど飛び出してきて自己主張を図る仕草。
やはり花形楽器だもんね。

各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。

この曲、マサのリードボーカルに、モッチン&アッキーを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。

ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙。

アッキーも延々と、エキサイティングなジャンプを披露しての挑発。
司会進行役の礼儀正しく優しいハルカ嬢も、アッキーの超絶技巧パフォーマンスを楽屋口で称賛していたっけねえ。

誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。

もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。

STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。

更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。

ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。

石やんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
あろうことか中央に飛び出してきてマサとの絡みまで演じてくれた
アベさんも加わってきて舞台の上下でがっぷり三位一体化を図る
これにはビックリ!
(マサのジーンズは右膝が2か所も破れて穴が開いてしまった・・・・)
「まさかクールでポーカーフェイスの石やんがあそこまで燃え上がるとは思わなかったよ」と言うと
「さすがにあの場面では飛び出さないわけにはいかないぜ」
うーん、マンダム~~((´∀`))
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ここでも秘密兵器オート・ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
 これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
 オフステージの時にマサは石やんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われた石やんもまんざらではない様子)。
歴代STAギタリスト中ぶっちぎりのトップクラスでしょう、と太鼓判を押すアッキー

そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズを石やんの合図を待ってホーン隊が吹き込む。

トドメはホーンセクションによる、きっつい嘶き音で息の根を止める。

トモちゃんも、ウォルター・パラゼイダー顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う。
難攻不落なパートなど何のその。
パワフルでバカテクの管楽器が4人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。

オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ。

ウカウカしてなどいられないよ、みんな。
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ。
マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
その時、正面に立ってノリノリの可愛い観客が、フレットをポンポンと撫でてくれた。
下手袖に控えていたスタッフとは、はしゃぎすぎて激突!((´∀`*))
ミツがさりげなく譜面台を寄せてスペースを空けてくれたので、モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはネックを振り回しながら、ホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング。

最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン。
ユーちゃんとの絡みを実現しようとこれにはひたすら苦慮しているらしい。
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか。
超難解な作業だ。
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・。
しかも、リラックスしながら、ユーちゃんと和気あいあい楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・。
これらを最近はユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルでようやく見事に再現してのけた。
恐るべき究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね。

メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。

何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンも、STAトラの穴ならではの持ち味だね。
やはり役者がヒトアジ違います。

マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。

尚も石やんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。

撮影スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、ミキサーへは、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに音作りしてと希望を提出しておきました。
相変わらず無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。

プレイしている我々でさえも、痺れちゃうほどの高評価を下したくなる。
不気味にステージではドンドン効果を倍増させるべき企みが虎視眈々と張り巡らされていく
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。

多分、数年前の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。

あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!

極めつけのフィニッシュは
素早くアンプ横のスタンドにベースを置いて
前方に走り出し「YEAH!!」
一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、3度目なる豪快空中2段蹴り一閃!!!
(カメラ小僧たちが空中浮遊マサ会心のショットを撮ったそうだ
この日、一番の作品だとのこと。
皆にも見せびらかせてた((´∀`))
その様を後方からスタンディングドラミング状態でずっと見ていたもっちんは爆笑🤣

「ありがとうございました。
喜んでいただけたでしょうか?
我々も堪能しちゃいました
存分に暴れさせてもらいましたよ」

興奮状態のハルカ嬢
「あの・・・・ビックリしましたあ・・・・・」
としばらく言葉を失っていた((´∀`))
熱気が漂う豪放磊落な祭りの後の静けさ・・・・



****心底、全員にお疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と満足そうで笑顔いっぱい。((´∀`*))
シカゴの硬派なカバーバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」

温かい拍手に感謝です。
一通りのご挨拶を済ませて、電源オフ、コードを抜いて後かたずけに取り掛かりはじめるメンバーたち・・・・

これこそがライブならではの醍醐味
真剣勝負の真髄。
ある観客からは直々に「セットリストの全曲が申し分なくたまらない・・・」と感想をいただきました。
やっぱりあれやこれやと取り上げて大正解でしたなあ。
ある程度は、確信犯なんだけどね・・・。((´∀`*))

一致団結の賜物。
メンバー達の知り合いも見えていたんだけど、STAを見たのは初めてだ、という人が多数いて異口同音に衝撃的だったらしい。
(トモちゃんの上司も観覧
何とシカゴ・ファンなのだそうだ!
素晴らしいお方だ!!)
もちろん想像以上のパフォーマンスに話題騒然だったことは当然でしょう。
多方面からの反響も上々で、益々株があがったね。
新体制での厚別ふれあい広場初進出は、手ごたえも良好。
(というか、他でもけっこう同一メンバーで臨んだ試しがないかも・・・(-_-;)

この後には珍しくステージ裏の控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ。
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ。

興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた。
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
とあるバンドマンも珍しく賛辞を贈ってくれた。
「特に鉄壁のホーンセクションには圧倒されました」
「今のSTAは以前とは比較にならないくらいのまとまりで迫力。
一体、現実を把握している者はいるだろうか?っていう曲あったよねえ、ってこの間友達と会話したばっかりだったからビックリしちゃったあ。
マサさんがとっても嬉しそうに演奏しているのも印象的」と述べていたそうだ
よく見ているもんだねえ。
ある対バンからも後日のラインで「一体、現実・・・受けたよお!」と賛辞を贈ってくれた。
だからこそこれ程度では微塵たりとも、浮かれたり、油断したりできないものだ。
身の引き締まる思い。
油断大敵。
とにもかくにも、嬉しいコメントばかりだね。
わかる者には、難しい説明なんて皆無。
フィーリングで以心伝心!
大風呂敷を広げている暇なんかあったら、有無をも言わせぬ音を一発でいいからぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ。

確実にSTAは良い方向に向かっている。
バンド内の輪を台無しにする人間なんかが介入する余地なんかはなし。
有言実行に尽きる。
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています。
手ごたえ溢れる、充実感の証明。
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています。

耳の肥えているシビアな対バンや観客達が言うのだから間違いなし。
同じ過ちは繰り返さない。
それを糧にもっと向上心を養っていこう!

方々からも、膨大な写真や心温まるメッセージを送ってくれました。
励みになるなあ。
痒いところに手の届く若きプロフェッショナルなスタッフさんたちにも改めて感謝の意を表します。

これで今回のライブレポートはすべて終了
((´∀`))

ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい。((´∀`*))

さあ、早くもニューラインナップによるSTAが214回目の恒例港町は小樽屋外ライブに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ。
要注目だ。
2024年初夏のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
実はすでに予定は進行中!
(秋まではほぼスケジュールは埋まりつつある)
まだ見ぬ輝かしい世界がたくさん控えているんだからね。

予告編・・・・・
来月は「浅草橋オールディズナイト・イベント」にて、初志貫徹の志で再びSTAが戻ってきますよ。
ここはそれこそSTAの出演回数を記録更新中だ
独走態勢を誇ってもいる
去年から会場はフェリー乗り場の埠頭敷地に変更
めっちゃくちゃ綺麗に改修されて広々としているらしい
お馴染みのガッシリとしたトラック荷台ステージは健在
ああ・・・・楽しみ
また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!

VERY SPECIAL THANKS TO・・・STAFF&SYUNKUN&HIKOCHAN&HIDEKUN&AKIRAKUN&MAOKUN&CHAPPY&KEISEIZAKA&MAYAMAKUN&AICHAN&TAcCKY&KYONKYON&LEOKUN&MIHOKOCHAN&TOCHIGIKEN&MINERAL WATER&IKAGESO&PICKLES&KAPPA SHRIMP&KENTACKY FRIED CHICKEN&GREEN TEA&YOSHIKIKUN&RICE BALL&ABESAN&KITAJIMAKUN&TAKOYAKI&YAMACHAN&HARUCHAN&KIMIM&RIECHAN&SEcCKY&cMIKIMIKI&KYOKOCHAN&TAKIDAKUN&SHINZAN&JANIS&KOHKUN&HAGAKUN&JINCHAN&SHOJIKUN&KILLER&TOMOCHAN&MYOHTENKUN&TAKUMIKUN&HAYASHIKUN&POLICEMAN&KUMACHAN&CAMERAMAN&MOCHIZUKISAN&FRIED POTATO&KITCHEN CAR&FISH&BEER&ZIPPY HALL!!!













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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(S・T・A編)PART,1

2024-07-16 03:51:28 | Live Set List


会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。

ステージも次々とバンドが大熱演を繰り広げてきたのでヒートアップ状態
そういうわけでして今が最も美味しい時間帯
ふふふ・・・・((´∀`))
このブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYが演奏するところなのです
時間をちょっと巻き戻してたっぷりとおおくりしたいと思います。

さてさてトリ前の10番手に控えしは・・・・
ご存じ、泣く子も失禁しちゃう、SAPPORO TRANSIT AUTHORITY

フェイスブックに掲載された文章でまずはおさらいをば・・・・・

****内地では連日、ひっきりなしに線状降水帯の報道
やっと関東一帯も梅雨入り
で、北海道の週間天気予報では気温は上昇で快晴だった・・・・
はずが本番日近づくにが従って徐々に変化が・・・
あれ、雲のち雨!!??
でもSTAは晴れバンド
長年にわたる活動において絶対中止に見舞われたことがない
だから大丈夫
安心してね

バッチリとスタジオ・リハも済ませて準備万端整いました
意気揚々と早朝6時に起床
新道経由で現場に向かいました
バンドは9時入り
(無理な人は免除)
でもすでにスタッフたちがほとんどセットアップしていた
ほとんど完了でガンガンにBGMが流れている
(でも近所から騒音の苦情が来ているらしい
実際STAのライブ直前に警察が5~6人やってきた
別に何も言われなかったけど
通報されたら建前上は出動しないといけないらしい
レット・イット・ビーのルーフトップみたい
けっこうな音量だっただけに危惧したんだけど・・・・)

椅子、テーブル、機材、配線、PA、モニター、アンプ、ドラムセット、垂れ幕など皆で分担作業にて見る見るうちにそれらしい雰囲気になってきたよ
ゴミ箱の設置、フライヤーやポスターの張り出し
公衆トイレもチェック
6台のキッチンカーも続々と到着
あちこちで息抜きがてらに、和気藹々と談笑している連中も見受けられ
マサも車から楽器類をおろして馴染みの仲間たちと挨拶も兼ねての打ち合わせ
最高責任者のヒコちゃんと意見の交換
曲目表をミキサーのシュンくんに手渡す
司会進行役の歌姫ハルカちゃんにもナレーションの説明
(ちなみにホットタイムで発覚したんだけど彼女はおぱんちゅうさぎにはまっている
グッズも見せてもらった
今夏、彼女のステージネームのずばり「おぱんちゅハルカ」ときたもんだ((´∀`))
あっぱれな意気込み
マサはチーカワと区別がつかないんだけど・・・(-_-;)

オープニング・アクトがサウンド・チェックも兼ねてリハ
ステージの後方が楽屋、機材置き場、女子専用更衣室
コンクリート臭いけど涼しい
南郷通りがステージの後方
地下鉄を降りて階段を上がり外に出るとそこは客席の後方
ここいら一帯は今、札幌界隈では最も注目されている
北広島にエスコンがあるため交通の便が集約されている
地下鉄の最終駅だけに、ありとあらゆる商業施設、病院、専門学校などが次々と開業
その広大なるスペースに陣取るのが特設ステージ
長い歴史のある建造物
厚別区民祭りは毎年の名物で集客も凄い
STAは16年前に出演経験がある
まだ11回目のライブだった
その時のメンバーでSTA現役なのはマサのみ
ギャラは楽屋で配られた紙パック製のお茶・・・・
それよりも驚愕なのは、出番の時間がきたからメンバー全員でステージに向かうと、な、な、何とドラムセットが丸ごとなかったのだ!!??
前代未聞の珍事
後にも先にもそんなことってない
単に話をもってきた当時のメンバーが詳細を把握していなかっただけ。
まあ、どうにかこうにか事なきを得たけどね
あんなはんかくさい思いはもう2度としたくないよ
あるわけないけど((´∀`))

はい、さてさて、話を戻そう
で、今回で2度目
(お祭りではないけど)
ステージも綺麗にリニューアルされたばかりでなんまら気持ちがいい
数年前、たしか雪の重みで屋根が倒壊したはず・・・・・
恐ろしいなあ

皆さん、本当にご苦労様でした
北海道の夏は短い
極上の屋外イベント「super rock festival2024」
あっという間に開演時間
炎天下の中めちゃくちゃ盛り上がったね
バッチリと日焼けもしちゃった
客席もワイワイと賑わいながら埋まってきた
素晴らしいことだ

ライブ開催中は最初から最後までテンションマックス状態
ジャンルもバラエティにどのバンドも熱演を繰り広げた
賑やかこの上ないヒトトキさ
テクニカルなプレイはもとよりコール&レスポンスやダンスに合唱、手拍子やらで爆笑を含めて歓声が吹き荒れる
自然と和気藹々の雰囲気に酔いしれる
happy mode全開
血湧き肉躍る会場内のBGM。
臨場感満点に熱気もムンムンさ。

それではいざ!!
STAは最強の編成で意気揚々と参戦!
極上のラインナップには全く遜色無しで
30日、無事に我がsapporo transit authorityは堂々と出演を終える事が出来ました
更にギアをあげて北国唯一無二の熱いブラスロックサウンドがパワフルに炸裂しましたよ!

「STAが16年ぶりに新札幌厚別ふれあい広場へ帰って来た!
しかも、9月Chicago来日決定記念ライブだよ」とステージ上から告げたら一気にヒートアップ🤠🎶‼️

広々としたステージにアドレナリンの噴出が止まらなくなり、必殺技・空中2段キック三連発アクションも飛び出す😉👌

個性的なスーパーギタリストを筆頭に男顔負けなキーボードの魔術師、グルーヴィーなるリズムセクション、そして嵐を呼ぶホーンセクション4人衆だあ!

このメンバー達だからこそ再現可能な初期Chicagoの濃厚なるナンバーで全てを網羅
リスペクトしてやまない定番ヒットから超絶マニアックモノ、更には鉄壁の組曲までをも披露
体力ギリギリを賭けた真剣勝負‼️
これがコアなロック通達にすこぶる好評を博したから嬉しかったよ
会場のあちこちから演奏前後に「初期Chicago楽しみ!最高だよね」「全曲知ってたから感動しました」「Chicago大好き!あまりの迫力に圧倒されました」などなどエキサイティングなメッセージをいただきました

中学時代のロック大好きなクラスメートも応援に駆けつけてくれた
サンキュー!!

更にビックリしたのは栃木県から初めて北海道旅行に来たChicagoファンの方
マサと同じChicagoファンクラブに入会していたらしく共通のChicago仲間も多数
しかもSTAの事を以前からご存知だとの事
最前列中央にてかぶりつきで観ていてくれた
「セトリに泣けました
Chicagoを細部にわたりあれだけ忠実に再現していたのも感動的!」と何度も語ってくれました
もちろん固い握手を交わしましたよ

〜STAset listは・・・・〜
間違いなくChicagoが来日公演でプレイする鉄板の曲ばかり😉

絶えず八面六臂の活躍を繰り広げた主催ヒコちゃんと司会のハルカちゃん
なんまらイカした対バン達、プロフェッショナルな捌きも鮮やかなスタッフ達、ナイスショットを狙う撮影班の方々、美味しいキッチンカー6台、そして絶えず声援を送り続けてくれた愛すべきオーディエンスと全てに於いて
very special thanksだ!👍

お馴染みのバンド仲間達とも会話が弾む訳さ
上機嫌に酔っぱらっている猛者もあちこちに出現
心地良い疲労感に浸ってみるというのも乙なもの

迅速丁寧、速やかなる後片付けが終わった頃合いを見計らったかのように雨が降ってきた…🎶

****要約すると流れはこういった塩梅****

ここからは更に詳細に濃厚な内容をおおくりすることにしよう
いざ参ろう!!

STAはもう常連の顔ぶれが相当に増えてきた
マサ、モッチン、アッキー
それをきっかけに全てに於いて続々と素晴らしいミュージシャンも参加

さてさて、ゴージャスなるツワモノ達
改めてメンツの紹介をば・・・・・・

リーダー兼ベーシストのマサはただ一人のオリジナルメンバー
紆余曲折を経て早19年目を迎えたSTAをずっと牽引してきた
山あり谷あり乗り越え、長年歯を食いしばって頑張ってきた甲斐があった
継続は力なりを地で行く勢いさ

ずっと頭を悩ませ続けていたテナーサックス・パートもコロナ騒動が一段落してタカが元気よく復帰した・・・・・
別格のプレイヤーなのに腰の低い好青年。
そして真面目すぎるくらいに勉強熱心
これで無限の可能性が拡大したわけですから、早くも今後のライブ展開が待ちきれませんよ。

もう一人。
札幌でフュージョン音楽を聴く人ならば知らない人はいないと言われる古くからの知り合い、40高中の石やん
北海道ライブ・シーンにおける巨匠かつご意見番とは彼のこと
数多くの1流ミュージシャンたちとも共演していたのだそうです。
現在も凄腕どもと火花散るインプロビゼーションを展開中
(シテイ・ジャズでもたくさんのステージを踏んでいた
最近はフォープレイのコピーバンドなども結成しているしね
とにもかくにもスーパーギタリスト)
今春スターライトでマサがここぞという場面で石やんにアイコンタクトを送ったら颯爽とフロントに躍り出て弾きまくった
「いやはやなんともノリがいいからビックリ」
「あそこまで煽られたらやらないわけにいかないでしょう!」
素敵な阿吽の呼吸
で、今回!?
当然、それ以上のパフォーマンスをがっつりと組んで繰り広げたよん
進化系のコラボ
今後の展開も超絶に楽しみ
案外ロックもガンガンと器用にいけちゃうんでしょう
アッキー含めて誰もが口をそろえて「上手い!パーフェクト!!」と大絶賛するのも頷け頷ける
多方面のギター・パートで猛烈に奮起。

そしてアッキーとの縁で、頼もしきアルトサックスのトモちゃんを新たに迎え入れたことが、去年最大の収穫です。
彼女はSTAに加入以来メキメキと頭角を現してきているテクニックの持ち主(ミツの折り紙付き)。
サックス教室へと熱心に通って益々腕を磨いている
余裕と貫禄の演奏は必見だ。
というわけで、多忙の中をなんとかスケジュールの調整をしてくれた。
スタジオリハは4時間にも満たなかったけど、呑み込みが早い。
本人もシカゴの演奏をとっても楽しみにしているのだそうだ。
(好きこそものの上手なれ、とは昔の人うまいことを言った)
特に組曲は大のお気に入り。
何という恐るべき努力家。
ライブの度にファンが増殖しているモテモテのトモちゃん
チャーミングなルックスで人気急上昇中!

マサとは一番付き合いの長いのが札幌トロンボーン界屈指のジャズプレイヤー・ミツ
シカゴ好きで意気投合してからは、ずっと仲良く関係を維持している
STAのホーンセクションでは稀なこと
共通の話題は常にシカゴ
(ただしミツはⅢまでしか認めないそう
最近はⅤもそのカテゴリーに昇格しつつあるけれどね)
ファイターズVSヤクルトと応援球団も違う
でも、彼のおかげで最近はよりコアな初期シカゴをセットリストに組み込むことに成功している
活性化運動絶好調さ
あちこちから常にひっぱりだこのミツによる、絶妙なるトロンボーンは相変わらずいぶし銀。
ちなみにジャンプ競技やモトクロスバイクにも精通しているのだ
9月のシカゴ来日公演では大阪を見に行くそうだ
初シカゴ体験!
「やはり影響を受けたジミー・パンコウは観なきゃあねえ!」とのことさ((´∀`))

笑顔が可愛らしいキーボードのアッキーは男顔負けな実力派。
毎度おなじみのマルチで器用なチャーミング・レディ。
キュートで華麗なるファッションも楽しみの一つ。
マサとはパープル・ブリンガーも率いているアクティブで頼りがいのあるスーパーウーマン
自身のライフワーク「マ・シェリ」も含めてね。
今年からは念願のラジオDJデビューも華やかに飾った
(第1回のゲストは2週連続マサ!!)
何といってもすでに中核のポジションにいる彼女の尽力が大きい。
ライブのオファー、メンバー探し、グループライン、フライヤー&ポスターの製作、もちろん音楽的アドバイスにと八面六臂の大活躍。

トモキーは目を見張るプレイとパフォーマンスで観客一同から、惜しみない拍手を送られていたよ。
((´∀`*))
彼はパーカッション・プレイヤーのダンディなナイスガイ・ユーちゃんから紹介された
今も一緒に他でバンド活動中
人脈もジャンルにかかわらず膨大でこの日もあちこちでミュージシャン仲間たちと盛り上がっていました
本業はジャズ
石やんと同じく「シティ・ジャズ」に出演していたよ

心強き相棒のモッチンはマサとリズム・セクションに専念。
第3回の厚別ふれあい広場にも「アイちゃん&トミー」によるプロジェクト「バーク・ロック」でも叩いていた
この日はSTA前のテイクオフでもドラムスを担当のワーカホリック
一体全体、どれほどのバンドに所属しているんだい!!??
今度、機会があれば訊ねてみようっと
ほぼ毎週のようにどこかしらのライブに立っているはずさ
別格の存在でもあるドラマーのモッチンは音楽はもとより人生においても大先輩ゆえにこれからもご贔屓によろしくお願いします。
彼は伝説的なる大御所とも共演
今も尚、休むことなく心境著しい人。

とにかく近年はS・T・A出戻り組みやニューフェイスが特に多くて、懐かしいやら、賑やかやらで盛り上がっています。
(しかも各自の、貢献度が絶大!)
S・T・Aの長い歴史の重みを痛感する次第。

去年の初夏から、よくもまあこれだけの人材に恵まれてきたSTAってやっぱりもってるよなあ
それ以前が霞んでしまうほどだ

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)

その最強のメンバー達が各ポジションについて、セットアップ、ウオーミングアップ、チューニングに勤しむ。
俄然、燃えてきた!
軽いサウンドチェックも無事に終了
(もっちんのアイディアで「一体、現実を把握している者はいるだろうか?」のホーン、コーラス、演奏の流れでダイジェスト・バージョンを)
セッティング完了しているので十分にユトリがあります。

メンバー達に、マサが逐一確認をとる。
事細かにマサがスタッフのアキラくん&シュンくんと打ち合わせ。
そして彼らの指示に従ったところで、ほどなくして
「さあてと、そろそろいくぜい!!」
覚悟の上でご参加くださいませよ。((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました
焦らしに焦らされ、いよいよ満を持しての参上だ
泣く子も黙って失禁しちゃう、北海道が誇るベテランロックの存在感に注目せよ。
8人という剛腕揃い。
来るべきその瞬間を、今か今かと待ち焦がれて感無量の極致だ。

皆さん、しっかりとついてきていますか。
準備万端整いましたよ。
何時でもオーケーのゴーサインが出た。

それではそろそろ本格的に「S・T・A」のライブ・レポートと参りましょうか。
心して臨め!
必聴!!
瞬き厳禁!!

のっているね~~!
なんまら力が漲ってきたぞ。

皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
華麗なるショーの幕開け。

舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくナレーションを担当
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ビジュアル系バンドではないのですが・・・・・
相変わらず、素晴らしい仲間たちが熱演を繰り広げてくれますよ。
時の経つのは早いもので・・・・
次のバンドは10番目、SAPPORO TRANSIT AUTHORITYです!!
今しばらくお待ちください
どうぞよろしくお願いいたします!!」
場をつなぐ意味で進行状況の説明を終えて一旦マイクを置く


***MEMBER***
MASA・・・B VO
MITSU・・・TB PER
TAKA・・・TS
ISHIYAN・・・G
AKI・・・KB VO CHO PER
MOTCHIN・・・DR CHO
TOMOCHAN・・・AS
TOMOKY・・・TP

***SET LIST***
1、INTRODUCTION
2、SATURDAY IN THE PARK
3、MAKE ME SMILE(ぼくらに微笑みを)
4、SO MUCH TO SAY、 SO MUCH TO GIVE(いいたいことがたくさん)
5、ANXIETY'S MOMENT(不安の日々)
6、TO BE FREE(今こそ自由を)
7、NOW MORE THAN EVER(愛は限りなく)
8、FREE(自由になりたい)
9、25OR6TO4(長い夜)


颯爽と現れたバンドの面々は万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

景気よくライブのスタート!!
まずはアキ嬢が、プログレッシブかつスペイシーなシンセサイザーサウンドで、一種独特なる異空間を轟かせる。
臨場感満点。
期待にワクワクするね。
(彼女は何でも受け入れてくれるから、調子にのったマサは無理難題をしょっちょう投げかけるんだけど、それら全てを軽くその場で仕上げてくれるんだよね。
その手腕は大袈裟ではなくゴッドハンドの如しだ!
頼もしい限り。
(このミステリアスなるSEも、事前にスタジオで膨大なるシンセ内蔵音源からじっくりと時間をかけてセレクトしたもの)。

マサがすかさず、後方に鎮座するモッチンらに、手拍子でテンポのメッセージを送ると、それに便乗するかたちで、歯切れのよいギターコードミュートカッティング、剃刀のごとき小刻みなハイハットで応える。

マサは大股開きでふてぶてしく会場中をゆっくりと見渡しながら、頃合いを見計らう。
司会進行役を務めているハルカ嬢が、再度ステージ上手でマイクを手に盛大なるアナウンスを声高らかに発する
(事前にマサが手渡しておいたシナリオを読み上げる)

「たいへん長らくお待たせいたしました。
さあ!
マジに泣いても笑っても時間となりましたよ。
今か今かとお待ちかねの皆さん。
いよいよはじまります!
元気いっぱいに熱演してもらいましょうか!!
滅茶苦茶にかっこいいですよ
絶対に惚れますから
そうですよね。
これから極上のステージをお届けして参ります。
ド迫力ホーンセクションの熱きエナジーを、心ゆくまでドップリとご堪能ください!
メンバー一同は、この日この時この瞬間を心待ちにしていました!
もはやお馴染み、北国唯一無二の札幌発ブラスロックバンド!
盛大なる拍手でお迎えください!
OH-YEAH、HERE WE GO!!
OK,ARE YOU READY!
COME ON BABY
HEY!
LET'S GO!
それではヨロシク!
レディース&ジェントルメン!
THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY~!!」

ジャストなタイミングで「1・2・3~!!」
(思い切りミキサーがリバーブを深めにかけてくれたよ!)
賽は投げられた
これを機に正真正銘、華々しくSTAワールドの開幕だ。

一気に波状攻撃へと、火蓋が切って落とされました。

猪突猛進の狼煙を上げる「イントロダクション」。

さすが、この顔ぶれだけに勢いが桁違いの号砲炸裂。

プレイしている我々でさえ自分たちの音にエキサイトして、アドレナリンの噴出が止まらない。

すでに掴みはバッチリとオーケーだ。

普段は寡黙なモッチンもスティックを手にスィッチが入ると、ドラム・ビーストに豹変するのです。

その上、6年前の4月にマサが東京で観て来たCTAの土産話が、相当感動的に残っているらしくて、ずっと刺激を受けている御様子。
如実にフィルインの随所へ、ダニー・セラフィン成果が現れていますよ。!

イントロの爆音が、情け容赦なく多方面へと襲い掛かる!
広々としたステージが文句なしに気持ちいい
ほほえましい光景に、常連組が客席でやや控えめに参戦。
写真&ビデオ撮影にと勤しんでいます。

皆さん、この変拍子の連続やコロコロ変わる変態リズムに、よくもまあピッタリと手拍子をあわせてくれますねえ・・・と舞台上から失礼ではありますが、しばし見とれてしまいました。

もうどれだけの回数、この曲をオープニングでプレイしてきたことでしょうか。
(ヒコちゃんも同様の事を言っていた)
メンバー一同愛して愛してやまない、じゃじゃ馬のようなナンバー。
その中でもこの日ほど、迫力一杯の完成度を誇ったことはなかったのでは?!
出色の出来と自画自賛。
方々からもマジに絶賛の嵐だった。

モニター・スピーカーに左足を乗せて、マサが野獣のごとく吠えまくる。
(途端にガクンとモニターが前にひっくり返って閉まった・・・・(´;ω;`)
乱暴でごめんなさい
すかさずアキラくんとシュンくんが立て直しに奔走してくれた・・・・)
豪快に襲いかかりながらも、アグレッシブなアクションを巻き起こす。
(マサの正面最前列にイスで陣取った対バン達曰く、「マサさんはスペースが広いから相当に動きまくってましたね」と言ってきた。
スタッフはマサのステージング用に、わざわざ動線を確保までしてくれたのさ。
ありがたいことだよね)
以前のような、飛沫飛翔防止用パーテイションもビニール幕もないので、自由自在に動きまわれる。
もちろん、そこそこに意識して加減はしていますよ。

計算されつくした石やんによる独特でシャープな音色のギターが、モッチンのタイトかつパワフルなドラミングに絡みつく。

看板ともいえる4管によるホーンセクションのリフは、益々厚みを増してきましたね。
目をつむって聴いていると、とてもじゃあないけれど4人だとは思えない音圧だよ。
マジにこのホーン隊はモンスター級!
驚異的な連中だ・・・・。((´∀`*))

舞台両サイドからの弦楽器達による絶え間ない猛追。
ドラムが遠慮なしにグルーブを構築しながらの進撃展開。
会場をまるごと覆いつくすかのような、ホーン隊による異次元模様の高鳴り。なんという高揚感であろうか。
鉄壁を誇るホーン・アンサンブルが吹き荒れて、全体をリズム・セクションが引き締めるという構図が今回のおおまかなる課題。

さてさてライブの魔物はどこに潜んでいるのかな?

先月の反省点は見事にクリア。
・・・・今回は一体全体、何を仕掛けてくるのか??

さあ、2番の歌詞がカットされたエディットヴァージョンから、第一関門の地獄にガッシリと突入だ。

以前ハマピーのアドヴァイスで「スイングするように・・・」
この一言で数倍、曲が成長した。
こんなことをいうプレイヤーは皆無だっただけに、カルチャーショックを受けたぐらいさ。
もちろん良い方向にね。
もうこうなったらイケイケ!!

手堅く突破した後に待ち受けていたのは、ブレイクによる一瞬の静寂。
切り込み隊長はいきなりミツによる、やや食い気味かつ流麗なるトロンボーン・ソロを奏でての場面転換。
ほぼギリギリのぶっつけ本番だから正直な話、不安要素てんこ盛りだったんだろうけど、それも取り越し苦労だったようです。
大した度胸の持ち主だ。
さすがに百戦錬磨の達人だからこそ成しえるアヴァンギャルドな技。
何事もなかったかのように振舞っていたよ
(モッチンによる縁の下の力持ちも忘れてはいけない)。
ここがミツの凄いところ。
このフレーズは、彼がなんまらリスペクトしてやまないジミー・パンコウ師匠からの影響が大きいらしいよ。
なんと自宅に宿題として持ち帰り、3つのコードで繰り広げられるソロ・パートを、極上のエモーショナル・ラインで纏め上げてきて披露したのだ!!
能ある鷹は爪隠す!と、昔の人はうまいことを言ったモノだ。
ねえ、ミツよ!
(スタジオリハ前にブレイク部分による拍数の謎を解明するべく、独自でスコアを書き直してきて見事に解明したのだそうですよ。
すさまじき探求心。
正直な話、この曲はトップがキツイとのこと・・・・それは、うなずける‥‥でもご挨拶ソングだからねえ。
不動のポジションなのですよ。
悪しからず。

アキのピアノ旋律が、とびっきりに美しくて効果絶大さ。
マサによる、流麗なるオクターブベースに導かれて場面転換。

マサいわく「STAのバディ・リッチ」と言わしめた手数王から、リム・ショットに切り替えてのモッチンが職人芸で猛然と先導しつつ、お次はベテラン・トモキーの出番。
スッとステージ中央前方に歩み寄ってのトランペット・ソロは、熟練の極致なので、大船に乗った気分に浸れます。
一聴しただけで安定感抜群。
時折ヒステリックなハイノートなども懇切丁寧クールにヒットしていてニンマリ。
・・・実はオリジナルのtrumpetソロを、トモキー自らが手直して、他の管楽器隊と意見調整しながらラインを纏め上げてくれた・・・・。
いついかなる時にでも、才能溢れるプレイヤー。

バッキングによる強弱のサポートも効果覿面だ。

もうこのあたりにたどりついた時点で会場中の空気は一変。
なにやら恐ろしいくらいに、もの凄いことがステージで起こっているぞ・・・てな感じでかぶりついている。

そして第3の男、石やんのギターが火を噴いた。
臨機応変、歪みからコーラスサウンドまでコンスタントに幅広く音色をエフェクターで器用に切り替える
(ここはスタジオリハ時に取り決めたこと)。
いきなり過激なハーモニクスが導入部分に一気呵成に飛び出して、益々進化したソロを、これでもかあ!と言うくらいにぶちかます
(よくもまあチューニングが狂わないねえ)。
陶酔の表情を浮かべつつも、ただひたすらにエキセントリック。
序盤はテリー・キャスのフレーズに敬意を表する・・・・。
へヴィーなサウンドは、これだけにとどまらずフィードバックにより加速。
音数がドンドンと増していき、とどまることを知りません。
身をのけぞらせてイナバウアー・ポーズ。
チョーキングなどを交える際にはギターを激しく揺さぶって身をよじる。
あれだけのプレイだけでも引き攣るところなのに、ビジュアル面も大きい。

(掛け持ちミュージシャンの石やんは、超売れっ子。
他にも、いくつものプロジェクトに関わっている。
それらの時には大股開きスタイルなんだけど、STAでは常に横向きポーズで全体を注視している。
これが彼のステージ・スタイルなんだね)
そして遂にテリー・キャスのギター・ソロを、ほぼ忠実にコピーしちゃったんじゃあないのかい!?
ビブラート、グリッサンドに至るまで再現しているよ。
この前面へのせり出しシーンは、ヒロリンのリクエスト。

間髪入れず、極めつけは第2期JBG時代のコージー・パウエル直伝によるモッチンが、究極の稲妻フィルインで拍手喝采。
サンキュー!

いつもは沈着冷静なるモッチンもノリノリな様子で、このヒトトキを満喫している様子。
すっかりと脳天ヒューズはスパークしちゃったみたいだ。
いくつもの修羅場を潜り抜けてきたからこその、説得力ある支柱だ。

エンディングにおけるベルトーンも、アッキー渾身の1音を筆頭に石やんを経て見事な連携で繋がった。
ここで繰り出した石やん入魂のピッキングがジミヘンのようにウォームで破壊力があって戦慄が走りました。
これぞまさしくロックの原石。
いかなるアクロバティックなテクニックをひけらかすよりも、「ギュウイ~ン!」一発でひれ伏させるほどの衝撃と説得力。
トモちゃんからミツを経てタカ、そしてトモキーへのホーンセクションに受け渡す流れへ。


マサが後方のバスドラムに左足を乗せ、右手を頭上に掲げてグルグルと何度も素早く回転。
振り返りざま、モニター・スピーカーにまで走り寄って乗っかる。
モッチンと呼吸合わせ、雷鳴のような怒涛の連打をスリリングに交えて激しいジャンピング二段キックぶちかましでフィニッシュ(これ長年にわたって封印していたんだけど、このスペースだけに特別お披露目しちゃった)。
な、な、なんとお、アッキーも特大のジャンプを公開していた!!
以前、ASの女傑ミキティいわく「マサとモッチンは何かにとりつかれているようだった」とのコメントを述べていましたっけ。
度肝を抜かれた観客は、ため息混じりに唖然としている。



****アッキー長年のお友達でもある「.J、そうきあ&稲葉美紀DEAR FRIENDS」のMIKIMIKIちゃんが「アッキーちゃんが加入したからSTAは確実にパワーアップですね!」とのこと。
もちろんその通りだよ。
去年の初夏からはギアを1段アップして臨んでいる新生STA故に大袈裟な話ではなく、方々から賞賛のメッセージが絶え間なく届いている。
この日に出演した各キーボード達もアッキーの全身全霊をフル活用したそのパフォーマンスを羨望の眼差し込めて大絶賛していたもんなあ****

やたらと口うるさいスジものでも思わずニンマリ。
半端なく日差しが暑いので、とっくに全身汗まみれながらも、すこぶるご機嫌麗しゅう((´∀`))。

 (回想シーン・・・・)
ある日、スタジオリハ時にマサがふと閃いた。

「1972年シカゴ・ライブ・イン・ジャパン(大阪の音源)」の再現なんていかすよね、ってさあ。
曲に入る前にロバート・ラムがムード満点にピアノでいくつかのコードをルーズに流す。
トークも交えてね。
焦らしに焦らした挙句に・・・・っていうあれ。
それを臨機応変に対応してくれるアッキーちゃんならば、呑み込みがいいからアッという間に弾いてくれるだろう、と踏んだ。
結果は?・・・・もちろん大成功だったよん。

これ、マサのトークとアッキーちゃんのピアノがうまく噛み合わないと悲惨。
スタジオではまあまあの出来だった。
ラインでも事細かく説明を加えて調整を加え改良。
別にキッカリとした台本なんか用意してはいない。
大体のおしゃべり内容は決めてあるけどね。
「それでは、トップには、凄まじい勢いで吹き荒れるブラスロックを立て続けにお送りしましたが、お次はメローな響きで・・・・。
(不敵な笑みを浮かべつつも)
特に人気の高い曲をやります。
盛大なる拍手で迎えてください!」
BGMのピアノは、その場の空気感で延々と進行。
タイミングを逃したマサはタイトルを言おうにもずれちゃう。
もう1周弾いてもらう!?
ところがアッキーちゃんが見事にクリア。
かえって効果が倍増したよ。
これまたご機嫌なメドレー。
「今日はスペシャルなversionだ。
バラエティに富んだセットリストでお送りしますよ。
あれ!?
どこかで聞いたことのあるピアノだ・・・・
俺はいつも同じMCだと、ある女傑から突っ込みを入れられたんだけど、やっぱりこれだけは言わせて!
今日は日曜日だけど、この場にうってつけの曲をやるよ!
・・・・どうぞ~~サタディ・イン・ザ・パーク!!」
と言った途端にアッキー親分
(もっちんがそう呼んでいる((´∀`*))
寸分の狂いもない間合いで、それまでのスローテンポから力強い連打へ!!
(前曲からの音色チェンジも素早くこなす)
絶妙のシンコペーションを基調とした、あまりにも有名なるイントロをピアノで嬉々としながら響かせる。
後から聞いたんだけど、アッキーちゃんは「今でいいや!」と独自の判断で、ここから本編に突入したのだそうです。
ありがたいことに大正解だよん!
(オーディエンス達いわく、この曲がはじまるといつでも誰もが最高の喜びを滲ませてノリノリなんだそうですよ。
こんな話を聞くと、ミュージシャン冥利に尽きるね。
長年にわたるブラスロック&シカゴ普及活動も着実に実を結びつつあるようだ。)
シカゴ初の記念すべき反戦的意味合いを含んだミリオン・ナンバーがはじまった。
(1972年7月リリース初の1枚組オリジナルスタジオ・アルバムCHICAGOⅤからのファーストシングル。
ビルボードHOT100にて最高チャートで第3位を記録)
当然ここでの主役は、最初から最後までピア二ストのアッキー。
いつも艶やかなる着こなしのアキ真骨頂。
(彼女の根性の入り方は筋金入り。
メイクもバッチリと施している
ワイルドな黒ファッションで統一しているではないか。
デニム生地製テンガロンハットと激レアなシカゴTシャツも彼女最大のチャームポイント。
こんな煌びやかな曲をプレイするバンドってナンマラいかしているでしょう。

裏話・・・・・スタジオリハでは特別なる思い入れを込めて取り組みました。
当初マサはピアノなしではやる意味なし、と判断してストレス回避も含め、泣く泣くお蔵入りさせようとした。
ところが当時STAに在籍していたニシヤンや久留ちゃんが、機転を効かせギターコードでのパターンを演じて「どうかなあ!?」とさりげなく主張してきた。
半信半疑それで演じてみると思いのほか、心地よい仕上がりなので、以降はギターアレンジバージョンでずっと披露していたのだ。
もはや手慣れたもんだよ。
これはこれで、斬新で快感。
まるで違和感もなく、結果的にはやって良かったねえ。
西やん達もこれをギターメインで演奏することを密かに夢見ていたんだから、そりゃあ至福の瞬間で天にも昇るでような心持ちだったことでしょうねえ。
加入前にアキ嬢はSTAライブを目前で見て「なるほど。
こういう風にやっているんですね!」と目から鱗状態。
感心しきりだった。
それも参考に加えて、アキちゃんはありとあらゆる音源を片っ端から発掘してきて指癖や強弱、微妙なるタッチ感を調べ上げた。
その結果がここに結実したんだよ。
文句の付けようなんて微塵もあるわけがないっしょやあ。
大役を果たしたね。
涙腺が崩壊しそうなほどだ・・・・。
この感動がずっと欲しかったのさ。
本物だ。
(近年は本家のロバートラムさんが、ショルダーキーボードやシンセで弾いてるんだけど、やっぱり生ピアノのニュアンスには程遠い。
これが生命線なんだから。
シビアな意見かなあ、これって・・・・だって愛するが故の正直な感想なんだから)

もちろん、それに呼応するように会場全体も熱烈なる声援へと反応が変わっていく。

それにしても、この曲、一聴する限りだとシンプルに聞こえるんだけど、リズムの違いが如実に現れるのですよ。
サビにも奥の深い部分が垣間見えます。
マサは絶え間無く左右に、トレードマークともいえる軽快なステップを踏む。

モッチンは、特にこの曲でのドラミングとコーラスが冴えわたっていた。
リハではテイクを重ねるごとにドンドンと難所を克服していき、本番ではご機嫌なスティックさばきで終始していた。
黙して語らずのツワモノだね。

石やんもギター・ストロークの隠し味で、より皆さんが贅沢極まりないハッピーモードに浸れちゃうように美味しいオブリをつま弾いているのだから、不思議なものですよね。

この曲に対する思い入れがすこぶる強い熟練のファンも、満足そうにニコニコしながら手拍子を打つ!
アベさんの大好物だけに熱狂的なエールを送ってくれた
それどころか一緒になって歌っているではないか
心底愛してやまないチューンなんだね
シカゴ愛好家冥利に尽きるよ
腕組みして目を閉じ、唸りながら、ジックリと聞き入っている対バンも発見。
会場のあちこちで嬉しそうに、両手をあげて大はしゃぎしている人たちも見えるではないか!?
数人のオーディエンス達も、ずっと横並びでタンバリンを打ち鳴らし続けているよん。
ステージサイド(マサの目の前)では、常連組の観客が簡単な振り付けを指導しながら曲と一体になってステップを踏んでいます。

ホーン隊も時折横目でバンドを確認しつつも、リズムカッティングにのって延々と体を揺らしながら手拍子を要求。
そろそろ肩の力が抜けてきたのか、爽やかな疲労感がかえって心地よいようだ。

世界平和を声高らかに提唱する、これこそスケールの大きいマンモス・チューン。
まさしくシカゴ版「イマジン」との呼び声高き、ターニング・ポイントともいえるアンセム。
愛と平和を謳歌しながらも反戦を訴える部分もさりげなく含まれているんだから、さすがしたたかで思慮深い我らのシカゴだ。

満面の笑みを湛えた成長著しいアキちゃんも、エキサイティングな観客達にすこぶる癒されたそうで右手を大きく突き出して煽っていたよ。
マサが歌いながら最前列に歩み寄ると、客同士が微笑み返し。

バックのミュージシャンらも、すこぶる気を吐いていますよ。

エンディングでのモッチンによるハミングに至るまで、マサのアイディアが見事に実を結んだ
(今春から取り入れたアッキー&モッチンによるコーラス・ワーク。
これもスタジオ入りしてみっちりとトレーニングしたもんね。
過去にここまでこだわって突きつめた人は皆無だ。
今後も、もっともっと事細かく煮詰めてまいろう!!)。
歌メロには人一倍のこだわりをもって挑んだ。
最近は、マサ長年の夢だったドンドンと複雑になっていくツインボーカル・パートをも現実のものとした。
モッチンと軽くラインで文章とシカゴのライブ映像で打ち合わせしてから、スタジオでプレイ。
3番の歌い出し入り口も高低のパートをぶっつけ本番で入れ替えた
すると一発で思いが噛み合って大成功
(ステージに上がる直前まで、モッチンはマサへ最終確認を求めてきたほどさ)
その様には、皆も感服していたよ。
これを今まで、一度も実現できなかったのは、一体全体何だったんだあ・・・・?
「YEAH,YEAH~~!!」
アッキー&モッチン渾身のハーモニー。
うっとりするほどポップで幻想的なラストに至るまで、気合十分パーフェクト。
丁々発止に完奏。
普段はホノボノと佇んでいるモッチンではありますが、やる時は綿密にヴォーカルとコーラスを決めてくるところなんかさすがですよね。

ファッションリーダーのトモちゃんは、ようやくこの頃になると先ほどまでの緊張感は収まってきてリラックスしてきた。
彼女も毎回シックな黒スーツ姿で佇んでいるんだけど、胸元も露わに着こなしていてめっちゃセクシーなのだ
センスの良いネールや髪型もいつもオシャレ
襟にはサックスのバッジが付けられている
それをマサが指摘したらトモちゃんは得意げに胸を張って見せてくれた!((´∀`))
マサも対抗意識向きだしにベースのバッジをつけてきて見せたらバカ受け
彼女は「STAに人生を捧げるぜ!」とフェイスブック上で宣言もしてくれた
感動的なレディにファンも急増
祝福の乾杯を捧げよう

あららら・・・・!?
いつの間にか、最前列はオーディエンスでビッシリ状態。
目に焼き付けようと、食い入るようにステージを見上げている。


「改めまして!
サッポロ・トランジット・オーソリティです。
皆さん、楽しんでますか!!
(アキちゃんの秘密兵器、鍵盤による大歓声がここで炸裂)
OH,YEAH!
我々は頑固一徹、ブラスロック街道を19年にわたって貫いています
本日は厚別ふれあい広場スーパーロックフェスティバル・ライブ・イベントということで申し分のない場所だねえ。
ということでして、今回はスペシャル・バージョンですよ。
当然100パーセント濃厚なるシカゴでセットリストを組んでいますが、数曲は超絶マニアック。
見てもらえばおわかりのとおり、本日は我々の売りでもあるホーンセクションをはじめメンバー達が豪華です・・・((´∀`*))
そういうわけで思いっきりゴージャスな内容でお送りしたいと思いますので、最後までよろしく!!
NEXT NUMBER 
・・・・MAKE ME SMILE !!!」

(1・2・3・4!)
ここでもジャストなタイミングで、モッチンによる軽快な4カウントが即座に空間を痛烈に切り裂く。

 この曲もドテッパラに炸裂する一撃が狂おしいくらいに激しく、やはりイントロが常に豹変、それでいてごり押し感なくスッキリとスマートにまとまっているところがやたらと発揮されていて痺れます。

 実はね、この曲、特に小樽界隈でSTAがライブのたび、会場にいる外国人の方達から「MAKE ME SMILE !」とリクエストされていたのですよ。
 あちらサイドのほうにめっぽうウケがいいみたい。
 でもいろいろとややこしい事情があり、これもしばらくお蔵入りしていたんだけど、昨年末からめでたくそれも解除されて、遂に日の目をみたというわけ。
でも再度取り組むからにはグレードアップは常識。
みっともない不協和音も晴れて排除され、STA流の果てし無き王道ともいえるパーフェクトな曲になったよね。
 最近のS・T・Aはけっこう、こいつに馴染んできたよ
(ホーン隊にとっては鬼門かな!?
だってトロンボーン・プレイヤーが作った曲だからね)。
この曲でもリード・ボーカルはマサ。
近年トライ中なんだよ。
すこぶる苦労しましたよ。
マサはユラユラと腰振りダンスで観客を誘惑?・・・・挑発??。
アキちゃんは、ここでも、相変わらず虎視眈々と大奮闘。
(先輩たちは優しく彼女を好サポート)
 血沸き、肉踊る現象とはまさにこのこと。
各メンバー達は多方面の分野にまたがり、八面六臂のフル稼働をしているから、このくらいお茶の子さいさい。
クールでニヒリストなタカは、なかなか堂に入ったプレイスタイルで、男ならではの色香をタップリと漂わせて吹き込む。
真横で負けじとトモキーもハイノートヒッター。
これにはマサも、毎度のごとく鳥肌が立つのだとか。
4管という編成だけでも贅沢すぎるのに、ホーン4人とも全くタイプの異なるプレイヤーゆえに面白い化学反応がしょっちゅう勃発するものだからたまらないよ。
 シンセによるバッキングは疾走感の塊のようなシカゴ流ブラスロック代名詞をはかる。
エンディングでは石やんによるトリッキーなる16フュージョン仕込みの速射砲ピッキング・ギター・ソロ
(アキちゃんが特に好きなところ)。
石やんのギター音って大きいんだけど、ちっとも耳障りだったり、うるさく感じたりしないんだよね。
これってやっぱり丁寧で巧みなる音作りだ
最早アートの領域に踏み込んだ感あり
特にトーンが美しい
(トモちゃん好みの音なんだそう)
性格や人間性が如実に反映されることを実証してくれた好例
特筆すべき点は最前列のオーディエンス達。
爆音に圧倒されて、けっこうきつかったらしんだけど、バッチリとのってくれてこちらもゾクッときちゃったさ。
ブラス隊による緻密に構築されたアレンジの妙が、更なる完成度と緊張感を増幅させつつも第1楽章を終了
(本来ならば全部で7楽章なのだ)。
 フェイドアウト部分は入念にスタジオで打ち合わせたとおり・・・・・メドレーでいきなり過激この上なき極上のアンセムへとバトンを渡す。


第2楽章はモッチンによる怒涛のフィルインから図太きミディアム・テンポ「言いたい事がたくさん」
 延々と踏み続ける光速バスドラ音が爆発
ドラマティック・チャレンジ・ソング
 恋人との出逢いから、想いが交錯して思い悩むストーリーを多分に含んだ不穏さが秀逸。
 マサとバックコーラス(モッチン&アッキー)とのコントラストがミュージカルの様相をも呈しています。
猛特訓したもんなあ
努力は決して裏切らないのだ
その成果が花開いた瞬間をシッカリと見た
 厳かなる重量級なタッチで、ベースがメロディアスだけれどもごく控えめに奏でられます。
 前半の暗い曲調から一転、パアッと霧が晴れたかのような心象表現の役割分担も良い仕事しているなあ。

ライブの第3楽章「不安の日々」も前曲に引き続きの小曲だけれどインストウルメンタル。
(バレー・フォー・ア・ガール・イン・ブキャノンというタイトルが組曲名
初期のシカゴには数多くの組曲があるのですが、その中の最高峰がこれ。
現在もライブのハイライトとして必ず取り上げられている)
静かで厳かなるピアノタッチに、ベースがメロディアスに印象的なラインを描き上げます。
この抒情的な曲を披露するのは4度目。
初演奏はヴィニーズバーにて。
2度目は記録を紐解くと2019年4月21日(日)の白石区ピグスティ・・・・
「163回のリブレーション」だった
完全に失念していたんだけどね‥‥(-_-;)
メンバーはマサ&ミツ以外違いますしね。
あの時の失態がトラウマになっていて長らく封印していたのです。
でも今回のメンバー達ならば、と奮い立ち熱烈的に再チャレンジしたのですが、大正解!
バッチリとはまった。
期待以上、想像以上の出来でしたね。
アッキーもテコ入れに一役かったし。
トモキーが正真正銘、一発勝負の哀愁含んだ流麗なる音色でトランペット・ソロ(ニニ・ロッソ風)を。
はたで聞いていてもビックリするほどに完璧再現。
迂闊にも鋼の涙腺が決壊しそうになったほど・・・・(´;ω;`)
後半ドラムとバック陣によるタイトな演劇風ユニゾンも、荒削りながらたいしたトラブルもなく難関突破でクリア。
ここでパアッと音世界が華やかに開ける。


もっちんの閃きで前曲のラスト音が第6楽章の最初の音になるスリリングな連結アレンジを施した
それがこの「今こそ自由を」
(実は直前のリハまで2音の追加で討論を重ねた。
結局はそれも採用で功を奏した)
これも最近から重要なレパートリーとして晴れて蘇った
新たな息吹を目いっぱいに吹き込んでね
ここの曲も1分ちょっとの超変態的リズムを誇る迷路のようなインストウルメンタル。
この箇所も今回のライブでは全員にとって引き攣る難関。
目まぐるしく襲いかかる落とし穴を通過してようやく辿り着いた。
序盤の想像を絶するアクセントはモッチンも指摘していたけど、最大のトラップ。
テンションマックスのシーンだ。
何度も訪れる難所でもあり見せ場だ。
ボンゾスタイルの爆裂的ドラミングに会場中からヤンヤの喝采が沸き起こる。
とにもかくにも、入り組んだ展開だから生半可な気持ちでトライしたらば即座に木っ端みじんなのだ。
コロコロと景色の変動に忙殺される・・・・正直な話が予測不可能なプログレッシブ。
究極の場面は後半に訪れるベースとトロンボーンによる捻りの効いた珍しきユニゾンライン。
これを2人はものの見事にやってのけたのだ!
スタジオではどうもシックリと噛み合わなかったんだけど、相当に鍛錬を積んできたのでしょう。
バッチリとパーフェクトにはまり込んで乗り切ったよ。
一緒にプレイしていてもそのカッコイイ姿にゾクゾクと戦慄が走ったものです。
ご本家同様にマサ&ミツは堂々とコブシを突き上げてのハイタッチだ
一切打ち合わせ無しのぶっつけ本番のサプライズ
気合も十分にバッチリ
「やったあ!!」
磨きがかかってきて冴え渡る音色
実はこれもお約束で見せ場の一つ
アッキーはその様を見ていてとっても羨ましかったんだってさあ((´∀`))
両手を叩きながら喜び勇んで何度も飛び跳ねていた
「自分も一緒にやりたい!!」だって
ここさえ乗り切れば、もうこのライブはいただいたも同然。
大船にのったつもりで、突破していこう。
まだまだ続くデンジャーゾーン!

壮大なる組曲の最終楽章(第7楽章)は1分少々の「愛は限りなく」だ。
原題は「NOW MORE THAN EVER」
シカゴ1970年リリースのセカンドアルバム「シカゴ(邦題はシカゴと23の誓い)」に収録
ジェームス・パンコウの作品
ドラマティックなる濃厚この上なきラブストーリーからの抜粋
目まぐるしい変化に富んだ独走態勢を誇るアート
ああ・・・・こういうタイプの曲を演奏するたびにパーカッション&コーラス・プレイヤーが欲しいよう・・・・・と、今までならばしみじみ心から願っていたんだけど、この日はモッチン&アッキーがその両方を心置きなくこなしてくれた。
念願成就。
想いは叶うものなんだねえ。
それもふんだんにさ
初めて聞いた人達ならば誰もが口々に「なんじゃ、こりゃあ!!」と思わず驚愕の雄叫びをあげちゃう拷問のような、それでいて癖になるアート・ロック。
地響きのごときボトムサウンドを打ち砕くようなモッチンのフィルインでメインテーマに戻り、想像もつかないくらいのマーチへ一丸となって渾身のプレイ。
気を抜く暇を全く与えてくれない、ひじょうにやりがいのある曲。
最後の1音に到達し終えると、観客達は一瞬我を忘れていたのか無反応状態。
一息入れてから拍手が。
(エンディングではジェフ・ポーカロ風にすっくと立ち上がって連打をぶちかますモッチンは・・・・20カウント引っ張ってと希望を提出)
マサとアイコンタクトを交し合って2度目のジャンピング2段キックでTHE END
出血サーヴィスときたもんだ
どこからともなく「おいおい、なんまら難しそうだなあ・・・・」という声が聞こえてきた。
そうなのです、難しいのですよ(笑)。
大役をこなしきった清々しきメンバー達の満足そうな表情がどことなく誇らしげだ。
だってまともに演奏できるメンバーが、過去に全然いなかったものでなおさらのことだね・・・・。

***後半戦のライブ・レポートはパート2へと引き継がれていきます***





















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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(HIKOBAND編)

2024-07-13 18:58:57 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。

ステージも次々とバンドが大熱演を繰り広げてきたのでヒートアップ状態
そういうわけでして今が最も美味しい時間帯
本来ならば、順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYが演奏するところなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

さてさてトリの11番手に控えしは・・・・

「HIKOBAND」
(浜田省吾のカバー・バンド)
最後を締めくくるべく満を持しての登場
さすがの9人編成大所帯
この日1番の人数を誇る盟友のバンドだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの主催者・彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどん、に引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。
でさあ・・・数多くのバンドを牽引しているものだから整理してみよう
実はこのバンドは以前に見ている
バンド名が違うからすぐに思い出せなかったけどね
2018年3月6日の小樽ゴールド・ストーンでのこと
ずばりストレートに「J-BOY」と名乗っていた
潔いくらいにわかりやすいじゃんかよ((´∀`))
でもいかしたネーミングさ
大幅にメンバーが入れ替わっているけどね

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のジャパニーズポップ・ロックの元祖を忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

まずは内容の方をここで冷静になって整理することにしよう
ヒコちゃんは膨大なるライブイベントやバンドの構想を常に念頭に描き続けてる
この厚別ふれあい広場も去年偶然見つけて開催
そして今年第2回目を迎える
それも1回こっきりではなく数回だよ
今年も合計4回!
この日は2回目
当然のごとく「フレンズ・ライブ」にカウントされてもいる
例によって主催者だけに収まらなく掛け持ちでの出演も敢行
今回も4バンドでの出演
よくもまあ体力がもつものだ
どれもジャンル被らずさ・・・・
敬服しちゃうよ
どこにそんなヴァイタリティがあるのか今度機会があったら聞いてみようっと(この直後に気心の知れた仲間たちと沖縄旅行に出かけて気分もリフレッシュしてきたそうだ・・・フェイスブックより)
まあ、バンドには困ってはいないようだしね((´∀`))
あ、この間はあろうことか、混乱してしまい自分のバンドをライブに入れておくのを忘れてしまったそうだ・・・
本末転倒・・・・(-_-;)

盛大に編成をば解説しよう・・・・・

眼鏡姿のヒコちゃん・・・ギター&コーラス
帽子、シャツ、パンツ、サンダルと潔いくらいに白で統一
仕様ギターは愛器シェクター
これは長年の相棒としてお馴染み
シースルーブルーのボディカラー
ローズ指板

ジンにゃん・・・ボーカル
お懐かしやの酔いどれナイスガイ
いつでも元気いっぱいに炸裂してるねえ
素晴らしいなあ
ご本家の浜省に迫るべくサングラス、白いTシャツ、ペンダント、茶色の革ベルト、デニムのジーンズ姿
ワイヤレスのハンドマイクをがっしりと握ってアグレッシブにアクションの連続
観客の度肝を抜きまくっていましたよ
思い起こせば彼との出会いは元STAのキーボードとテッチャンが結成したバンドのボーカルで安全地帯を熱唱していた時だ
ホットタイムでのこと(リブレーション企画)
それ以降、爆風スランプ、尾崎豊などありとあらゆるジャンルにチャレンジ
己のモノとして具現化に徹してきた
もちろんこの日もお見事の一語に尽きるよ

ルミ子嬢・・・コーラス

チャッピー・・・ベース&コーラス
サングラス姿
いぶし銀のプレイヤー
説得力あるフレーズをこれでもかあというほどに醸し出す
ナチュラルボディにメイプル指板仕様の愛器5弦ベースを使用
今年から念願のASIAカバーバンドを結成
ルアレルバでの出演はに色々とあってお流れになったけれども遂にモダンタイムでお披露目されるそうだよん
白いTシャツとペンダントがお似合い
この日は7番目の「ヒコプロ・チームA」に引き続いての出演だ

ミョウテンくん・・・ドラム
札幌のボンゾと呼ぼう
パワフルで重たいドラミングには定評がある
他にジャパニーズ・プログレッシブ・ロックの元祖、四人囃子のカバー「四入囃子」アイドルの松田聖子カバー「パイナップル」でも気を吐いているよ

眼鏡姿のキムキム・・・2段構えのキーボードが神々しい
今回は拘りのコルグのクロノスとヤマハを使用
下手で椅子に座ってのプレイ
超絶なる売れっ子の人気者
膨大なる掛け持ちのミュージシャン
本人もどれだけのバンドに所属しているのかよくわからないみたい
以前には数回STAでも弾いていたよ

フジ兄・・・ギター
アンプヘッドはピーヴィーの5150に接続
彼もヒコちゃんとお揃いのシェクターを使用
色のブルーのボディカラー
ローズ指板で統一
上手が立ち位置
白いYシャツと黒パンツ
ストラップも黒

一宮くん・・・アルト・サックス
札幌ジャズ&フュージョン界隈では有名人のテクニシャン
1度だけSTAのライブに参加経験あり

そして、眼鏡姿のマッキー・・・トランペット
デニムのジーンズに白いポロシャツ姿
彼も「オフ・ショア」に引き続きの参加
STAのメンバーでもあったよ


ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分にユトリがあります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

満を持して舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ビジュアル系バンドではないのですが・・・・・
相変わらず、素晴らしい仲間たちが熱演を繰り広げてくれますよ。
時の経つのは早いもので・・・・
長々と喋っているのも何なので・・・・
大変長らくお待たせしました。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
11番目、HIKOBANDです!!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

颯爽と現れたバンドの面々は万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

ヒコちゃんの愉快痛快なるトークから、軽快なるコンサートの始まりだあ!!

SEが流れる中、はじまったのは「終わりなき疾走
(このタイトル、いかにもブルース・スプリングスティーンだねえ!!((´∀`))」
1980年10月21日に発売された6枚目のアルバム「ホーム・バウンド(オリコン週間チャートでは最高ランキング20位を記録)」のトップに収録
本人いわく「第2のデビュー・アルバム」とのこと

いきなりオシャレなナンバーでエナジー一杯に貴重な幕開け

こいつはターニング・ポイントといえる重要作だ

序盤から、この猛暑な季節にとっては申し分なき骨太なサウンドですな。
いかにもライブ向きなセレクション
ドラマティックなビートで極めまくる。
豪放磊落な一発ですでにヒコバンド・ワールドは全開。
一気に波状攻撃は開始。
火ぶたは情け容赦なく、過激に切って落とされた。
何という反則技ギリギリの隠し味。
これでバッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。
のっけから、ヘヴィーすぎるほどに力強いドラムサウンドが鳴り響く。
さすが、わかってらっしゃる。
痒いところに手の届く采配で網羅

単純明快なようでいて、微妙に小技の効いた難攻不落なるニュアンス。
ヒコちゃんの弾く、あまりにも有名でドライブする特徴的なリフは、ギター小僧達がこぞって真似したはず。
垂涎の的。

そこからギター・ソロへと雪崩込み

ミョウテンくくんはスティックを頭上高くに振りかざしてクルクル回す。
これってスリリングでテクニカル!
千手観音のごとき手数王。
ドラムセットが破壊されちゃうんじゃあないかと、時折心配になってきた。

血沸き肉躍るとはこれのこと
情け容赦なき展開で暴れまくり
エンジンフルスロットルでステージ狭しと縦横無尽に駆けずり回る
最初からこんなにパワー全開で大丈夫か?!・・・などと観ているこちらサイドが心配になるほど
そんなことかまってなんかいられないぜ、と鋼のロック魂もむき出しに吠えるジンにゃん
メンバー達も各自で思い思い、明るくかつ派手に気合注入して臨んでいますよ
すでに酔っ払って出来上がっている観客も熱狂しているしね。
おおっと!
アベさんは伝家の宝刀ネオン・スティックを取り出した!
燻し銀ボーカルのジンにゃんの声が、浜田省吾にソックリなのも驚き。
まるで浜省が憑依したかのようになりきっているではないか
全く持って引き出しの多い器用なシンガーだね。
しっかりと確立された芸の細かさが心憎い。
最早アートの領域に到達した感あり
とっても何から何までもが勉強になるよ

「イエー!
どうも、ありがとうございます!
皆さん、こんにちは
J-BOY改めヒコバンドです
私じんにゃんのボーカルと他8名です(笑)
まあ、お馴染みのメンバーですね。
我々は今日の主催者、工藤彦一率いるプロジェクトでして、今までにも甲斐バンド、尾崎豊とかを取り上げてきました
で、今日は浜田省吾!
そこのアリーナ!!(笑)
後ろの方、2階席、3階席・・・・見えてるかい!!??
どうぞよろしくお願いします。
フレンズ・ライブは今回で何回目?・・・94回目??
(と、ここでリーダーのヒコちゃんとでボケと突っ込みのやりとり小芝居)
大丈夫ですか?
ちょっと何を言ってるかわからない、うちのリーダー・ヒコさん(笑)
次はこいつで決まり
・・・この曲は皆さんで盛り上げてください!
・・・・モノクロームの虹!!」
1998年4月1日に発売された29枚目の初マキシ・シングル
オリコン週間チャートでは最高ランキング5位を記録
累計13,7万枚を売り上げた
15枚目のアルバム「セイブ・アワ・シップ(オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録した)」11曲目に収録
ポジティブなイメージを描いた秀作
夢や希望と挫折、虚無感などを象徴(ウイキペディアより引用)
ここではヒコちゃんが流麗でワイルドなるギター旋律をヘヴィーに披露。
熱冷ましとばかりに、ガラッとムードを変えてラフなパワー・バラード。
それに負けじとジンにゃんが、友情の証ともいえるブルース・ハープを目いっぱいに吹き鳴らす。
互いに不敵な笑みを浮かべ、ヒコちゃんもさりげなくスッと絡んでくる。
追随するかのように一宮くんのアルトサックスが豪快にブロー!
我を忘れたかのようにドドドッと詰め掛けるエキサイトした観客達。
聞かせどころともいえる全員による合唱パートに差し掛かると
「はい!
みんなで一緒にいきますよ!!」
弦楽器コンビのチャッピー兄貴&ヒコちゃんも、観客と一体になり躍り出てジャンプ連続。
息もピッタリ。
ホーンのコンビはコーラスでも花を添えています
(管楽器の音が、幾分引っ込み気味だったのが残念・・・・)。
ハードなブレイクの連発でドンドンとまとまりも出てきた。
ジンにゃんは珍しくもヒコちゃんの肩に手を回して
「はい、もう一丁派手にいくよ。
コーラスね。
はいはい!
3カメにいきます。
いいだろ、いいだろう!
2列目3列目よろしく!
それ、ワンモア・タイム!
4回目ラスト!
サンキュー!!
どうもありがとうございました!!」
トドメはミョウテくんによるボンゾ直伝フィルインが轟き渡る。
とりつかれたかのように興奮冷めやらぬ状態のまま
「かなりカロリーも消耗しました。
息あがってませんか?
大丈夫?
皆さん、タフだね。
早くも夏を呼び込んでしまった感のあるヒコバンド!
さあ、たっぷりと水分を補給してね」

間髪入れず、捲くし立てるように、3曲目はメッセージ色濃厚な「MONEY」で手拍子も要求。
1984年10月21日に発表された楽曲
9枚目のアルバム「ダウン・バイ・ザ・メインストリート(オリコン週間チャートでは最高ランキング2位を記録)」トップに収録
シングルカットはなし・・・・
でも知名度は抜群で人気もピカイチ
最もライブ映えするチューン
ハードボイルドな男のロマンがふんだんに盛り込まれているだけに影響力も多大
ヒコちゃんのトレードマークとも言えるハーモナイザー・ユニットを駆使したエフェクターとアーミングも効果テキメンだ。
ジンにゃんもその体から発せられる、分厚くもパワフルなボーカルはまだまだ余力を残している感じ
(実際、本人に確認してみたところ、やはり8分目ほども声を出していないとのこと。
あな恐ろしや・・・)。
全力で喉を振り絞ったら、どれだけの声が出るのかなあ。
絶対にメガトンクラスでしょうね
(さぞかしでっかい音を出すんだろうなあ)。
誰からも愛され、慕われるジンにゃんのキャラクターが際立っていて好感がもてますね。
これまで膨大に見てきた彼の歌声とはまた一味違う存在感を発揮。
「マネー~!」の歌詞では最前列の女性客をビシッと指差す。
チャッピー兄貴はサムピッキングにチェンジしてアタック感にアクセントを盛り込む。
これがミョウテンくんとのリズムセクションにカッチリとタイトにストレートにシンプルにシンクロしていてナイス!
正に阿吽の呼吸の御手本を示している
フジ兄による入魂のコード・ワーク・カッティングも華やかなる光沢を果てしなく放っている。
最前列で若いお母さんに連れられたチビッ子2人がノリノリ
その様がめっちゃくちゃに可愛らしいよお!!💛
いつまででも見ていられる微笑ましい平和な光景


「夕方だけにだいぶ涼しくなってきたね
天気予報ではそろそろ雨が降るそうだ
なんか空模様も怪しくなってきたね
それではチャッチャとやります
オーケー!!??
・・・レッツ・ゴー!
愛の世代の前に!」
1981年9月21日に発売された7枚目の同名アルバム(オリコン週間チャートでは最高ランキング12位を記録)からのタイトル曲
1曲目に収録
イントロから爆発
「地球上から核兵器が根絶されない限り、本当のラブ・ジェネレーションは訪れない」という重い衝撃の意味が込められている
ずばり反核がテーマ
「一瞬の閃光」とは原爆の事
これまたひじょうに特徴的でマニアックなところをついてきたねえ
当たり前のようなところを披露しないところなんて中々に通だ
これは当然ヒコちゃんが決めたセットリストの流れなんだろうなあ
思い入れもタップリに込められている
即座に手拍子要求で圧巻のコール&レスポンスはパーフェクト。
嵐を呼ぶぜ
とにかくジンにゃんの、説得力に満ちた声量と合いの手は半端ではありません。
機関銃のように捲し立てる様な言葉の連射
のけぞり、大股開きに構えたと思ったら次には跪く
一挙手一投足に痺れっぱなしだ
一時たりともジッとなんかしていられないでかっこよさ
身が持たないから、もう好きにしてちょうだいな
お手上げさ
どうぞお手柔らかにね
美味しいビールに酔って、灼熱ミュージックにも酔いしれるというのも一興。
元STAファミリー・ホーンセクションが2人も参加しているなんて、贅沢の極みでしょう。
サビでは一体となってコブシを突き上げようぜ
バックを務めるギターとドラムが文句なしに全面で冴え渡っている


「(ドリンクを一飲みして)
フレンズ・ライブということでたくさんの皆さんに集まっていただき、どうもありがとうございます!
後ろの方までビッシリ入っているのがよく見えます。
目は2.0なんです。
ブスかどうかもはっきりとわかります(このご時世では危ない発言・・・・)」
「やめなさいって!(笑)」
「はい!耳は1,5です・・・・(笑)
・・・・・ええっと・・・・またセット・リストを間違えました
はい、次で最後ですよ!」
「エー!!」
「・・・・素晴らしいね((´∀`))
今日はこの曲を俺のキムキムのために歌いたいと思います
・・・・・さあ、皆さん、手拍子などを打っていただけたら最高です・・・・J-BOY」
プレイヤー達が前面に颯爽と居並ぶ姿が勇ましい。
観客たちは腕を左右に振って延々と応戦。
ミョウテンくんは、一切の手加減無しに叩きまくっています。
要注目だ!
ヴァイタリティ湧き出る雄姿は神々しいくらい。
すっかり美味しいところてんこ盛りの臨場感で、フルに魅了してくれたね。
愁いを含んだ親しみ深いコンパクトな曲ばかりなので、観客もずっとリラックスして身を任せつつその甘い音色に浸っていました。
数多くのライブを体験してきたベテラン勢の真価が,白日の下に証明されたわけです。
つぼを心得た甘いメロディが厚別の青空に響き渡る。
このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
汗飛び散らかしての、はじけまくり。
キャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
我慢ならなくなったジンにゃんはステージから素早く飛び降りて客席中を走り回りながらのスクリーミング
そしてファン達から猛烈なる握手攻めにあう
ハイタッチも身軽に交わすその様も絵になる
男気溢れるシンガーここにありといったところ
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
「俺の歌を聞いて目の前の女性が泣くんだよね・・・・・!」
「やめなさい!」
「さあ、どんどんといきましょう!
まだ暑いでしょう。
帰りも暑いよ~~。
ずっと座って聞いていてもいいのですかあ!!??
え~楽しい時間もそろそろ終わり!」
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
(最後はミスった…(-_-;)
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なる日本のポップロックに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
「どうもありがとうございました」
完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
手に手にグラスを持って「カンパーイ!」の音頭をとって、クラッカーが炸裂しての大団円
オオトリのポジションという重責を、見事にこなしてくれました。

エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
ヒコバンドの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」

ヒコちゃんが締めくくる
「ヒコプロ・チームAでは1曲目にギター弦が切れちゃいましたが、ローディーの素早い対応で事なきを得ました
今日は先週に引き続き好天に恵まれましたね!
ポツポツと小雨模様ですがギリセーフ・・・・」

あちこちから惜しみないほどの歓声が贈られる
たっぷりと真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
9人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・
この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))


ヒコちゃんは、出演がこれで4つ目!!!。
トラブったけれども一応は無事に完了


会場内に流れるBGMはテイアーズ・フォー・フィアーズで「シャウト」

~~~ライブ・レポート「ヒコバンド編」はこれにて終わり。
次のバンドもお楽しみにね~~~~!!
時間をグッと戻して・・・・・
期待を裏切らずに爆裂感溢れてワクワク。
それは先述通りにあの奴らだ・・・・
テイクオフを終えたばかりのもっちんはお次のトリ前10番手でも叩くんだよん((´∀`*))
ワーカホリックばかりでけっこうなこと。
わっははは~~!((´∀`))
どいつもこいつも、根っからバンドやライブが大好物みたい!!
そう、STAなんだよん!!((´∀`*))~~~
既に各自が不敵な面構えでステージサイドに陣取ってウォーミング・アップに励んでいるしなあ。






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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(TAKEOFF 編)

2024-07-11 16:06:06 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
このバンドは後半戦のど真ん中という最も美味しい時間帯
本来ならば、そろそろ順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

さてさて9番手に控えしは・・・・
「TAKEOFF」
16:20~16:45
(チューリップのカヴァー・バンド)

再び地元・札幌からの出演・・・・って、ここはもはや説明不要ですね(笑)。
でも、これだけは言わせてほしいなあ。
STAとは、もうずっと腐れ縁で繋がっているファミリー的付き合いのある6人組みバンド。
マヤマくん率いる全曲チューリップのカバーです。
STAとはバンド結成時期もほぼ同じ。
お互いに現在となっては、ほとんどオリジナルメンバーはいませんがね
(出戻りの体制も同様に((´∀`*)))。
練習スタジオでも、ちょくちょく顔を合わせて情報交換などをしつつ、刺激を与え合い切磋琢磨してきました。


このバンドに会うのは昨年7月23日23(日)小樽「浅草橋」オールディズナイト・ライブ74以来です。


このバンド名は、チューリップのアルバム・タイトルから命名。
客席からは早くも期待に高ぶる声が聞こえてきます(笑)


編成は・・・ヒコくんがギター担当なんだけど、テイク・オフではブルーカラーの愛器シェクターではなくこだわりのバーニー335を携えています。
チェリーレッドのボディカラー。
茶色のストラップを装着。
HELIXはアキラくんから厚き手ほどきを受けたんだそうです。
コーラスも兼任。
青のキャップとサングラ姿
南国風なデザインのアロハshirtがすこぶるに涼しそうだ。
徹底的に夏仕様だね。


ベース&コーラスはリーダーの御大マヤマ氏。
使用しているのは、ELLMORのジャズベース・シェイプ。
渋く鮮やかな3トーン・サンバーストのボディにローズ指板。
PUはダンカン3。
ストラップも布製フェンダー(黒)。
ヘッドにぶら下がっているドックタグと黒サングラスがオシャレ。
白Tshirtと黒いパンツというスタイル。


キーボードはあちこちから引っ張りだこの売れっ子、ユカピョン。
北国では一番多忙な鍵盤職人
(愛器のローランドVR-09使用という拘り具合)
上手にてスタンディングでのプレイ。
コーラスも兼任
全身が白ずくめ。


でもう一人のキーボードは、ずいぶんとご無沙汰気味だった山崎くんが、この日も合流。
白い帽子をかぶってコーラスも兼務。
下手がポジション。
マサは積りに積もった話題で盛り上がりましたよ。
彼は着席したスタイルで色のローランドを使用。(06)

ドラマーには、
伝説の超ベテラン・ドラマー、もっちんが新規加入でめちゃくちゃにハッスルしている。
もちろんすぐこの後に出演するSTAのドラマーでもあるのだよん!
チューリップにならい、黒いサングラス装着にて存在感を猛アピールしてた・・・・。
(これはマサの私物
出番直前に貸して!と言ってきた
「もと黒いのはない!?」というもそれはないよ・・・と告げたらしぶしぶとそれを付けていた
でもそれは序盤のみ
数曲を演奏後は外して譜面台に置いてた
写真を参照の事)
黒Tshirt姿。
長い髪の毛を後ろで束ねて、相変わらず思い切り気を吐いていました。
ヤマハのスローン、ソナーのスネア、ビックファースのスティック・・・と使用メーカーは様々。

そしてボーカル&ギターは、ナンブくんが担当!
白パンツとシャツに眼鏡というイデタチ。
フェンダーブランドのスクワイア・テレキャスターを使用。
ナチュラル・ボディカラー。
メイプル指板。

・・・・・という贅沢にツイン・キーボードという布陣でおおくりします。((´∀`*))

そんなわけでして、いよいよ大詰めだ。


結成19周年を迎えるチューリップ・カバー・バンドが軽快に開演の狼煙をあげる
(解散や活動停止期間もあったけどそれは致し方なしだね)。


チューリップはオリジナルメンバーの死去、リーダー財津さんの健康面などがあり、しばらく表立った活動はしていませんでしたが、一昨年はラストと噂されるツアーが開始されました。
何と彦ちゃんと山崎くんはわざわざチューリップの故郷でもある九州は博多までコンサートを見に行ったそうですよ。
思い入れもタップリ。
1950~60年代生まれの方々にとっては甘くほろ苦い青春時代が蘇ってくることでしょう。

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分にユトリがあります。

皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

満を持して舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ビジュアル系バンドではないのですが・・・・・
相変わらず、素晴らしい仲間たちが熱演を繰り広げてくれますよ。
時の経つのは早いもので・・・・
長々と喋っているのも何なので・・・・
大変長らくお待たせしました。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
9番目、TAKEOFFです!!
どうぞよろしくお願いいたします!!」

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

ヒコちゃんの愉快痛快なるトークから、軽快なるテイクオフ・コンサートの始まりだあ!!

「曲をコピーする時にスコアを起こすのですが、その際に歌詞を読んでみて他のバンドとの違いに気づきました。
人との出会いと別れの物語に乗り物がたくさん出てくるのです。
私は乗り物が大好きです。
是非皆さんもチューリップの曲を聞く時には乗り物に気持ちを反映させているんだなあ・・・と想像してみてください。
飛行機や車の話題になると、私はガチにマニアックな方向にいってしまうのでここでは無しにします。
それでは・・・虹とスニーカーの頃」
今この時、エナジー一杯に波状攻撃の狼煙がぶち上げられた。
(ちょっと出だしでトラブってしまったけどね‥‥(-_-;)
1979年7月5日にリリースされた通算16枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは最高6位を記録。
ザ・ベストテンでは4位。
累計50万枚以上を売り上げた。
久しぶりのヒット曲。
アルバム「チューリップ白書」に収録。
歌詞にあるように、当初のタイトルは「わがまま」だった。
シングル化が決定した時点でテコ入れを施した結果がこれ。
オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
バッチリとオーケー!
もうこれだけで観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。

いきなりオシャレでヘヴィーなナンバーが炸裂だ!

テイクオフの曲目中ではこの日1番シュールにロックしていたのではないかい。

ナンブくんも気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団

それにしても、数多くのバンドに現在も在籍しているもっちん。
さすがタイトなドラミングでファンがドンドンと急増中だもんね

(サッサ、アイちゃんも常に羨望の眼差しを投げかける)。
もっちんによるパワフルなバックビート。
重厚なるコーラス・ワークと、ヒコちゃんのやや控えめなオブリも光っている。
重鎮のマヤマくんはいぶし銀のフレーズを連発。
要所要所をグッと引き締める役目を一身に受けて務め上げる。
またまた腕を上げたね。
頼もしい貴重な人材だよ。
それはともかくも、野太く「もっちん!」と絶え間なく声援が飛び交うのだ。
いつのまにか、テイクオフのホンワカとした癒しの空間が確立されていたのだ。
観客たちは誰もが一緒になって自然と体をゆすっているよ
いやはやなんとも、めっちゃくちゃに憎いグループだねえ。

「どうもありがとうございます。
たまにはチューリップもいいものでしょう。
さっきは夏の温かなムード満載でしたが、次も今時期にピッタリな曲で行きます
・・・・・夏色のおもいで」
カウントから全編にわたって、100%文句なし極上の名曲。
ヒコちゃんによる繊細なアルペジオのイントロがはじまった。
1973年10月5日に発売された通算4枚目のシングル。
オリコン週間チャートでは最高ランキング14を記録。
再結成チューリップなどなど、色々なライブでも頻繁に演奏されている。
1985年にチューリップを脱退した姫野が結成したオールウェイズでも取り上げている
(ウィキペディアより)
バッドフィンガーを意識して財津氏が作詞・作曲した「風の涙」が原曲。
しかし、歌詞をダメ出しされ、はっぴいえんどの松本隆氏に依頼した。
これが作詞家、松本隆のデビュー作。
ちなみに「風の涙」は現在も未発表…幻のままだ・・・・。
ずっと表情が硬かったメンバー達も、ようやくここいら辺でリラックスしてきたよ。
肩もほぐれてきて本来のノリを取り戻してきた。
そうとなれば占めたもので、琴線を振るわせ続ける。
コーラスワークも鍵盤の連打も、ドラムの素早いタイトなフィルもテイクオフの真骨頂で本領発揮。
誰もが自然に口ずさんでの大合唱開始。
どこからともなく「ヒコちゃん!」というユニークな合いの手が差し込まれる。
これは彼が誰からも愛されている証拠。
人気者は大変ですね。
恥じらいながらも、彼がリアクションしようものならば、たまったもんじゃあない。
いじりの倍返しをくらっちゃいます(笑)。

3曲目は、グッとムードを変えて珠玉の美しきバラード「青春の影」
イントロのザッキーによるピアノの旋律だけでも効果倍増。
1974年6月5日に発売された通算6枚目のシングル。
アルバムは、それこそズバリと「TAKE OFF(離陸)」に収録だもんなあ。
オリコン週間チャートでは最高46位を記録。
アイドル路線を突っ走っていたチューリップが、そのイメージを払拭して路線修正するために制作された楽曲。
ジャスラックのデータベースによると副題は「I’LL AIWAYS REMEMBER YOU 」
結婚式にもよく歌われている人気曲。
文句なしに泣ける感動の青春賛歌ですな。
各自、若き頃の情景が壮大に蘇る事でしょう。
ボーカルにはとびきり深めのリバーブがかけられて、更なるムードを作ってくれます。
ここでは、しんみりと聞き惚れてみるのも一興。
じんわりと心の奥深くまで染みわたるなあ。
意外にも前向きな明るい希望の歌。
たっぷりとタメの効いた美しい演奏は匠の技。
男女カップルがそれにのって、チークダンスを踊っています。
これはチューリップ版の「ザ・ロング&ワインディング・ロード」とは財津さんの弁。
大体のモチーフはビートルズ絡み・・・・そこがご機嫌なるポイント。

「次は皆さんもよく知っているチューリップの代表作、聞いてください・・・・心の旅!」
1973年4月20日に発売された通算3枚目のシングル。
アルバム「チューリップ・ベスト心の旅」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を記録!
背水の陣、起死回生の一発を飾った、文句なしの記念すべき最大のヒット曲。
87万枚の売り上げを記録。
この曲をライブから外すことは絶対に許されない。
プレイしなかったら、ステージから降りられない。
お約束の別格なナンバー。
ユカピョンによるイントロのピアノ連打がはじまると、どんな人でも心が奮起して見る見るうちに躍動する。
当然、最初から爽やかにコール&レスポンス大会。
「ご一緒に!
あ~だから今夜だけは~君を抱いていたい!
あ~明日の今頃は、僕は汽車の中~!(^^♪」
ここで乗り物が出てきたねえ。
でも「汽車」とは時代を感じさせます・・・・。
一挙に場が盛り上がって華やいだ。
暑さもここいら辺に達した時点で、どこか遠くへ吹き飛んでしまったようだよ。

再びヒコちゃんによるMC。
「次はちょっぴりと寂しい曲調。
歌だからいいけれど、女性が勝手に出て行った・・・という内容さ。
ふられた話。
実際にあったらとんでもないよ。」
「歌詞を見ながら一生懸命に歌うよ。(;^_^A
曲調は明るいけど、暗いよね・・・・。
指輪が外せない?外れない??外したくない???・・・・」
「チューリップの初期はマイナーを使わず、メジャーコードばかりなんだよね・・・・」
アットホームな空気に包まれる中、和気藹々はじまったのが「銀の指輪」
1974年1月20日に発売された通算5枚目のシングル。
アルバム「チューリップ・ガーデン」に収録。
オリコン最高チャートでは15位を記録。
モータウン・ビートからはじまる、イントロのギターリフで、すでにハートは鷲掴みだ。
もっちんによる、ストレートな手拍子のアクセントも抜群の采配。
明らかにビートルズへのリスペクト精神漲るアップテンポなへヴィー・ドラミングで演奏されました。
リズムセクションによる着実なバッキングが、サウンド全体を明らかに引き締めているんだよ。
遊び心や、思わずニンマリとしちゃうような展開に引き込まれちゃう。
ツインキーボードという構成も、いかんなく発揮している。
バリエーションが豊富に膨らんでゴージャスこの上ない。
うう~む・・・恍惚感に酔いしれちゃうよ。
このヒット曲は一見するとシンプルかつタイトにもとれますが、いざやってみると独創的な構成。
しかし今聞いてもちっとも古さを感じさせないね。
何度聞いても永遠不滅のジャパニーズ・ポップロックだ。
古き良き時代を彷彿とさせる胸がときめくメロディが、果てしないくらいに切ない。
ヒコちゃんのエフェクターを最大限に駆使した、歪み効果がはちきれんばかりに天空を突き抜ける。
テイクオフのメンバー達の、嬉しそうでハッピーな笑顔が好印象。

メンバー達はそれぞれにドリンクをグイっと一飲み。
ヒコちゃんの解説
「どうもありがとうございます。
この曲の歌詞は微妙だねえ・・・・。
それまでの曲とは逆パターン。
文句なしにいい歌だ。
奥が深いアートの世界観
凡人には到底わからない意味が込められている。
だから、軽く考えていたらいけない。
残り1曲となりました。
あっという間だねえ。
ラスト・ソングはライブ直前に組み込まれた・・・・・夢中さ君に」
1977年リリース。
アルバム「チューリップ・ガーデン」に収録。
「付き合いたい・・・という悲しき妄想ソング。」
(ヒコちゃん談)
もろにビートルズテイストの流れを組む、日本が誇る極上のナンバーで締めくくり。
結構ハードなパートが差し込まれているね。
日本にまだロックというものが全く定着していなかった時代に、これだけのクオリティを維持した音楽を次々と生み出したなんて驚愕に値する。
財津&姫野のヴォーカルって両者ともに、とっても味のある親しみやすさがある。
すっかり美味しいところてんこ盛りの臨場感で、フルに魅了してくれたね。
愁いを含んだ親しみ深いコンパクトな曲ばかりなので、観客もずっとリラックスして身を任せつつその甘い音色に浸っていました。
数多くのライブを体験してきたベテラン勢の真価が,白日の下に証明されたわけです。
つぼを心得たセットリストが厚別の青空に果てしなく響き渡る。
このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
エンディングは、もちろんビートルズ風。
(最後はミスった…(-_-;)
強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なる日本のビートルズ・ポップロックに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
手に手にグラスを持って「カンパーイ!」の音頭をとって、クラッカーが炸裂しての大団円
終盤戦でのポジションという重責を、見事にこなしてくれました。

エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
テイクオフの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
あちこちから惜しみないほどの歓声が贈られる
たっぷりと真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
6人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))


ヒコちゃんは、オオトリにも出演(これで3つ目のバンド!!!)。
もっちんはお次のトリ前10番手に控えているSTAでも叩くんだよん((´∀`*))
ワーカホリックばかりでけっこうなこと。
どいつもこいつも、根っからバンドやライブが大好物みたい!!


会場内に流れるBGMはテイアーズ・フォー・フィアーズで「シャウト」

~~~ライブ・レポートTAKEOFF編はこれにて終わり。
次のバンドもお楽しみにね~~~~!!
期待に爆裂感溢れてワクワク。
それは先述通りにSTAなんだよん!!((´∀`*))~~~
既に不敵な面構えでステージサイドに陣取ってウォーミング・アップに励んでいるしなあ。

でもそれは最後の最後にとっておく
その前に大トリが控えておりますよ
あの奴らだ・・・・

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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(暴異 編)

2024-07-11 10:31:56 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
このバンドは後半戦のど真ん中という最も美味しい時間帯
本来ならば、そろそろ順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。

はい、さてさて8番手に控えしは・・・・「暴威」
15:40~16:05
(BOΦWYのカヴァー・バンド)

****で、満を持してのベテランバンドだ。
熱血派でカッコいいネーミングだね。
な、な、何とこの日一番の見るからに強面の軍団が堂々登場!
でも会場で会った彼らはすこぶる爽やか過ぎるほどのナイスガイばかり。
早速、ご挨拶もそこそこに談笑を繰り広げてしまったよ。
4人組という敬愛するご本家と同様の編成
彼等にとっては青春ど真ん中
メンバーはマサにマサに何度もそのことを熱く語っていましたよ
その気持ちは痛いほどに理解できる
そういう大切な存在が人生の中に深く刻みこまれているなんて素敵なことだ
最も多感な年齢に出会えたモノって永遠に不滅で決して消えさることもなく影響力はありとあらゆることにまで浸透していく
だからこそ、ボウイって日本中に溢れるほどコピーバンドが今も誕生している
ビート系ボウイのコピーバンドはビジュアル系Xジャパン、ヘヴィメタル系ラウドネスに並ぶくらいに多いよね。
実際の話、私も今までに膨大な数を見てきた。
麗しきミサト姫を擁するBOΦWG、そしてUNNAMED、狼威も含めてね。
STAもこれまでに数多くボウイのカバーバンドと対バンしてきたけれど、その中においてもこいつらは別格の光を華麗に放っていたよ

もうこうなれば、ライブを心行くまで楽しんじゃおう。
それっきゃない!!
もちろんこのバンド、私が見るのは今日が初。
それも当たり前で、この日のために結成されたバンドなんだそうです。
驚きだけど、それが真実なのだ。
でも、メンバー達はそれぞれにボウイのカヴァーバンドで活動しているとのこと。
だからお手のモノなんだね。

いざ、蓋を開けてみたらば・・・・・
去年の10月22日(日)薄野ホットタイムにて開催された「ライブ・ライブ・ライブ」に出演したSTAと対バンを組んだボウイのコピーバンド「スウエット・エモーション」のメンバーが在籍しているではないか!!??
つまりは変則的なプロジェクトなのかな!!??
各自が羨ましいくらいに知名度も抜群
熱心なファン達が最前列に陣取ってライブ鑑賞をしながら応援し続けていた。
正に感動モノのパフォーマンスだった。
熱演を繰り広げるメンバー達が汗だくになるシーンを見ていてもそれは明らか
やたらと盛り上がっていたなあ。
絶対的に信頼性が高い。

華やかなるラインナップが出揃ったのだ。
さあ、このバンドのお手並み拝見だ・・・・・

ステージ上に目をやると
編成は4人組。

氷室京介役はマオ君。
お馴染みのツンツンの茶髪スタイルまでパーフェクト!
バッチリ黒いサングラスにヒョウ柄姿といういつものいでたち。
シャツも靴もパンツにいたるまで潔いくらいのラフなファッションでコーデネイト。
すこぶる似合ってるよ。
シュアーの骸骨マイクは持参品
それを左手にガッと鷲掴みで熱唱するというスタイル
因みに彼はもう一方のライフワーク「ブラック・リスト」(バービーボーイズ)、「僕のグラフィティ」(ポルノ・グラフィティに・・・パープル・ブリンガーのオカチャン、シンちゃんも在籍)でもすこぶるアクティブに気を吐いている猛者

金髪ロン毛&ペンダント&ヘアバンド&黒いタンクトップのベースは黒ボディカラーのキラーベースを使用
(これはXジャパンの故タイジ・モデル!
しっかり銀色のマキングが燦然と入っている)・・・くろっち組長。
ローズネック仕様。
ワイヤレスを使用

全身黒づくめのギター&コーラスは、もちろん大人気の憧れでもある目にも鮮やかな布袋モデル・ペイントを使用の・・・コウくん
ブラック&ホワイト・ボディカラーのフェルナンデス。
ご存じ、テレキャスター・シェイプのローズネックだ。
胸に刻み込まれた伝説の「ギグス」文字入り黒Tシャツをマオ君と共に着こんでいるコウくんを目ざとく発見したマサはそのことを訊ねた
「これ激レアだよね!!??・・・」
嬉しそうにコウ君「これ実はまがい物なんですよ
友人に作ってもらいました
本物のグッズ品は超絶なる値段がついているので手が出ません」
と言いつつも満足そうで誇らしげ
こんなところにも果てしなきボウイ愛を感じます
しかし、手作りだとは到底思えない完成度だ
関心しきりの極致

スポーティーなキャップを被ったサングラス姿のドラマーは「グルメ王」と呼ばれているそうだ!!!!・・・・((´∀`*))
なんでかなあ・・・・今度機会があったらジックリと聞いてみようっと

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。


前置きが大変長くなってしまいました。
極上の盛大なるロックンロール・ショーに突入しましょうか。
男気溢れる骨太なビートに酔いしれてみるのも一興。
それでは、お待たせしました・・・・・そろそろ、珠玉のライブに突入しようかな。
大人のミュージック・ショーを、心行くまでにご堪能くださいませ。
持ち時間は25分と短めなのが辛いけど、濃厚なるひと時は瞬き厳禁。
イカシタ5曲を一挙に疾走する意気込み。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なる幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
8番目、どうぞよろしくお願いいたします!!」

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
熱烈なる応援団が一挙に密集してきた。
視線をステージ上へと食い入るように投げかけている。
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

一生懸命にフロント中央を担っているふてぶてしいを見ていると((´∀`)))、ついつい自ずと声援にも熱が入るというものです。

マオくんがMCのバトンをスムーズに受け継ぐ。
「これからしばらくは、本格的なジャパニーズ・ロックのステージで盛り上がっていきましょう!!」
今この時、攻防の狼煙がぶち上げられた。

覚悟のほうはいいかな!?

オープニング
「手短にいくぜい!・・・・B・BLUE!!」
1986年9月29日4枚目のシングルとしてリリース。
オリコン週間チャートでは最高ランキングで7位を記録。
5枚目のalbum「ビート・エモーション」1曲目に収録。
軽快且つドラマティックなビートで極めた代表作品。
豪放磊落な一発ですでに暴威ワールド全開。
一気に波状攻撃は開始。
火ぶたは情け容赦なく、過激に切って落とされた。
何という反則技ギリギリの隠し味。
これでバッチリとオーケー!
エナジー一杯に貴重な幕開け
もうこれだけで観客たちの度肝を貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。

のっけから、ヘヴィーすぎるほどに力強いドラムサウンドが鳴り響く。

いきなりオシャレなナンバー!

さすが、わかってらっしゃる。
痒いところに手の届く采配で網羅

単純明快なようでいて、微妙に小技の効いた難攻不落なるニュアンス。
布袋寅泰の弾く、あまりにも有名でドライブする特徴的なリフは、ギター小僧達がこぞって真似したはず。
垂涎の的。
グルメ王はスティックを頭上高くに振りかざしてクルクル回す。
これってスリリングでテクニカル!
千手観音のごとき手数王。
ドラムセットが破壊されちゃうんじゃあないかと、時折心配になってきた。

そこからにギター・ソロへと雪崩込み。

本家の松井は常にダウンピッキングの鬼と化すのだけど、ここではあえて珍しくもオルタネイト奏法に徹している。
一人一人の役割分担が責任重大。
コウくんはポーカーフェイスを気取ってアクション全開のポージング。
このバンドのメンバー達は、多方面においてフリーランスで我がロック道を行く生きざま。
・・・彼らの実力と人柄ならば、引く手もあまただろう・・・ねえ。
よほどの実力者でなければ到底できない離れ業。


マオくんやコウちゃんへの熱烈なるラブコールがあちこちから飛び交う。
まあ、それも致し方ないよなあ・・・・。(;^_^A
「こんにちは
ヨロシクお願いいたします。
今日はお初の方ばかりみたいですねえ」

間髪入れずにメドレーで2曲目「ノー・ニューヨーク」。
豪放磊落に振り上げられたステイックで4カウントを打ち鳴らす。
1982年23月21日リリースのalbum「MORAL」に収録。
シングルは1985年8月22日にカット。
曲がシンプルで短いから、次から次へと目まぐるしく進行。
誰が何と言ってもキャッチーで口ずさみやすい良質の歌メロへ、絡みつくように響き渡る強烈なギターソロをセンターへ歩み出て弾きまくる。
特筆すべき点は歌とギターが相殺し合っていないところ。
お互いにリードするわけでもなく、昇華していく爆発的な様は印象的でスリリング。
若者たちの心の叫びを代弁するがごとく、まっすぐ一生懸命に所狭しと熱唱するポーカーフェイスのボーカリスト・マオくんが素敵だ。
既に合唱がはじまった。
コウくんのコーラスもそれに優しく寄り添う。
マオくんは掛け合い後「サンキュー!ありがとう!!」
と御礼の言葉を投げかける。
決して派手さに溺れることもなく、地味ながらもしっかりとした構成力も聞き逃せない。
実はけっこう複雑な構成。
サビのメロディラインは、単純でないところが、したたかなる魅力。
改めて布袋って、カリスマ的天才だなあと認識した次第。
緻密に構築されている様に思わずニンマリ。
癖になりそうなリフのアレンジが、これまたドツボにハマる。
エキゾチックな雰囲気が漲るが、ニューウエーヴ・エナジーは唯一無二の存在。
スピード漲るアタック感と、哀愁に満ち満ちたエモーショナルなポップ・ソング。
艶やかな歌詞のメッセージ性や物語性も無視できないよ。
マオくんの氷室なりきり度がヒートアップ。
エンジン全力噴射。
(スーパージェッター風にコメントさせていただきましたさ(;^_^A)
充実っぷりをフルに発揮。

それにしても氷室京介、耳の不調による引退宣言にはビックリ。
完治して再びステージに復帰してほしい、というのはファン達の正直な気持ち。

懇切丁寧に一人一人を愛情込めての紹介。
さきほどまでの汗飛び散らせての鬼気迫るパフォーマンスとは一味違う微笑ましきアットホームなシーンも一興。
「濃いメンバーばっかりなんだよね」
「お前が一番濃い!」((´∀`*))
ナイスなタイミングで突っ込みが入る。
!!((´∀`*))」
改めて布袋って、天才だなあと認識した次第。

ホノボノしみじみと仲の良さがこちらにも伝わってくる。

早いものであっという間に中間部へと差し掛かってきたよ。
「バッド・フィーリング」
これはマニア泣かせなセレクション
盛大なるスティックカウント「1・2・3・4!!」からのスタート。
3枚目のオリジナル・アルバム「BOΦWY」6曲目に収録。
2枚目のシングルで、1985年8月22日にリリース。
オリコン週間チャートでは最高46位を記録。
プロデュースは四人囃子、プラスティックスの大御所ベーシスト佐久間正英氏
どうりでエレクトロニクスをうまくブレンドしたホットなチューン。
ファンキーなイントロのギターフレーズは当時のディレクター曰く
「スチャラカトッチャンボーイ」と聞こえると述べている((´∀`))
リフの刻み、コード進行、リズムから歌メロとサビに至るまで痺れどころが満載だ。
マオくんのボーカルも、豪華絢爛なる真骨頂。
パーカッシブなサウンドとダンサブルな音楽性を、3ピースのギターバンドとして昇華しているところがミソ。
どのパート一つでもぐらついたり、ほころびが露見した途端に崩壊しちゃうんだから、なるほどデンジャー・ゾーンの好例を地で行くね。
この破壊力あるスピードチューンを、名曲たらしめている重要なファクターとエッセンスの表現力と音楽性が見事。
コードのエッジが効いていて、猪突猛進にレッドゾーン振り切れ寸前。
バラエティでタメの効いた極上グルーヴも、嫌味がなくってご機嫌さ。
ほのかなユルユル感が微笑ましい。
タイトでストレートでアタック感満開の渋いエネルギーが全開だ。
気合いの入り方が超半端ない。
インパクト溢れるカッティングが響くAメロとBメロ。
荘厳な音の中を駆け抜けながらメロウに奏でられるフック。
まるでギターが歌っているかのように表情豊かな間奏のソロと、多彩なテクニックで演出を図るコウくん。
右手を天空に突き上げ、のけぞり腰捻りアクションも鮮やかに決めまくる
それに追随して、猛烈なタムの絡みが堪能できる贅沢さ。
素早いハイハットワークが切れ味鋭すぎる。
ベースでマシンガンのごとき激しい鬼のダウンピッキングを正確に見せつけてくる組長。
いやはやなんとも安定感抜群のタフガイだねえ。

「いいぞお、マオ!!」
「WOW・・・・やってやったぞ!!
盛り上がっていますか!?
じゃあ、あれを聞いてください・・・・・いい曲ですよ!
誰でも知っているよね。

お約束の定番「マリオネット」が勢いよく炸裂。
このタイトルを告げた瞬間に、会場全体からドスの籠った声が沸き上がった。「OOOHHH~~!」
してやったりだね。
観客の心を鷲掴み。
後々のブレイクへと繋がる転機にもなった。
6枚目のラスト・オリジナル・アルバム「サイコパス」に収録。
1987年月22日リリースの6枚目シングル。
オリコン週間チャートでは最高1位を記録!!
記念すべきビッグヒット。
シンプル・イズ・ベストを地で行く代表作だね。
後のビジュアル系に先駆けた世界観や、J-ROCKを確立したサウンドを特徴としている。
現在のミュージックシーンにも多大なる影響を与え続けている。
コーラスに引き続き、コール&レスポンスも盛大に!
「オールライト!」
こちらサイドの気持ちまでをも奮い立たせてくれる。
遺憾なく発揮された、ノリノリなオーディエンスの貢献度も特筆もの。
常に前面へとフューチャーされた、マオくんの漂うカリスマ性に目が釘付け。
やっぱり、ここはアグレッシブにいかなきゃあ男ではないよね。
両サイド・メンバーらとの絡みも、言葉を失うほどに、はっちゃけまくっているよ。
スケールの大きさ、独特な個性、神秘性、光り輝く言語センス、時代性と、申し分なし。
時折覗かせるクールな表情の美学も見逃せない。
ワイルドな暴威のメンバー全員が、もう内心は楽しくって仕方がないというような表情で活き活きとしている。
でも硬派でニヒルなイメージは、虎視眈々と常に崩さないのだ。
これこそバンド究極の理想と醍醐味だよね。
羨ましいくらいさ。
そんなことは誰でもわかっちゃあいるんだけど難しくって、なかなかに手強い。
なんたって、エゴの塊と個性的な奴らが一堂に会して音楽を創造するわけですからね。
この、圧倒的なる刺激的支配力はどうだ!?
さすが札幌界隈ではツワモノ集団と謳われるバンドだけはある。
そろそろ肩の力も抜けてきてきたかな。
びっしょりと汗もかいてきたご様子。

声援が鳴りやまないよ!
「ありがとう!」
もうこれで泣いても笑っても終局と知ってか、レッドゾーンは振り切れっぱなし。
脳天ヒューズはとっくにスパークしちゃったさ。
「よし、次で最後なんです・・・・
夢見て帰りましょう!!・・・・ドリーミン!!!」
このライブのハイライトが訪れた。
ここでもグルメ王が思いっきり気合を込めて迫力満点なスティックカウントを放つ
「1・2・3・4!!」
1985年6月21日リリースの3枚目オリジナル・アルバム「BOOWY(オリコン週間チャートでは最高ランキング48位を記録)」に収録。
この曲プロデュースは佐久間正英氏。
終曲に雪崩込みだあ。
アップテンポが理屈抜きにノリノリでご機嫌さ。
グルメ王は歌詞を口づさみながらのドラミングで余裕しゃくしゃくの構え。
巧妙なステイック捌きから重戦車並みなドラムスが、これでもかあというほどに轟き渡る。
しっかりとついてきてください。
火傷しないようにご用心を
この曲は「暴威」初期のライブで、よく演奏していたそうだ。
じわじわと沁みてくる歯切れのよいミディアムなパワー・チューン。
軽快な進行も、アコースティックっぽい温かみを導入したギターも、若々しくって清々しいくらいに気持ちよい。
ホップステップジャンプで迫りまくる!
何度も客席を指差しながら、身をよじりながら魂の咆哮を繰り広げるマオくん。
ギタリスト・コウくんのトリッキーなフィンガリングがひたすらに光沢を放つ。
ピョンピョンとはじけまくり。
はっきりといいましょう。
全体に上手すぎる!
これ本人達にも直接ライブ後に伝えた。
くろっちにも「タイジが好きなの!?」尋ねたらニコッと微笑みながら首を縦に振った。
メンバー間が肩を組んでのフォーメーションもスムーズで、コンビネーションも曲中に自然と溶け込んでいる。
メンバー全員の熱演で、ひしひしと感動が伝わってきちゃった。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならでは。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン!!
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディング。
硬軟取り混ぜた巧妙ギグに、誰もが目いっぱいやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。
後のバンド達にプレッシャーがのしかかってくるよ。
恐るべし、北海道の奥深きミュージック・シーンよ。
ロックンローラー暴威が、ここでもド派手にぶちかましてくれた。
なるほど、あまりにも憎い男たちだねえ。
ドンドンとマイペースで場数をこなしていきながらで、今後の成長がとっても楽しみだ。
なあんていうことを考えていたら、あっという間に終わってしまったさあ。
爆音渦巻く中で無事にフィナーレを迎えることとなりました。
気持良い疲労感に包まれたメンバー4人はとっても満足そう。
心行くまでの完全燃焼!!

これでライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。
「ありがとうございました。
まだまだ先は長いけど、皆さん、最後まで楽しんでいってくださいね」


****
エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
暴威の皆さん、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
とってもいいなあ!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」

ステージを降りた後のビールは格別でしょう。
一生懸命に頑張った甲斐があったというもの。
それでは次のバンドの準備が整うまで、少々お待ちください!!****


真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
4人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****







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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(HIKOPRO TEAM A編)

2024-07-09 22:13:56 | Live Set List

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
そういう作りになっているんだねえ・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
このバンドがちょうどド真ん中という最も美味しい時間帯
本来ならば、そろそろ順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。


****で、満を持してのベテランバンドが登場だ。

「HIKOPRO TEAM A」
15:00~15:25
(邦楽ロック)
後半戦のトップに満を持しての登場
さすが拘りの6人編成
7番手に控えしは我らが盟友のバンドだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの主催者・彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどん、に引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。
(と言いつつも去年の5月にSTAとは江別市民会館大ホール「バンド・フェスティヴァル8」にて対バン済み)

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のジャパニーズポップミュージックを忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
全てが女性歌手の王道作品で一大網羅だっていうんだから脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

まずは内容の方をここで冷静になって整理することにしよう
ヒコちゃんは膨大なるライブイベントやバンドの構想を常に念頭に描き続けてる
この厚別ふれあい広場も去年偶然見つけて開催
そして今年第2回目を迎える
それも1回こっきりではなく数回だよ
今年も合計4回!
この日は2回目
当然のごとく「フレンズ・ライブ」にカウントされてもいる
例によって主催者だけに収まらなく掛け持ちでの出演も敢行
今回も4バンドでの出演
(オフショアに引き続きこれで2つ目)
~一番乗りして最後に帰るという離れ業をこなす~~
よくもまあ体力がもつものだ
どれもジャンル被らずさ・・・・
敬服しちゃうよ
どこにそんなヴァイタリティがあるのか今度機会があったら聞いてみようっと(この直後に気心の知れた仲間たちと沖縄旅行に出かけて気分もリフレッシュしてきたそうだ・・・フェイスブックより)
まあ、バンドには困ってはいないようだしね((´∀`))
あ、この間はあろうことか、混乱してしまい自分のバンドをライブに入れておくのを忘れてしまったそうだ・・・
本末転倒・・・・(-_-;)

さてさて皆さま、話を戻してヒコプロ・チームA
イカしたメンバー達をば・・・・・・
(贅沢過ぎる布陣だよん)

ともっち・・・VO
キュートでセクシーな彼女のことはレベッカのコピーバンド「ラズベリー」で知りました
でも本当はハロウィーンとかのジャーマン・メタルが大好物だとのこと
アイちゃんの「アイ・ソウル・シブリングス」でもコーラスガールとして参加したこともあるそうだ
とにもかくにもこの日のトモッチ衣装は全身黒ずくめでひと際露出度が凄かった
このお姉さんは目のやり場に困るほど・・・
惜しげもなくおみ足を露出するいうサーヴィスぶり
もち肝心要の歌唱力&パフォーマンスは折り紙付き
そしてルックスとスタイルもスラっとパーフェクト
愛ちゃん情報によると「ヨガ」にも通っているそうだ
どうりでなあ・・・・

ヒコちゃん・・・G&CHO
赤いボディカラーの335を使用
メーカーはバーニー
彼に関する説明は不要なのでこの際バッサリと割愛させていただきます((´∀`))
黒いハンチングとサングラスはお馴染みのイデタチ


フジモトくん・・・G
目にも鮮やかなる水色のボディカラーのシェクターを愛用
ローズ指板仕様
招き猫のデザイン入りシャツがお茶目

チャッピー・・・B&CHO
サングラス姿
いぶし銀のプレイヤー
説得力あるフレーズをこれでもかあというほどに醸し出す
ナチュラルボディにメイプル指板仕様の愛器ベースを使用
今年から念願のASIAカバーバンドを結成
ルアレルバでの出演はに色々とあってお流れになったけれども遂にモダンタイムでお披露目されるそうだよん

セッキー・・・DR
黒いTシャツ姿
MIKIMIKI・・・KB&CHO
ローランドを使用
縦縞模様の白黒ファッション
下手の立ち位置
スタンディング・スタイルでのプレイ
こちらの2人は「稲葉美紀&DEAR FRIENDS」で近年多方面で引っ張りだこの人気者
他にも.Jというバンドも結成していた
以前にはSTAでもライブの経験あり

これだから、バンド活動とライブ出演は魅力的でやめられない。
((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました。
それでは、お待たせしました・・・・・そろそろ、珠玉のライブ・レポートに突入しようかな。
大人のミュージック・ショーを、心行くまでにご堪能くださいませ。

セットアップ完了後はヒコくんが逐一、ミキサー・スタッフとメンバー間の橋渡し役を担って次々とサウンド・メイクを施していく。
その手際の鮮やかな事と言ったらもうたまりませんなあ。
ジックリ入念に懇切丁寧なる打ち合わせをしながらの音出し。
何たって大所帯だから、それなりに時間も浪費する。
でもねえ、この状況を見ているだけでもとっても勉強になるものだよ。
ずぼらなミュージシャンはこの作業を面倒くさがって、せっかくまとめ上げた演奏も台無しにしていることがちょくちょく見受けられるもんなあ。
基本中の基本。
これを確立してからのライブでしょうよ。
当たり前の話だ

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカー食レポをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
大変長らくお待たせしました。
それでは7番目、どうぞよろしくお願いいたします!!」

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

一生懸命にフロント中央を担っている初々しきトモッチ嬢を見ていると、ついつい自ずと応援にも熱が入るというものです。

ヒコくんがMCのバトンをスムーズに受け継ぐ。
今この時、波状攻撃の狼煙がぶち上げられた。

「グラマラス・スカイ」(NANAスターリング中島美嘉・名義でリリースした16枚目のシングル。2005年8月31日リリース。オリコン週間チャートでは2週連続1位を記録。アルバムTHE ENDに収録。

彼女が主演した映画「NANA」の主題歌。

オープニングナンバーから一切遠慮なく情け無用の号砲が豪快に放たれた
何という反則技ギリギリの隠し味。
これでバッチリと掴みはオーケー!
エナジー一杯に貴重なショーの幕開け
もうこれ一発で観客たちの度肝を一気に貫いた
エキサイティングなイントロで脳天もスパーク状態。

いきなりオシャレでヘヴィーなナンバーが炸裂だ!

ヒコプロ・チームAの曲目中ではこの日1番シュールにロックしていたのではないかい。

うかつにも私はこの曲のタイトルをド忘れしちゃったんだけど、会場で再会したカワイ子ちゃんお二人にしっかりとご教授してもらった。

大助かりだ

(密かに3ショット撮影も実現)。

うん、あらためて聞いてみてもやっぱりいい曲だよ。

中島美嘉はしっとり系バラードから、思いっきりはじけるパワーソングもお似合いだ。

トモちゃんも頼もしき男性陣に囲まれてさぞかし心強いんだろうなあ。

気持ちよさそうに張りのある声でひたすらシャウトしまくっていましたよ。

個性あふれる独特なる曲調だけに、実は難攻不落な感じで手ごわそうだ
それをいともたやすく余裕と貫禄の表情を浮かべて不敵に演奏しているんだからねえ
ああ・・・・空恐ろしい猛者集団
心憎いくらいだ
右手に持ったマイクを斜に構えるトモッチ嬢は驚異の声量と声域をフルに活用して、器用に難なく歌いこなしているんだからお見事の一語に尽きる。
マジに感服しちゃうよ。
バックを務め上げるミュージシャン達も、的確なるアンサンブルを築き上げてのプレイに専念。
全身全霊を込めた分厚いコードのカッティングと、ギター・ソロがこれでもかあ、というほどに襲い掛かってくる。
リフの刻み込みも身震いするほど、理屈抜きにカッコいい。
特筆ものは、セッキーくん迫力のドラム・スタイル。
次々と襲い掛かってくるボトムラインを、手数王のごとく巧みなスティックワークを駆使してぶちかますという牽引役。
責任重大なる大役を一手に引き受ける。
もちろん、トモッチ嬢を全面でフューチャー。
いかに彼女が気持ちよく歌えるか、を良く理解しているバンドだからこその匙加減が絶妙。
ちなみに余談ではありますが映画「NANA」はここ小樽でもロケをしています。(蘭島。余市でも撮影)

「たくさん飲んでますか!!??」
トモッチ、喉を潤すべくドリンクをグイっと一飲み
(ボーカリストにとっては必要不可欠なる行為)
「ありがとうございます!
このバンドはですね、澄川ベースというお店が縁で結成されたのですよ。
よくあるパターンでライブ用のバンドが足りなかった・・・というのが真相。
ということで・・・・嵐の素顔」
グワーンッ!と轟き渡るSE的な爆音からスタート。
工藤静香絶頂期の一撃だ。
1989年5月3日に発売された7枚目のシングル。
album「ハーヴェスト」に収録。
オリコン週間チャートでは1位を獲得。
エスニック調なアレンジが冴えわたっているね。
クールな嘶きギターも吠えまくっていたよ。
静かに淡々と始まる例の静香節もミステリアスなムードを醸し出している。
欲を言えば、例のあまりにも有名な振り付けをトモッチでも見たかったなあ・・・・
ミキミキちゃんと並んでね((´∀`))
客席テーブルでは小樽ドラマーのヨシキが上手に手の動きを交えて踊っていたけどね!
それはともかくも、この2人によるハーモニーを聞けるだけでも、この日は大収穫だよ。
低く押さえ気味な歌い出しといい、屋台骨をがっしりと支える猛者たちといい、申し分のない響きが心地よい。
この手のムードメーカーはヒコちゃんの真骨頂だな。
お手のものでしょう。
ストレートなツインギターの妙技と、タイトこの上ないバランス感覚は、昔取った杵柄とばかりに、光沢を放つ。
こういう味わいはそこいらにゴロゴロと転がっている若造バンド達には決して再現できない。
コロコロと曲調が変わる起承転結なセットリストゆえに一切だれることのない流れだ。
どれ、次には何が飛び出してくるのかな!?
期待にワクワク、ドキドキ。

「懐かしいなあ・・・と思って聞いてくれていたら嬉しいです。
ちょっとロックっぽくしてみました。
それにしても、いやあ、すごく広い会場ですねえ。
音も素晴らしいしねえ。
ところで、次は何をやる!?・・・
相川七瀬で・・・・・夢見る少女じゃいられない」
1995年11月8日発売のデビュー・シングル。
album「レッド」に収録。
ヒット・メーカー織田哲郎の作品。
オリコン週間チャートでは最高ランキング12位を記録。
36万8千万枚を売り上げた。
(先に出演した「啓成坂」とレパートリーが思いっきり被ってしまった・・・・でもそんなことは全然平気のへっちゃら。受けた者勝ち!)
ともっちはスラッとした長身で、スレンダーなボディラインがモデルのよう。
ちょっと粋なカリスマ風の美女。
と、それまでは極力控えめにやや後方で黙々プレイしていたベース・プレイヤーのチャッピーが、満を持してここぞという場面で一気呵成に飛び出してきて鮮やかにクルリと一回転した。
そのスムーズな身体能力にはビックリ。
イカすよ~惚れ惚れするほど、絵になるコンビネーションだなあ。
あれは一見簡単そうに見えるけど、なかなかできないよ。
足がもつれちゃったり、最悪の場合は転倒しちゃうし・・・。
三半規管を舐めちゃあいけない。
演奏しながら、回転すると、リズムやら何やらを見失っちゃうんだよ。
恐ろしいんだから。
しかし、まったくもう、油断も隙もありゃあしないねえ((´∀`*))
ヒコちゃんによるピック・スクラッチを「ギュイーンッ!!」と轟かせる様が、いかにもロッカー然としている。
やや腰を落とし気味で斜に構えて、足を開くポーズでも逞しき男気を発揮しているね。
一音、一音、フレット・ボード上を正確無比なフィンガリングで鮮やかに滑り込む。
ハッキリと断言しましょう・・・野暮ったい能書き垂れ流しのギタリストどもよりも数段上手いよ。
フロント・センター間を縦横無尽に交差するフォーメンションは阿吽の呼吸。

「はい!
ありがとうございます。
私も昔は夢見たよ。」
「今も少女だよね・・・・・」
「アレ・・・・!?皆、笑ってないもんなあ・・・・(-_-;)
心だけは少女のままです。」
「腰は痛い‥‥(´;ω;`)」

と、ここでこのイベント最大のトラブルが勃発した!!
な、な、何とヒコちゃんのギター弦が切れちゃった
まだ、序盤戦にも関わらずね・・・・
アキラっちがすぐに駆け寄ってフォロー
どうやら予備のギター弦を持っていないようだ
アキラっちが会場中にいるギタリスト達に予備の弦はないか、走り回る
マサの元にも来た
残念ながら石やんはまだ到着していない(彼の事、必ず予備は所持しているはずなんだけどね)
う~~む・・・ベース弦ならば持っているんだけどね・・・・
でも、啓成坂のマユ嬢が持っていたそうで無事に事なきを得ました
素晴らしい
拍手喝采だ
ライブは続行!

さあ、佳境に差し掛かってきたよ
歌姫トモッチのイメージにジャストフィットの中森明菜「十戒」
1984年7月25日にリリースされた9枚目のシングル。
スタジオalbum「ポジビリティー」7曲目に収録。
オリコン週間チャートでは堂々の1位を記録。
大巨匠の売野雅勇・作詞、ジャパニーズ・スーパーギタリスト高中正義・作曲という夢のようなコラボレーション
この起用と共に、ツッパリ路線の集大成的作品は当時話題となった。
極上のハードロック臭が勢いよくプンプンと漂いまくっている。
トモッチ、キーの広さは異常でないかい!?
ドンドン艶が増してきて、その特異性に磨きがかかってきた。
舐めてかかれないアダルトな色気が満載。
とどめは、怒涛のビブラート攻撃。
いつの日にか、フミオ君が艶やかに歌う本格的なヘヴィーメタリックなロックが聞きたいなあ。
ああ・・・想像しただけでゾクゾクと戦慄が走ってきて突き刺さる。
特筆すべきは、ミキミキちゃんによる、さりげない妖艶なコーラス!
そしてセッキーもアグレッシブにシンバルを連打する。
何から何までもが絵になるフォーメーション。
一時たりとも、ダレる箇所は皆無。
これも、切磋琢磨に打ち込んでいる日頃の真面目な鍛錬がものをいう。
努力は決して裏切らない。
次に何が飛び出すのか楽しみでワクワクときめいちゃうよん。
しかし、ヒコプロ・チームAのレパートリーの豊富さには今更ながらだけども脱帽だ。
そのライブイベントの趣旨、対バン、オーディエンス、会場の雰囲気、出演順番に応じてセットリストを綿密に組んでいる模様。
だからそのつど、ガラッと様変わり。
いざ蓋を開けるまでは何が飛び出すかわからない、万華鏡の様相を呈しています。
その上、現在もレパートリーをどん欲に増やし続けているし。
心底に敬服しちゃうよ。
基本的にバンドとはこうありたいものですなあ。
何度見ても勉強になるお手本のよう。

ダメ押しとばかりに六本木繋がりで・・・・怒涛の「六本木心中」
最早お約束の締め括りソングと化してきた感あり
シンセサイザーによる、あの有名なる幻想的フレーズからスタート。
1・2・3・4!!
そうなのですよ・・・アン・ルイスがアイドルという枠組みから脱却するキッカケにもなった代表的楽曲。
24枚目のシングル
1984年10月5日リリース
オリコン週間チャートでは最高ランキング12位を記録
湯川れい子・作詞、ノーバディ・作曲
歌謡界を軽く超越するほどの勢いにのって、ジャパニーズ・ロッククィーンの称号を欲しいままにした決定打。
当初はさほど売れなかったが徐々に優先から火がついてカラオケで根強く支持されるようになったロングセラー
それをトモッチ嬢の持ち味でもあるミステリアス・キャラとが、激しくも情熱的に合流してメラメラ燃え上がっているような迫力で一気に聞かせてくれます。
これで益々、知名度が広がったことでしょう。
ミキミキ嬢のコーラスもさりげなく絡んでいる。
ここでそれまでおとなしく座っていたファン達がもう我慢の限界。
居ても立ってもいられなくなり「踊りにいってくるからね~!!」と
凄まじきダンサーの本領発揮。
アベさんは今回持参してきたセンスでパタパタと仰いでいました。
他にもいつもならば仲良く対バンで出演を楽しんでいるミュージシャンたちが、かなりの人数で訪れていました。
ヒコプロ・チームAは新しいレパートリーが目白押しで嬉しき裏切り行為の連続。
個人的にもご機嫌でした。
この状況を後部座席で見つめていた女性客の方がマサに「まるで外国のようですね・・・」とビックリ仰天。
老若男女が受け入れやすく、痒いところに手が届くという心意気が憎い。
数多くのライブを体験してきたベテラン勢の真価が,白日の下に証明されたわけです。
つぼを心得たセットリストが厚別の青空に果てしなく響き渡る。
このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるニューミュージック・ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。


エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
とってもいいなあ
ありがとうございました。
ヒコプロ・チームAの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
6人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

おっと、ヒコちゃんはまだ2バンドの出演が控えているよ
あしからず・・・・((´∀`))
ギターの弦は大丈夫かな・・・・((´∀`))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****








 



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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(庄子篤史とリヴェンジャーズ編)

2024-07-08 18:37:33 | Live Set List


****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場中をぶらぶらと散策・・・・
するとステージから客席の後方へいくにつれて低くなっている!!
雨や雪解け水がステージ前に溜まらず、流れていく仕組みになっているんだねえ
なるほど・・・と一人で感心しきりだった((´∀`))

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!

はい、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
このバンドがちょうどド真ん中という最も美味しい時間帯
本来ならば、そろそろ順番的にこのブログの主役でもある我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYなのですが、それは最後にたっぷりとおおくりしたいと思います。


****で、満を持してのベテランバンドが登場だ。
「庄子篤史とリヴェンジャーズ」
14:20~14:45
6番目に控えしは、こちらも札幌からのバンドが出演。
ジャンルは(コッテコテのファンキー・ミュージック)
時間の流れがなんまらと速い。
アッという間の出来事だ。
日差しは相変わらずのカンカン照りけど、ムードは満点さ!!
10分ほどの巻きだけど、さあ、覚悟して臨むようにね****

ここまではジャパニーズポップ系、ディスコ、ロックのバンドがたくさん続いたけれど、今度はグッとムードを変えて渋いソウル・ナンバーを中心にお届けしましょう!
このバンドも初めて見るバンド。
厳密に言えば各メンバーはあちこちで見たことがあるんだけど、セッションPROJECTゆえに多分メンバーが大幅に変わっていると思うよ。

全6曲がこれまた、いぶし銀の光沢を放つ作品目白押し。
ただ単にファンクと言っても、相当に捻りと拘りを込めて厳選した痕跡が垣間見える。
念入りに調整してリハーサルを重ねた結果でしょうよ。
それらをテクニカルな貫禄のプレイで見せつけてくれるんだから心憎いばかりさ。
それもそのはずで、各メンバー達は方々で大活躍している猛者ばかりなんだから当り前なんだよね。
ところどころに遊び心もあり、ひじょうに楽しめました。
不敵な笑みを浮かべつつも、進行していく様を見ているとそれらは顕著。

9人のイカしたメンバー達をば・・・・・・
(男女のツイン・ボーカルという贅沢過ぎる布陣)

驚異のハイトーン・ボーカルに晴琉くん
庄子プロジェクトといえば必ず彼が参加するという最早心強き相棒と化しているのですよ

眼鏡姿のドラムはヒロユキくん

パーカッションも眼鏡着用のタケダくん
椅子に着席してのプレイスタイル
(LPの白いシェルコンガ&ボンゴを使用)

ベースにユウジくん
(3トーン・サンバーストのジャズベースを使用。
ローズ指板)

ギター&コーラスはオキタくん
(チェリーサンバースト・ボディカラーのストラトキャスターを使用。
ローズ指板。
ゴールドパーツ仕様のバレーアーツ)

下手に陣取るキーボードはヒロコ嬢
椅子の座ってのプレイ・スタイル
(ヤマハを使用)

trumpetはサッチン
クールビューティの彼女は、札幌を拠点に長年にわたって活躍している有名なネオ・ジャズ・グループ「地下室とシャンパン」のオリジナルメンバー。
男顔負けなトランぺッターとしてすでに名を轟かせています。

コーラスには、超久しぶりに再会したよ~マサコちゃんだあ!

そしてサックス&コーラス&MC&リーダーは・・・・宇宙の庄子君という編成だ!
その凄まじきサックス・プレイだけでも驚愕なのに、巧みな話術を駆使したMCも絶品。
優しい人柄がホノボノと滲み出ているよ。
彼はマサとは長年の顔見知り。
毎度八面六臂に活躍するナイスガイ。
マサと盛り上がったよ!
以前STA企画のリブレーションにも参加してくれたし、何度も対バン経験がある。
一度はSTAでサックス担当としてライブ出演が決定するも、コロナにてイベント自体が中止になったという経緯があります・・・・。
返す返すも残念でならない・・・・でも、きっといつかは共演が実現することを祈っているよ!。
しかも驚いたことに元STAのサックスメンバー「うぱくん」の後輩なんだとか!!
酸いも甘いもかみ分けた仲。
両者ともに刺激を与えあってきたんだろうねえ。
素晴らしいなあ。
縁とは奇なり・・・を地で行く真実さ。
お互いにサックス同志だしなあ。

とにもかくにもメンツが半端なく凄過ぎる!
まさに向かうところ敵なし状態さ。
ほとんどのメンバーは、昨年3月のゴールド・ストーンで対バンを組んだ時のメンバーばかり。
その時にもソウル特集で一大網羅でした!!
何事にも引き出しの多い器用な連中だ。
この次に見る時には、どんなジャンルを披露してくれるのだろうか?・・・と早くも詮索しちゃうよ。
しかし庄子くんは対バンのたびにバンド名が違うんだけどなあ・・・(-_-;)
核となるミュージシャンは数人
それにいくつかのバリエーションを含ませるというシステム
基本的なコンセプトは一貫しているものの若干のテコ入れも施すというしたたかさ

これだから、バンド活動とライブ出演は魅力的でやめられない。
((´∀`*))

前置きが大変長くなってしまいました。
それでは、お待たせしました・・・・・そろそろ、珠玉のライブ・レポートに突入しようかな。
大人のミュージック・ショーを、心行くまでにご堪能くださいませ。

昨年は1月のルア・レルバ新年会を手始めに、5月14日(日)江別バンド・フェスティヴァル8(ハバナナイスディーズ)などで一緒だったけど、今後もちょくちょく庄子くんセッションと対バンが多そうだ。

バンドからメッセージが届いているよ。
「この日のために結成されたスペシャル・セッション・バンド。
ハル(VO)をメインに、ファンキー・テイストな楽曲をお届けします!」

セットアップ完了後は庄子くんが逐一、ミキサー・スタッフとメンバー間の橋渡し役を担って次々とサウンド・メイクを施していく。
その手際の鮮やかな事と言ったらもうたまりませんなあ。
ジックリ入念に懇切丁寧なる打ち合わせをしながらの音出し。
何たって大所帯だから、それなりに時間も浪費する。
でもねえ、この状況を見ているだけでもとっても勉強になるものだよ。
ずぼらなミュージシャンはこの作業を面倒くさがって、せっかくまとめ上げた演奏も台無しにしていることがちょくちょく見受けられるもんなあ。
基本中の基本。
これを確立してからのライブでしょうよ。
当たり前の話だ

ステージの入れ替えには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

舞台の上手より現れた司会進行役の美魔女ハルカさんが注目を一身
に浴びながらここでも景気よくバンド名をアナウンス
(6台ものキッチンカーをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
「ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!
大変長らくお待たせしました。
それでは6番目、どうぞよろしくお願いいたします!!」

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

庄子くんがMCのバトンをスムーズに受け継ぐ。
「本日はこんな素晴らしい会場にお呼ばれして、出演できるなんて感謝です。
ヒコさん、本当にありがとうございます。
今日は、この日のために集まった仲間たちとで、洋楽系のファンクを演奏してみたいと思います。
一同に会したのも何かの縁です。
ぜひともご一緒に最後まで楽しんで良い日にしましょう!
さっき、音合わせで何回もやった曲からスタートしますよ((´∀`*))」

庄子くんがカウントを打つ。
「1・2・1・2・3・4~!!」
オープニング曲は・・・
「IF I ONLY KNEW」
邦題は「恋はメキ・メキ」だ!!
しかしこの邦題は「メイク・ユー・メイク・ユー・ラブ」がそう聞こえるから
確かにねえ~~俺も当時そう思ってニンマリしてしまった一人
(タモリ倶楽部にてみうらじゅん氏が命名
日本盤シングルのジャケットも彼が手掛けている)
元々はライズ・ロボッツ・ライズというバンドの曲
1995年3月25日リリースのシングル
全英チャートでは11位、USダンスチャートでは4位を記録
33枚目のアルバム「リード&ハウ・トウ・スイング・イット(快楽天国)」に収録
プロディーサーは、な、な、なんとと一世を風靡した鬼才レヴァー・ホーン(バグルス、イエスで活躍)
どうりでねえ・・・あのノリノリのサウンドとアレンジワーク
それにあの偉大なるダイナマイト・シンガー、トム・ジョーンズ!!
アメリカのエルビス・プレスリーに対するイギリスの回答がトムだった
小学生の頃、夜に「トム・ジョーンズ・ショー」なるテレビ番組が放送されていたっけなあ・・・セックス・シンボル・・・・懐かしいなあ
不思議な化学反応をおこすアッパーなダンス・ミュージック仕様が爽快で驚愕だ
音楽界の痺れる神秘・・・・
話題騒然で大ヒットしたもんだ
ラジオからは連日流れていたし、その勢いにのって来日公演も実現
地球最強の伊達男は札幌にもやってきた
奇跡の復活劇を演じてくれた
若い者にはまだまだ負けてなんかいられないぜ、とばかりにド迫力のシャウトをぶちかましていた
もうあれ一発で、ガツンとぶちのめされた
それくらいに驚異的な迫力だった
プロモーション・ビデオで常に走り回っているワン公もめっちゃ可愛くて印象に残っている
息の根を止めるべく、必殺技のロマンティック・メロディが軽快に炸裂。
これをトップにもってくるなんて掟破りだ
ひじょうにハマりまくって、してやったりだろう
ハルくんのかっこいいハイトーンにうってつけ
早速、ご本家に決してヒケをとらないくらいのスクリーミング
シンプルでタイトでストレートなリズムセクションの存在感もバッチリ。
ブレイクでの掴みもバッチリとオーケーさ
ハッとする瞬間も効果絶大
開巻から矢継ぎ早の艦砲射撃に心酔する。
序盤戦にこれほどふさわしいイケイケなパワフル・チューンはないでしょう
お見事の一語に尽きるエンターティナー真骨頂
踊り好きなオーディエンスたちは、最前列で既にハイテンション

でもねえ、甘いんだよ
これはほんのウォーミングアップ程度の品
まずはご挨拶替わりといったところ
実際2分弱で終了

元気いっぱいに炸裂する庄子くんのMC
「厚別最高!
新さっぽろ最高!!
ヒコちゃん最高!!!
アベてに最高!!!!
今日はよろしくお願いいたします」

間髪入れずに2曲目に突入する
「蜘蛛の糸」(ペントハウス)
2023年3月22日リリースのファーストフルアルバム「バルコニー」の1曲目に収録
テレビドラマ「私がヒモを飼うなんて」の主題歌
イントロでは、さっちんによるトランペットの音色が厚別ふれあい広場の青空へと果てしなく響き渡る
日常をオシャレに彩る程よいキャッチーなシティソウル風ミュージック
ここでの聴き所はジャジーなツインボーカル
「人生に時折訪れる、危うさを帯びた瞬間と、そんな中で一筋の希望に賭ける大胆さ、そして一筋の不安を描いた曲」と
浪岡慎太郎氏がコメントしている
「極楽浄土を探せど闇の中」という歌詞と、曲頭やサビでのインパクトが絶大
途中に差し込まれるピアノとトランペットのソロも絶品この上ない
文句の付けようなんて微塵もない
ここはじっくりと酔いしれて聞き入ってみるのも一興
グルーヴィーなるリズムビートもグイグイとスイングしてるではないかあ
タイトでシンプルでストレートでコンパクトにまとめ上げられたサウンドが阿吽の呼吸でパーフェクト
御見それしました
感動のしまくりで言葉を失ってしまった
さすが彼等は別格だ
こんな凄腕の集団が札幌に存在していたなんて誇らしい限り


MCはハル君と庄子くんが交互に担当
3曲目はいぶし銀の「いっそセレナーデ」
ジャパニーズ・フォークソング界の巨人、井上陽水の曲・・・なあんて野暮な説明など不要だね
1984年10月24日に発売された23枚目のシングル
オリコン週間チャートでは最高ランキング4位を記録
セルフカバー・アルバム「9・5カラット(オリコン週間チャートでは見事に1位を記録)」6曲目に収録
この曲を庄子くんが選んだということにも驚きを隠せないが、やはり単純にカバーはしていない
思いっきり個性を発揮したアレンジを展開
お見事の一言に尽きる
脱帽しちゃうよ
一体全体、誰のバージョンを参考にしたのだろうか?・・・・
今度機会があったら聞いてみようっと!
数多くのカバーが存在するんだよ
しかもそのどれもが甲乙つけがたいほどにそそる名前がズラリだ
甘くとろけちゃそうな恋模様の殺し文句を含むメロディーはアートの領域に達しているね
バッキングも流麗でアダルトに満ちている
中間部分に飛び出すホーン・セクションによるソロ・・・・これはサラッと演じているけど、実は奥の深い難攻不落パートが山盛りだ
それをこれ見よがしに曝け出さないところもポイント高し
ラストを締めくくるドラムソロで醸し出されるバリエーションもしたたかに豊富

ここからは折り返し点
要注目の「たぶんメイビー明治」(レキシ)
またまたやってくれるねえ
新たな隠し玉を惜しげもなく取り出してきたね
冴え渡る采配に拍手を贈ろう((´∀`))
話題騒然のコンセプトには根強いファンが急増
2022年4月20日リリースの7thアルバム「レキシチ」に収録
アーテイスト名の通り日本の歴史にちなんだテーマの歌が基本コンセプト
でも全くお堅くなく明るめで爽やかなポップに味付けされているミスマッチがバカ受けしている
個人的に思うに「王様」以来のアイディア賞ものだね
アタック満点で軽快に歌うところが印象に残るダンスチューン
キャッチーな聴きどころも満載
多分に中毒性もあるからご用心を・・・・((´∀`))
でも心憎いくらいにクオリティは相変わらず高い
「レキシ」といえばSTAが2022年9月4日の樽川音楽祭で対バンした「のんすとれす」に尽きる
(牛ちゃん、ミキティが在籍している)
彼等は「レキシ」の正統派カバーバンドとして徹底していた
グッズや小物にいたるまでね
でもこちらのバンドも一味違った魅力を放っているよ
もうこうなったら、踊らにゃあソンソン
盛り上げ役を担う名物ダンサー・アベさんの可愛らしいホップステップはバンドと息もピッタリで見惚れちゃうほど
特筆すべき垂涎のコラボレーション
コミカルな動きも盛り込んで視覚に刺激を与えてくれる
昔取った杵柄は伊達じゃあない
くだらない能書きなんか吹き飛ばしてだ頭を空っぽにしてエンジョイだ

「UPTOWN FUNK」
(MARK RONSON FEAT,BRUNO MARS)
引き続きシュールでご機嫌なるお約束バリバリのピカイチ・ファンク・ワールドが炸裂。
庄司くんはブルーノ・マーズが大のお気に入りなんだそうだ。
この誰からも愛されているタイムレスなダンス・ミュージックは、バリバリに有名だよね。
どことなくノスタルジック風。
ミネアポリス・サウンドの影響も伺える
(このシーンのパイオニア的存在はプリンス。
ロック、ニューウェーブ、などの要素が入っており、よりスクエアなリズムを強調)
なるほど、庄司くんのルーツが如実にうかがい知れるねえ。
2014年11月10日発売の11枚目のシングル。
ダウンロードシングルとディスクの売り上げ合計は2000万枚を超える「史上最も売れた曲」の一つ。
(ウイキペディアより・・・)
album「アップタウン・スペシャル」に収録。
各国のチャートで1位を記録した。
日本だとホンダ・フィットのテレビCMに起用されていた。
難産の末、完成に至ったという曰く付きなエキサイティング・ソング。
苦労した甲斐があったというものだね。
度重なるセッションの末に形成していったそう。
(数度にわたる告訴問題とかもあったけどね・・・・)
だからこそ、庄司バンドにはうってつけなわけだ。
話を戻そう・・・・厚別ふれあい広場内は見渡す限り、どこもかしこも、スタイリッシュに盛り上がっているよん。
最高峰のエンターテイメントを、素敵な庄司くんが仕切って纏め上げるんだから敬服しちゃうよ。
捲くし立てる様なハルちゃんの歌声。
改めてその迫力ある喉には衝撃を受けたよ。
全くタイプの違うシンガー2人が、ここで一堂に会するなんて奇跡そのもの。
一歩間違えれば違和感満載のところ、ここは見事な化学反応を起こして数倍のケミストリーを発している。
更には存在感が半端ない。
冴えわたる新鮮な手腕には興味津々。

ここで・・・・一息入れての庄子くんによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとしたムードが伝わってくるシーン

「あと1曲で終わっちゃうよ‥‥(´;ω;`)
じゃあ、いきますよ
・・・・メロー・クルーズ!!」(ALI)
このバンド名は「エイリアン・リバティ・インターナショナル」の略称
2023年リリースのアルバム「ミュージック・ワールド」に収録のシングル
ラテンやヒップホップの要素も取り入れた派手な曲調がフィナーレにはもってこい
お祭り感覚で一丸となってのどんちゃん騒ぎムード
余力を振り絞っての総動員で全力投球
中間部では待ってました、とばかりに庄子くんのサックスが遠慮なしにブローしまくる
美味しいところ独り占め
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくりで大合唱。
爆音が轟き渡ろうが、一切お構いなし(-_-;)
後半でのピアノ・ソロではアンサンブルとのアクセントに、誰もがアドレナリン噴出して狂喜乱舞。
この一体感が、たまりませんなあ!
感涙に咽び泣きそうだ・・・・。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディング
硬軟取り混ぜた巧妙なるロックショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼の大団円でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。


エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
ありがとうございました。
庄子篤史とリベンジャーズの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
メンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻りたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ秘密兵器を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
9人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****





























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VOL,213 ATSUBETSU SUPER ROCK FESTIVAL STAGE2(OFFSHORE編)

2024-07-07 12:22:33 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

熱気渦巻く会場内に絶えず流れ続けているノリノリのBGM
めっちゃムード満点。
B’Zのスーパー・ギタリスト、タック松本の「ミュージック・ステーション」でお馴染みのかっこいいテーマソングも壮大に飛び出した
日差しもギラギラと天気予報は大当たりで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

時間の方は多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

「OFFSHORE」
13:40~14:05
(オフコースのカヴァーバンドです!)
前半戦の最後を締めくくるべく満を持しての登場
さすがの9人編成大所帯
5番手に控えしは我らが盟友のバンドだ
あの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの主催者・彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの空気感が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどん、に引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。

結果かい?
・・・・もちろん想像以上のパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃう内容
往年のジャパニーズポップ・ロックの元祖を忠実に繰り広げちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

まずは内容の方をここで冷静になって整理することにしよう
ヒコちゃんは膨大なるライブイベントやバンドの構想を常に念頭に描き続けてる
この厚別ふれあい広場も去年偶然見つけて開催
そして今年第2回目を迎える
それも1回こっきりではなく数回だよ
今年も合計4回!
この日は2回目
当然のごとく「フレンズ・ライブ」にカウントされてもいる
例によって主催者だけに収まらなく掛け持ちでの出演も敢行
今回も4バンドでの出演
よくもまあ体力がもつものだ
どれもジャンル被らずさ・・・・
敬服しちゃうよ
どこにそんなヴァイタリティがあるのか今度機会があったら聞いてみようっと(この直後に気心の知れた仲間たちと沖縄旅行に出かけて気分もリフレッシュしてきたそうだ・・・フェイスブックより)
まあ、バンドには困ってはいないようだしね((´∀`))
あ、この間はあろうことか、混乱してしまい自分のバンドをライブに入れておくのを忘れてしまったそうだ・・・
本末転倒・・・・(-_-;)

話を戻してオフショア!
このバンドはけっこう以前に結成したんだけど、それほど頻繁には活動してはいない
大編成でメンバー達も方々で活躍している猛者ぞろいだけにね
私がこのバンドを見るのは2度目
最初は2018年3月4日(日)の小樽はゴールドストーンだった
あの時も「フレンズ・ライブ28」
その時とはちょっとメンバーには変動があるけどね・・・・・

その構成をば・・・・・
(メンバー全員が男女問わずに白を基調とした衣装で統一
バンドのロゴ入りTシャツを着こんでいる者も数人いるよ

ヒコちゃん・・・ギター&コーラス(STAライブで長い夜のギターを弾きまくってマサと共に暴れた過去あり((´∀`)))
このバンド用に入手したイバニーズを使用チェリー・サンバースト
ローズ指板
帽子も白
サングラスのみ黒を装着

ナカネ君・・・ボーカル

ヨシキ君・・・ドラム(小樽の老舗バンド、クラッシュ・ビートを長年にわたって率いてもいる。
STAでも1度、ドラムを担当したことがあるよ)

茶髪とサングラスのナイスガイ・ミーちゃん・・・ベース(ズマッチ&ウメちゃんとメンドーサにてファンクを、粉粉クラブでは米米クラブのカバーを披露している売れっ子のミュージシャン)
ミュージックマンのスティングレイを使用
ブラウン・サンバーストのボディカラー
メイプル指板


ビビコ嬢・・・コーラス

上手のユカピョン・・・キーボード&コーラス(ローランドでのプレイ)

ハルコ嬢・・・いつでもどこでも常にチャーミングな笑顔を絶やさない下手に陣取るハルコちゃんがキーボードを担当
(トレードマークのローランド06)
先のソウルジパングに引き続きの出演
アフロヘアとスパンコールの衣装は当然なし((´∀`))

帽子とカサマイくん・・・ギター&コーラス
白のWネックギターがひと際目を引く
これって弦の交換とチューニングが大変だよね
12弦だけでも一苦労さ・・・・・
でかくて重いし・・・・
慣れないと弾きにくいし・・・
ヒコちゃん同様に楽器に対するこだわり具合が半端ない

ムードメーカーのマッキー・・・会うのは超久しぶり
元気そうでなにより
相変わらず多忙の日々を送りながらあちこちを走り回っているようだ
元STAのトランぺッター
ただし、ここではラストソング16小節のみでのプレイに徹する
長さではなく一音一音にかける意気込みを楽屋口で熱く語っていたよ
タンバリンも兼任

ステージの入れ替えとサウンドチェックには15分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

はい、さてさて、皆さま、準備万端整いましたよん。
前置きがとっても長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会担当のハルカちゃんがここでも景気よくバンドをアナウンス
(6台ものキッチンカーをアピールすることもしっかりと怠らないところはさすがだ!((´∀`))
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)

オープニングナンバーは静かに「愛の中へ」
1981年12月1日に発売された22枚目のシングル
オリジナルアルバム「オーヴァー」の2曲目に収録
オリコン週間チャートにおいては最高ランニング23位を記録
小田和正による作品
全盛期の隠れた大傑作を淡々と奏でる
ピアノによる繊細な響きを伴いながらライブはスタート。
これは意外性を狙ったね
反則技ではないかい
渋すぎるセレクションで思わずマニアも唸ってしまったよん
だって正直な話、比較的に地味だもん
通受けする確信犯だね
Aメロからサビで一気に躍動する王道スタイルを踏襲した秀逸なナンバー
小田和正パートの伸びやかなる澄んだ歌声を、魅力的に聞かせてくれました。
ミディアム・テンポにのって繰り広げられる、突き抜けるような鉄壁のハーモニーは強靭。
重厚なる音像から発せられる極上のメロディ・ラインは、天下一品のいかした輝き。
好きな女性への抑えきれぬ想いを表現したかのような情熱的なギター・ソロにも注目
恋人を普遍的な愛へと誘い込む展開の様はお見事の一語に尽きる
メンバー全員が一致団結してお得意のPOPヒットミュージックを歌い紡ぐ・・・なんて野暮な解説はもはや、不要でしょう。
これだけの大所帯と純白衣装だけに、見た目もサウンドも華やかですな。

間髪入れずに2曲目メドレーに雪崩れ込み
「メインストリートを突っ走れ」
ヨシキくんの元気いっぱいなカウントから、ピアノとギターがイントロで耳をつんざくほどの猛攻。
こちらも先と同じアルバム「オーヴァー」の5曲目に収録
アナログでいえばA面の最後を飾っている
鈴木康博の曲
彼の心情風景がてんこ盛り
どんな悲しみ、苦しみに直面しようとも、それを乗り越え、我が道をひたすら信じて突っ走ってほしいという熱き男のメッセージが込められている
ずしりと重いビートのロック・チューン
ギターの2人がここからギターを持ち変えています
(ヒコちゃんはイバニーズのサンバーストからシェクターへ。
カサマイくんは黒のストラトキャスター。
メイプル指板)。
この2人が全編にわたって遠慮無しに弾きまくる、弾きまくる。
叙情的な雰囲気から、場面転換してマイナーだけど、インパクトはばっちり
ナカネくんのリード・ボーカルに刺激されたのか、会場中で体を揺らす人達が目立ってきました。
コール&レスポンスも快調!

司会進行役のヒコちゃんがバンドを紹介した
「どうもありがとうございます
オフショアです
さっきから気持ちの良い風が吹いていますねえ
そういうわけでして、次の曲はバラードを・・・・・。
・・・・・・風に吹かれて・・・・」
途端に、バス・ドラムのバックビートがタメ気味にキックされます。
1979年6月5日に発売
通算16枚目のシングル
ベスト・アルバム「セレクション1978-81」の1曲目に収録
オリコン週間チャートでの最高ランキングは41位
累計で3,7万枚を売り上げた
誰もが青春真っ盛りの頃を彷彿として、甘くほろ苦い経験がフラッシュバックしたんじゃないかなあ。
切ない女心を歌わせたら天下一品のナカネくんが、心を込めて見事ドラマティックに歌いこなします。
もちろん、観客もしんみりと聞き入っています。
徐々に、サビへと差しかった頃合いを見計らって、カサマイくんがおもむろにポケットからハーモニカを取り出して、エンディングまで官能的に吹き込む。
皆さんもただただ聞き惚れて、感心しきり。
コーラスも情感タップリに延々と好サポート。
迂闊にも鋼の涙腺がほろりと緩んできちゃいそうだ
うっとりと聞き入っているレデイ達があちこちに散見
ここいら辺はじっくりと腰を据えて聞き入ってみるというのも一興
ウォール・オブ・サウンドを、フル活用。
できうる限りの素晴らしいシチュエーションでね。
口笛も、ピューピュー鳴っているよ。
ドラマーのヨシキくんは泣く子も黙る小樽音楽界の兄貴分的存在。
(クニとは10代からの付き合いがある同士)。
何年も前からお互いに面識はあったんだけれども、STAも先述通り2018年1月のライブでは、遂に長年の夢の共演が実現したんだよね。
あの時にもクニが事前に言っていたとおり「いい仕事」をしてくれましたっけ。
いや期待以上のドラミング。
センス抜群。
どのような場面にでも機転の効く対応力。
本番に対するメンタル面の強さ。
アドリブのタイミング。
リズム・バリエーション知識の豊富さ。
パワー漲る迫力のドラミングでSTAを牽引してくれたのでした。
たった2回のスタジオ・リハーサルだったのにね。
また是非ともいつの日かリズムセクションを組もう!

ヒコMC「はい、どうもありがとうございました。
まだ今までやったことのない曲でした・・・・・
私がMC担当しようと思ったのですが、ギターチェンジがあるので・・・・ナカネくんにバトン・タッチ!」
ナカネくん「ちょっと言ってもいいのかな?・・・」
楽屋落ちのネタ満載で一気に場の空気も和みムード

ここで・・・・一息入れてのユニークなるメンバー紹介
「キーボードのハルちゃん。
ドラムスのヨシキくんは元ゴールド・ストーンのツダくんの先輩なの?」
「若干ね(ヨシキくん)。」
「(笑)そして私は今日4回目のライブですが竹内涼真です!・・・・(白け鳥・・・)」
「前回も同じ事言ったでしょう!?」
「仕込み不足?
ネタが悪かった?
本当は福山雅治というつもりだったのさ・・・・」
「寒い、寒い・・・」
などなどと懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとしたムードが伝わってくるシーン

それでもビシッと切り替えて演奏再開。
「業務連絡です・・・・ちょっと音をあげてもらってもいいですか?
息切れして死にそうです(笑)。
まだまだ皆さんと楽しんでいきたいと思います」
「そだねー!」
「・・・・・」
「誰か、突っ込んでやれよ!(笑)」
MCも数人が交代でこなしていくユニークなグループです。
1ステージで、メガ・ヒット曲のオンパレードを堪能できるわけですからね。
またもやヒコちゃんによるMC「オフコース・マニアにとってはたまらない、ぼくら5人の疑惑なコーラス(笑)
(キーン!!・・・とハウリング!)。
ここでヒコちゃんが何かを言ってるんだけど、ミキサーのシュンくんがすかさず「何言ってるんだかわからない・・・(笑)」
和気藹々の光景に、こちらまでもが癒されますね。
「はい、そんな流れで・・・・ドラムに注目!
・・・・愛をとめないで」
1979年1月20日に発売された通算15枚目のシングル
7作目のオリジナル・アルバム「スリー&ツー」5曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング31位を記録
バラエティに富んだ贅沢な選曲。
まるで、かやくご飯のよう。
ほろ苦い青春時代がプレイバックしている人も数多くいることでしょう
胸ときめくひと時に酔いしれるというのも乙なもの
しかし、疲れ知らずの、もの凄いハイトーンだ。
コーラスのビビコちゃんに、すかさず会場の男性客達から「可愛い!!」の声。
あれ?これってヒコちゃんへの声援なのかな??・・・と勘違いする始末
「お世辞でも、嬉しいです(笑)。
一応コーラスとギターを担当しています・・・・。」
まだまだ交互にアットホームで愉快なトークは続く。
バンド仲の良さが、垣間見える一場面も交えての締めくくり。
「厚別区ふれあい広場」におけるスペシャルヴァージョン。
申し分なきこだわりの流れに皆、至福の時を共有。 
誰もが知っている超絶なるスタンダードで後半のヤマ場を飾るとは、なんてゴージャス。

ヒコちゃんMC
「ご本家オフコースの武道館ライブ曲目からインスパイアされた内容でお届けしました
極力、再現できたかな((´∀`))
時間の制約もあるしね・・・・(;^ω^)
知っている人は知っている、知らない人は当然知らないという・・・・
残念ながら次でラストの曲となります・・・
これをやらなきゃあオフコースではないと言われている曲。
皆さんも知っていたら手拍子をお願いします」
役割分担もスムーズに、次々とソロ・パートを渡しあい「イエス・ノー」
1980年6月21日に発売された19枚目のシングル
オリコン週間チャートでは最高ランキング8位を記録
通算8作目のオリジナル・アルバム「WE ARE(オリコンチャートでは1位を記録)」8曲目に収録
遂に姿を現した我らがマッキー!((´∀`))
先述どおりこの曲のイントロ16小節のみトランペット・ファンファーレでの合流
彼の独壇場だ話題独占状態(その後は一歩下がってタンバリン・プレイヤーにチェンジ)
前半戦最終の大役を軽々とこなしていますね。
しかも殆どのメンバー達がコーラスまでやっちゃってるし。
ここにきてグッと音圧が増幅された
往年のステージ最前列「三つ巴」タイムでは、誰もが体ムズムズさせられたことでしょう。
オフショアの作戦勝ち。
会場のあちこちで振られる団扇を見て・・・・
「そろそろ用意はできましたか?
なんか疲れた?
つい言葉が出てこない・・・・・・・・次は皆さんと一緒にいきますよ!」
大合唱攻撃の嵐。
ヒット曲をただ単にセレクトするだけではなく、ちゃんとライブ映えするあたりを持ってくるところなんて策士ですね。
ベストセレクションで順序だてての配列。
老若男女が受け入れやすく、痒いところに手が届くという心意気が憎い。
数多くのライブを体験してきたベテラン勢の真価が,白日の下に証明されたわけです。
つぼを心得たセットリストが厚別の青空に果てしなく響き渡る。
このイベントのために特別なメニューを組み立ててきたということが如実に伺えますね。
余力を振り絞って、一丸となってのお祭り騒ぎ。
皆、汗飛び散らかしての、はじけまくり。
ノリノリでキャッチーなリズム・アクセントに、誰もがアドレナリン噴出しての狂喜乱舞。
この一体感こそが、ライブならではの醍醐味。
もう、たまりませんなあ!
こうなりゃあ、くだらない能書きなんか消し飛んで粉砕。
ドッカ―ン
琴線を震わせるがごとく強引すぎるぐらい引っ張りに引っ張ったエンディングで、フィナーレを迎えた。
硬軟取り混ぜた巧妙なるニューミュージック・ショーに、誰もがやられたね。
十分に納得のゆくまで満足してくれたかな。

完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感に満たされて、メンバー達はステージを後にしました。


エキサイトした司会のハルカちゃん
「WOW!!
ありがとうございました。
オフショアーの皆さんでした!!
もう一度、盛大なる拍手をお願いいたします」
真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
大賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
9人も長丁場イベントライブを堪能していましたよ。
とっても勉強熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さあ、いよいよお次に控えしはまた違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))****





























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