THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

初夏の報道がちらほらと・・・・・

2024-06-20 14:05:38 | リハーサル
はい、さてさて皆さま
その後いかがお過ごしでしょうか
全国的に梅雨が遅れ気味なんだとか
まあ、北海道には縁のない話ではありますが・・・・
いやなニュースばかりの毎日ですが、大谷君が大活躍ですね
彼が所属していた我らが北海道日本ハムファイターズも今年は躍進していますよ
3年目を迎えた新庄野球が遂に爆発
采配も次々にあたりまくって台風の目扱い
若い選手たちも生き生きと躍動
こりゃあ楽しみが増えましたなあ
今までのつもりにつもりまくったうっぷんをここいらで一気に晴らしていただきましょう
交流戦も終えて後半戦へと雪崩込み
ワクワクものですなあ
そうそういつの間にやらオリンピックも目前でしょうやあ

STAも絶好調
今月も月末に控えているライブに向けてのスタジオ・リハに入りました
例によって2回きりのリハ
現在のメンバーたちならばこれで十分です
先月のセットリストとほぼ同じですしね
今回は8人編成
パーカッションはスケジュールの都合がつかず残念ながら欠席ですが・・・・。

まずはマサ、アキ、もっちんによるコーラスの練習を1時間目に行いました
狭い車なのでオーナーの許可を得てロビーに機材類を置かせてもらう
マサの車中でアキがミニキーボードを弾きながら繰り返し繰り返し3人で歌う
その都度調整しながらメロを把握
歌詞もチェック
コード、ルート、ハモリ、長さ、声量、発音、タイミング、リズムと詳細に聞き比べる
オリジナルの音源も聞いてみて検証
時間ギリギリまでね


そうこうしているうちにメンバー達はロビーで賑やかに集っているではないか
やる気満々の熱血モードに突入
マサとミツは9月に来日するシカゴへの期待にも燃えている
ホットコーヒーを美味しくいただくメンバー、のど飴でケアをするもの、談笑に花咲くものと様々。
マサとミツ、トモキーはヒグマの遭遇体験をする(マサは今のところないけれどね)

今回もいつものKスタを利用
一番広い部屋
でも前にバンドが入っているため、ギリギリまで待つ
たまにはこういうこともあるさ

夜9時からの2時間がSTAの予約時間帯

今回のメンバーは・・・・
マサ、もっちん、アキ、タカ、ミツ、トモちゃん、そして再び石やん、
久しぶりの合流でトモキーだ

ミツとトモキーは初対面
でもあった途端スタジオのセッティング中、すでに会話でコミュニケーションはバッチリだ
2人ともに共通の知人もいるらしく、音楽の話題で止まらない
数年前のホーンセクションでは絶対にありえなかった状況
はたから見ていても微笑ましい光景
ずっと以前からの知人同士だったような雰囲気を醸しだしている
これってひじょうに大切なこと
一発で阿吽の呼吸は掴んだご様子

譜面台を配布
マサはセットリスト表を壁に貼り付ける
チューニング、ウォーミングップを図る
軽い音出し
ミツはトモキーに「いやあ、とっても吹きやすいなあ」とポツリ
ハマピーとはまた一味違う魅力全開
そうだよねえ、2人ともジャズに精通している同士だった
これって心強い事さ
決してハッタリだけの口先能書き人間ではありません

全員がSTAのライブは体験済み
でもこのメンツでの演奏は初だけに新鮮に響く
スリリングでもあるしね

細かい説明はほとんど抜きにいきなりオープニングの演奏開始
とにかくやってみよう
注意点はそれからさ
マサはワイヤレスではなくブームスタンドに設置したマイクを使用
モッチンはそうとうに深いリバーブをかける
これは即座に調整した・・・・
2番はカットの「バージョン」
ホーンセクションは基本的に椅子に座っての吹込み
ここではじっくりとスコアとにらめっこ
でもミツはトロンボーン・ソロに突入したらすっくと立ちあがってブロー
その姿が神々しくってかっこいい
さすがジミー・パンコウさんを崇拝しているだけのことはある
それに次いでトモキー、石やんがソロで連携
最初っから迫真のサウンドを轟かせる
丸々STAのリハを録音してたアキが流してくれたけどマサなんて本家のシカゴだと思い込んでいたくらいさ
マジにね・・・・
石やんはいぶし銀のピッキング
相変わらず安定感抜群に上手いなあ
思わず唸っちゃうくらい
痺れるねえ
鳥肌もの

そこから一気にメドレー
ピアノの旋律に導かれて極上なるポップソング
いいねえ、何度聞いても心地よい
コーラスワークが一番難解だけに、力の入り具合が半端ない
アッキーも鍵盤にコーラスに責任重大
でも格段にステップアップした
努力は裏切らないことへの証明
もう定番の流れは体に染みこんできた
呑み込みの早い連中だけに言葉なんてほとんどいらない
エンディングでのハミングはすったもんだの末にモッチンがまとめ上げた

今月のライブは早くも屋外
しかも2008年7月以来の会場
厚別ふれあい広場2度目の登場
その時のメンバーでマサ以外に残っている者は皆無
あれは、STA11回目の9人編成ライブだった
本番直前にドラムセットがない、なんてとんでもない事件も勃発したんだよなあ
信じられないよ(結局はどうにかして事なきを得たけれどね)
長年活動していると色々なことがある
これはシャレにならないトラブル・ベスト3に堂々と君臨している
ステージも相当に古びていた
ギャラはお茶だったし
お祭りでのイベントだった
でも今回はリニューアルが施されて蘇った

だからこそ、ニューSTAは格の違いを見せつけてやります
勢いに乗って曲目は全部シカゴ
しかも大ヒット曲、人気曲、組曲、マニアックな曲で網羅
糞みたいな文句なんて言わせない

中間部分が肝とも言えるパート
壮大なるSUIT
7楽章のうち、5楽章を独自にピックアップ
プログレッシブな変態構成
これもいきなりに叩き込み

モッチンにより4カウントからの開始
イントロでアッキーにダメ出しが入った
仕切り直しで再度のトライ
コーラスと合いの手もノリノリ
ギター・ソロはアッキーが絶賛
口数の少ない石やんはギターで主張
屁理屈ほざく暇があったら石やんのフィンガリングを参考にしてみたら?!と言い放ちたい気分
彼はエフェクターの仕様効果も熟知している
センスもいいしなあ・・・・。

メドレーで第2楽章
1分ほどの小曲なんだけどじゃじゃ馬のような楽曲
手ごわいよ
なめてかかったら速攻で足もとすくわれる
ボーカルとコーラスが交互に繰り返される
前半のドラミングは難解なのでモッチンはコーラスはやらず
コード・チェンジの後半で3人が歌う

第3楽章はピアノの連弾から
華麗なるトランペットの音色が美しい
バッキングも適格
ドラマティックな進行
ギターのコードも控えめながらコロコロ変わる
ホーン・セクションのアレンジはシカゴならではの味がある

第6楽章へのつながりは間髪入れずの独創性を発揮
石やん、呑み込みが巧み
ドンドンと過激にヒートアップするホーン隊
ブレイクした瞬間にベースとトロンボーンによる珍しいユニゾン
これがミソ
本家同様にハイタッチしたいんだけど距離があるからここでは抑える

それを合図に最終楽章に雪崩れ込み
ダメ押しとばかりに三位一体となってのコーラス
最後の1音まで息を抜くとこなんてないよ
予想不可能なフレーズ目白押し
モッチンも立ち上がってフロアタムを叩き続ける
きついくらいの引っ張りからマサによるキック締め括り

ホッと一息
タイム計測通りに辿り着く

早いもので残り2曲
でもこれらは拷問なくらいにきつい
それはどのパートにも言えること
でもやりがいがある
今のメンバーだからこそ見事に再現が可能なのさ

モッチンがイントロのドラミングにチャレンジ
回を重ねるごとにドンドンと素晴らしくなっていく
最初から凄いのにね
調子に乗って長くした
更なるおかずを追加
マサがステップでアイコンタクト
トモちゃんがテコ入れした歌直前のホーン吹込みでめっちゃ迫力も倍増
いいよ、いいよ!!
2分ちょいの曲なのに燃費が非常に悪い
一番若いタカが体力が有り余っているから余裕の表情を浮かべている
頼もしいナイスガイ
もちろんテクニックは保証します
彼も語らずに音で勝負の漢
テンポがデキを左右するだけにモッチンが綿密に数字で表記
「ここまではいける、ここからはキツイ・・・・」
光速のパッセージでは鬼気迫るノートの連発

エンディングでの残響音からマサがラストコールで石やんを指さす
お約束のリフをヘビーに轟かせる
アッキーは素早くタンバリンを手にパーカッションも兼業
ギターソロの最後はワウペダルが目印
ホーン隊はジッと石やんの足元に注視
ところがペダルを踏んでいないのに「ワウワウ」とうねるギター
マサは「あ、オートワウのエフェクターを使ったなあ」
ちゃんとホーン隊はバトンを受け取ったけどねえ
こういう装置があることを知らなかったらしく目から鱗状態
「本番では最前列で弾きまくってアクションを決めてね」
苦笑いの石やん
「そういうキャラではないんだけどなあ・・・・」
「スターライトではしょうがないなあ、受けたらやらないわけにはいかないでしょうやあ、と捨てセリフを発して暴れまくったでしょうやあ」((´∀`))

予備の曲も急遽取り込むことに決定

サンドチェックの練習も怠らない
もっちん監修のもとで組み立てる
なるほどなあ、これで全員が確認できるわけだ
以前ではありえなかった形態だ
勉強になるよ

小休止を挟んで時間ギリギリまで再度、演奏
精も根も尽き果てた・・・・・
ヘトヘト・・・でも皆、満足感に満たされた表情

ロビーに座ってからは砕けた会話で笑いが途絶えない
チームワークはバッチリ
どいつもこいつもいい奴ばかり

STA結成19年にしてやっとソウルメイトに出会えたようだよ
鉄壁なる布陣だけに怖いものなし
北海道唯一無二の硬派なブラスロックバンド
シカゴの魅力を広めるべくSTAは果てしなき栄光の道を突き進んでいく所存です

応援のほど、よろしくね!!!
それではまた、お互いに元気な姿で会いましょう!!!





























































































































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