THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

クィーンのサッポロ公演の興奮いまだに冷めやらず

2024-02-15 18:26:55 | リハーサル
はい、皆さんその後いかがお過ごしでしょうか
早いものでもう2月
雪まつりも無事に終了
そのとたんに外気も緩んできたようです
春の到来ももうすぐさ

今月10日に行われた札幌ドームにおけるクイーンのコンサート
いやはやなんともけた外れの規模でぶったまげたなあ
素晴らしい内容でした
詳細は先にここのブログでアップ済み
あそこまでのスケールだとは思わなかった
御見それしました
さすが天下のベテランロックバンド
申し分のないセットリストとテクニック
演出力もとっても勉強になったし
バンド仲間たちもたくさん訪れていたようだ
そりゃあそうでしょうよ
これで最後・・・だとか言われているけれども是非ともまた来てほしいなあ
ブライアン・メイのリクエストで実現したらしい札幌公演だけにね
フレディーもお気に入りの街だったらしいよ


その熱い熱量を全身に浴びて我々STAも超久しぶりにスタジオrehearsalに入りました
場所は結成時からの常連でもあるスタジオ・クリーム
意気揚々とロビーへと集結
部屋は一番広い奥のKスタジオ
何とモッチンはすでにその部屋でソフトクリームのリハに入っていたのだ。
時間が来てホットコーヒーを飲みににこやかに現れたモッチン
相変わらず元気いっぱいです

入れ替わりのSTAが入室
マサ、モッチン、トモちゃん、コバ、タカ、そして今年初めて会うミツとハマピー

ユーちゃんとアッキーは残念ながら欠席
スケジュールがごたついてしないトラブルの連続だ

そのアッキーなのですが驚いたことに先日緊急入院してしまいました。
重篤ではないとは本人の弁
早く元気になって戻ってきてくれ
メンバー達も寂しがっているよん

そいうわけでして7人編成での音出しだ

異常に暑いのでストーブの電源は切ったよ

今年に入ってから更なるパワーアップを図っているSTA
よりハードにロック色を強めシカゴカラーもふんだんに導入
ギアをグッとあげて臨んでいます。
それもこれも現在のSTAの弁バーたち全員が強力な顔ぶれだからできる技
特に去年の初夏から次々と参加してきたギターの面々がなんまらと強烈この上ない
テクニックはもとよりオリジナリティ、コミュニケーション力と申し分ない
で今年はよりレベルの高いギタリストが登場しますよ
乞うご期待だ

だからこそセットリストにも濃厚なるこだわりが垣間見れる
基本コンセプトともいえる初期シカゴのブラスロックをより強調
長年の夢が着々と現実化している
もうねえ期待でワクワクと胸がときめいちゃう
本家もアメリカンツアーを開始
ものすごい刺激になります


マサがいつものように津全員が見渡せる箇所にガムテープでセットリスト表を張り付ける
トモちゃんは毎月微妙に入れ替わる曲目に武者震いを覚えるとのこと
頼もしい存在だね
「STAに人生をかけるぜい!」と嬉しい宣言までしてくれた
将来有望株のクールなレディ
ミツも彼女を大絶賛
リハのたびに腕を上げているそうだ
そりゃあそうだ
師匠が半端ない実力の持ち主
タカも師匠直伝のアバンギャルドなサウンドで頑張っているよ

ハマピーとミツはもはや説明は不要
サッポロ界隈では名の知れ渡ったカリスマだしね

立ち位置決め、チューニング、ウォーミングアップも済み準備完了
いつでも来いの意気込み
ホーン隊はタカ以外は椅子に座っての吹込み
今回はちょい厄介な構成ゆえにまずはじっくりと取り組みようだ

いつもならばシンセのSEから始まるんだけどギターとハイハットによる刻みからのスタートだ
マサのカウントから豪快にオープニング
先月はトロンボーン無しの3管だったけど今回は4管
ダントツに厚みが違うね
アドレナリンがすでに噴出
変拍子のリズムアクセントをスムーズに通過後
トロンボーン、トランペットによるソロも冴え渡る
やっぱりこいつらは別格だね
もう細かな説明なんて不要
阿吽の呼吸で余裕の表情
例えチェックするところがあっても簡単に済んじゃう

メドレーの確認
モッチンによるヘヴィーなドラムフィルに突入
先月久しぶりに復活した曲なんだけどよりグルーヴィーにこなれてきた感あり
ミツも懐かしがっていた
モッチンは「忙しい曲だ」
トモちゃんは「かっこいい曲~~!!」
キーボードソロが中間に入るんだけどそこは黙々とバッキングのみ
エンディングおける勇壮なるホーンセクションのリフは何度聞いても震えがくるほどにゾクゾクしちゃうよ

間髪入れずに3曲目もメドレー
これまたピアノがいないからモッチンがハイハット打ちしているところへマサが口でイントロを奏でて演奏開始
コーラスワークが難所
ドンドンと複雑化していくアレンジだけにオリジナルにこだわるならば3声にしたいところ
アッキーが復帰したらそこは頑張ってもらいましょう

ここでMC1発目

次から次へと難易度強な曲が続く
永遠の傑作組曲が仕切り直しで蘇る
先月は全7楽章のうちまずは1楽章を再現

今回は1楽章と最終の7楽章を合体するというバージョンにチャレンジ
一瞬たりとも気の抜けない構成ゆえにやりがいがある
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっているふやけたロックバンドとは雲泥の差
複雑で変態的な流れにのって目まぐるしく進行
いやはやなんともやっぱりやりがいタップリだ
それをいともたやすく一気にやりこなすメンバー達
中には今回初めて聞いたり演奏初体験のメンバーだっているし
呑み込みが早いしなによりバンド曲に没頭する姿勢が清々しい
やっぱりrehearsalってこうでなきゃあねえ
って当たり前のことなんだけど
ここにきてやっとまともな練習ができるようになってきた
やかましくも汚らしい無意味なノイズを出す愚か者は皆無
ちょっと指摘されただけで不貞腐れる低レベルも含めてね

モッチンがここでもコーラスワークにこだわりが強くマサと打ち合わせ
「もっと伸ばして」
「ハイトーンを担当する!?」
色々と趣向を凝らしていきます
もっと皆も歌ってよと要望も出す

後半戦
先月では予備曲だったものが今月が主要な箇所に君臨
ドラムフィルが合図のところ、モッチンがちょっと練習で叩いたところ皆も本編だと思い追随して大笑いした
しかしよくもまあ皆も入ってこれたものだ
あの間合いでね
大したものだ
2番の歌はカットのエディットバージョン
でも油断大敵
イントロのホーンセクションに絡みつくように疾走するギターソロもスリリング
コバちゃんは「あんなの弾けない」と言ってたのに皆が絶賛していた
だってあそこまで再現したギタリストはいなかったよ
恐ろしい実力者だね
中間部分に差し掛かると肝とも言えるホーンのリフ攻勢
これが最大の山場
アンサンブルも絶妙
テイクを重ねるたびにメキメキとまとまっていく
噛み合わせも緻密
だってミツが待ち望んでいたんだからねえ
そりゃあ力も入るわけだ
しかも理想的なメンツそろい踏みだしね
お互いに対する信頼度とリスペクト精神も美しい
ヤワな奴らではとてもじゃあないけど太刀打ちできないよ
挑んできても一瞬で消し飛んじゃうのが関の山

いくつかの曲は難所山積みゆえ重点的にトライ
コードが微妙な点は速攻で克服
各自がやる気満々でメラメラと燃えている

お約束の定番曲はサラッと乗り切る
しかしキーが高い
冬場になると空気が乾燥気味なので喉の粘膜によろしくない
喉飴やオリーブオイルのお世話にでもなるかな、マジに

予備の曲
これもクセモノ
でもミツやマサはゾッコンさ
愛してやまないほど
おっとコロコロと変化しながら紡ぎだされるイントロで珍しくもマサがつまずいてしまいストップをかける
たまあにこんな現象に陥ってしまうのさ
本番でないからオールライト
リハで全ての膿を出し切る所存
ビーチボーイズ風なコーラスを念入りに試すモッチン
マサもこの度初めてタイトル部分も歌う
長くて早口言葉風なタイトルを捲し立てながらメロディアスなベースラインも弾きこなす
う~~む・・・何から何までやりがいがあるわいなあ
一旦ハマったら癖になりそう
最初はトランペット、エンディングではトロンボーンがソロで引き締めにかかる
ジャジーでトリッキーで唯一無二

小休止でドリンク&トイレットタイム

いくつか気になった曲を再演
残り時間はゲネプロ風にやり切っちゃう

少し早めに終了
やりっ切った充実感に満たされた

アッキーの入院話題から始まりモッチンは自分の経験談を延々と語って場を盛り上げる
この和気藹々なひと時も楽しい
だからこそ時間もドンドンと過ぎていく

今のSTAはテクニックは当然として結束力も強く雰囲気バッチリ
18年間一度たりとも活動を停めず(コロナ時は別としてね‥‥)突き進んで来た甲斐があったというもの
最高の状態さ
エネルギッシュに新たなる可能性を求めて前進あるのみ

今月25日は恒例の小樽雪明かりの路に出演
会場は由緒ある公会堂です
無料パーキングあり
9人編成のSTAはトリ前に登場
最多出演記録更新中!!
最もおいしい時間帯

期待を裏切らないステージを全面に渡って展開していきますよ
対バンもゴージャスこの上ない
心より皆さまのご来場をお待ちしております
よろしくね!!















































































































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