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THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

リック・デリンジャー   オール・アメリカン・ボーイ CD

2025-06-12 08:35:40 | CHICAGO
若い頃のリック・デリンジャー
もちろん既にギターテクニックはピカイチだったけど
他の才能も並外れていた
更にはルックスにも恵まれていた!
天はこの人に一体全体どれほどのものを
与えたのか
人気絶頂期には小柄ながらその美形なルックスにも注目が集まっていた
ある面では堅物なロックファン達からはそれが災いしていたのかも…(^◇^;)
個人的にはスージー・クアトロに似ているなあ…なあんて当時思ったくらいだ

リック初のソロアルバムは70年代アメリカンロックのお手本とも言うべき金字塔で彼の最高傑作
「オール・アメリカン・ボーイ」

ロックンロール・フーチークーは超スタンダードでもあり、奇跡のカッコいい熱きアンセム
何から何まで全く無駄のないエッセンスが圧倒的に凝縮されている
ハードロックのかくあるべき姿はこれだ、とでも言わんばかり
リフやアレンジなんか何度聞いてもアドレナリンが溢れて痺れるなあ
他にもバラード、程よいポップテイストナンバー、カントリーからインストにと一切捨て曲無し
あっと言う間に聴き終えてしまう

リックはマルチプレイヤーに徹するお見事過ぎる一枚

バックを固めるミュージシャン達も凄腕揃い
類は友を呼ぶとは正にこの事
ドラムはジョニー・ウインター&の盟友ボビー・コールドウェル
この人は伝説のキャプテン・ビヨンドにも在籍していた
そしてジョー・ウォルシュ!
多分プロデュース担当のシムジク繋がりなのでしょう
😊
更には問答無用のエドガー・ウインターさ

因みにレコーディングスタジオは
Chicagoの活動本拠地として完成したばかりのコロラド州カリブランチだ!

夕張市鹿の谷の大群には驚愕してしまった!

2025-05-05 16:31:55 | CHICAGO



母校の石碑を見に行ったら、鹿がわんさかと
おおらかにたむろっていた!
一瞬、誰かが飼っている動物園かと錯覚した

鹿に5頭🦌遭遇したら,その日はラッキーデイと勝手に思っているんだけど、超半端ないくらいの数だったから途中で数えるのを断念…
因みにまだまだ奥の方に道を塞いだ鹿達が何十頭といるんだよ
さすが「鹿の谷」だ
熊ではなくて良かったあ…🎶‼️😅

矢沢永吉  いつか、その日が来る日まで…

2025-05-05 09:36:14 | CHICAGO
矢沢永吉さんはキャロルでデビューした時からずっと注目してきた
キャロルがTVに出演した時のデンジャラスなムードは強烈だった
あの時代のジャパニーズロック界隈は、皆自由奔放な熱い可能性に満ちていて刺激されたなあ

矢沢永吉さんはキャロル解散後、即座にソロ活動に動いて休む間もなく常に最前線で疾走し続けている
75歳となった現在もね!
あの年齢であの体型とスタミナとパワー溢れる歌唱力と素晴らしいパフォーマンスを第一線で維持しているロックンローラーはここ日本では皆無だ
今も数々の新たな伝説を生み出しているし、
もちろん唯一無二のメロディメーカー

バックを務めるミュージシャンたちも超一流どころがズラリ
海外へ進出した際にもビックリするようなメンバー達を従えてレコーディング
ツアーも実現させた
ざっとみてもドゥービーブラザーズ、TOTO、リトルフィート、Chicago、ドウイージルザッパなどなど膨大なラインナップ
何度もコンサートに行ってエキサイティングなステージを体現したけど「東京ナイト」ツアー以降はご無沙汰しています…
ポンタさんがドラマーだった時さ
あの頃は自分も多忙だったし、中々チケットが入手できなかったもんなあ…

正にカリスマといえるスーパースターの地位にずっと君臨してるけど…矢沢永吉さん、紆余曲折ありました…
それなのに、どこからあんなものすごい強靭な精神力が出てくるのだろうか
矢沢永吉さん曰く「矢沢永吉に対して周囲は矢沢最高と矢沢くそったれ、しかないのよ
普通がない」
バイブルとも言える「成り上がり」の序文でも
「成り上がりって言葉は人を見下した意味
でも俺にとっては大好きな響き
もっと言ってくれ、と思う
そして、あんたもやってみなよ、と言いたい!」

写真のアルバムは今のところの最新スタジオアルバム
矢沢永吉さんからのラブコールに応えて、あのなかにし礼さんも作詞に参加している

通常盤とブルーレイ・ディスク付きの2種
激レアなライブ映像の中には、自分が見に行った武道館コンサートも収録されてます
懐かしいなあ
先述の豪華なミュージシャンたちがバックでプレイしている
因みに、1975年のギラギラしたプロモーション映像にはかぶりついてしまった

今年もニューアルバム発売と東京ドームライブを控えているそうだ
まだまだ矢沢永吉さんのビッグビートは鳴り止まない‼️

クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング

2025-05-02 21:52:08 | CHICAGO

60年代に有名なバンドやソロで既に活躍していたミュージシャン達で結成されたスーパーグループCS&N、後にCSN&Y
各自がシンガーソングライターとしての才能を遺憾無く発揮
絶妙のハーモニーで傑作を次々と排出した
ヒッピームーブメントの象徴
伝説のウッドストックへの出演
世界中のミュージックシーンに多大なる影響を与えた。(アメリカもデビュー時にはよく比較された)
もちろん日本のフォーク界にもね。(ガロは日本のCSNYと言われた)

Chicagoもカントリーロックバンドの代表格ポコのラスティ・ヤングからピーター・セテラが直々にスティールギターの手ほどきを受けて制作した「フライト602」というモロCSN&Y風なアコースティックソングをレコーディングした

でも、CSN&Y…やはりこれだけのメンバーだけに短命だったね
まあ、仕方ない事だ
各メンバー紆余曲折を経ながらも、再結成や数人でプロジェクトを組んだりと関わりは継続
来日も実現したね

スティーブンスティルスソロ活動期での右腕的相棒として活躍したのが、後にChicago二代目ギタリストとなるドニー・デイカス!
シンガーソングライターでスティーブンスティルスの当時の美しいフランス人の妻ベロニク・サンソンのアルバムにもドニーは参加しています

ちなみにニール抜きのアルバム「アフター・ザ・ストーム」ではドラマーとして、元シカゴのトリス・インボーデンがレコーディングに参加しています

アメリカンロックの頂点とも言えるデビューアルバム「デジャヴ」
日本のみで大ヒットした可愛い恋愛映画「小さな恋のメロディ」のハッピーエンドに流れる「ティーチ・ユア・チルドレン」に誰もが甘くほろ苦い青春時代へと引き戻される事でしょう

Chicagoの偽物ベストCDが2枚!  怪しすぎるなあ…

2025-04-27 10:34:36 | CHICAGO
Chicagoマニア垂涎の2枚
ベリーベスト、ゴールドコレクションとかいかにもなタイトル
でもレーベルやロゴが怪し過ぎ…
曲目も中々にレアな作品が目白押し
あれ?…タイトルのスペル違いあり
更にはピーターのソロまで入っているし
終いには、何でイーグルスが入ってるの?
で、聴いてみたら、やはり偽物でした…やられたあ
良く頑張っているけど
片方には裏面の下段に小さくお情け程度なカバーバージョン表示はあるけど…もう一枚の方には全くそんなクレジットなんかない
アジア方面からのリリースみたいだよ
これはこれで、まあ貴重という事にするさ
歓迎はできないがね(^◇^;)

ロックアルバムジャケットデザインのアートワールド!

2025-04-07 15:08:10 | CHICAGO
ヒプノシスが映画になって公開されたんだね
中々にマニアックなドキュメンタリー作品も注目される時代になった
以前にはテルミンも映画になったし!

ロックアルバムジャケットデザインの代表格達

ヒプノシス、ギーガー、ロジャー・ディーン、ジョンバーグ、そしてネオン・パーク!
音楽を聴きながらジャケットを手にして眺めているだけで幸せを感じるなあ…
LPならば最高さ^_^

日本からも横尾忠則、長岡秀星の両巨匠が傑作を描き出している
正にアートの世界だよね
因みにヒプノシスは、日本のミュージシャンのアルバムジャケットデザインも手掛けている

アイデアマンのトランペッター、ハーブ・アルパートは89歳!

2025-03-11 16:00:00 | CHICAGO
ブラス・ロックではありませんが、トランペッター「ハープ・アルパート」を

1935年アメリカはカリフォルニア州ロスアンジェルス生まれのハーブはミュージシャンはもちろんのこと、歌手、プロデューサーとしてもその手腕を思う存分に発揮してアメリカ音楽界に多大なる貢献を果たした人物です
何と現在は89歳だ!

かの有名なA&Mレコードの創設者だという話は有名ですが、それまでの道のりは険しく、スチーム・バスでたまたま知り合って意気投合したジェリー・モスと100ドルずつ出資し合って立ち上げお互いのイニシャルから「A&M」と命名。(当初はハーブの楽曲を売り出すのが目的だったとか)

その後、ヒット曲連発、数多くのミュージシャンを擁する巨大な音楽産業にまで成長したのです

カーペンターズを発掘したのもハーブですし、その他にもセルジオ・メンデス(ここのボーカルだったシャロンは後のハーブ夫人)、ジャネット・ジャクソンなど錚々たる面々が所属

しかし、アイデアマンのハーブ自身もミュージシャン活動を並行してこなしていきます

ここまで書いてきても「よく知らないなあ・・・」という方、あの深夜放送の伝説的番組「ニッポン放送オールナイト・ニッポン」でオープニングテーマに長年にわたって使用されて世の深夜族の耳に染み込むほどおなじみとなったあのインスト曲「ビター・スィート・サンバ(1:44)」と言えば「OOOH!!」と青春時代蘇りつつも思い出されることでしょう^_^

乾いたギターのストロークから引き続き流れてくるトランペットの音色、更にはビブラフォンのソロ

あの曲は(S・LAKE作)ハーブ・アルパート率いるテイファナ・ブラスの演奏ですが、ここ日本では特に超有名ソングですね

バンド解散後もハーブはフュージョン・ブームに挑戦するがごとく、ソロ作を立て続けに発表、大ヒットします

「RISE」、この作品は彼初の1位を獲得、グラミーにおいてもベスト・ポップ・インストウルメンタル・パフォーマンス部門を受賞
日本でもあらゆるCMに起用されてハーブ本人が出演したものもあります

「BEYOND」「RED HOT(BLOW YOUR OWN HORN)」「WILD ROMANCE」など…その他にもまだまだあります

この頃のバックを務めるミュージシャンも豪華で、ポウリーニョ・ダコスタ、カルロス・リオス、ミッシェル・コロンビエ、スティーブ・フォアマン、ブレンダ・ラッセル、エイボラハム・ラボリエル、スティーブ・ガッド、アーニー・ワッツ、マイク・ベアード、ネーザン・イースト、ポール・ジャクソンJR,ジョン・ロビンソン、ニール・ラーセン、レニー・カストロ、グレッグ・マティソン、リー・リトナー、カルロス・ヴェガ、スティーブ・ルカサー、ジョニー・ギター・ワトソン、スティーブ・カッツ(エンジニア)、ピーター・フランプトン、ハービー・メイソン、ルイス・ジョンソン、ジェームス・ジェマーソン、ジョー・サンプル、トム・スコットETC,ETC・・・・・

そして、シカゴ3代目ギタリスト、1984年のみシカゴでの来日経験のある体型、髭、ハムバッキングPUマウントのテレキャスターやらテリーにそっくりのゴジラ大好きっ子、クリス・ピニックもいくつかの作品で弾きまくっています

ChicagoⅧ まだ未ぬアメリカ シングル3枚

2025-03-10 16:34:18 | CHICAGO
1975年リリースの「シカゴⅧ(未だ見ぬアメリカ)」
もちろん、余裕でアルバムチャート1位を獲得
ツェッペリンの「フィジカルグラフティー」に代わる快挙
前作の「シカゴⅦ」がまだ売れ続けていてチャートにあるため、このアルバム発売は遅らせるというおまけ付き
正に70年代のシカゴは圧倒的な人気を誇っていました!
ただ、このアルバムは全盛期の中にあって多少地味な印象があります…
しかし中身は絶対的に保証します
サウンドは、ややブラスが後退して
コンパクトな仕上がりになり、ポップ化に拍車がかかった過渡期ともいえるからかも

「創造を生む最高の共同体」不動のオリジナルメンバーに8作目にして初めて8人目のメンバーが加入!
セルジオメンデスのジャパンツアーで知り合い意気投合し、アルバム数作でのゲスト参加を経て加入したブラジル人のパーカッションプレイヤー、ラヴディール・デイ・オリベイラがその人
アルバムジャケットはお馴染みのロゴにイリノイ州鳥のカージナル
Tシャツ用アイロンプリントと、警官とシカゴの追っかけっこポスター付き
更に店頭ではシカゴペンダントもプレゼントしてくれました

オープニングは意外にもブギウギナンバー
ベースラインやヒステリックにシャウトするピーターはまるでスージー・クアトロ
「愛することの素晴らしさ」はラムさんの真骨頂
イントロからして美しい
メロディが泣かせる
すでにAORの片鱗がちらほら
「逃亡者」はピーターが大好きなフリー風
時にはマウンテン、サバスのリフ臭い感じだけど、やはり決めはシカゴです
「今度逢うまで」はテリーのアコギ弾き語りでのハスキーボイスが切なくて心に染み入ります
一転「安らぎの朝の光」ではテリーが敬愛してやまないジミヘンが乗り移ったかのようなハード・ドライビング・サイケデリックロック
「淋しくなんかないさ」はファンキーなダンスソングだけど、ワウワウペダル・プレイが渋く光る

このアルバムからは3曲がシングルヒット
まずは
「拝啓トルーマン大統領」
シカゴ版イエローサブマリンだね
これは大好きだ
ただし歌詞は物議を醸した!
広島のファンからの手紙にショックを受けたシカゴは直ちにこの曲のプロモーションとライブ演奏を永久に封印したのです
トルーマンは日本に原爆投下を支持した大統領なのだ
即座に第2弾シングル「オールドデイズ」をカット
ところが今度はボーカリストのピーターが「こんな幼稚な歌詞なんか歌いたくない」と拒否(ピーター脱退後の現在は必ずライブセットリストに組み込まれています)
そして第3弾シングルは残念なことに日本ではカットなし
これが最高な仕上がり
「明日のラブアフェア.パート1&2)
ラムやテリーが多大なる影響を受けたレイチャールズに対するオマージュか
とにかくまだこの頃は若かったシカゴなのに、これほどアーバンな展開を繰り広げてくれるなんて、やはり只者ではないね
単なる甘ったるいラブソングではない
洗練されたアレンジは芸術的
ソウルフルでジャジーなテイストとオーケストレーションに酔いしれちょうよ

アメリカのシングル盤5枚がズラリだ!

2025-03-10 16:02:05 | CHICAGO
一度は観たいグループ「アメリカ」
シングル「名前のない馬」最初の全米1位獲得ビッグヒットからずっとファンです!

当時やたらと比較されたCSN&Y
その通り、爽やかに澄み渡る歌声とサウンドは現在も全く変わらず数々の名曲を生み出しています
いつ聞いても何故か不思議とホッとさせてくれるのだ。
アルバムタイトル最初のスペルがHで始まるのが全盛期の定番
そしてシカゴとも仲良しでお互いの音楽交流も長い

アメリカ人なのにイギリスからデビューした「アメリカ」
なんかややこしいね…

トリオ編成でデビューした後に、ソロやプロジェクトも含めて現在も2人組で活動中!

数年前にビーチボーイズの来日公演の前座に急遽アメリカが参加した時は、こちらの方に興味がやたらと湧きましたねー…!

ビージーズの大ヒット曲は膨大だ!

2025-03-10 15:39:21 | CHICAGO
素晴らしい曲がたくさんあるビージーズ
ずっと大好きだなあ
初期の頃は、メンバー構成が5人になったり、悪妻にそそのかされた挙句に、兄弟喧嘩したりで4人、2人と落ち着かないグループでしたが3人兄弟で黄金期を迎えるわけです
これほど音楽性を極端に変えて大成功したグループも珍しい!
何たって華麗なるハーモニーのフォーク調から(あの独特なるファルセットボイスはヤギのようだと言われてました)いきなりディスコサウンドだよ
当時、ファン達の戸惑いは計り知れなかった…
私は大して違和感なくすんなりと聴いていたけどね😁
初期の「ニューヨーク炭鉱の悲劇」「マサチューセッツ」「マイワールド」などを経てから「メロディフェア」が決定打!
でも映画「小さな恋のメロディ」と共に日本以外では話題にもならなかったなんて信じられないね
映画は何度も見ながら胸ときめいたものです
可愛いトレーシーちゃん、そして王子のようなルックスのマーク、やんちゃなジャックも人気者に!

映画「サタデーナイトフィーバー」も封切りされたらすぐ観に行ったなあ
全く踊れなかったけどね…(^_^;)
まだスマートに引き締まっていたトラボルタはこれで一躍大スターに
サントラも記録的大ヒット!🎶

2000年以降はメンバーの訃報が続いてもう1人きりになってしまったね
最近も元ドラムのメンバーが続けて2人亡くなったし…

そうそう、ビージーズは70年代前半に一度だけ札幌公演があったんだけど、観に行った観客やラジオDJからも残念ながら不評でした
あまりにも、あまりにもね…

ちなみにシカゴとビージーズは共通のプロデューサーが縁でお互いのアルバムにゲスト参加していますよ