クワイエットライオット
何といういかしたバンド名だろうか
ライオットではなくクワライの方ね😉🎶
でもこのバンド、デビューからアルバム2枚目まで、本国アメリカではリリースされなかった…
日本では発売されたけど、結局は全く泣かず飛ばす😢
でもギタリストのランディ・ローズがソロになったばかりのオジーオズボーンのバンドに加入した途端に情勢が一変した!
まさに天使と悪魔のジョイントだ
クワイエットライオットの元ギタリスト??!
いきなりクワイエットライオット幻のアルバム2枚は当時高値取引の対象だった
ランディローズの弾き出すフレーズが俄然注目の的に
またルックスも美しいから、尚更人気が沸騰!
エディヴァンヘイレンと並び称されるまでのギターヒーローに
盟友ルディ・サーゾもランディの紹介にてオジーバンドへと迎え入れられた!
さあ、来日に期待ワクワク…の時、あの飛行機による悲劇が訪れた…
さて、クワイエットライオットの残されたメンバーたちはバンドを牽引
時はNWOHMブーム!
その勢いにのってクワイエットライオット起死回生の3作目アルバムはヘヴイメタル史上初のNo.1に輝く!
(名前は同じでも別のバンドだよね
共通点はダブロウの声くらい)
伝説のスレイドの名曲をカバーしたシングルも大ヒット!
そして遂に初来日が実現した!
私は中野サンプラザのライブを最前列で体験した!
これは今でも忘れられない衝撃だった
席はルディサーゾの真正面!
クワイエットライオットは一番ノリにのっていた時期だけに、ワイルドなハードロックンロールパーティー宜しくド派手にブチかましてくれた!
中でもルディ・サーゾの全ては震えがくるほどに感動した
何もかも!
ルックスもスタイルもプレイしている姿もファッションも!
一挙手一投足に
オジーのライブ映像は事前に見ていた
あのブラッド・ギリスと激しくネックを振り回すステージ
でも生で目の前で絶えず繰り広げられるアクションにはやられっぱなしだった
ベーシストでこんな動きできる人がいたんだあ!
この後に見たラットのフォアンクルーシェも、負けないくらいアクロバティックなんだけど、結構冷めた目で見ていたくらいだもん
オジーのライブを見た友人はボブ・デイズリーが棒立ちなのに不満をもらしていたし
テクは申し分ないんだけどね
ルディから何度もアイコンタクトをもらい最後には汗まみれのバンダナ2枚重ねを首から外し放り投げてくれた!
長い髪の毛がぐるぐる巻き付いていた
これらはずっと大切に保管している
髪の毛はアルバムにファイルしている
門外不出の永久保存お宝だ
ところがこの来日ライブで、ルディはバンドから散々嫌がらせをうけていた
インタビューに参加させてもらえない
ライブではスポットが当たらない
彼のみ手を繋いでもらえない
ベースギターをチェンジしても音が出ない
コーラスやってる最中にマイクスタンドがガタンと下がるなどなど…
酷い扱いなのにそんな事、微塵も感じさせないパフォーマンス!
一番カッコ良かった
正にプロフェッショナルだね
もちろん直後に脱退してホワイトスネイク、DIO、イングヴェイのバンドなどを渡り歩いた売れっ子だ!
カバーデイルはルディを日本公演で紹介した際に「SEXベース」と呼んでいた
上手い表現だね
その後、クワライとは仲直りして復帰した
ロックビジネス界はホントにシビアだなあ…
クワイエットライオットは度重なるメンバーの脱退、解散、再結成、出戻り、そしてケビン・ダブロウ、フランキーバネリらはすでに故人…
オリメン無しでもクワイエットライオットは活動しています
もちろん黄金期は絶対的に初来日の頃だけどね
ルディの自伝本
クワイエットライオットからオジーのバンドを脱退するまでが詳細に描かれている
やはりあの事故のシーンは胸が締め付けられる…