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★★ 2011/4/22 女川訪問 ★★

2011-04-22 | 3.11復興活動
皆様からお預かりした支援物資をアリエル号に載せて、女川に行ってきました。

復旧作業や支援のための車両が平日でも多いため、被災地に向かう車の渋滞が目立つようになってきました。
そこで、なるべく緊急車両等の邪魔にならないようにと、今回は朝6時にショップ出発で女川へ向かいました。

今日は、女川町支援物資窓口に行く前に、ある集落へ。
ツアー報告では『女川シークレット』とか『番外編』で報告していた場所です。
ここでのダイビングやバーベキューを楽しんだ方は、石浜とはまた違う思い出があると思います。

Google地図の航空写真で、ここの被災後の映像を確認していたため、その惨状を覚悟していましたが・・・。
実際に行くと、あまりにも酷くて・・・。
心臓にズシンと圧し掛かる重い痛みが襲いました・・・。

集落へ続いていた道はなく。

迂回して入ると、集落はなく。

港はガレキで埋め尽くされ、岸壁と海の境目が分かりません。


ここでいつもお世話になっていた、可愛くて、口の達者なオトウサン。
私に「ウチの(孫の?)嫁さ来い」とか「おめ、ここで働げ~」とか言ってましたね。
浜言葉で、何を言ってるかよく分からなかったこともいっぱいあったから、「嫁さ来い」と言った言葉を理解出来ないままにうなずいたっけ。

・・・オトウサンに、もう会えない・・・。
訃報は聞いていましたが、現場に行ったら、その実感がこみ上げてきました。
最後に船上で会話した時の笑顔や、ビックリ顔、しょぼくれ顔。鮮明に思い出します。

・・・まだまだ、いっぱい会いたかったよ。





ここでガレキ撤去作業をしていた知人と会った後、ここ周辺の方がいる避難所へ。
避難所にいた知人とも会うことが出来て、辛い状況の中での色々な話を伺うことが出来ました。
持っていった支援物資の中から、集落のガレキ撤去で使う軍手やゴム手袋、ここでの避難所生活で手に入らないというノド飴・野菜ジュース・ティーバッグ・インスタントコーヒーなどをお渡しすることが出来ました。


その後、女川町支援物資窓口へ。
皆様から頂いた、食料品・ハンガー・歯ブラシ・文房具などを、無事届けてきました。
車に積んでいたダンボール箱を見た担当者が「集まれ~」と大声で呼んだら、箱の数より多い自衛隊の皆さんが集合してくれました
・・・恐縮です・・・



次回の訪問日はまだ未定です。
連休中に行くことも考えていますが、GW中は被災地に縁ある方々(ご家族や親族の皆様)が集まるのではないかと思われます。
もし大変な混雑や渋滞が起こったとしたら、私たちが訪問するのは逆に被災者の皆様の迷惑になるでしょうから。
様子をみて、決めていきたいと思います。



支援物資にご協力頂ける方に、お願いとお知らせです。

●レトルト・インスタント食品
●缶詰
●日持ちする食品・飲み物
前回同様です。毎日の食事で配給されるおにぎりやパンですが、それと一緒に食べる食品がどうしても不足するようです。

それと
●夏に向けての服
(※ 冬/春物の衣類は十分集まったため受付終了しています)
これからの季節に必要な夏物の衣類を受付けます、とのことでした。

支援は継続していきますので、無理をしない程度で大丈夫です。
少しでも大歓迎です!
ご協力頂ける方は、ショップまで電話またはメールにてお知らせ下さい。
宜しくお願いいたします




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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (イタカズ)
2011-04-22 23:04:39
救援物資輸送おつかれさまでした。
震災前の姿を知る人にとっては、今の沿岸部の光景は相当ショックかと思われます。
ゆっくりお休みください。
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Unknown (コダマ)
2011-04-23 13:28:22
本当に・・・。
被災地を訪問する度に、辛いです。

さらに昨日は、ダイビングで訪れていた集落の方から当日の話を聞いて、それがあまりにも鮮明で・・・。
帰宅後も暫くの間は精神的に参ったままでした。

津波に襲われた時の状況、目の前で全てがのみこまれ、大声で叫んでも恐怖のあまり声がでなかったこと、直前に声を交わしたのに救われなかった命。
彼女の深い悲しみと恐怖は、今尚続いています。
彼女たちが心に負った傷のケアは、私には出来ないけれど・・・でも、届けた支援物資を「これ欲しかった!」「みんな喜ぶ!」「これも助かります!」と、とても喜んでくれて。
それが救いでした。
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Unknown (こぉぷぅ3            )
2011-04-24 22:50:50
22日の金曜日偶然店番中の小玉しゃんと約1ヶ月半ぶりにお会いでき、無事を確認でき本当にうれしかったです。
「支援を継続するには、無理のない範囲で行うこと。なにより自分の生活が出来てこその支援だよ」と言われことが今後も支援を続けることでのいいアドバイスとなりました。
この日記を見て、もしかしたら自分もお会いしたことがある方ならと思うと言葉も涙も出ません。この震災を乗り切った命ある者は日々力まなくてもいいから、何が何でも生きていかなければならないなぁーと2011.3.11以後思うようになりましたねぇ。
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