アリエルは今日も○○です!

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指ヶ浜でOW講習

2013-03-31 | 宮城の海
しばらく更新していませんでした

3/23・24は、4月から新大学生のNさんのOW講習。
3/30・31は、4月から宮城県勤務のIさんのOW講習。

女川町指ヶ浜で講習してきました。

講習ということもあってカメラを持たずに潜ったんですが・・・。
そういう時に限って、出会うんです。

Nさんと潜った時は、珍しい『ホシガレイ』が
鰓の黒点が特徴的な超高級魚、水深5mという浅場でお休み中でした。
また『クダヤガラ』もいて、春の訪れを感じさせました。

Iさんと水中ツアーを楽しんでいる時は、震災後初の出会いかな、大きな『コモンカスベ』がいまいた。
砂地に上手に隠れていました。
ギスカジカやミズダコが隠れているのも見つけました。


透明度もまぁまぁで、冷たい水温ながらも快適ダイビングを楽しんだ講習生たちでした


2013/3/23 竹浦

2013-03-23 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:アコ島は波あり
水温:6~7℃
透明度:4~6m

本日は『JAH DIVING CLUB水戸』の皆様が女川町竹浦に潜りに来てくれました
ガイドはコダマです。
大島はS君のドライスーツSPコース担当です。

1ダイブ目は『弁天島』でクチバシカジカ狙いで
まずはすぐ、先週抱卵していた場所へ向かいます。
今日も一生懸命卵を守っているクチバシカジカ、そしてハッチアウトしそうな卵を見ることが出来ました。
それからもう1個体、生後1年の若魚も観察です。


2ダイブ目は、フサギンポやダンゴウオに会いに『アコ島』へ。
前半、いるだろうと思っていた場所にフサもダンゴもいなくて焦りました
・・・が、別の場所でピンクのダンゴウオを見つけたのでホッと一安心。

また、フサギンポも移動中に観察出来たので良かったです。

他、リュウグウハゼ、エゾイソアイナメ(ドンコ)、ムラソイ、コケギンポ、ホタテ、コザクラミノウミウシ、エダウミウシ、シロホクヨウウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、コトヒメウミウシ、アリモウミウシ属、白いマボヤ、などなど・・・。

JAHの皆様は、昼食は『おかせい』で女川丼(海鮮丼)。
夕食は仙台の美味しい牛タンの店へ。
そして今は、熱くエキサイティングな時間を過ごしている様子。盛り上がっていることが良くわかるメールを大島から受け取りました
皆様、明日は観光と、焼ガキをお腹いっぱい味わっていくようです。
良い思い出をいっぱい作っていって下さい。
そしてまたいらして下さい


今日も海、明日も海、明後日も海

2013-03-23 | 宮城の海
今日はツアーとスペシャリティ開催で女川に来てます。
明日も女川で、海洋講習です。
明後日は、海洋講習で女川、調査潜水で石巻へ。

ショップは連日留守となり、ご不便をおかけします。
店への電話はスタッフ携帯に転送されますので連絡可能です。
宜しくお願いします。

不在にしてます

2013-03-18 | 陸での出来事
本日は作業潜水のため、気仙沼に来ております。
ショップは終日留守となります。
店への電話はスタッフ携帯な転送されますので連絡可能です。
ご不便をおかけしますが宜しくお願いします。

2013/3/16 竹浦

2013-03-16 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:6~7℃
透明度:7~10m

スタッフでの生物調査です。

番の目当てはクチバシカジカ抱卵です。
以前観察した、ヒトデに卵を襲われていたクチバシカジカ。そこに姿はありませんでした。
しかし、別の個体が抱卵真っ最中です

卵を守り、新鮮な海水を送り込み、クチバシカジカのお父さんはイクメンなのです

殻の中では、せわしなく稚魚が動いていている様子が観察出来ました。
ハッチアウトは間もなく開始しそうです。

一方ダンゴウオも繁殖シーズンがやってきました
以前から観察していた赤いダンゴウオは、いよいよ体もたくましいサイズ(?)に変化してきていました。一回り大きくなっていることが一目で判りました。
 
この個体ももうじき抱卵場所を確保し、メスを待つのでしょうね。
そして。
出産間近に見えるメスのダンゴウオ(ピンク)も観察出来ました。


ウミウシは10種以上確認しました。
 コザクラミノウミウシ
 アリモウミウシ属
 ネコジダウミウシ(白Ver.)
 ヒロウミウシ
 シロホクヨウウミウシ
 エダウミウシ
他に、ベルセッラ・カリフォルニカ、マンリョウウミウシ、エゾカスリウミウシ、コトヒメウミウシ、ミツイラメリウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシ、カドリナウミウシ、チシオウミウシなどなど・・・。





2013/3/13 港にイサダ

2013-03-13 | 宮城の海
指浜の港へ。
漁師さん「イサダが港にまで入ってきてるぞ~」とのこと。

イサダとは。
三陸に春を告げるといわれている桜色のオキアミで、3月上旬から沖でのイサダ漁が始まっています。
正式名称は『ツノナシオキアミ』といいます。

港の中には数~十数メートルの帯となったイサダ群れがいたるところで見られました。
ピンク色の巨大な塊となり、静かに動いていました。
  

本日もミジンウキマイマイを確認。4個体見ることが出来ました。
・・・が、クリオネはまたしても発見することは出来ませんでした・・・。
残念。

2013/3/4 指ヶ浜

2013-03-04 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:凪
水温:6~7℃
透明度:7~8m

来た来た~~~今年も来たか~~~
冷たい寒流が流れ込んでくる春、寒い海からやってくる生物と言えば・・・
流氷の天使ちゃん『クリオネ』
こちら宮城に流れてくるとしても、まだもう少し先かと思っていたのですが・・・。


本日は2班に分かれて、オープンウォーターダイバーコースの海洋講習を行なってきました。

コダマチームが水中探索中に発見したのは、流氷のキューピットと呼ばれる『ミジンウキマイマイ』
羽をパタパタ動かして一生懸命泳いでいました。

分かりやすいように、グローブを近付けてさらに撮影

ミジンウキマイマイがここにいるってことは、それを食べるクリオネも流れて来てるってこと
天使・クリオネは頭のバッカルコーン(口)をパカッと開いて、このキューピットを丸呑みするのです。
しばらく探してみましたが、クリオネは発見出来ず・・・。

と、思いきや。

水面休息で大島チームにこのことを話すと、大島チームの講習生が「クリオネらしいのを見た」とのこと
「小さくて、縦長で、羽をヒラヒラ動かしていた」というから多分間違いない

明日も指ヶ浜でOW講習の続き。
探しましょう



今日の写真を撮ってくれた講習生A君は、潜水士免許を持っている潜水経験豊富な頼もしい講習生です。
スキルを楽々こなし、写真撮影を楽しんでいました。
 エビスウミウシ
 エムラミノウミウシ
 コトヒメウミウシ、今シーズン会いますね~。

明日の講習も、はりきって行きましょう