アリエルは今日も○○です!

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★★ 2009/11/26 石浜 ★★

2009-11-26 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:14℃
透明度:8~10m

石浜へ向かう朝の空に、今日はブルーインパルスが編隊を組んで飛んでいます。
そのカッコ良さに、思わず目が奪われます(運転手以外ね…)。

本日の動画2つ目は、フサギンポです
人懐っこく寄ってくる可愛い存在は、今年亡くなった『ギンちゃん』の名前を引き継ぐのに相応しいフサギンポだといえそうです。

さて。1本目の動画でお知らせしたとおり、いよいよクサウオが姿を現しました。
水温が下がると浅場までやってくる、冬の到来を知らせる使者です。
 「スナビクニンが巨大化!?」みたいな、クサウオ
 クサウオとアイナメの井戸端会議

こちらも珍しい訪問者。
魚屋では『ぼっけ』という名前で売られていますが(美味しいようです)、本当はケムシカジカと言います。
やはり冬ならではの魚です。
 周りの岩と同化してカモフラージュ
 顔にある多くの皮弁と長い背ビレが特徴的

そして!
いよいよ繁殖シーズンが始まるアイドルフィッシュといえば・・・クチバシカジカ
今日は成魚を3匹確認しました。
抱卵場所を探したり、繁殖相手を探したりしているんでしょうね。
そっと観察してきました。
 すでに「スタンバイOK!」状態のクチバシカジカ

この時期に抱卵真っ最中なのは、アイナメクジメたちです。
アイナメはこれから数ヶ月の間、いろんな場所で観察出来るでしょう。
一方クジメは、そろそろ抱卵も後半戦です。
産みたての卵やハッチアウト間近の卵、その中間の卵などの色の違いをじっくり観察したり撮影すると面白いです。
 卵を守る黄金色のアイナメ
 クジメの婚姻色は鮮やかな赤 海草に産みつけられた卵を守っている
 クジメの卵 産んで間もない卵塊&稚魚の目が見える卵塊


小さい生物の話題へ。
先日発見したホシビクニンや、いつ見ても可愛らしいダンゴウオは、本日も観察してきました。
写真は…ホシビクニンは残念ながらピンボケ…
 ダンゴウオは、こちらを向いてくれませんでした・・・

こちらも先日見つけたエダウミウシ
今日はいないかと思っていましたが、比較的近くで観察出来ました。
 背中が小さな花畑のようなエダウミウシ


他に見た生物
エゾイソアイナメ、オキタナゴ群れ、メバル群れ、コケギンポ、マコガレイ、リュウグウハゼ、キヌバリ幼魚群れ、アミメハギ、マダコ、ツノモエビ、シロウミウシ、エムラミノウミウシなどなど・・・。


磯焼け対策活動も、もちろん欠かしません。
ファンチームの大島隊も、生物リサーチの私も、磯焼け対策活動を同時に行なってきました。
夏に一度枯れたアカモクも、その種から芽が出て、今は数十センチまで伸びてきています。そこにキヌバリ幼魚が隠れていました。
これからの季節、また海草の森が出現することでしょう。
楽しみです

(SHIHOKO)


★★ 2009/11/22-23 安良里・網代 ★★

2009-11-23 | 伊豆
天気:曇り時々晴れ
海況:波なし
水温:20℃
透明度:15~20m

22日は伊東の予定でしたが波があり、急遽西伊豆・安良里へ移動してのダイビングでした。
これが大正解、沖の根、御黄金の両ポイントともべた凪で透明度も良く、快適なダイビングでした。
キビナゴ、スズメダイ、チョウチョウウオ、ニザダイ、アイゴ、メートル級のマダイ等の群れやキビナゴを追うイナダ、ブリなどを見ることができました。

23日は網代のダイビング、ゲストの方々は施設の良さに感動しておりました。
温泉で体を温めることができ、ウエットスーツの脱水機、乾燥室まで完備しており本当に最高の施設です。

前日の波の影響か、15m位の透明度でしたが、魚影が濃くキビナゴ、イワシ、スズメダイ、アカカマスの群れなどが出ました。
回遊魚などの大物の期待十分でしたが、ブリが1匹だけでした。

魚影が濃かっただけにちょっと残念でした。
ゼブラガニ、ガラスハゼ、ハナハゼ、カゴカキダイ、イシダイ、イシガキダイ、タカノハダイ、ミギマキなど伊豆ならではの魚もチェックしてきました。

宿泊はもちろん食事の美味しい民宿で…。メニュは、刺身の舟盛り(地魚がふんだんで今回はカワハギが絶品!!肝と一緒にね)、キンメダイの煮つけ、カキのグラタン、ムラサキイモと海藻の天婦羅等。
いつもなのですが、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、と気遣いをして料理を出してくれるのが嬉しいですね。
食事も最高!海も最高!伊豆は良いですね。

(担当:大島)





★★ 2009/11/21 石浜 ★★

2009-11-21 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:14℃
透明度:8~10m

三陸道から見えた、大きな虹
なんとなく嬉しくなります
オープン・ウォーター・ダイバーの講習で、石浜に行ってきました。

講習生のTさん、天然キャラが見え隠れするオンナのコ。
でも、スキル講習は全然問題なし!1つ1つを確実にこなして、水中ツアーの時間をたっぷり楽しみました。

久し振りに見つけたのはホシビクニン。スナビクニンの水玉模様とは一味違って、とても綺麗な水玉が並んでいます。
スナビクニンでは、薄いオレンジ色の個体を確認。
赤いダンゴウオもピンクのダンゴウオも、可愛い表情を見せてくれます。
それから、生命の終りがあと数日だろうというサケもいました。迫力の姿を間近でじっくり見ることが出来ました。

他に見た生物
アイナメ抱卵、クジメ抱卵、スズメダイ、コブダイ幼魚、フサギンポ、コケギンポ、リュウグウハゼ、オキタナゴ群れ、マコガレイ、マダコ、ヨツメダコ、カイメンホンヤドカリ、エダウミウシ、シロウミウシ、アオウミウシなどなど・・・。

そして本日は、ダイバーTさんが誕生オメデトウ
年末年始の南国ダイビングが楽しみですね!
あと1ヶ月少しの間、ファンダイブ&スキルアップで楽しみながら、自信をつけて下さいね!!

(SHIHOKO)



★★ 2009/11/8 石浜 ★★

2009-11-08 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:15℃
透明度:5~6m

バタバタと予定が急遽変更

それでも。
石浜ツアーに、Aさん&Gさんが参加してくれました。

さらに、ダイブマスター講習中のKさんが現場実習のラスト・スパート!
スタッフ2名を率いての水中ツアー、そして器材交換。
「よく頑張りました

さてさて。
Aさん&Gさん&SHIHOKOの、ツアーグループからの報告です。

姿を隠すことが上手すぎて、最近観察することが少なかったクチバシカジカ。
今日は、隠れていそうなところを何気にチェックしていて、この個体を発見しました!
体長は4cmほど、成魚になるにはもう少し先のようです。
胸ビレを使ってチョコチョコと動く仕草がとても愛らしいクチバシカジカ。しばらくここにいて欲しいので、あま驚かせないように観察してきました。

防波堤沿いに移動中、大きなアイナメ3匹に目を奪われていると…そのすぐ近くにいた大きな物体!太くて長いアナゴでした
顔には傷があり、エラを動かすだけで体は動かさず、逃げる様子はありませんでした。
 鼻が痛そう…巨大なアナゴです

季節来遊魚もいました。
ウミタナゴの群れを眺めていたら、小さいシマシマの魚が…。カゴカキダイです。
水温が下がってきていますが、今のところまだまだ元気そうです。

他に見た生物
ギスカジカ、クジメ抱卵、フサギンポ、スナビクニン(白水玉&黒に白ブチ模様)、ダンゴウオ(赤&ピンク)、メンコガニ、ヒメイカ、マダコ、ハナサキウミウシ、ダイダイウミウシ、シロウミウシなどなど・・・。
 パッと見ただけでは判り難い、石と同化しているギスガジカ
 
写真をGさんからお借りしました。
ありがとうございました

(ツアー:SHIHOKO、DM講習:長谷川、よっしー)


★★ 2009/11/6 小屋取リサーチ ★★

2009-11-06 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:15℃
透明度:6~10m

女川町小屋取のツアーを開催するために、スタッフ3人でリサーチに行ってきました

まずはボートダイビングです。
お世話になった船です

港から5分とかからず、ポイント『大貝崎』に到着しました。

ここは巨大な根がいくつも連なっている場所です。
ブイがあるので、潜降や安全停止がしやすくて安心ですね。
 長く伸びる根には、天然マボヤの群生がみられます
 イナダの群れが出現しました
 ガーベラミノウミウシ
他、スナビクニン、オキタナゴやウミタナゴの群れ、メバル、婚姻色のアイナメ、フサギンポ、ダンゴウオ、ヒロウミウシなどなど…。

2本目もボートポイントです。
『山王島』は、先ほどよりさらに港から近い場所です。
こちらにもブイがうってあります。
大きな岩や根が数多くあり、そこに生物が隠れていました。
 体長40㎝ほどの大きなクロソイ
他、エゾイソアイナメ(ドンコ)、ダンゴウオ、クジメ抱卵、ネコジタウミウシ、シロウミウシ、コモンウミウシなどなど・・・。
大きな魚やドンコを確認しているのですが、岩陰にすぐ隠れて写真が撮れませんでした…

3本目はビーチポイントでじっくり生物探しをしました。
 砂浜はキュッキュと音の鳴る「鳴き砂」です
 砂地の一角だけに何故か、ハスノハカシパンが数多くいました
 アマモが生えている場所には、マアジやクダヤガラがいました
 ホウボウ成魚
 ホウボウの赤ちゃんもいました
 砂地にはシマアジの群れ
 岩場にひそんでいたヒラメ
他、スナビクニン、クダヤガラ群れ、マコガレイ、ダンゴウオ、アカエラミノウミウシ、砂に潜って寝ているフグなどなど・・・。

 どのポイントでもピンクのダンゴウオたちは観察できました


今月の15日に小屋取ツアーを開催する予定です。
皆様の参加をお待ちしております

★★ 2009/11/3 石浜 ★★

2009-11-03 | 宮城の海
天気:晴れ後曇り
海況:波なし
水温:15℃
透明度:6~10m

風向きが良かったので、透明度が回復しています
今日は今シーズン一番の寒波で、気温が水温より低いんです。
山形方面に行った大島チームからは、木々に雪が積もっている写メが届きました…。

数日後に沖縄旅行を控えたSさん、今日は久し振りのダイビング。
さらに、ドライスーツを着るのは…OW講習以来ですね。

本人の緊張も初めのうちだけでした。
潜ったらすぐ勘を取り戻したようで、浮力コントロールも呼吸方法も全然問題なし

 スナビクニン、今日はホヤの下で休んでました
 ピンクのダンゴウオは横からのポーズ
 赤いダンゴウオは正面からハイ、ポーズ♪
 クジメの卵、中では稚魚たちが育っています
 魚の群れを見ているSさん
 そろそろ出現しはじめるメンコガニ 
 ギンちゃん2代目を引き継いでくれそうです
 海草の中にイソバテングが隠れていました

マンツーマンで、のんびりとダイビングを楽しんできました

(SHIHOKO)


★★ 2009/11/1 石浜 ★★

2009-11-01 | 宮城の海
天気:曇り
海況:波なし
水温:15~16℃
透明度:5~7m

本日は、茨城の水戸からジャーダイビングクラブの皆様が石浜に潜りに来てくれました
「今日が今年最後のダイビングかな…」と話していたのは、県内から来てくれたTさん。
そしてDM候補生のKさんは、水中地図の仕上げ目指して潜ります。

水は昨日より濁り気味

リクエストを頂いたダンゴウオ
「ダンゴウオらしいよね」と言われたのは赤い個体。
ピンクのダンゴウオも、可愛い顔をしていました。

スナビクニンを囲んでの撮影会
ストライプ柄の個体が撮影しやすかったのですが…「縞模様が判らなかった」とのことで、残念

防波堤沿いは幾分濁りが少なく、ウミタナゴ・オキタナゴ・メバルが群れている様子がよく分かりました。

タラコ唇の魚はフサギンポ。
今日は住み処での~んびり過ごしていました

他に見た生物
アイナメ、リュウグウハゼ、アサヒアナハゼ、クジメ抱卵、マコガレイ、コケギンポ、ネコジタウミウシ、クロシタナシウミウシ、シロウミウシ、アメフラシ、ミズダコ、ヨツメダコ、マダコなどなど。


DM候補生のKさん、水中地図書きに自信ありだった様子。
納得出来る地図が出来上がったようですヨ


昼食は、石巻の『しみん市場』へ
焼き牡蠣が一皿300円で、おまけを含めて8個
焼きホヤも美味しかった~
そして海鮮丼を食べて、お腹一杯になりました

(SHIHOKO)