アリエルは今日も○○です!

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★★ 2008/6/29 石浜 ★★

2008-06-29 | 宮城の海
天気:曇りのち雨
海況:凪
水温:13~15℃
透明度:4~8m

石浜へ行ってきました。

陸と同様、海の中も初夏を感じます。
タナゴやメバルが群れていました。
海草類が水面を目指して背丈を伸ばし、その中には多くの魚が隠れていました。もうじき産卵を控えているハナジロガジや、体を休めるヨウジウオ、アサヒアナハゼの幼魚は木の枝にとまる小鳥のように並んでいました。

特にこの時期は、さまざまな幼魚で賑わう石浜。隠れんぼしている彼等を見つけてきました。
まずは…
 ダンゴウオBABY
天使の輪がくっきり残っている個体や、すでにヒゲも生えて大人化している幼魚など、探したら1ダイブで40匹以上!
お気に入りを見つけて写真に撮れる、絶好のチャンスです。

 クチバシカジカBABY
着底してから2ヶ月ほど経ち、隠れるのがとても上手になっています。順調に成長していますネ!

 シシカジカBABY
爪楊枝の先を折ったくらいの大きさです。

 にょろにょろ?いいえ、リュウグウハゼの卵たちです
孵化寸前のチビッ子たちの眼が、こっちを見ているみたい…。何とこの抱卵、知る人ぞ知るH漁礁で行なわれていました!やった~~!!

他のチビッ子たちは、ギスカジカ幼魚やキヌカジカ幼魚、ジンドウイカの卵など。

さらに本日は、様々なウミウシも確認しました。
 和名「ミノウミウシ」←なんだか平凡・・・でもレア
滅多に観察しないので、見れて嬉しいんだけど…名前が面白くもなんともない…。

 アケボノウミウシ
巷の通称「みかんウミウシ」、個人的に数年振りの確認で嬉しかったです!

 ネコジタウミウシ
繁殖期の彼らは、居る場所には数個体います。石浜で見かけるのは、ボルドー色にラメが入った体色。

 ゴマフビロウドウミウシ
ゴマちゃんも久し振りに見ました。

他に観察したウミウシは→フタスジミノウミウシ、ミドリアマモウミウシ、アオウミウシ、カドリナウミウシ、クロシタナシウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、ダイダイウミウシ、クロヘリアメフラシ、アメフラシなどなど。

通常は貝殻を被って身を隠すカニ↓
 貝殻じゃなく葉っぱを甲羅に乗せるサメハダヘイケガニ
葉っぱ乗せちゃって…キツネが化けるんじゃないんだからねぇ…。


6月から9月にかけては山形ツアーが多くなっておりますが、だからと言って石浜に行かない訳ではありません。
石浜のリクエストツアーも随時受け付けております!

(担当:SHIHOKO)

★★ 2008/6/29 飛島 ★★

2008-06-29 | 日本海
天気:曇りのち雨
海況:凪
水温:18~20℃
透明度:20m

本日は飛島で、ボートダイバー・スペシャルティとファンダイブです。
空模様はいま一つパッとしませんでしたが、海況は良好!

水温が上がってきているので、ドチザメは徐々に浅場から深い方へと場所移動を開始していました。
いつもドチザメ御一行様が過ごしていた場所には、すでに引き払った跡が…。
少々探してみると、別の場所に居ました居ました!団体様が!!!ざっと見ても20匹以上。
間近で観察・撮影させてくれました。

本日見た生物↓
ドチザメ群れ、イシダイ群れ、コブダイ、マダイ、ウマヅラハギ、スズメダイ群れ、マハタ、メバルなどなど。

酒田市に着いた後のお楽しみは…やっぱりラーメン!巷で有名なお店が沢山あることで有名ですからね、酒田は。
今回は美味しいマーボーラーメンを食べてきました。
皆様からの美味しい情報、お待ちしておりま~す!

(担当:大島、千葉)



★★ 2008/6/14-15 仁科 ★★ 

2008-06-14 | 伊豆
天気:晴れ
海況:凪
水温:22℃
透明度:8m

西伊豆の仁科(浮島)へ。
ファンダイブとアドヴァンス講習の2チームが潜ってまいりました。

見た生物は、AOWチームはこんな感じ↓
ハナタツ、キンギョハナダイ群れ、キビナゴ群れ、マダイ、オニカサゴ、ハナハゼ、ヒラタエイ、カゴカキダイ、アオリイカの卵、テッポウエビ、イソギンチャクカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、etc…。

ナイトダイビングは全員一緒に、GO!
ホシフグ、ネンブツダイ、マアジ、タマガシラ、アオヤガラ、ハナアナゴ、ホタテウミヘビ、ヒラタエイなどなど…。
初めてのナイトダイビングだったSさんとOさん、夜の海の楽しさを知った日ですね!

(担当:大島、長谷川)

★★ 2008/6/8 飛島 ★★

2008-06-08 | 日本海
天気:晴れ
海況:凪
水温:15~17℃
透明度:8~15m

毎日予報をチェックしていた日本海の海。
波もなく穏やかで、飛島ツアーにもってこいの晴天!

そして、出ました~~
大群です
船のまわりにイルカイルカイルカ~
船の前方・後方・横・船の下
私たちに「遊ぼうよ」と言ってるかのように、しばらくの間、船の周りで華麗な泳ぎやジャンプを披露していていました。
Fさんは初めて遭遇したイルカに感激!私も嬉しくて、とにかくシャッターを押していました。
しかしながら…カマイルカたちの泳ぎ・ジャンプに、デジカメ撮影は難しかったです…何とか写っていた写真が下の2枚。

 
このままイルカと遊んでいると航路からどんどん外れてしまうため、別れを惜しみつつポイントへ向かいます。
遠くでイルカがジャンプしていました。バイバ~イ!

東京から参加のYさんは8年振りの飛島、同じく東京からのTさんは初めての飛島、アリエルツアー初参加のHさんは初ドライスーツ&初の飛島です。
そしてFさんもOさんも、今日の参加者全員カメラを持って撮る気満々!

海上でHAPPYな出来事があったので、飛島の海中の期待も高まっていました。

さて、海の中は。
流れはほとんどない状態で、透明度もイマイチの飛島。
期待していた回遊魚には遭遇できませんでしたね。残念…。
でも、本日の目的生物・ドチザメは期待通り待っていてくれました。穴の中で寝ているサメや、カッコ良く泳ぐ姿など、接近して撮影できました。
 お休み中のドチザメ
 ドチザメを撮影中の三人
他、コブダイ、マハタ、マダイ、メジナ群れ、スズメダイ群れ、チャガラ群れ、ササノハベラ、ウマヅラハギ、イシダイ、クロミドリガイ、フタスジミノウミウシ、ヤリイカの卵などなど…。
 ウマヅラハギ
 安全停止中の1枚

今月末にも、飛島ツアー(と、ボートSP)が開催予定です。
ドチザメに会うのなら、今シーズンはこの日を逃さないように!!
(あ、でも。その頃はもう、イルカ遭遇は難しいので、期待しないでね。)

(担当:SHIHOKO、大島)




★★ 2008/6/7 石浜 ★★

2008-06-07 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:10℃
透明度:3m前後

太平洋沖を通過して行った台風の影響は…うねりは残っていませんでしたが、透明度に余韻を残していったようです。
それでも、マクロ世界の石浜には問題なし!
今年生まれてスクスク成長している幼魚たちが、私たちを楽しませてくれました。

まずは!!
三陸の人気者、クチバシカジカです。
まだまだ赤ちゃん顔をした個体から、ちょっと大人顔になってきた個体まで、数多くのクチバシカジカBABYを観察しました。
大きな胸ビレ&ツンと伸びた背ビレ・顎ヒゲがキュートなのはイソバテング。もともと泳ぐのが苦手な彼等ですが、海草に隠れた赤ちゃんはダイバーに見つかって→焦って→必死に海草の中へ。
ダンゴウオは子育て真っ盛り。そろそろハッチアウトしたBABYもいるようですが、懸命に卵を守っている親もまだまだ多いです。さらに、お腹の大きなメスが、未だウロウロしている様子も確認してきました。

大きな魚も見ました。
ヒラメです。Lサイズのフィンを脇に置いて大きさを確認しましたが、同じくらいの長さでした。
それと、愛嬌を振りまくフサギンポ。今日も元気にお出迎えしてくれました。

他、エダウミウシ、カドリナウミウシ、チシオウミウシ、ヒメイカ、ミズダコ、ヨツメダコ、メンコガニなどなど…。

可愛い幼魚たちが、石浜の海をにぎやかにしてくれているこの季節。
随時リクエストツアーを受け付けておりますので、希望の方はご連絡下さい。

(担当:大島)

★★ 2008/6/5 加茂 ★★

2008-06-05 | 日本海
天気:晴れ
海況:ベタ凪
水温:15~16℃
透明度:10~15m

本日のツアーは石浜の予定でしたが、海況が良くないため変更。加茂に行ってきました。
東風のおかげで透明度良し!!
青空が気持よくて鳥海山もはっきり見えます。

ENして、すぐに迎えてくれたのはイワシの群れ。光が反射して、キラキラ輝きながら泳いでいます。
水底の方に目をやると、クサフグの群れもいました。
型の良いマダイは目の前までやってきました。しばらくの間ダイバーの近くをウロウロして、そしてスーッと離れて行きました。
 マダイ
 ナベカが穴からこんにちは  
他に…ダンゴウオ幼魚、ウスメバル幼魚群れ、メバル群れ、チャガラ、スジコウイカ、ヒメイカ、シロウミウシ、イソウミウシ、エムラミノウミウシ、オワンクラゲ、ミズクラゲなどなど、のんびり観察して来ました。

(担当:大島)

★★ 2008/6/1 加茂 ★★

2008-06-01 | 日本海
天気:晴れ
海況:うねり少々
水温:15~17℃
透明度:2~3m

昨日の透明度は何処へ…。風向き・うねりの影響で、ガクンと落ちた透明度。
天気は良いのにねぇ…。

こんな時は、マクロで楽しみます。
ダンゴウオは今日も元気。真っ赤な個体から斑模様が入った個体まで、ちょっと止まって探すと、すぐに見つかります。
ツルガチゴウミウシや、名前不明のミノウミウシ、エムラミノウミウシなどなど、今日はミノウミウシ系が多かったです。
多かったと言えば、驚くほど沢山のサルパ!!繋がって長いものや、1個体に離れたものなど、いたる所で見られました。
スジコウイカ、ヒメイカ、コケギンポ、イソギンポ、ウスメバル幼魚群れ、メバル、ヒガンフグ、アイナメ、クジメ、カレイ、クロミドリガイなどを観察してきました。
それから、魚類の卵と思われる卵塊。まだまだ孵化しそうにない状態だから次回行った時も観察出来そうで、楽しみです。

(担当:大島、SHIHOKO)