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2017/2/26 竹浦

2017-02-26 | 宮城の海

天候:晴れ
海況:風波少々
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:7℃
透視度:7~10m

本日は「もう少しで100ダイブ」の、Mちゃん、Kさん、I君。
そして、ベテランリピーターのSさん。
全員カメラを持って、いま話題の『幸運の黄金ダンゴ』を撮りに、いざ!!!

コガネダンゴ君、ほぼ定位置にいてくれました
「全員金運アップ↑↑↑間違いなし!」
さらに、黄金をさらに濃くしたようなオレンジの個体や、ホヤダンゴも見られました。
 

水温が6℃台になり、キタカミクラゲも出現しはじめました。

宮城の海が初めてのKさんが「北上クラゲ」という、ご当地クラゲだと思ったようです。
なるほど~、でも違います。北のカミクラゲです。

久し振りに観察した、カスミミノウミウシとエダウミウシ
 

フサギンポ抱卵は全て終了しており、棲み処にいたのは1匹だけ。
それも顔をちょっとしか見せてくれませんでした。

アキギンポは穴から出ていたので全身を観察出来ましたよ。

クチバシカジカ抱卵、問題なく子育て順調です!!
 

透視度がまずまず良かったので、マボヤ群生や巨大ガレキの撮影もチャレンジ出来る日でした。
 


巨大アイナメ、キツネメバル幼魚、クロソイ、メンコガニ、キタモエビモドキ、コトヒメウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、などなど・・・。
  

写真は、Mちゃん、I君、Sさんからお借りしました。ありがとうございます。
水温一桁を初めて体験したKさん、ぜひまた宮城の海へ潜りにいらして下さいね~


2017/2/18 竹浦

2017-02-18 | 宮城の海

天候:晴れ時々曇り
海況:波やや有り
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:7℃
透視度:5~6m

今日はバックロールさんの船に乗せてもらって、生物リサーチしてきました。
いつものコを観察 & ニューフェイスを探しに!!!

先週、BR渡辺さんが見つけた『黄金色のダンゴウオ』
その日から好運続きだというので、これは見つけて拝むしかないでしょう~~~
エントリーしてすぐ「いた~~~!!!」

さて。私にも幸運は訪れるのでしょうか(…探している時点から邪な考えなので、御利益は無いか…)。

今日の目的の1つとして、繁殖シーズンに入るウスジリカジカ抱卵箇所を探すことでした。
去年抱卵していた根を丹念に探していると・・・
いた、ウスジリカジカ発見!

臀ビレのエッグスポットが綺麗に見えることから、繁殖期を迎えているオスだということが判りました。
近くに卵塊もメスも見当たりませんでしたが、近々この付近で抱卵が観察出来るかもしれないと思うと楽しみです!!

繁殖期のメンコガニ、今日はカップルを発見。

赤い甲羅のオスが、グレーの甲羅のメスを大きなハサミで捕らえたまま、少しずつカニ歩きしてました。

珍しく、コモンカスベ!

石浜で潜っていた頃は、幼魚も成魚も時々見かけたものです。
ここ竹浦では会う確率が少ないので、久し振りの出会いにテンション上がりました。

この何とも言えない眼つきの悪ささえ、可愛く感じます。

この時期、マボヤの上を常にチェック!!
ダンゴウオはもちろん
 
いつも沢山の甲殻類が乗っていて、その中でも目を引く個体がいたりします。
 
皆さんもチェックしてみて下さい。自分なりの新しい発見がありますよ。

今シーズン確認している4ヶ所のクチバシカジカ抱卵、現在、全て順調です!
   


フサギンポ抱卵、ムシャギンポ、コケギンポ、ババガレイ、マコガレイ、マダコ、ヤリイカ卵、エビジャコ、スギノハウミウシ、カドリナルテオマルギナータ、カドリナウミウシ、ヒラミルミドリガイ、シロウミウシ、エムラミノウミウシ、シロホクヨウウミウシ、ガーベラミノウミウシ、ミズガイ、ツグチガイ、等など・・・。
   
   


2017/2/11 竹浦

2017-02-11 | 宮城の海

天候:晴れ時々曇り
海況:波うねりやや有り
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:7~8℃
透視度:グロット5~6m、弁天島1m

今日は、仲良しバディのSさん&Kさんがファンダイブです!
レスキューダイバー講習のSさんとDM候補生のI君が、ビーチで頑張っていましたよ!!

今シーズンのフサギンポ抱卵は、もう終わりに近づいています。
辛うじて1カ所で観察出来ました。

カイメンホンヤドカリの全身を観察!

お家に「よいしょ」と入ります。

でも、うねりにもまれて再度落ちちゃいました・・・。

クチバシカジカ抱卵は順調ですが、弁天島の臆病君は卵から少し離れた場所に身をかくしていました。

でも、卵は天敵に襲われることなく無事なので、これでもちゃんと守っているようです。

先週見つけたオコゼカジカは、場所を少し移動していましたが体色を変化させて白いカイメンの横でカモフラージュです。


真っ赤なコケギンポ、サビハゼ、メンコガニ、コモンウミウシ、ガーベラミノウミウシ、チシオウミウシ、エムラミノウミウシ、ベルセッラ・カリフォルニカ、等など・・・。
  
  

水温が7℃台に入りました。
水温が下がるということは、通常深海にいるような珍しい生物が、今後出現するかもしれませんね!


2017/2/4 竹浦

2017-02-04 | 宮城の海

天候:晴れ時々曇り
海況:風波少々あり
ポイント:竹浦グロット&弁天島
水温:8~9℃
透視度:7~8m

孵化の時期を迎えたフサギンポたちの観察をメインに、クチバシカジカ抱卵チェック、ニューフェイスリサーチへ行ってきました。

フサギンポ抱卵は、1ヶ所はハッチアウト完了していました。
他4ヶ所の抱卵のうち、1ヶ所ではバックロール渡辺さんがハッチアウト開始場面に遭遇。
 この個体
しかし私が観察した時には、孵化した稚魚は出てきませんでした。
今日明日でハッチアウト完了することでしょう。

卵塊が観察しやすいこちらの個体、しばらく粘りましたが孵化はせず。
  
来週のツアーの時に見れると嬉しいですね~。

こちらは観察しにくい場所ですが、卵はチラッと見えます。
 

クチバシカジカは・・・
本日新たに、抱卵している個体を発見!
 鏡越しに撮影
しかし、鏡がないと全く観察出来ない場所です。
密かに見守りたいと思います。

その50cmほど離れた場所に、別の個体が身を潜めていました。
 こちらも鏡越しに撮影
この個体がメスで、上記オスの場所に卵を産んだばかりなのかな!?と想像しましたが、卵の写真を拡大してみると発眼しているので、そうではないようですね。

他3ヶ所の抱卵も順調です!
 グロットの個体
 弁天島の臆病君
  弁天島の、全く動じない個体

今日は、可愛いウミウサギの仲間を初観察しました!

体長5mm程度で、外套膜がキレイです。
しばらく居てくれることを願います。

来月あたり婚活期に入るダンゴウオは、あまり探さなくても、ふと目が合うほど。
マボヤの入水管と出水管の間の、狭~いところにいたり…
 
海藻の上でゆらゆらしてたり…

タイヤがくっつきやすかったり…

巨大ガレキには多くの生物が住み着いています。
こちらのパイプにはクロアナゴがいました。
 


オコゼカジカ、シシカジカorヤセカジカ、サラサカジカ、メンコガニ、イボイチョウガニ、ガーベラミノウミウシ、エムラミノウミウシ、ヒラミルミドリガイ、ヤリイカ卵、等・・・。
   

風のある日は、港に置いているものが飛ばされないように気を付けましょう。
「あそこに何かの蓋が浮いてるにゃ~~~」
「このくらいの風なら・・・」と、油断してはいけません。

来週末も竹浦に行く予定です!