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『1年』という時の流れ

2012-03-12 | 3.11復興活動
去年のあの日から1年が経ちました。

大きく、長い、恐ろしい揺れ。
その揺れがおさまると、既にライフラインの全てが止まっていました。

停電でしたが、車のテレビを見ることが出来て、そして信じられない映像が目に飛び込んできました。

いつも潜っている海が、豹変し襲い掛かる姿・・・。
何度か潜った浜に設置された定点カメラが捉えた映像は、集落の家の屋根が津波で隠れてしまっている様子。
仙台空港の滑走路を流れていく津波と車両。
どこかの港の中にあった大型漁船が、グルグル回って勝手に流されていく様子。

現実なんだと分かっても、あまりにも非現実的過ぎて…理解することが出来ない日、でした。


昨日が、あの3月11日からちょうど一年でしたね。
でも、なんだかブログを書く気にはなりませんでした。


今日だって・・・。
去年の今日を思うと、こうして生活出来ることに感謝をしなくては、と思います。

1年前の今頃・・・
電気もガスも水道も止まっているから、水中ライトを灯りに布団にくるまって暖をとって、冷蔵庫にあったものを食べて。
お店はやってない、ガソリンも入れられない、福島原発事故ニュース、そして時間が経つほどに増える被害者のおびただしい数・・・。


・・・あの時から1年。

この『1年』という時の流れの感じ方はそれぞれ違うな…と思います。
テレビを見ていても、報道している側と、被災した方々との、温度差を感じることもあります。

復興。
絆。
その言葉が一人歩きしませんように。
どうか被災地・被災者が取り残されませんように。
心のケアといったソフト面で、ガレキ処理のようなハード面で。多くの方の支えが、これからもまだまだ続きますように。

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