アリエルは今日も○○です!

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2015/1/25 支援活動

2015-01-25 | 3.11復興活動
女川に行ってきました。
と言っても、いつものダイビングではなく。
海岸清掃・水中清掃・海底サーチです。
  
海の中には、そこにあるべきではない人工物が、まだまだあります。



久慈へ行ってきました

2012-07-12 | 3.11復興活動
岩手県久慈での調査潜水は海況が心配されましたが、4日間中3日間潜ることが出来ました。



中止となったのが最終日だったので、帰る前に、水族館『もぐらんぴあ』へ行きました。

震災前は海岸沿いにあった水族館ですが、東日本大震災で壊滅的被害を受けました。
でも、去年の8月から久慈市駅前の一角で『もぐらんぴあ まちなか水族館』として再スタートしました。
「さかなクン」が支援していることが報道されているので、ご存じの方も多いと思います。
  
小さい水族館だけれど、熱帯魚もいるし、地元久慈の生物もいるし、震災で生き残った生き物もいて。
タッチプールもあって、子供が喜ぶコーナーも広くて、そしてさかなクンのイラストもいっぱいで。
機会がある時は皆さんも寄ってみて下さい。無料ですヨ







女川へ

2012-05-05 | 3.11復興活動
低気圧の通過で、海は大時化…。
潜る予定も、延期となってしまいました。

今日は、女川町観光協会さんへの支援品を届けに行ってます。
夕方までショップはスタッフ不在となります。
ご不便をおかけいたしますが、宜しくお願い致します。

『1年』という時の流れ

2012-03-12 | 3.11復興活動
去年のあの日から1年が経ちました。

大きく、長い、恐ろしい揺れ。
その揺れがおさまると、既にライフラインの全てが止まっていました。

停電でしたが、車のテレビを見ることが出来て、そして信じられない映像が目に飛び込んできました。

いつも潜っている海が、豹変し襲い掛かる姿・・・。
何度か潜った浜に設置された定点カメラが捉えた映像は、集落の家の屋根が津波で隠れてしまっている様子。
仙台空港の滑走路を流れていく津波と車両。
どこかの港の中にあった大型漁船が、グルグル回って勝手に流されていく様子。

現実なんだと分かっても、あまりにも非現実的過ぎて…理解することが出来ない日、でした。


昨日が、あの3月11日からちょうど一年でしたね。
でも、なんだかブログを書く気にはなりませんでした。


今日だって・・・。
去年の今日を思うと、こうして生活出来ることに感謝をしなくては、と思います。

1年前の今頃・・・
電気もガスも水道も止まっているから、水中ライトを灯りに布団にくるまって暖をとって、冷蔵庫にあったものを食べて。
お店はやってない、ガソリンも入れられない、福島原発事故ニュース、そして時間が経つほどに増える被害者のおびただしい数・・・。


・・・あの時から1年。

この『1年』という時の流れの感じ方はそれぞれ違うな…と思います。
テレビを見ていても、報道している側と、被災した方々との、温度差を感じることもあります。

復興。
絆。
その言葉が一人歩きしませんように。
どうか被災地・被災者が取り残されませんように。
心のケアといったソフト面で、ガレキ処理のようなハード面で。多くの方の支えが、これからもまだまだ続きますように。

2011/12/23 養殖お手伝い

2011-12-23 | 3.11復興活動
女川のこちらの浜↓で潜ってきました。


養殖用の種ホヤを採取するためのお手伝いです。
ホヤの産卵の時期がちょうど今!
大潮に合わせて作業した次第です。

養殖用の装置なのですが、本来ならもっと大きな設備を設置したいところなのですが、今はこれが精一杯なんです。


手前の桶の中に、親ボヤが入っています。


ちゃんと種が取れるか、支部長さんも心配そう・・・。


こちらの浜でのワンショット。



全国的に“クリスマス寒波”と騒いでましたが、女川の海には最適の風が吹いていたので、透明度はまずまずOKでした。

2011/12/6-7 潜水支援&物資支援②

2011-12-08 | 3.11復興活動
では、6日と7日に支援物資を届けた地域と、その様子についてお話します



まずは女川町について。
 建物の解体は、9ヶ月経ってもまだ終わることはなく・・・。

今回女川町支援物資窓口に持っていったのは、各集落の仮設住宅内集会所で使用する日用消耗品です。
また、潜水支援をした指ヶ浜には、これから寒い季節に漁師さんが浜で使用するように、七輪や炭・帽子など等を渡してきました。


震災から9ヶ月、これまで女川町支援物資窓口に何度訪れたでしょうか・・・。

企業や団体からの支援物資のみ受付ていた多くの市町村に比べて、個人からの支援物資も受け入れていた女川町。(震災後しばらくは仕分け作業が大変だったようですが)町民のニーズに合った物資が届きやすかったのだと思います。

そして、ある程度過ぎた時期から、避難所に物資を配るだけではなく、倉庫にある物資の中から必要な物を選んで持ち帰れるシステムが出来たので、自宅や仮設住宅にいる町民も物資を受け取ることが出来ました。

そして、町役場の支援物資担当者Tさんから、訪問翌日の8日に電話連絡がありました

●先月、3階建ての仮設住宅が出来上がったことで避難所生活の町民がいなくなったこと。
●町外れに、大型ドラッグストアやコンビニが出来たこと。
●それに伴い、必要な物資の要望が減ったこと。(買い物に行けない高齢者などからの要望はあるが…。)
 ↓ ↓ ↓ 
だから
「これからは町民の自立に向けて動いていきます。支援物資の受付は今月いっぱいで終了することに決まりました」とのお話でした。

一安心です。
女川町の仮設住宅に住んでいる漁師さんや奥様たちからも「物資はだいぶ大丈夫だよ」っていう声を多く聞くようになったな~と思います。
(家もないし、船もない。ウン千万円借金して養殖再開だ、とかお話聞きますが。)
とりあえず、女川町への支援物資は落ち着いてきたようです。ご支援してくださった皆様、ありがとうございました
今後は、漁や養殖でのお手伝いや、生活自立のためのお手伝いを呼びかけることがあるかもしれません。


次に南三陸町戸倉へ。
こちらの仮設住宅へは、今回多くの物資を持って行きました。


●南三陸町は合併により旧志津川町と旧歌津町が一緒になった町なのでエリアが広いこと。支援物資は企業や団体からしか受け付けていなかったこと。さらに、町での支援物資受付は10月で終了したこと。
なのに、南三陸町の中には生活に必要な物を買える店はない。衣類も生活用品も足りていない。
●仮設住宅に肉・野菜・魚の移動販売車は来るけれど、醤油・砂糖・塩などの調味料は売っておらず、トイレットペーパーやボックスティッシュなどの日用消耗品も売っていないこと。買い物するには、隣町まで車で片道40分以上かけていくこと。
●月1位で炊き出し隊が来てくれるが、これは町からの依頼ではなく、独自にツイッターで呼びかけて来てもらっている。
●80戸280人の住宅地には、お年寄りも多い。小さなコンテナはあるけれど、ちゃんとした集会所が出来る予定は今のところない。
●やっと断熱材の工事が始まった。けれど、隙間は多いし、雨が降ると水が中に入ってくる。
 
  
他、色々…いろいろ…。

こちらはまだ、物資での支援が必要だと感じました。

 小さいコンテナには、集まりを呼び掛けた貼り紙が。



『アイランダー』さんの皆様は、実際に被災地を訪れ、直接被災者の話を聞き、ニュースやネットで流れる情報と違う面を知り、改めて「今、何が出来るか、何が必要なのか、帰ったらみんなにどう伝えたらいいのか」を考えさせられた2日間になったようでした。

潜水支援・物資支援・そして今後の支援について検討して頂き、ありがとうございました。
またお会い出来る日を、楽しみにしています




2011/12/6-7 潜水支援&物資支援①

2011-12-08 | 3.11復興活動
今回、埼玉のダイビングショップ『アイランダー』さんが、沢山の愛と共に、宮城にいらしてくれました

↑アリエルに集まった物資とアイランダーさんが持ってきてくれた物資の一部がコレ


大震災からの9ヶ月間、支援物資の協力をお客様に呼びかけて、集まった物資をアリエル宛てに何度も送ってくれていたのが『アイランダー』さんです。

そして今回は、物資支援の他に、ダイバーとして潜水で支援したいという気持ちと、実際に被災地の現状を見て声を聞いて今後に繋げていきたいという気持ちが高まって・・・。
当店を通じて、現地漁師さんとの日程を調整し、今回の来訪が実現した次第です。


潜水支援の場所と目的は
女川町指ヶ浜で設置した養殖棚水底の最終確認。
それから、石巻市雄勝分浜の港内に沈んでいる網・籠・器材などを探して引き上げること。

銀ザケ・ホタテ・カキの養殖棚を、6日と7日の2日間で約20ヶ所チェックしました。
 

  生け簀の中の銀ザケ、今からどんどん成長します!
雄勝の港へ。
 
目的の物を引き揚げた以外にも、漁に必要な道具等なども引き上げることが出来ました。


潜水の後に物資を届けに行きました。
物資支援の報告・今後の情報については、②にアップしますので少々お待ち下さい





これからも支援ご協力をお願いします

2011-11-04 | 3.11復興活動
皆様からお預かりしていた物資と、こちらで用意した物資を持って、沿岸部へ行ってきました。
今日は『南三陸町志津川~海岸沿いを通って~女川町』というルートです。

最初に志津川へ行き、要望のあった物資を届けてきました。

壊滅した自分たちの集落で、作業していた皆様の笑顔を頂きました。


その後、海岸線に沿って女川町へ向かいます。

途中通ったのは、北上川に架かる『新北上大橋』…。津波により橋が落下していましたが、仮僑が完成し10月17日から開通しています。
 写真中央右側に新北上大橋、その左側に…石巻市立大川小学校があります

雄勝地区では、バスが建物の上に乗ったままです。


そして女川町へ入りました。
仮設住宅&町支援物資窓口へ行き、それぞれ物資を渡してきました。




震災から約8か月。

沿岸部に来る度、漁業復興で奮闘している皆様に会うことが多くなりました。
沢山の不安を抱えながら、それでも前へ進もうとしている漁師さんたちと話をする機会も多いです。
想像を絶するような辛い経験をしていても、話す時は皆さん笑顔なんです。

その一方で、船がないとか資金がないとか、他にも壁が立ちはだかって・・・仕事を再開出来ず、先が分からず、もがいている人も、います。
「復興のニュースばかり取り上げられるけど…」っておっしゃってました。




支援のお願いです。
今回はこちらを募集します。

●冬服(ブルゾン、パーカー、フリース、スウェット、パジャマなど)新品はもちろん、美品古着もOK!
●カラーボックス、食器棚、収納棚など
●ストーブ、ファンヒーター、ホットカーペット、湯たんぽ、こたつ
●鍋、食器、蒸かし鍋
●調味料(醤油、味噌、砂糖、塩)、日用消耗品
●座布団、毛布

「トレーナーとか無くて長袖のTシャツを着てるけど、もう寒いのよ」
「仮設住宅に野菜や肉の移動販売がくるけど、調味料は売ってないから、片道1時間以上かけて隣町に買いに行ってる」
「食器も全然少ないし、それを入れる棚もなくて困っている」
などなど。
今回の訪問で頂いた声です。

どうぞご協力のほど、宜しくお願いします

支援物資を届けてきます

2011-11-03 | 3.11復興活動
皆様からお預かりしていた支援物資が、店の入り口いっぱいになっておりました。
何かと忙しかったので「いつ届けに行けるかな~」と思っていましたが、やっと明日行けそうです

南三陸町と女川町に届けに行ってきます

明日は夕方頃に戻る予定です。
それまでショップはスタッフ不在となりますが、電話はスタッフ携帯に転送されますので連絡可能です。
ご不便をおかけ致しますが、宜しくお願い致します。


    

お知らせ

11月11日(金)夜出発~13日(日)
東伊豆・伊東&網代ツアー開催決定

現在4名の参加者が決まっております
11/7まで募集しておりますので、参加希望の方はご連絡下さい



2011-10-29 | 3.11復興活動
牡鹿半島での作業も、本日でちょっと一段落。

『○○浜』とか『○○浦』などといった漁港数カ所に行きましたが、津波によって破壊された防波堤や、地盤沈下で水面の下にある港など・・・どこもヒドイものです。

でも、漁師さんたちは負けていません。
養殖再開に向けて準備をしいている漁師さんたちを多く見かけましたし、気さくに話かけてもらえたりしました。

26日に港内で潜っていたYさん「さっき、鮭が横切って行ったよ~」とっ言っていた次の日・・・。
ガレキ撤去が進む集落に沿って流れる小川に目をやると、鮭が遡上しているではありませんか

河口付近はこんな感じ↓の、ホントに小さい川です。

川の周りだけじゃなく、川の中にも作業車が入って工事をやっている状況なのに、凄い。

無事産卵し、命が未来へ繋がっていくことを祈ります

    

明日は山形へ
講習チームとファンダイブチームで行ってきます

夕方まで留守にします。
宜しくお願い致します