アリエルは今日も○○です!

最新のツアー情報やショップ情報をお届けします

★★ 7月の粟島撮影の話 ★★

2010-07-31 | 陸での出来事
お知らせ

7/10-11の粟島ツアーで、TV撮影の皆様とご一緒したことは報告していましたね。
8/21(土)に『情熱エンジン』で放送されます

http://www.ox-tv.co.jp/jounetsu/index.shtml

多分…ダイビングシーンはそんなに多くないでしょう…(カメラを向けられると、ぎこちない感じだったので)。
申し訳ないです

粟島の素晴しさは、海も然り、島民の皆様の人柄が素敵だな~と私は思います。

魅力満載の30分になっていると思いますので、お時間のある方は、是非ご覧になって下さい

(KODAMA)


★★ 2010/7/25 石浜 ★★

2010-07-25 | 宮城の海
天気:晴れ時々曇り
海況:波なし
水温:17~19℃
透明度:5~7m

ツアー予定では飛島だった本日・・・。
波が・・・風向きが・・・・・・

気持ちを切り替え石浜ツアーに変更

去年も飛島に行けなかったSさん
アリエルツアー初参加Iさん
Uさんは1年振りのダイビング
そしてDMコース中のKさんは、海底地図を完璧に仕上げるために潜ります


まずは、クチバシカジカとダンゴウオ目指して出発

途中、オアシスでくつろいでいる(?)エゾイソアイナメ(ドンコ)を観察します。オアシスから出してあげると、私の体に寄り添ってなかなか離れようとしませんでした

次に、ブサ可愛いフサギンポ宅へ。
1匹かと思ったら、すぐ近くにもう1匹いて、そのブサ可愛らしさを2匹でアピールしていました。

さて。クチバシカジカはというと…。
先週、こっちもあっちもクチバシ宅が留守になっていたというので、ドキドキしながら覗くと…
いました辛うじて1箇所で、少し見えにくいところで寝ています。
驚かさないようにそっと覗いて観察し、その場を離れました。

ダンゴウオは色々なサイズが見れるので、ダンゴウオ好きにはたまらないかも
「天使の輪」がくっきりの赤ちゃんは、体長1~2mm。
すでに体が赤く、ヒゲもはっきり分かるくらいになった子供、体長5mmほど。
同じサイズでも、薄いピンク色の個体もいました。
そして何と!いまだに抱卵しているダンゴウオ成魚!ちゃんと卵も確認出来ます。頑張れ~お父さん

海草付近には多くの生物がいます。
オキタナゴ群れが、華やかさを演出してくれます。
アカモクに溶け込むようにしていたのは大きなヨウジウオ。
キヌバリも隠れています。
アサヒアナハゼの幼魚やハナジロガジの幼魚、モエビの仲間なども姿を見せてくれました。

砂地では・・・。
スジコウイカが威嚇ポーズ!体色を変化させて何とか逃げようとしているようでしたが、抵抗空しく、私たちに囲まれて身動きがとれない状態に。
砂地に産み付けられているジンドウイカの卵の様子を見ると、1房の中には、米粒大の小さなイカの赤ちゃんが何十匹も観察できます。
ハリネズミのようなヘンテコなウニ、ブンブクが砂地にいました。たまに見かけますが、いつ見ても不思議な生物です。もぞもぞと砂地に潜るあたり、微妙に可愛いかも…。
ホタテの殻を被ったサメハダヘイケガニやカノコキセワタなどもいました。

東北を初めて潜ったIさんが驚いていたのは、アメフラシの大きさにでした。
20cm以上のアメフラシがここにもそこにも、交接中で2匹以上繋がったのもいるものだから、ビックリだったようです。

他、リュウグウハゼ幼魚群れ、ゴマフビロードウミウシ、ダイダイウミウシ、ミズクラゲ多数など等・・・。


地図書きのKさんはというと・・・バッチリ
完成した地図、楽しみです



アフターダイブは『女川みなと祭り』へ
男性陣は早速片手に
屋台や出店を見てまわって、ホタテ焼き、ホヤ焼き、牛肉串、焼き鳥、イカ焼き、カキ氷…好きなものを食べ歩き

また、大漁旗をたなびかせた15隻の漁船が湾内をゆっくりと走らせながら、その船の上で獅子舞を披露する「海上獅子舞」を見てきました。
旗をたなびかせた船が海上を練り歩くその様子は、とても華やかでした。


代替の女川ツアーでしたが、この「祭り」が重なって、テンションな終日となりました

(KODAMA)

★★ 2010/7/22 由良 ★★

2010-07-22 | 日本海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:22~25℃
透明度:7~8m

今年初の由良です。
倉泉でボートダイビング、白山島でビーチダイビングを楽しんできました。
Yさんは初めて使うデジカメで、ヒラメやハゼを綺麗に撮っていました。
タツノオトシゴ撮影は…再度粘ってチャレンジしてみて下さい!

(大島)

★★ 2010/7/19 石浜 ★★

2010-07-19 | 宮城の海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:16~20℃
透明度:5~8m

外気温30度を超す猛暑の中、ドライスーツが必需品の石浜です。こんな石浜に本日は2名のゲストと潜ってきました。

エントリー後、砂地での定番になりつつあるホウボウ幼魚を確認しつつ、三陸名物のクチバシカジカを観察するため、ちょっと遠出をしてみました。

赤いダンゴウオの幼魚を確認しつつ、クチバシカジカポイントへ到着。しかし、金曜日には確認できたクチバシカジカなんですが、今日はどこにいったの?暑いからとうとう逃げ出したんでしょうか?それなら次のクチバシカジカポイントへ!と向かったんですが、こちらにもいない

せっかく、初石浜のゲストが来ているのに残念でした


二本目は、ダンゴウオ幼魚でも生まれたばかりの「ごまサイズ」、小さいながらもヒゲのでてきた「思春期サイズ」、そして卵を抱卵している「成人サイズ」と3種類のダンゴウオを同時に観察してきました。

そのほか、アカモク林のクダヤガラの群れや、突然出てくるウミタナゴの群れは見応えがあります。

まもなく海藻の世代交代の時期になりました。海藻がなくなる前に石浜で潜ってみませんか?


ビーチクリーンアップでペットボトルのごみがなくなった石浜の報告でした。

(担当:長谷川)

★★ 2010/7/18 上級者ポイント ★★

2010-07-18 | 日本海
上級者ポイントの担当は大島。
青い海をたっぷりと楽しんできた様子。
偶然にも、久し振りに顔を合わせた参加者のみなさんは、自然と夜の部へ流れて行きました


私コダマは、ショップでOWDコースの学科講習を担当していました。
これからダイバーになるMさんとOさん。
安全に楽しくダイビングをするために、基本であり大切なことをしっかりと学んでもらいました

★★ 2010/7/17 四ツ島 ★★

2010-07-17 | 日本海
天気:晴れ
海況:波なし
水温:21~24℃
透明度:3~6m

青空、日差しが暑いっ

でも海はそうもいかず、濁りがある四ツ島です…。
それでも、水面より下のほうが水も良いので一安心。

本日のツアー参加者は、久し振りに潜るF君・リビューコース直後のK君・今年OW取得したK君。
そして、海洋講習1回目で素晴しいスキルだったということで、Aちゃんが2回目の海洋講習を四ツ島で行ないます。


今日は流れもほとんどないので、みんなストレスなくダイビングを開始できました。


報告はFUNチームのコダマからです。

最初に出会った群れは、なんとミズクラゲの群れ!
数え切れないほどの塊となって、私たちの頭上を神秘的に通っていきます。
透明度が良かったら、写真が綺麗に撮れたんでしょうが…。

マアジ群れを眺めながら移動していくと、大きな魚が近付いてきます。
顔に大きな傷を負ったコブダイ君や、様子を窺う大きなマダイを近くで観察しました。
 迫力あるコブダイとちょっと慌てるK君
クロダイの群れ、イシダイの群れ、メジナの群れ、ウミタナゴの群れがウヨウヨしているところを横切るように泳いで行きます。

地形を楽しみながら移動し、大きなキジハタやムラソイ、キツネメバル、メバル群れなどを観察してきました。


他、コブダイ若魚、アイナメ、チャガラ、コケギンポ、イソギンポ、ウマヅラハギ、コウイカ、オトメウミウシ、コモンウミウシ、アカボシウミウシ、ゴマフビロードウミウシ、シロウミウシなど等…。


OW終了のAさん&Kさん、沖縄を楽しんできてください
 2人揃って初ダイビング記念


昼食では、みんなに大好評の『チダイ甘辛揚げ』が出てきました
コレが出ると、ビールが飲みたくなっちゃいます


いよいよウェットスーツで快適に潜れるシーズンになってきました
東北の短い夏を、うっかり見過ごさないように
7月・8月・9月と、快適ウェットシーズンYAMAGATAを楽しみましょう

(KODAMA)

★★ 2010/7/14 四ツ島 ★★

2010-07-14 | 日本海
天気:曇り時々雨
海況:波少々
水温:20~22℃
透明度:2~8m

平日リクエストを頂きました
参加者8名&スタッフ2名で、アリエル今年初となる四ツ島へ行ってきました。

なんだかどんよりした空模様ですが・・・
なんだか水面も濁っていますが・・・

潜降していくと、下の方はまだそれなりの透明度なので安心しました。

フロートの下では、早くも大きなマダイがお出迎えしてくれています
そのマダイを引き連れながら、先端の方へ移動していくと・・・
来ました~、コブダイ

去年よりも一回りコブが大きくなった気がします。

マアジ群れ・ウミタナゴ群れ・メバル群れ・クロダイ群れ・イシダイ群れなど、魚影は相変わらず濃い海です。


ウミウシも多いです。
とても個体数が多かったのは、アカボシウミウシ。

オトメウミウシも多く、交接しているのを何箇所でも確認しました。
 ←こちらは3匹で交接中
シロウミウシやゴマフビロードウミウシ、ダイダイウミウシ、イソウミウシの仲間なども観察してきました。


海を満喫したアフターは・・・。
お風呂でキレイサッパリしたあとのランチタイム、満面の笑顔です



帰宅後の楽しみもあります
獲れたてプリップリの岩ガキを購入してきました。
なんといっても、捕っている人から直接買うから激安で手に入るのです
夏限定日本海の天然岩ガキは、今ではすっかりツアー参加楽しみの1つとなっています。

(KODAMA)

★★ 2010/7/11 粟島② ★★

2010-07-11 | 日本海
天気:曇り後小雨
海況:波なし
水温:15~23℃
透明度:15~20m

粟島ダイビング解禁2年目!今年も行こう!!

『のんびり宿泊ツアー』2日目です
今日は西海岸のポイントへ行ける海況です


1本目『エンガイグリ』へ。

ここの切り立った巨大な根の壁には、オウギウミヒドラが群生しています。
流れのあることが多い場所ですが、本日はほとんど流れなし…大物出現はなさそうで残念
去年は大きなマダイが何十匹と群れていましたが、今日は1匹だけ…。
でも、その1匹がとても近くまで寄ってきてくれましたよ。

昨日同様、ブリは1匹だけ。
他、タカノハダイや、大きなニシキハゼなどを観察しました。

そうそう
「名前あとで確認しますね~。」と言ってた小さな魚、Aさん覚えていますか?
えぐれた岩肌に隠れるようにいたあの2匹は、イチモンジハゼでした
ピンボケでしたが、なんとか判明しましたよかった~



波がなく穏やかな時にしか潜れない、洞窟ポイント『タテシマ』へ。
今日は潜れる海況だから、予定していた2本目の前に、寄り道してちょっとのぞいてみることに。

曇り空なのが残念でしたが、それでも横穴の中から外を眺めると、青い海が一層綺麗です。
何万匹ものマメアジが、巨大な塊になって動く様子に圧巻されました。

次回は寄り道ではなく、洞窟やその周りの地形をじっくり堪能したいと思います。



ラスト1本、『センダイグリ(ヘンダグリ)』へ。
根の上に、イシダイ成魚が群れています。

この1本の先頭は、現地のSさんにお任せ。
大きな根をぐるりと周って、キジハタやメバル群れ、キツネメバル、ハオコゼ、シロウミウシなど見ました。



ダイビング終了後、これまた食事がお楽しみなのです
今日の昼食は、粟島名物『わっぱ煮』
 焼いた石を投入した直後、グツグツ煮立っています
民宿『三吉』では、味噌加減を自分で調整出来るので嬉しい限り
捕れた魚によって、わっぱの中の魚も変わります。今日はメバルとウマヅラハギでした。
焼いてから入れる魚は程よく香ばしく、スープにもダシが出て、とっても美味しいくて全員完食



今年の粟島ツアーは、8月には日帰り、9月には宿泊を予定しております
3名以上でリクエストツアー開催です。


ところで・・・。
今回仙台放送の撮影の皆様もご一緒して、アリエルチームの陸の様子やダイビング風景を撮影していかれました。
その放送はいつかと言いますと・・・。
8月21日(土)13:00~13:30 情熱エンジン  ナビゲーターは渡辺徹さんです。
放送が近くなったら、またお知らせします


(KODAMA)

★★ 2010/7/10 粟島① ★★

2010-07-10 | 日本海
天気:曇り時々小雨
海況:波なし
水温:15~23℃
透明度:15~20m


ダイビング解禁2年目の粟島
今年の夏秋も行きます


今回は、今年第一弾『のんびり宿泊ツアー』です
おまけに、仙台放送の撮影までありました


地形豊かな西海岸のポイントは、ちょっと海況が悪くて残念ながらクローズ。
なので、本日は東海岸のポイントで潜ってきました。


1本目『バジマ』へ。

水深10~15mあたりは白っぽさのある海ですが、でも、さすが粟島は青い海!!
深場では、濁りもなくクリアな水!透明度20m以上ありました

いくつか点在する根をかすめるようにして移動すると、岩の近くでのんびりしているマハタ幼魚を発見
ダイバーが近付いてきたのに驚き、岩の隙間に隠れてしまいました。

ふと頭上を見上げると、ダイバーの泡につられてやってきたブリが1匹姿を現していました。
マダイも10匹程度の群れをつくっているのが見えます。

さらに深い方へ行くと、それまでの岩場地帯が切れて、一面砂地が広がっています。
その砂地には、何十匹といったコウイカの群れがあちこちにいました。

白地の砂の中にオレンジ色の生物を発見ホウズキホシエラガイでした

他、コブダイ若魚、メジナ群れ、チャガラ群れ、キヌバリ、スズメダイ群れなどなど…。



昼食後、癒しスポット『モザキ』へ。

ここはとにかく、どこまでも続くアマモ群生が素晴しい
さらに、よ~くみるともうじき花を咲かせる株がたくさんあるではありませんか
今から、白くて小さな花をたくさん咲かせるんですね
アマモは5~6月頃に花を咲かせると覚えてましたが・・・沖合いにある粟島だから、水温等の影響で少し時期が遅いのかもしれません。

・・・アマモ、石浜にも復活させたいなぁ~・・・いいなぁ・・・。

さて。そこに住む生物はというと。
アマモと同じ綺麗な緑色のツノモエビ。
アミメハギも同様に、体色を緑や黄緑に変化させて住みついています。
根元のほうをチェックすると、ハオコゼたちが隠れています。
砂の中には、タコノマクラがあちらこちらに。花模様が妙に可愛いかも…?

他、マダコ、コウイカ、キツネメバル、マアジ群れ、マダイなどなど・・・。



粟島に湧き出る温泉で体をほぐし、お楽しみの夕食タイム
新鮮な海の幸を美味しく料理してくれる、民宿『三吉』に感謝
特に私が気に入った品がコチラ
『鯛の酒蒸し』も『カワハギの肝和え』も絶品
 『酒盗』でお酒がすすむ


こうして、身も心もホカホカ満たされて、眠りにつくのでありました

(KODAMA)

★★ 2010/7/4 石浜 ★★

2010-07-04 | 宮城の海
天気:曇り
海況:波少し
水温:15~16℃
透明度:1~6m

OW講習2回目を開催しました。
昨日加茂で潜ったCさんと、前回石浜の水が綺麗だった時に1回目だったNさん。
残念ながら今日は水面が濁っていて・・・

それでも水深5mから下は、光がないから暗いけど、ひどく悪いワケではありませんでした

今日もスキル達成は問題なし
水中をたくさん楽しみました。

せっかくここで潜るんだから絶対見て欲しい魚といえばクチバシカジカ
今年生まれた幼魚も、上手に隠れていた成魚も、両方観察出来ました。

とあるオアシスには、エゾイソアイナメ(ドンコ)が・・・。
ドンコはこの場所がお気に入りなのか、なんだかいつもいるんですよね・・・。

ダイバーに反応してくれた、大きなフサギンポ。
愛嬌ある姿に、講習生も大喜びでした。

他、スナビクニンやダンゴウオの幼魚、砂地に隠れているマゴチやホタテ貝、アイナメ、オキタナゴ群れ、ジンドウイカ卵、ヒメイカ、アカエラミノウミウシなどなど…。


昼食では、今が旬の贅沢ランチ『殻つきウニ定食』を食べた人もいます
棘がまだ動く新鮮なウニ甘~く新鮮なウニを、たっぷりと堪能したのでした


Cさん、Nさん、オープン・ウォーター・ダイバー取得おめでとうございます
これから色んな海を楽しみましょうね

(KODAMA)