でーさんのきまぐれ日記

特にテーマはありませんが色々と書きたいと思います!

2010年8月 台湾旅行(その1)1日目

2011年07月09日 12時10分37秒 | 海外旅行
なかなかUP出来なかった台湾旅行です。

昨年8月25日(水)から8月29日(日)の4泊5日で行ってきました。今回はJALマイル消化のため、特典航空券で行きました。

1日目(8月25日)は関西国際空港から出発です。
JAL813便で台北まで搭乗しました。所要時間は2時間55分ですが20分程早着しました。




機内食です。


台北(桃園)に到着後はバスで高速鉄道桃園駅まで乗車しました。所要時間は20分で運賃は30元(80円位)です。


高速鉄道桃園駅です。


桃園13時57分発で台中まで高速鉄道(台湾版新幹線)に乗車しました。この日の最終目的地は高雄ですがそのまま乗車したら早く着くので高速鉄道は途中までの乗車となりました。
台中までの所要時間は約40分で450元(約1,500円)です。車両は700Tで日本の700系がベースとなっています。




台中で高速鉄道から台鉄(在来線)に乗り換えました。高速鉄道台中と台鉄新烏日は駅名が違いますが乗り換えする事ができます。


台鉄新烏日から彰化まで區間車(普通列車)に乗車しました。


彰化駅です。この駅近くには扇形庫がありますが時間の関係で行く事が出来ませんでした。


駅構内です。


彰化から高雄まで自強号(特急列車)に乗りました。高雄まで2時間程かかり運賃は430元(約1,160円)でした。車内は結構乗車していましたが高雄に近づくにつれてさらに乗車する人が増えました。




この日は高雄までです。宿泊は楽天トラベルで予約していた駅前のホテルです。


1日目の夜の食事は高雄六合夜市で食べました。海鮮粥やおやつ類などを食べましたが料金が安く500円位で済みました。またテーブルに人が多かったが屋台のおじさんが親切だったので座って食べる事が出来ました。



次に続きます。

一畑電車 デハニ50形体験運転開催

2011年07月07日 19時00分00秒 | イベント(鉄道関係)
2010年12月11日の記事で一畑電車のデハニ50形の体験運転を記事にしましたが公式HPで体験運転開催が発表されています。

開催は7月29日(金)から来年3月31日(土)までの金・土・日曜日の開催となっており先着順です。雲州平田駅構内に体験運転用の線路を新設した関係で運転距離が伸びたり色々なコースが出来たりとパワーアップして開催されます。前回の体験運転参加時にはリピーターについて割引など検討するという話も出ていましたが今回の開催では割引が明智鉄道の体験運転と同様に参加回数により特典があります。
詳しい事は一畑電車のHPを参考にして下さい。

一畑電車の体験運転はここから






2011年 アミューズ株主総会

2011年07月07日 01時17分06秒 | 
先週の6月26日(日)にアミューズの株主総会に行ってきました。
ここの株主になって2年目となるが昨年はエイベックスと被っており今年が初参加となりました。


午前にエイベックス・グループHDの株主総会に行った後、JRで会場の最寄駅である両国まで移動しました。JRで両国に着いた後、駅近くで昼食を摂り会場である両国国技館に行きました。会場には12時20分頃に到着したが受付が始まっておらず行列が出来ており並びました。受付が12時半から始まりましたが受付はすんなりと終わり総会会場は中央前方のほうに座ることが出来ました。

先程も書きましたがここの株主総会は初参加となりました。畠中社長は今後の戦略についての説明や質疑応答では丁寧に回答されており好印象であった。株主総会は穏やかであるのか質疑応答では質問者や議長(社長)の発言が終わった後、拍手があったが少々耳障りであった。

出席者は男女共に年齢層が幅広いがエイベックスに比べ年齢の比較的高い方も見かけました。イベントがあった関係で小さい子供も来ていたが総会中、騒がしかったので親は総会会場から出るとか配慮してほしかった。出席株主数は目測で2千人位は来ていると思われたが公式では1,520名となっていたので以外と少ないと思いました


イベントは株主総会後の16時より行なわれ事前に告知のあった「虎姫一座」のステージでした。イベントに先立ち会長に再就任された大里氏の前説があり質疑応答の回答や「虎姫一座」について説明がありました。大里氏は話が上手く話を聞いているとパワーのある方だと思いました。質疑応答で一部、大里氏復帰について懸念する意見も出ていましたが復帰にあたりいい意味で畠中社長とうまく会社を運営して欲しいものである。

「虎姫一座」のステージについて案内状でアクティブシニア層向けと書いてあったので楽しめるかと思っていたが昭和20年代を現代風にアレンジされており、意外と楽しめました。また、劇団の若い人達は歌って踊ってと頑張っていました。この劇団は本拠地の浅草以外では初めての公演であり大人数の公演も初めてとの事です。


開催日時:6月26日(日) 14時より
総会会場:両国国技館(東京都墨田区)
総会の内容:14時開始   開会
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  今後の成長戦略についての説明(畠中社長)
        14時35分   決議事項の説明
                  事前質問
        14時40分   質疑応答
        15時25分   採決、閉会、再任取締役紹介
                (イベント準備のため休憩)
        16時00分   イベント開始
        17時15分   イベント終了

質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:東日本大震災による節電について(事前質問)
A:オフィースは蛍光灯を間引きしたりエアコンの温度を上げている。電力の需給調整の契約はしていない。

Q:東日本大震災について(事前質問)
A:震災後対策委員会を設立した。義援金の受付をし日本赤十字社に送ったが受付は来年3月までする。救援物資はマスクやTシャツなどを送り宮城県のボランティアセンターの運営サポートをした。アーティストは「LET’S TRY AGAIN」を発売し収益の全額を義援金にする。当面、支援をしていく。

Q:株主総会後のイベントについて
A:今後の将来を背よっていくアーティストを知ってもらうためにしている。今後もイベントを開催していく。

Q:大里洋吉氏の取締役選任について
A:業界の動向、経済状況がわからない部分があるので広い視野や人脈のある大里氏に経営に入ってもらう。報酬については開示できない。

Q:配当、株価について
A:配当については継続安定的にする。自社株買いについて努力する。株価については市場が判断する事であるが会社としては株価が上るよう努力する。

Q:女性の経営陣を増やす事について(現状は女性の取締役が1人しかいない)
A:グループ全体では女性は半分いる。女性の意見も反映しなければならないと思っている。2年前からも社内で議論は出ているが実施できていないのは事実である。今後も考えていきたい。

Q:MBOについて
A:上場している事に対し社員は自信をもっている。MBOについて取締役会に話は出ていない。現状ではMBOを考えていないので心配する必要はない。

Q:チケットや初回限定CDの値上げについて(オークションで高値で取引されている事に絡み)
A:チケットの売買は違法であると考えている。ペーパーレスを考えており今年度、試験的にする可能性がある。オークションは否定できないが排除する努力はしていかなければならない。

Q:女性の感性を生かして欲しい(男女共同参画社会に絡み)
A:女性の立場について取締役1名、部長3名、室長9名であり部長や室長が仕事の判断をする。女性の感性について、意見が反映されていないとは考えておらず例えばグッズ販売については女性スタッフの意見・アイデアが生かされている。

Q:シンジケートローン20億円について
A:3年来の金融不安のためシンジケートローン20億円を設定した。借入金は昨年に全額返済した。資金需要について随時検討する。

Q:メディアビジュアル事業について
A:前期は営業損失であったが今期はアミューズソフトエンタテインメントの財務体質が改善できた。龍馬伝などのパッケージ収入を計上することができた。コストの高い作品もある利益率は低いが今後、利益率を上げられる様にしていく。

Q:アーティストマネージメント事業について(アーティストの発掘など)
A:アーティストは順調に育っている。以前、スクールは何箇所かあったが今はライブハウス位であり大きなシステムや資金の投下はしていない。



株主総会後は都営地下鉄で押上に行き東京スカイツリーを見に行きました。ただし天候が悪かったため上のほうは見えませんでした。スカイツリーを見に行った後は東京メトロで錦糸町を経由し総武線で東京駅まで出て東京19時03分発の「ひかり485号」で京都まで帰りました。


3月期決算の株主総会はこれで終わりです。

2011年 エイベックス・グループHD株主総会

2011年07月04日 23時49分57秒 | 
先週の6月26日(日)にエイベックス・グループHDの株主総会に行ってきました。
去年の段階で株主限定ライブが中止のプレスリリースが出ていたので当初は行く気はなかったのですが、アミューズの株主総会と時間が被らなかったので行ってきました。会場はここ数年間行なわれていた「さいたまスーパーアリーナー」から「東京国際フォーラム ホールA」に変更となり開会時間も早くなりました。

この日は宿泊地の大井町から総会会場最寄り駅の有楽町まで行きました。総会会場の東京国際フォーラムに到着したのは開会40分前でしたが限定ライブがないため行列もなくすんなりと入れました。総会会場の座席のほうも中央のやや前方に座ることができました。出席者は見た感じ2~3000人位はいたかと思いますが昨年に比べたらライブがない関係で相当出席者が減っていました。株主も前年比1万人ほど減っていたのでライブ中止により株式を売ったと思われます。

出席の株主層ですが男女問わず年齢層は幅広いがライブがないため子供は見ませんでした。質疑応答について震災関係や事業関係など出ていたが今年も「alanのファンクラブを作れ!」というのもありました。
ここの株主総会はホリプロと同様、会場は耐震性がある事や地震発生時の事がアナンスされており、議長が大震災発生時についての対応を言っていました。






開催日時:6月26日(日) 午前10時より
総会会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区)
総会の内容:10時開始   開会、議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  決議事項の説明
        10時25分頃 事前質問の回答
        10時35分頃 質疑応答
        11時15分頃 議案採決
        11時20分頃 閉会


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:節電対策について(事前質問)
A:東北電力、東京電力管内でのコンサートについて電源車のよる自家発電をしている。売店は利便性を配慮しつつ節電をしている。本社はエレベーターの一部間引き運転、空調を上げたりしており前年比30%減少している。

Q:東日本大震災の支援について(事前質問)
A:義援金1億円を寄付した。短期的でなく中長期的に支援していく。

Q:ライブ中止及び株主還元策について(事前質問)
A:昨年9月のプレスリリースの通り出席株主が年々増加しており会場の確保が困難となっている。入退場に時間もかかったりコストが増加しており、議決権公使書がオークションで売買さてており株主総会開催に支障をきたしている。配当について業績連動型にし30%以上の配当性向としている。

Q:有利子負債について
A:前期比57億円のマイナスとなった。有利子負債とキャッシュのバランスをはかり200億円の水準までにする。

Q:自己株式300万株について
A:ストックオプションに使用したり今後の資本政策に活用する。消却は今のところしない。現段階では第三者割り当てはしない。

Q:ストックオプションの新株発行について
A:全て自己株式を使用する。新株発行の予定はない。

Q:アーティストのツイッター利用について
A:厳密な取り決めはない。ただし本人の希望である場合はマネージャーを通す。写真をツイッターに載せないようにしファンクラブとの差別化を留意している。

Q:週刊誌に松浦社長と暴力団の関係が書いてあるがどうなのか?
A:係争中でありこの場では発表できない。雑誌社に対して発売日に抗議文を出した。記事自体、捏造されており名誉毀損で裁判を検討している。

Q:高齢者向けの「a-nation」をして欲しい
A:この様な発想はなかった。アーティストのスケジュールが難しい。規模の大小はa-nation並みには難しいが検討する。

Q:当期以降の大幅な売上増について
A:音楽事業が伸びている。昨年はヒット作がなかったが今期は主力アーティスト、新人、中堅と商品ラインアップが豊富である。売上についてアルバムの発売は下期に多いため下期に偏っている。

Q:個人情報の流出の対応について
A:2重3重のセキュリティのある情報センターを使用している。メールを使用する場合は専用のシステムを使用している。外部から第3者によるシステム診断を行いその都度対応している。

Q:株主限定ライブの今後の開催について
A:将来的に絶対はないが現段階では開催はない。状況の変化があればライブ再開の可能性はある。a-nationの優待はあるので当社アーティストを見る機会はある。

Q:違法配信についての取組み
A:違法配信について業界で大きな問題となっている。違法市場について合法市場を上回っている。違法なものについてファイルの削除要請や警察に対応してもらっており、レコード協会など団体同士で解決するよう日々話し合っている。YouTubeやニコニコ動画の公式サイトを用意しており違法があれば削除している。



2011年 ホリプロ株主総会

2011年07月03日 23時19分53秒 | 
先週の6月25日(土)にホリプロの株主総会に行きました。








前日の24日(金)に京都駅からJRバス「ドリーム号」に乗り翌朝の7時過ぎに東京駅に到着しました。総会開始時間まで時間があるので暇つぶし東急世田谷線に乗車して総会会場には12時過ぎに到着しました。丁度、受付が始まったところであり座席は前方中央に座ることができました。
会場は節電している事もありうちわの配布があったり、受付時に貰った紙には地震発生時の避難方法が書いてありました。また地震発生時の事がアナンスされており、大震災の影響について関西との違いを実感しました。
(阪急阪神HDやJR西日本では地震発生時の事は全く出ていません)

株主総会のほうですが事業報告はここもスクリーンを使用しています。事業報告の映像についてここ数年は新人タレントを使っていましたが今年は新山千春と澤山璃奈、安田聖愛の3人を使い女子話という形で行なわれました。
質疑応答について比較的丁寧に回答しており担当役員の不足部分については堀社長がフォロしていました。質問の内容は業績や事業、所属タレントの件が出ていたが一部役員の持ち株について出た時は笑いも出ました。
総会後のイベントは例年通り新人の2名の紹介でした。撮影禁止ではなかったので私も含め周囲は皆、撮影してました。(前方のほうなので余計に多いです)



開催日時:6月25日(土) 午後1時より
総会会場:昭和女子大学 人見記念講堂(東京都世田谷区)
総会の内容:13時開始   開会
                  議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
        13時25分   決議事項の説明
        13時35分   質疑応答
        14時25分   議案採決
        14時30分   閉会、新任取締役紹介、イベント開始
        14時50分   イベント終了

質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:東日本大震災の対応について(事前質問)
A:3月17日に「あの鐘を鳴らすのはあなた基金」を設立した。当社は5,000万円を日本赤十字社に寄付した。また株主優待をとりやめ予算の750万円を義援金とした。今後も復興に取り組んでいく。

Q:株価について(株価が低迷している)
A:東日本大震災などによる市場が低迷している。基本的に本業を頑張っていき市場の期待に応えられる様にする。

Q:東日本大震災の影響による今期の見通し
A:売上は209億円から195億円となる。営業利益は22億円から14億円になる。公演回数の減少、番組やCMの減少によるものであり小売事業は減収減益となる。

Q:東日本大震災による節電対策について
A:簡単な事から節電をスタートした。エレベーターの自粛やクールビズ、エアコンの温度を上げたりしたがスタートしたばかりなので数字の影響は分からない。天王洲の銀河劇場ではお客様に不快を与えない程度に節電をしている。

Q:今後の事業展開について
A:国内だけでは難しい。K-POPなど海外からのアーティストが日本に進出している。May'nについてアニメの祭典Japan Expoの出演やアジア公演を行なった。シンガポール3名、マレーシア1名の歌手をデビューさせるなどして海外発でアジアを攻めていく。テレビや舞台以外に当社タレントを見られるようYouTubeやニコニコ動画を活用する。日本から世界、世界から日本と事業を展開していく。

Q:ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリ受賞者の活躍が目に見えない
A:かつてはグランプリ受賞後すぐにデビューさせていたが、今はじっくりと育てている。綾瀬はるかはそれなりの時間をかけて育ててきた。無理やりブームを作り短期で活躍させ使い捨てはしない。一つのタレント事務所に40年,50年と長く居てもらえるようにし、年齢に応じて活躍できるタレントを育成していく。

Q:武田真治について
A:初代身毒丸を務めた。音楽、舞台、映画、バラエティと活躍しており周りの評価も高い。今後もオールマイティーに活躍させるし本人もそのつもりである。

Q:第1号議案の配当について
A:利益は単体が大部分を占めているので配当性向は単体の40%にしている。配当方針について引き続き検討をしていく。

Q:一部役員の持ち株が少ない
A:基本的に取締役の能力と持ち株は比例していない。個人の資産形成に関わる。教育費やローンなどそれぞれの取締役の個々の事情による。



※新人タレント紹介
総会終了後の14時30分~14時50分

・司会 町 亞聖(まち あせい)
 スポーツ文化事業部所属。日本テレビからフリーに転身したばかりである。

①矢野 聖人(やの まさと)
 2010年、ホリプロ50周年事業「身毒丸オーディション」でグランプリ受賞。阿部寛が好きだそうで10月公開の映画の撮影では阿部寛を殴るシーンがあり苦労したとの事です。今後はCMに出たり主演をしたいとの事です。

②安田 聖愛(やすだ せいあ)
 2010年の第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。深田恭子に憧れているとの事。抱負はどんな役もこなす様にしたい。2012年公開の映画に出演しており撮影を終えたとの事です。



2011年 JR西日本株主総会

2011年07月01日 23時26分37秒 | 
先週の23日(木)、西日本旅客鉄道(JR西日本)の株主総会に行ってきました。例年通り阪急電車で梅田まで出て、隣接するJR大阪から大阪環状線に乗り会場最寄駅の福島で下車しました。改札を出ると案内を持った社員がいました。案内通り歩き、駅から約10分位で会場に到着しました。会場入口付近は報道陣が多数おり、例年通り市民団体がビラ配りをしていました。会場に到着したのは30分前という事もあり前方の中央の席を確保できました。出席株主数はざっと見た限り1000人は超えていたかと思います。



開催日時:6月23日(木) 午前10時より
総会会場:リーガロイヤルホテル(大阪・中之島)
総会の内容:10時開始   福知山線脱線事故のお詫び(佐々木社長)、黙祷
        10時05分頃 開会、議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(ナレーション)
                  決議事項の説明(株主提案含む)
        10時30分頃 事前質問の回答
        10時40分頃 質疑応答
        13時15分   議案採決
                  閉会

ここの株主総会は過去何回か出席しており最近は3年続けて出席しています。質疑応答について福知山線事故の関係が思ってたより少ないように思われたが多数質問者がいる中、3年続けて車イスの人を指名していたから議長は事故と関係なさそうな無難そうな人を選んでたような気もする。質疑内容ですが当然の事ながら福知山線の事故に関係し安全面が中心で鉄道事業や節電対策、決議事項について出ていました。
毎年の事ながら回答は歯切れが良くなく何か隠しているようにも思われた。また、社員による防護無線の予備電源のヒューズ抜取り問題や社員の自社線内での痴漢行為などにより経営陣の責任について出ていたがまともな回答がなかった。
質疑応答で福知山線事故の遺族の方も出てきたが、質疑応答を聞いている限りでは会社と被害者との溝は深く、和解までまだまだ時間がかかるのではないかと思った。


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:大阪駅は中間駅であり着席できない。大阪始発の列車を新設してほしい。
A:ダイヤは利用状況、対抗線区などを考慮している。提案は参考にする。

Q:阪和線の普通列車が減便になり不便になった。また、くろしお号がよく揺れて歩くのに苦労する。
A:阪和線は快速利用が多いため快速列車を増発した。普通列車について今後の利用状況により判断していく。くろしお号については新型車両に置き換える。

Q:地方交通線の取扱いについて
A:利用の少ない路線はバスなどに転換しているが今のところ対象線区はない。今後について自治体と協議する。

Q:JR東日本は自前の発電所を持っているが当社はどうなのか?
A:当社では自社の発電所はない。使っている電力を節約したり省エネの車両をしていく。今後も自社の発電は導入予定はない。

Q:連結部分の照明について
A:1月に舞子駅で事故が起こった。8両編成と4両編成の連結部分が車掌から見難い事もあった。また、お客様にも注意してもらいそれなりの効果はある。

Q:昨年10月、事故現場カーブのATS作動・非常停止問題隠しについて
A:当該カーブにATSを設置しているがヒューマンエラーがあり停止した。エラーを社員から報告してもらう様にしている。遺族から指摘があり開示をした。

Q:防護無線の予備電源ヒューズ抜き取り問題について
A:初期の段階で警察に捜査を依頼した。再発防止として乗務員同士の連携をとったりチーム制を試みる。また保安装置に手を付けられないように対策をとっている。

Q:第2号議案の1単元100株にする件について
A:証券取引所で100株にする動きがある。売買単位がわかりにくいという事もあり証券取引所から要請があった。

Q:節電対策について(事前質問及び質疑応答で2名)
A:できる限り協力をしていく。お客さまの安全性、利便性を考慮し一部の駅で始めている。今後、関電から要請があれば検討する。

Q:山陽新幹線の運賃、料金について営業距離と実距離が違うため取り過ぎているのではないのか?
A:在来線と一体の施設として運用している。民営化の際、国鉄から継承しており運賃、料金は認可している。現時点では現状のままにする。

Q:ワンマン列車のICOCAの車載機導入について
A:費用対効果で対応していく。ICカードについて相互に利用促進をはかり利便性を高める。

Q:気動車の安全対策について(JR北海道の火災事故について)
A:JR北海道の件について詳しい事はわからないが、さまざまな要因により事故が起こったと思われる。車両の不具合は当社全車両について原因と思われる部位を点検した。一部、不具合があったが不具合部分について対策をとっている。HP掲載について節目に掲載するかは検討する。

Q:緊急列車停止装置(EB)のスピーカーに紙をはさみ音量を絞った件について
A:この様な行為自体許されないが音が完全に聞こえない様にはしていない。EB装置は音がなくても働いている。社員からの申告によりこのような事象が出てきた。装置に手を加えることは問題である。

Q:福知山線事故の裁判について
A:裁判自体は山崎前社長のものである。事故を起こした当事者として裁判所には協力していく。証言について個人の判断によるものであり会社は関与していない。

Q:可部線一部区間の復活について
A:まだ決まっていない。沿線の開発は進んでいるが費用対効果の面で検討している。

Q:福知山線事故の遺族の対策について
A:被害者には真摯に向き合っている。遺族の状況について努力をしている。(賠償の)進捗具合は開示できないが賠償の問題は進んでいる。賠償は法的の枠組みで水準を上まわっている。生活上の問題、心のケアー、奨学金など個別の事情を伺い対応をしている。これからも十分な努力をしていく。

Q:株価低迷について
A:株価は市場が決めるものである。株価についてコメントする立場ではない。今の状況から抜けだして企業価値を高めていく。