でーさんのきまぐれ日記

特にテーマはありませんが色々と書きたいと思います!

2013年 阪急阪神HD株主総会

2013年06月20日 22時00分00秒 | 
先週14日(金)に阪急阪神HDの株主総会に行ってきました。


株主総会当日は自宅最寄駅から阪急電車に乗り会場最寄駅である梅田まで乗車しました。茶屋町口を出ると株主総会の案内を持った職員がいており高架沿いを少し歩くと総会会場の受付であるホテル阪急インターナショナルに着いた。

例年の如く、ホテル阪急インターナショナル入口前で受付を済ませ会場である梅田芸術劇場に到着したのは25分前であったが劇場2階は満席であるのか3階に誘導され3階中央前列に座ることが出来ました。遅くなると第二会場のシアター・ドラマシティに案内されます。
出席株主をざっと見てみると男女共に高齢者が多く、たまにサラリーマンがいる感じで第二会場にも株主がいたので3000人以上は出席していたと思われます。

質疑応答ですが阪急電鉄・阪神電気鉄道の沿線の株主が多い性格上、阪急や阪神の鉄道事業が主で毎年の恒例となっている阪神タイガースは今年は成績が好調なのでファンサービスや球場内の喫煙所、ジェット風船の件位でそれ以外の事は出てきませんでした。回答について担当役員はいまいちの回答もあったが角社長のフォローもあったり、また角社長自身の考えも発言しており社長の話を聞いていても面白かった。


開催日時:6月14日(金) 午前10時より
総会会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪市北区)
総会の内容:10時開始   開会、挨拶
                  監査役会報告
        10時05分  事業報告(スクリーン)
        10時25分頃 決議事項説明 
        10時30分頃 事前質問回答
                 質疑応答
        12時35分頃 議案採決
                  閉会
                  新取締役紹介

質疑応答の内容
※一部割愛や表現の違い、聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください

Q:コスト削減のため株主優待と株主総会決議の発送を一緒にできないのか
A:株主優待はパスの発送時期が5月・11月と決まっている。配当金は株主が重要視しているため一緒に送付する事は無理である。

Q:電力料金が値上げになったが自家発電はできないのか
A:自家発電するためには広大な土地が必要である。また資材購入のノウハウがない。電気の使用は朝ラッシュ時がピークであるので電気を買うほうが効率的である。正雀車庫では太陽光発電の引き合いはあった。

Q:株価について
A:株価についてマーケットが切れる事である。中期経営計画を実行していく。財務体質はバブル期の影響もあり民鉄5位であるが有利子負債を小さくしていく。

Q:電力料金値上げについて
A:値上げは営業利益の下がる要因となる。(列車の)地上走行の場合、売上の5%が電力料金である。値上げ分は吸収できると思う。

Q:阪急西院駅にエスカレータやエレベータは設置できないのか?
A:当社は認識している。京都市では優先度の高い駅としており京都市と連携していく。

Q:阪急塚口駅の高架化、開発について
A:高架化の計画はない。兵庫県、尼崎市より話もない。協議があれば対応をする。

Q:阪急交通社のツアー客置き去りについて
A:係争中の案件でコメントは控えるが報道の内容と事実と違う部分がある。英国ヒースロー空港はチェックが厳しく2時間みていた。品質管理、添乗員の教育をしていく。

Q:阪神尼崎駅の接続について。関連して特急について
A:難波から三宮の乗換えだと思うがダイヤは頭(近鉄)とケツ(山陽)を押さえられておりダイヤの変更は難しい。3社でダイヤ調整が必要となるが接続できない列車もある。次回のダイヤ改正で検討をしていく。
特急について山陽は(1時間に)4本のため2本は須磨浦公園で折り返しをさせている。

Q:阪急西宮北口駅で普通車の特急待ちが長い。西宮北口駅の2階コンコースに発車時刻の案内を設置できないのか?
A:ダイヤは三宮駅で普通車の折り返し、支線との接続もあり改善は難しい。発車時刻の案内についてシステム更新の暁には改札口に設置を検討している。

Q:車両の調達について(阪急電鉄)
A:制御機器は2社、車両はアルナから調達していたが鉄道線向けの車両製造から撤退したため日立から調達している。車両のベースはA-trainで強度は強く軽い。価格もアルナの時より安くなった。

Q:阪急バスの伊丹地区に系統番号を表示して欲しい
A:広範囲で営業しており番号表示をしているところもある。伊丹地域は番号表示をしていないが今後の課題とする。

Q:阪急バスの超勤是正勧告について
A:休業者など突発的な事があり労働時間がオーバーした。勤務の平準化、事務の外注化、運転手の募集を求人誌に載せる。

Q:阪神の車両をJRとの対抗上、クロスシートに出来ないのか?
A:一時、8000系をリューアルした時にクロスシートにしたがラッシュ時に混雑し苦情もあった。また甲子園輸送時に扉付近に固まるため混雑する。

Q:宝塚ガーデンフィールズの閉鎖後の開発について
A:地元の地権者がおり地代収入があるようにしていく。宝塚市と開発について協議中である。

Q:取締役候補者の関西電力森会長について
A:公益的事業のトップとして取締役会で意見をもらっている。


2012年 アミューズ株主総会

2012年07月10日 23時42分18秒 | 
6月24日(日)にアミューズの株主総会に行ってきました。
エイベックスは昨年から株主限定ライブがなくなり、ホリプロはMBOにより強制的に株式売却となった(上場廃止)ため芸能関係銘柄の株主総会後のイベント付きはここアミューズのみとなりました。



昨年と同様、今年も午前中はエイベックス・グループHDの株主総会に行きエイベックスの総会終了後はJRで両国まで行きました。昼食を食べた後、会場には12時05分位に到着し並びました。前には既に100名位は並んでいたかと思いますが受付開始時刻(12時30分)より5分早い12時25分から受付が開始されました。受付までは5分位かかりましたが総会会場は昨年と同様中央の前方に座ることができました。

14時に株主総会が始まり監査報告やスクリーンによる事業報告や計算書類の報告がありました。その後、事業報告の補足として畠中社長が補足説明として業界の現状や海外展開、今後の会社の対応を話していました。社長は株主に対し判りやすく丁寧に説明しており好感がもてた。

質疑応答は事業報告の補足説明と同様、丁寧に回答しており好感がもてた。ここの総会は質問者の発言後や議長の回答後に何故か拍手がある。他の会社では不祥事があった会社に株主が苦言を言って拍手があるがここのでは拍手の意味がいまいち理解できないが前々日に行ったJR東日本とは正反対で平和であるという事でしょう。

株主総会後のイベントは「白A」と「福田彩乃」によるステージがありました。座席は受付時にチケットを渡され、アリーナー前方中央(前から6列目)という事でいい座席に座ることができました。
白Aは音楽と映像を使ったパフォーマンスで今まで見たことのないステージでした。福田彩乃は会場後方から滝川クリステルに扮して登場し壇上に行くまで株主にインタビューをして株主を弄っていました。壇上ではニュース番組風にパフォーマンスが行われスクリーンに吉高由里子や綾瀬はるか、YOUの物まねが映し出されました。その後「マツケンサンバ」に乗せ長澤まさみや竹内結子、ローラー、ハワイの猿、ニワトリの物まねがあり爆笑してしまいました。物まねのレパートリーである吉高由里子も同じ会社なのでサプライズがあるかな?と少し期待していたが流石にありませんでした。

「白A」と「福田彩乃」のパフォーマンスが終わった後、山本舞衣子(元日テレ・フリーアナウンサー)が司会となり2人にインタビューしていました。白Aと福田彩乃は2009年の株主総会イベントのオーディションで入賞後、一緒に遊園地で営業で回ったとの事でした。白Aは8月より海外ツアー、その後は地元仙台で凱旋ツアーを行うとの事でした。福田彩乃は抱負として勤めていたトヨタのCMに出ることと言ってました。新作のネタとして香里奈の物マネを披露したが微妙でした。


開催日時:6月24日(日) 14時より
総会会場:両国国技館(東京都墨田区)
総会の内容:14時開始   開会
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  今後の成長戦略についての説明(畠中社長)
        14時35分   決議事項の説明
                  事前質問
        14時40分   質疑応答
        15時20分   採決、閉会、取締役紹介
                (イベント準備のため休憩)
        15時50分   イベント開始
        16時50分   イベント終了


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:暴力団との付き合い、生活保護について
A:コンプライアンスを高いハードルにしている。暴力団との付き合いについて契約の際、その条項を追加している。現在、当社では反社会勢力と関係はない。生活保護について、プライバシーの関係もあるが口頭で問い合わせをしている。

Q:MBOについて
A:当社は上場している事により大きな仕事を貰っている。現状ではMBOは考えていない。

Q:IRが下手である。3度目の上方修正の開示を逃している。
A:修正幅が東証の基準に達していない。IRに関して意見として聞く。

Q:株価について
A:株価は市場が判断すべきことである。経営者として株主資本を向上させる、今後、対処する課題、事業計画を進める事により株価を上げる様、努力していく。

Q:海外展開していく上で著作権や肖像権についてどうするのか?
A:Tシャツなどのグッズは海外で製作しているので模倣するのは簡単である。そのため物プラスαの付加価値をつける。チャレンジしつつ危険を回避していく。

Q:福山雅治のファンクラブ向けイベントのキャパは大丈夫なのか?
A:キャパは9万人でほぼ皆が入れるのではないかと思うが会員数が増えているので外れる人もいると思う。1回当選したら次回は当選しない様にするので必ずライブを見てもらえる機会があると思う。東京ドームでするとなると日程的なものもある。なるべく改善していく。

Q:ホールディングス化する可能性はあるのか?
A:ホールディングス化を検討したことはあるが現段階ではプラスになるとは考えていない。今後、検討することもあるが現段階ではホールディングス化はない。

Q:サマンサタバサの社長が個人的な不祥事を起こして株価が大きく下がっている。ライブビューイングジャパンにエイベックスエイベックスが出資しているが大丈夫か?
A:エイベックスは魅力的な会社であり新たな事業に入ってもらったほうが良いと判断した。経営に影響を及ぼすことはないと思う。

Q:株主優待でチケットの優先販売はできないのか?
A:何度か株主総会で質問があった。新たな顧客を獲得する事により株主には配当などで還元する。意見として賜るがより多くの方々にファンを獲得していく。

Q:前方の席ではオークションで高値がついている。座席を細分化できないのか?
A:アジアでは座席の価格差が10倍ほどになっている。福山雅治のコンサートではステージ後ろにもSB席をつくっており高い値段設定となっている。席の格差付けは考えていく。


2012年 エイベックス・グループHD株主総会

2012年07月08日 23時52分32秒 | 
6月24日(日)にエイベックス・グループ・ホールディングスの株主総会に行きました。

22日(金)から東京に滞在していたため株主総会当日は宿泊場所である浅草橋から秋葉原経由で総会会場の最寄り駅である有楽町まで行きました。総会会場である東京国際フォーラムに到着したのは開会35分前でしたが今年も限定ライブがないため受付は行列もなくすんなりと入れました。会場のほうはキャパもそれなりにあるが混雑していなくて大体1000人~2000人位出席していたかと思います。座席のほうは中央のやや前方に座ることができました。
昨年から株主限定ライブがなくなったため子供はあまり見かけず、男性が多く年齢層はライブがあった時よりも年齢は上っていると思います。ライブがなくなったため普通の株主総会でした。





開催日時:6月24日(日) 午前10時より
総会会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区)
総会の内容:10時開始   開会、議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  決議事項の説明
        10時20分頃 事前質問の回答
        10時25分頃 質疑応答
        11時25分頃 議案採決
        11時28分頃 閉会


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:株主限定ライブを新人紹介の場にできないのか?(事前質問)
A:取りやめ理由として議決権行使書がネット売買されていた。入場に時間を要した。株主が年々増加し会場確保が困難となりコストも増加した。実施内容を変更しても同様であると思われる。貴重な意見として賜る。


Q:配当金について配当性向30%以上であるが決算短信では24.4%となっている。
A:配当性向30%以上としている。予想に沿った形では24.4%となる。予想の進捗状況によっては中間で検討しなければならない。

Q:週刊誌では所属タレント(沢尻エリカ)や社長の記事が載っているが本当なのか?
A:沢尻エリカについては事実無根である。法令順守している。社長自身の報道は事実無根であり今後もこのような事があれば法的処置を考える。

Q:(車椅子障がい者)「a-nation」で付き添い1名入れるが入れないと言われた
A:付き添い1名は入場可能である。教育を徹底させる。お詫びをする。

Q:1年内返済予定の長期借入金127億あるが大丈夫か?
A:ポジティブにしており借入金は減っている。財務内容は健全である。

Q:海外事業は?
A:中国、香港、台湾に子会社がある。該当地域はマーケットの変化が激しい。今後、ライブ事業をやっていく。中国の子会社は北京から上海に移し柱に育てていく。

Q:DVDやCDにクーポンをつけてライブ客を誘致できないのか?
A:以前やったことあるが上手いこといかなかった。貴重な意見として賜る。

Q:クラブが風営法で摘発されているが当社の考えは?
A:法令、社会通念に照らしあわせ検討していく。当社は特段の意見はない。

Q:動画サイトの違法投稿について
A:ビジネスに影響を与えている。違法の場合はその都度削除要請をしている。中には使用料をもらっているものもあり、合法でビジネスになる様努力をしていく。

Q:株主限定ライブについて
A:ライブ取りやめは大きな決断であった。議決権行使書売買の対応策がなかった。対応策は今後も検討するが今のところ復活はない。

Q:新人アーティスト発掘について
A:新人発掘は子会社数社でしていたのを1年半前より一元的に運営しており新人情報を共有している。今後に期待をして欲しい。

Q:BeeTVについてドコモ以外で見られない
A:ドコモの宣伝活動により育っていった。ドコモの理解があればアプリなどにより多くの人に見てもらえるようにする。

Q:MBOについて
A:上場により財務面でメリットがあり、また上場により透明性が高められる。MBOは考えていない。

Q:生活保護者はいないのか?
A:アーティストと契約を結ぶ際、深い内容となっており当社ではこの様な事がないようにしている。社員教育、アーティスト教育の中でこの様なことはない。

Q:経営者育成について
A:子会社社長は兼務を外し若手を育てる。序々に若手に譲る。

Q:ストックオプションについて
A:企業価値向上を目指している。発行株式の5%未満としており希薄化のリスクを軽減している。

Q:JYJの活動を再開してほしい
A:韓国の所属事務所の社長が告訴されておりコンプライアンス上の問題あり。


2012年 JR東日本株主総会

2012年07月06日 00時37分17秒 | 
6月22日(金)に東日本旅客鉄道(JR東日本)の株主総会に行ってきました。JR東日本は10年位株式を持っていますが株主総会は初めての出席となりました。



前日の21日(木)に京都駅からJRバス「ドリーム号」に乗り翌朝の7時過ぎに東京駅に到着しました。東京駅で朝食と休憩後、中央線で会場最寄り駅の四ツ谷まで行きました。四ツ谷駅前では国労関係者が騒がしかったが駅から徒歩約10分程で会場であるホテルニューオータニに到着しました。ホテルニューオータニは2年前のアサヒビール(現アサヒグループホールディングス)の株主総会以来です。

9時15分位に会場に到着しましたがホテル入口から職員や警備員が多くいました。受付後は会場に入りましたが結構空席があり中央よりやや前方位の席に座りました。前の数列は社員株主が占めており座席の配置からして議長の前には行けない様になっており前方には警備員が立っていました。
会場の収容人数は2000人位は入れると思いますが空席が目立っていましたのでおそらく1000人位出席していたかと思います。




10時に株主総会が開会し、社長の挨拶が終わってから議事進行の説明が入るが特殊株主(総会屋)と思われる株主から議事進行について動議が出るがそのまま進んだため(採決があったかも知れない)にヤジが飛ぶし会場整理の職員と特殊株主が取っ組み合いをしている。会社側はヤジや取っ組み合いを無視し淡々と監査報告・営業報告・事前質問に対する回答をしていたがヤジのせいで全然聞こえないし、会社側と特殊株主の動きを見ていると傍から見て異常な光景である。尼崎で大きい事故を起したJR西日本の株主総会でさえここまで酷くなかったのでここの総会の運営は異常である。(JR西日本の場合は遺族側が会社側にもっと言ってもいい位である)

監査報告・営業報告・事前質問が終わり会社側の議案に対する審議があったが質疑応答の内容によっては再び特殊株主がヤジを飛ばしたり会場整理の職員と取っ組み合いをして異常であった。運営方法は異常であるが会社側の回答は不祥事や役員絡み以外の質問ではおおむね丁寧に答えている感じがあり同じJRグループであるJR西日本よりはまともな回答をしていた。

会社提案の議案・採決が終わった後、株主提案の審議に入ったが 株主が議案の説明(議長は発言時間3分程度を設定)⇒ 議長があと1分程度と言う ⇒ 議長が時間切れのため打ち切る(時間内で収まる場合もあり)⇒ 社員株主が議長に賛成し拍手をする ⇒ 特殊株主が怒りヤジを飛ばしたり取っ組み会いをする というループが続き聞いていてもアホらしくなってきたし、この後も予定があったので12時50分位に会場を出ました。おそらくこの調子だったので30分~40分位は続いていたかと思います。

ここまで酷い株主総会は見たことがなかったので衝撃的であったがある意味社会勉強にはなったかな?と思います。昔の株主総会やJALが上場していた時の株主総会も会社VS総会屋の構図でこんな感じだったのかな?国鉄が民営化して25年になるが企業体質は国鉄のままですね。


開催日時:6月22日(金) 午前10時より
総会会場:ホテルニューオオタニ ザ・メイン(東京都千代田区)
総会の内容:10時開始   社長挨拶(冨田社長)
        10時05分頃  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(口頭)
        10時10分頃 事前質問の回答
        10時30分頃 会社提案の議案審議(質疑応答)
                  議長解任の動議が出るが否決される
         11時45分頃 会社提案の議案採決
                  株主提案(7号議案~11号議案)審議
         11時55分頃 株主提案(7号議案~11号議案)議案採決
         12時00分頃 株主提案(12号議案~20号議案)審議

       ※12時50分位に退出したので閉会時間はわかりません。



質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:東日本大震災の被災地復興についての取組みはあるのか?
A:東北地方は甚大な被害があり雇用を作る事が必要だと考えている。当社では昨年4月の復旧後に(JR)6社共同キャンペーンを行い青森のキャンペーンは好調で成功した。(昨年)秋からは当社独自のキャンペーンを行った。今年春は岩手中心のキャンペーンを行い引き続きキャンペーンを行っていく。来年は宮城と秋田で行っていく。

Q:訪日観光の取組みについて
A:原発事故により海外の客が減ったが今年はほぼ例年通りに戻るが九州や関西のみで東北は減っている。旅行博やサイトで安全である事を海外にアピールする。また割引切符を発売する。

Q:東京駅駅舎(赤レンガ)の復原について工事期間と内容、スケジュール、利用方法を教えて欲しい。また5000億円で空中権を売却したが売却により駅開発はできないのではないか。
A:工事期間は2007年5月から5年間行う。工事内容は3階部分のドームを復原し耐震工事もする。利用方法はホテルやギャラリーに利用する。スケジュールは外観は完成し駅機能は使用している。ホテルやギャラリーは10月にグランドオープンする。
駅開発について、上空を開発することは考えていない。

Q:2017年度までに運輸業以外の営業収益を全営業収益の40%にすると言っているが伸びからして無理ではないのか?
A:少子高齢化の中、40%には相当な努力がいる。方策として①駅のポテンシャルを広げる ②お客様のニーズを汲み上げ魅力的な商業施設を作る ③既存の売場について店舗を入れ換えたり大規模改装を行う。以上の方策より2017年度までに40%を達成させたい。

Q:海外の事業展開について
A:①コンサルティングで事業を展開していく。先般、ベトナムでメンテナンス・オペレーションの案件を引き継いだ。②車両や機械を提供する。総合車両製作所(旧東急車輛)、当社のメンテナンス部門で技術を伝えていく。

Q:役員賞与・報酬は多いのではないか?
A:株主総会で提案し諮っている。また役員の定員を削減している。金額は適切である。

Q:設備投資について
A:渋谷駅については今年度、東急東横線の地下化に伴い当社の駅も改良する。当社、東急、東京メトロの共同開発のビルを建てる。周辺開発は2010年度に開始している。
横浜駅西口は当社と東急との共同で駅ビルを建て替える。スケジュールは検討中である。

Q:大規模開発の収益性について
A:全ての案件で収入を堅めに見積もっている。投資を確実に回収し採算性を確保している。

Q:品川ー田町の新駅及び車両基地の開発について
A:車両基地について夜行列車廃止により10~15ヘクタール捻出しており過去最大である。車両基地の開発について報道が先行しているが検討中である。
新駅については当社で意思決定したものではないため答える材料がない。決定次第知らせる。

Q:信濃川不正取水問題について
A:違法とは認識していなかった。会社として二度と行わない体勢をとった。取締役については違反はなかった。株主に対しては報告書などで報告している。
自治体に対し57億円の寄付をしたことについては地元にお詫び、永続的に水を使うために原水のある自治体に寄付をした。


2012年 阪急阪神HD株主総会

2012年06月18日 23時15分16秒 | 
ゴールデンウィークの会津旅行は一旦、お休みで今回は14日(木)の阪急阪神HDの株主総会です。


株主総会当日は自宅最寄駅から阪急電車に乗り会場最寄駅である梅田まで乗車しました。会場の近い茶屋町口から出て高架沿いの道路に出ると会場案内の看板を持った職員の方がいました。高架沿いを少し歩くと総会会場の受付であるホテル阪急インターナショナルに着いたが今年も何処かの労働組合が拡声器で労使関係を訴えていました。

例年の如く、ホテル阪急インターナショナル入口前で受付を済ませ会場である梅田芸術劇場に到着したのは35分前で劇場2階の真ん中あたりに座ることができました。遅くなると第二会場のシアター・ドラマシティに案内されます。
出席株主をざっと見てみると男女共に高齢者が多く、たまにサラリーマンがいる感じで第二会場にも株主がいたので3000人以上は出席していたと思われます。

質疑応答ですが阪急電鉄・阪神電気鉄道の沿線の株主が多い性格上、阪急や阪神の鉄道事業や毎年の恒例となっている阪神タイガース、電力問題(社外取締役候補を含め)が主な内容となっていました。今年のタイガースは成績がよくないためファン株主は怒っており若手育成やFAの選手が不良債権とか言っていた。一昨年の株主総会で絶賛していたマートンについて今年は良くないため契約まで踏み込んだ質問もありました。
質疑応答について担当役員は回答がいまいちと思われる事もあったが角社長がフォローしたり、社長自身の考えを結構話しており好感がもてた。

開催日時:6月14日(木) 午前10時より
総会会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪市北区)
総会の内容:10時開始   開会、挨拶
                  監査役会報告
                  事業報告(スクリーン)
        10時30分頃 決議事項説明 
                 買収防衛策についてはスクリーンを使用
        10時40分頃 事前質問回答
                 質疑応答
        12時35分頃 議案採決
                  閉会
                  新取締役紹介

質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください

Q:(阪急電鉄)9000系・9300系以降の次期車両導入計画について
A:阪急のアイデンティテを守る。省エネ、騒音、乗り心地改善を検討する。
9000系・9300系で日立製作所のA-trainを採用しているが車体のみでインテリアなどは従来の阪急を守っている。9000系・9300系は乗客から高い評価を受けている。

Q:(阪急電鉄)昔、宝塚ファミリーランドに鉄道博物館があったが鉄道博物館を作ってもらえないか?
A:池田文庫には阪急電鉄、宝塚歌劇の資料があり後世に伝えている。今後も展示会はしていきたい。

Q:(第3号議案の取締役候補者の)森詳介氏(関西電力会長)の選任について適任ではない思う(後で役員報酬・電力問題でもあり)
A:意見や助言をしてもらっており適任である。取締役会の出席回数は少ないが取締役会以外の場でも意見交換はしている。欠席時には内容を説明している。

Q:(阪急電鉄)ポイント破損事故多発について
A:(担当役員)安全管理体制を行っている。ATS取扱の厳格化や再教育を徹底する。車庫内でも事故が多発したが詳細を分析している。今後一層、全力を尽くして安全運行を行う。
(角社長)西宮車庫の事故はありえない事故でショックを受けている。年に4回程社長巡視を行っている。西宮車庫(3件目)については当事者を運転業務から外した。新たな保安装置を検討しなければならない。

Q:宝塚歌劇の優待を考えて欲しい
A:以前にあったが直前のキャンセルが多かった。また他の株主にも不満が多かった。キャンセルで座席が埋めれてなかったので減収となった。株主優待席について創立90周年の時に行ったが混乱があった。競争率も高かった。友の会があるので検討して欲しい。

Q:(阪神タイガース)若手が育っていない。城島選手や小林選手は年棒が高いだけで不良債権を抱えている。
A:ふがいな成績で心配をかけて申し訳ない。ドラフトで獲得した新人を育てていく。けがもありFAやトレードで結果が出ていない。各ポジションがベテラン中心に固定されていて若手にチャンスがないが、これからチャンスが回ってくるのではないかと思う。

Q:電力について
A:自家発電について地下駅やビルなど緊急対策に使用するものと考えている。電力会社で買うより発電コストがかかり(当社の使用量では)現実味はない。9000系・9300系では従来車比40%節電している。今後も安定的に新車を導入していく。
(別の質問時)従業員3万人について家庭での節電もしている。宝塚線では間引き運転も検討しているが各駅で10分に1本は電車が来る様に考えており不便を最小限にしていく。

Q:(阪神電気鉄道)甲子園駅工事について
A:甲子園駅改良工事について昨年11月から工事を始めている。4面4線から上り降車ホームをなくして3面4線としホーム幅を広げホームに滞留する乗客を増やしていく。他に改札口を広げたり通路を増やす、バリアーフリー化でエレベーターを設置する。

Q:(阪神タイガース)マートンは全然熱気が感じられない。今後の契約どうなのか?
A:球団内でヒヤリングしている。マートンは非常に真面目で完ぺき主義者のようなところがある。試合後、ビデオを見たりして研究している。昨年も今頃から夏場にかけて調子が上ってきているので、これからの活躍に期待している。契約については回答を差し控える。

Q:(阪急電鉄)相川鉄橋(相川ー正雀間)に遊歩道をつけられないのか?
A:行政で対応する事項であり鉄道事業者の範疇ではない。仮に橋の上に駅を作る場合は通路を作る事は可能である。

Q:役員報酬の個別開示はできないのか?
A:役員報酬は21名で1億3400万円である。HD役員が兼務している阪急電鉄では18名 4億3000万円、阪神電気鉄道では22名 3億9200万円となっているが連結合算で1億円以上の該当者はなく、開示する基準ではない。

Q:女性取締役起用について
A:西宮ガーデンズやNU chayamachi、マンションの設計には女性が活躍している。女性総合職を採用して20年経っているが役員になる基準となっていない。

Q:(阪神電気鉄道)東灘の高架工事について
A:青木駅付近の土地買収が遅れている。平成28年完成予定であるが遅れるかどうか未定である。

Q:(阪神電気鉄道)山陽・姫路までの運賃がJRに比べ高い
A:神戸高速鉄道も入り3社初乗り加算のため割高感があり認識もしている。仮に通算すると減収となりHDにすると負担となる。神戸高速鉄道の運営の効率化をしていき運賃などは検討していく。

Q:配当政策について
A:当社は1株利益が低く有利子負債が多い。これまでは有利子負債を減らしたり、ビルの建て替えやなんば線への投資、バブル期の清算をしてきた。有利子負債/EBITDA倍率を8.5倍から7倍にする。
同業他社と比べ(配当金が低いのは)悩むところであるが有利子負債を減らしていく。増配について早い時期に判断できる様、努力していく。


2011年 アミューズ株主総会

2011年07月07日 01時17分06秒 | 
先週の6月26日(日)にアミューズの株主総会に行ってきました。
ここの株主になって2年目となるが昨年はエイベックスと被っており今年が初参加となりました。


午前にエイベックス・グループHDの株主総会に行った後、JRで会場の最寄駅である両国まで移動しました。JRで両国に着いた後、駅近くで昼食を摂り会場である両国国技館に行きました。会場には12時20分頃に到着したが受付が始まっておらず行列が出来ており並びました。受付が12時半から始まりましたが受付はすんなりと終わり総会会場は中央前方のほうに座ることが出来ました。

先程も書きましたがここの株主総会は初参加となりました。畠中社長は今後の戦略についての説明や質疑応答では丁寧に回答されており好印象であった。株主総会は穏やかであるのか質疑応答では質問者や議長(社長)の発言が終わった後、拍手があったが少々耳障りであった。

出席者は男女共に年齢層が幅広いがエイベックスに比べ年齢の比較的高い方も見かけました。イベントがあった関係で小さい子供も来ていたが総会中、騒がしかったので親は総会会場から出るとか配慮してほしかった。出席株主数は目測で2千人位は来ていると思われたが公式では1,520名となっていたので以外と少ないと思いました


イベントは株主総会後の16時より行なわれ事前に告知のあった「虎姫一座」のステージでした。イベントに先立ち会長に再就任された大里氏の前説があり質疑応答の回答や「虎姫一座」について説明がありました。大里氏は話が上手く話を聞いているとパワーのある方だと思いました。質疑応答で一部、大里氏復帰について懸念する意見も出ていましたが復帰にあたりいい意味で畠中社長とうまく会社を運営して欲しいものである。

「虎姫一座」のステージについて案内状でアクティブシニア層向けと書いてあったので楽しめるかと思っていたが昭和20年代を現代風にアレンジされており、意外と楽しめました。また、劇団の若い人達は歌って踊ってと頑張っていました。この劇団は本拠地の浅草以外では初めての公演であり大人数の公演も初めてとの事です。


開催日時:6月26日(日) 14時より
総会会場:両国国技館(東京都墨田区)
総会の内容:14時開始   開会
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  今後の成長戦略についての説明(畠中社長)
        14時35分   決議事項の説明
                  事前質問
        14時40分   質疑応答
        15時25分   採決、閉会、再任取締役紹介
                (イベント準備のため休憩)
        16時00分   イベント開始
        17時15分   イベント終了

質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:東日本大震災による節電について(事前質問)
A:オフィースは蛍光灯を間引きしたりエアコンの温度を上げている。電力の需給調整の契約はしていない。

Q:東日本大震災について(事前質問)
A:震災後対策委員会を設立した。義援金の受付をし日本赤十字社に送ったが受付は来年3月までする。救援物資はマスクやTシャツなどを送り宮城県のボランティアセンターの運営サポートをした。アーティストは「LET’S TRY AGAIN」を発売し収益の全額を義援金にする。当面、支援をしていく。

Q:株主総会後のイベントについて
A:今後の将来を背よっていくアーティストを知ってもらうためにしている。今後もイベントを開催していく。

Q:大里洋吉氏の取締役選任について
A:業界の動向、経済状況がわからない部分があるので広い視野や人脈のある大里氏に経営に入ってもらう。報酬については開示できない。

Q:配当、株価について
A:配当については継続安定的にする。自社株買いについて努力する。株価については市場が判断する事であるが会社としては株価が上るよう努力する。

Q:女性の経営陣を増やす事について(現状は女性の取締役が1人しかいない)
A:グループ全体では女性は半分いる。女性の意見も反映しなければならないと思っている。2年前からも社内で議論は出ているが実施できていないのは事実である。今後も考えていきたい。

Q:MBOについて
A:上場している事に対し社員は自信をもっている。MBOについて取締役会に話は出ていない。現状ではMBOを考えていないので心配する必要はない。

Q:チケットや初回限定CDの値上げについて(オークションで高値で取引されている事に絡み)
A:チケットの売買は違法であると考えている。ペーパーレスを考えており今年度、試験的にする可能性がある。オークションは否定できないが排除する努力はしていかなければならない。

Q:女性の感性を生かして欲しい(男女共同参画社会に絡み)
A:女性の立場について取締役1名、部長3名、室長9名であり部長や室長が仕事の判断をする。女性の感性について、意見が反映されていないとは考えておらず例えばグッズ販売については女性スタッフの意見・アイデアが生かされている。

Q:シンジケートローン20億円について
A:3年来の金融不安のためシンジケートローン20億円を設定した。借入金は昨年に全額返済した。資金需要について随時検討する。

Q:メディアビジュアル事業について
A:前期は営業損失であったが今期はアミューズソフトエンタテインメントの財務体質が改善できた。龍馬伝などのパッケージ収入を計上することができた。コストの高い作品もある利益率は低いが今後、利益率を上げられる様にしていく。

Q:アーティストマネージメント事業について(アーティストの発掘など)
A:アーティストは順調に育っている。以前、スクールは何箇所かあったが今はライブハウス位であり大きなシステムや資金の投下はしていない。



株主総会後は都営地下鉄で押上に行き東京スカイツリーを見に行きました。ただし天候が悪かったため上のほうは見えませんでした。スカイツリーを見に行った後は東京メトロで錦糸町を経由し総武線で東京駅まで出て東京19時03分発の「ひかり485号」で京都まで帰りました。


3月期決算の株主総会はこれで終わりです。

2011年 エイベックス・グループHD株主総会

2011年07月04日 23時49分57秒 | 
先週の6月26日(日)にエイベックス・グループHDの株主総会に行ってきました。
去年の段階で株主限定ライブが中止のプレスリリースが出ていたので当初は行く気はなかったのですが、アミューズの株主総会と時間が被らなかったので行ってきました。会場はここ数年間行なわれていた「さいたまスーパーアリーナー」から「東京国際フォーラム ホールA」に変更となり開会時間も早くなりました。

この日は宿泊地の大井町から総会会場最寄り駅の有楽町まで行きました。総会会場の東京国際フォーラムに到着したのは開会40分前でしたが限定ライブがないため行列もなくすんなりと入れました。総会会場の座席のほうも中央のやや前方に座ることができました。出席者は見た感じ2~3000人位はいたかと思いますが昨年に比べたらライブがない関係で相当出席者が減っていました。株主も前年比1万人ほど減っていたのでライブ中止により株式を売ったと思われます。

出席の株主層ですが男女問わず年齢層は幅広いがライブがないため子供は見ませんでした。質疑応答について震災関係や事業関係など出ていたが今年も「alanのファンクラブを作れ!」というのもありました。
ここの株主総会はホリプロと同様、会場は耐震性がある事や地震発生時の事がアナンスされており、議長が大震災発生時についての対応を言っていました。






開催日時:6月26日(日) 午前10時より
総会会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区)
総会の内容:10時開始   開会、議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  決議事項の説明
        10時25分頃 事前質問の回答
        10時35分頃 質疑応答
        11時15分頃 議案採決
        11時20分頃 閉会


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:節電対策について(事前質問)
A:東北電力、東京電力管内でのコンサートについて電源車のよる自家発電をしている。売店は利便性を配慮しつつ節電をしている。本社はエレベーターの一部間引き運転、空調を上げたりしており前年比30%減少している。

Q:東日本大震災の支援について(事前質問)
A:義援金1億円を寄付した。短期的でなく中長期的に支援していく。

Q:ライブ中止及び株主還元策について(事前質問)
A:昨年9月のプレスリリースの通り出席株主が年々増加しており会場の確保が困難となっている。入退場に時間もかかったりコストが増加しており、議決権公使書がオークションで売買さてており株主総会開催に支障をきたしている。配当について業績連動型にし30%以上の配当性向としている。

Q:有利子負債について
A:前期比57億円のマイナスとなった。有利子負債とキャッシュのバランスをはかり200億円の水準までにする。

Q:自己株式300万株について
A:ストックオプションに使用したり今後の資本政策に活用する。消却は今のところしない。現段階では第三者割り当てはしない。

Q:ストックオプションの新株発行について
A:全て自己株式を使用する。新株発行の予定はない。

Q:アーティストのツイッター利用について
A:厳密な取り決めはない。ただし本人の希望である場合はマネージャーを通す。写真をツイッターに載せないようにしファンクラブとの差別化を留意している。

Q:週刊誌に松浦社長と暴力団の関係が書いてあるがどうなのか?
A:係争中でありこの場では発表できない。雑誌社に対して発売日に抗議文を出した。記事自体、捏造されており名誉毀損で裁判を検討している。

Q:高齢者向けの「a-nation」をして欲しい
A:この様な発想はなかった。アーティストのスケジュールが難しい。規模の大小はa-nation並みには難しいが検討する。

Q:当期以降の大幅な売上増について
A:音楽事業が伸びている。昨年はヒット作がなかったが今期は主力アーティスト、新人、中堅と商品ラインアップが豊富である。売上についてアルバムの発売は下期に多いため下期に偏っている。

Q:個人情報の流出の対応について
A:2重3重のセキュリティのある情報センターを使用している。メールを使用する場合は専用のシステムを使用している。外部から第3者によるシステム診断を行いその都度対応している。

Q:株主限定ライブの今後の開催について
A:将来的に絶対はないが現段階では開催はない。状況の変化があればライブ再開の可能性はある。a-nationの優待はあるので当社アーティストを見る機会はある。

Q:違法配信についての取組み
A:違法配信について業界で大きな問題となっている。違法市場について合法市場を上回っている。違法なものについてファイルの削除要請や警察に対応してもらっており、レコード協会など団体同士で解決するよう日々話し合っている。YouTubeやニコニコ動画の公式サイトを用意しており違法があれば削除している。



2011年 ホリプロ株主総会

2011年07月03日 23時19分53秒 | 
先週の6月25日(土)にホリプロの株主総会に行きました。








前日の24日(金)に京都駅からJRバス「ドリーム号」に乗り翌朝の7時過ぎに東京駅に到着しました。総会開始時間まで時間があるので暇つぶし東急世田谷線に乗車して総会会場には12時過ぎに到着しました。丁度、受付が始まったところであり座席は前方中央に座ることができました。
会場は節電している事もありうちわの配布があったり、受付時に貰った紙には地震発生時の避難方法が書いてありました。また地震発生時の事がアナンスされており、大震災の影響について関西との違いを実感しました。
(阪急阪神HDやJR西日本では地震発生時の事は全く出ていません)

株主総会のほうですが事業報告はここもスクリーンを使用しています。事業報告の映像についてここ数年は新人タレントを使っていましたが今年は新山千春と澤山璃奈、安田聖愛の3人を使い女子話という形で行なわれました。
質疑応答について比較的丁寧に回答しており担当役員の不足部分については堀社長がフォロしていました。質問の内容は業績や事業、所属タレントの件が出ていたが一部役員の持ち株について出た時は笑いも出ました。
総会後のイベントは例年通り新人の2名の紹介でした。撮影禁止ではなかったので私も含め周囲は皆、撮影してました。(前方のほうなので余計に多いです)



開催日時:6月25日(土) 午後1時より
総会会場:昭和女子大学 人見記念講堂(東京都世田谷区)
総会の内容:13時開始   開会
                  議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
        13時25分   決議事項の説明
        13時35分   質疑応答
        14時25分   議案採決
        14時30分   閉会、新任取締役紹介、イベント開始
        14時50分   イベント終了

質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:東日本大震災の対応について(事前質問)
A:3月17日に「あの鐘を鳴らすのはあなた基金」を設立した。当社は5,000万円を日本赤十字社に寄付した。また株主優待をとりやめ予算の750万円を義援金とした。今後も復興に取り組んでいく。

Q:株価について(株価が低迷している)
A:東日本大震災などによる市場が低迷している。基本的に本業を頑張っていき市場の期待に応えられる様にする。

Q:東日本大震災の影響による今期の見通し
A:売上は209億円から195億円となる。営業利益は22億円から14億円になる。公演回数の減少、番組やCMの減少によるものであり小売事業は減収減益となる。

Q:東日本大震災による節電対策について
A:簡単な事から節電をスタートした。エレベーターの自粛やクールビズ、エアコンの温度を上げたりしたがスタートしたばかりなので数字の影響は分からない。天王洲の銀河劇場ではお客様に不快を与えない程度に節電をしている。

Q:今後の事業展開について
A:国内だけでは難しい。K-POPなど海外からのアーティストが日本に進出している。May'nについてアニメの祭典Japan Expoの出演やアジア公演を行なった。シンガポール3名、マレーシア1名の歌手をデビューさせるなどして海外発でアジアを攻めていく。テレビや舞台以外に当社タレントを見られるようYouTubeやニコニコ動画を活用する。日本から世界、世界から日本と事業を展開していく。

Q:ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリ受賞者の活躍が目に見えない
A:かつてはグランプリ受賞後すぐにデビューさせていたが、今はじっくりと育てている。綾瀬はるかはそれなりの時間をかけて育ててきた。無理やりブームを作り短期で活躍させ使い捨てはしない。一つのタレント事務所に40年,50年と長く居てもらえるようにし、年齢に応じて活躍できるタレントを育成していく。

Q:武田真治について
A:初代身毒丸を務めた。音楽、舞台、映画、バラエティと活躍しており周りの評価も高い。今後もオールマイティーに活躍させるし本人もそのつもりである。

Q:第1号議案の配当について
A:利益は単体が大部分を占めているので配当性向は単体の40%にしている。配当方針について引き続き検討をしていく。

Q:一部役員の持ち株が少ない
A:基本的に取締役の能力と持ち株は比例していない。個人の資産形成に関わる。教育費やローンなどそれぞれの取締役の個々の事情による。



※新人タレント紹介
総会終了後の14時30分~14時50分

・司会 町 亞聖(まち あせい)
 スポーツ文化事業部所属。日本テレビからフリーに転身したばかりである。

①矢野 聖人(やの まさと)
 2010年、ホリプロ50周年事業「身毒丸オーディション」でグランプリ受賞。阿部寛が好きだそうで10月公開の映画の撮影では阿部寛を殴るシーンがあり苦労したとの事です。今後はCMに出たり主演をしたいとの事です。

②安田 聖愛(やすだ せいあ)
 2010年の第35回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。深田恭子に憧れているとの事。抱負はどんな役もこなす様にしたい。2012年公開の映画に出演しており撮影を終えたとの事です。



2011年 JR西日本株主総会

2011年07月01日 23時26分37秒 | 
先週の23日(木)、西日本旅客鉄道(JR西日本)の株主総会に行ってきました。例年通り阪急電車で梅田まで出て、隣接するJR大阪から大阪環状線に乗り会場最寄駅の福島で下車しました。改札を出ると案内を持った社員がいました。案内通り歩き、駅から約10分位で会場に到着しました。会場入口付近は報道陣が多数おり、例年通り市民団体がビラ配りをしていました。会場に到着したのは30分前という事もあり前方の中央の席を確保できました。出席株主数はざっと見た限り1000人は超えていたかと思います。



開催日時:6月23日(木) 午前10時より
総会会場:リーガロイヤルホテル(大阪・中之島)
総会の内容:10時開始   福知山線脱線事故のお詫び(佐々木社長)、黙祷
        10時05分頃 開会、議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(ナレーション)
                  決議事項の説明(株主提案含む)
        10時30分頃 事前質問の回答
        10時40分頃 質疑応答
        13時15分   議案採決
                  閉会

ここの株主総会は過去何回か出席しており最近は3年続けて出席しています。質疑応答について福知山線事故の関係が思ってたより少ないように思われたが多数質問者がいる中、3年続けて車イスの人を指名していたから議長は事故と関係なさそうな無難そうな人を選んでたような気もする。質疑内容ですが当然の事ながら福知山線の事故に関係し安全面が中心で鉄道事業や節電対策、決議事項について出ていました。
毎年の事ながら回答は歯切れが良くなく何か隠しているようにも思われた。また、社員による防護無線の予備電源のヒューズ抜取り問題や社員の自社線内での痴漢行為などにより経営陣の責任について出ていたがまともな回答がなかった。
質疑応答で福知山線事故の遺族の方も出てきたが、質疑応答を聞いている限りでは会社と被害者との溝は深く、和解までまだまだ時間がかかるのではないかと思った。


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:大阪駅は中間駅であり着席できない。大阪始発の列車を新設してほしい。
A:ダイヤは利用状況、対抗線区などを考慮している。提案は参考にする。

Q:阪和線の普通列車が減便になり不便になった。また、くろしお号がよく揺れて歩くのに苦労する。
A:阪和線は快速利用が多いため快速列車を増発した。普通列車について今後の利用状況により判断していく。くろしお号については新型車両に置き換える。

Q:地方交通線の取扱いについて
A:利用の少ない路線はバスなどに転換しているが今のところ対象線区はない。今後について自治体と協議する。

Q:JR東日本は自前の発電所を持っているが当社はどうなのか?
A:当社では自社の発電所はない。使っている電力を節約したり省エネの車両をしていく。今後も自社の発電は導入予定はない。

Q:連結部分の照明について
A:1月に舞子駅で事故が起こった。8両編成と4両編成の連結部分が車掌から見難い事もあった。また、お客様にも注意してもらいそれなりの効果はある。

Q:昨年10月、事故現場カーブのATS作動・非常停止問題隠しについて
A:当該カーブにATSを設置しているがヒューマンエラーがあり停止した。エラーを社員から報告してもらう様にしている。遺族から指摘があり開示をした。

Q:防護無線の予備電源ヒューズ抜き取り問題について
A:初期の段階で警察に捜査を依頼した。再発防止として乗務員同士の連携をとったりチーム制を試みる。また保安装置に手を付けられないように対策をとっている。

Q:第2号議案の1単元100株にする件について
A:証券取引所で100株にする動きがある。売買単位がわかりにくいという事もあり証券取引所から要請があった。

Q:節電対策について(事前質問及び質疑応答で2名)
A:できる限り協力をしていく。お客さまの安全性、利便性を考慮し一部の駅で始めている。今後、関電から要請があれば検討する。

Q:山陽新幹線の運賃、料金について営業距離と実距離が違うため取り過ぎているのではないのか?
A:在来線と一体の施設として運用している。民営化の際、国鉄から継承しており運賃、料金は認可している。現時点では現状のままにする。

Q:ワンマン列車のICOCAの車載機導入について
A:費用対効果で対応していく。ICカードについて相互に利用促進をはかり利便性を高める。

Q:気動車の安全対策について(JR北海道の火災事故について)
A:JR北海道の件について詳しい事はわからないが、さまざまな要因により事故が起こったと思われる。車両の不具合は当社全車両について原因と思われる部位を点検した。一部、不具合があったが不具合部分について対策をとっている。HP掲載について節目に掲載するかは検討する。

Q:緊急列車停止装置(EB)のスピーカーに紙をはさみ音量を絞った件について
A:この様な行為自体許されないが音が完全に聞こえない様にはしていない。EB装置は音がなくても働いている。社員からの申告によりこのような事象が出てきた。装置に手を加えることは問題である。

Q:福知山線事故の裁判について
A:裁判自体は山崎前社長のものである。事故を起こした当事者として裁判所には協力していく。証言について個人の判断によるものであり会社は関与していない。

Q:可部線一部区間の復活について
A:まだ決まっていない。沿線の開発は進んでいるが費用対効果の面で検討している。

Q:福知山線事故の遺族の対策について
A:被害者には真摯に向き合っている。遺族の状況について努力をしている。(賠償の)進捗具合は開示できないが賠償の問題は進んでいる。賠償は法的の枠組みで水準を上まわっている。生活上の問題、心のケアー、奨学金など個別の事情を伺い対応をしている。これからも十分な努力をしていく。

Q:株価低迷について
A:株価は市場が決めるものである。株価についてコメントする立場ではない。今の状況から抜けだして企業価値を高めていく。


阪急阪神HD株主総会

2011年06月19日 01時00分00秒 | 
南九州旅行は一旦お休みで今回は16日(木)に行ってきた阪急阪神HDの株主総会です。



株主総会会場である大阪・梅田へは阪急電鉄で梅田まで乗車しました。梅田駅の茶屋町口改札を出て高架沿いの道路に出ると総会会場案内の看板をもった職員の方が何箇所か居てました。今年は労使が揉めているのか総会入口には労働組合がビラを配ったり拡声器で労使関係を訴えており少し騒々しかったです。
受付はホテル阪急インターナショナル入口前で行い総会会場の梅田芸術劇場に入りました。

総会の開始ギリギリに行くと第二会場のシアター・ドラマシティに案内されるので会場到着は開始30分前を考えていたが実際に到着したのは20分位前でした。当然1階席は埋まっており2階に案内されたが2階中央の比較的前方の席を確保する事が出来ました。出席株主数は例年の如く第二会場にも株主がいたので3000人は超えてるかと思います。出席株主の年齢層は高齢者が多くたまにサラリーマン風の方を見かけました。

質疑応答は毎年の事であるが、阪急電鉄や阪神電気鉄道に関する事をはじめ阪神タイガース、宝塚歌劇の事が出てました。今年は阪神タイガースの成績が低迷しているので真弓監督やフロントの批判が出ていました。阪神タイガースについて成績に関わらず出てくるが株主総会の風物詩でもあります。質問の中には阪急阪神HDの子会社でない阪急百貨店について今年も出てきたが子会社について召集通知にも書いてあるし自分の投資をしている会社の概要くらい勉強してほしいものである。



開催日時:6月16日(木) 午前10時より
総会会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪市北区)
総会の内容:10時開始   開会、挨拶
                  監査役会報告
                  事業報告(スクリーン)
        10時30分頃 決議事項説明 
                  事前質問回答
        10時35分頃 質疑応答
        12時20分頃 議案採決
                  閉会
                  新取締役紹介


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:宝塚歌劇の運営について(新規ファンを取りこめていない、観客数の減少など2名質問あり)
A:宝塚の基本はオリジナル作品である。再演について再演希望のあるものをしているが再演のほうが世間的に注目される。トップ人事について公正にしている。老若男女に楽しんでもらうようしている。収支について稼動率は東京は好調であるが宝塚は減少している。詳細についてこの場で開示できないが赤字ではない。

Q:阪急電鉄の車両は古いもので40年を超えている。大阪市営地下鉄堺筋線にホームドアの設置を検討しているが車両の更新はあるのか?
A:当社ではホームドア設置予定はないが非常通報装置を各駅に設置していく。車両全てを取り替える事はない。低コスト車両について車両のブランドを保っていく。できる限りコストを低下できるところはしていく。

Q:阪神タイガースについて(成績低迷、真弓監督の続投、フロントなどについて2名質問あり)
A:ふがいな成績で申し訳ない。成績について監督一人の責任ではなく色々な要因で成績が低迷している。真弓監督の続投について人事の事でもあるのでこの場でコメントを差し控える。引き続き支援、応援をお願いしたい。

Q:甲子園球場のタイガース年間予約席の値段について
A:リニューアルを機に値上げしたが金額について他球場と比較をした。ライトスタンドについて人気があるので現在の値段にした。

Q:株価低迷について(事前質問他1名質問あり)
A:株価はマーケットが決めるものである。株価を上げるためには基本的に企業価値を高めていく。株価低迷についてモルガンスタンレーが標準指数から除外した影響がある。営業利益は647億円であったが大手民鉄の中ではトップであり今期予想は580億円であるが保守的である。

Q:株主優待の乗車券の枚数を増やして欲しい
A:枚数を増やすとなると収支に与える影響がある。特に1000株~2000株は5万名いるので影響がある。当社の株主優待は他社と遜色がないと考えている。

Q:高齢化に向けて昼間の乗降対策について
A:阪急バスでは高齢者向けにグランドパスがあり値引率を高くしている。企画乗車券を年間通して発売したり、土日についてスタシアピタパでバスから鉄道乗り継ぎやタクシーから鉄道に乗り継ぎについてポイントを進呈している。

Q:阪急交通社について
A:トラピックスについてカタログや新聞広告を手法として売上を伸ばしており通販で全国展開をしている。イーベリーは引き続き拡販領域である。

Q:なんば線の近鉄特急乗り入れについて
A:近鉄特急乗り入れについて検討はしている。特急を走らせるには乗務員の養成もしなければならない。特急を走らせるためには需要があるかないか、また規格ダイヤ(10分毎のダイヤ)を壊さないよう走らす事ができるか検討をしている。

Q:駅の禁煙について
A:兵庫県が条例化を検討していたり受動喫煙の背景もあり全面禁煙を検討している。現在ある個室の喫煙ルームは残す。

Q:赤字事業について
A:投下資本の4%以上利益を出す様、指針を出している。赤字事業は0でなくホテル事業は赤字であるが不採算のホテルについて売却などをする。事業を譲渡しようとするにも買ってもらわなければいけないので赤字幅を縮めるなど買ってもらう状況を作らなければならない。

Q:能勢電鉄について(株主優待に絡めて)
A:一時期赤字であったが現在再編途上であり順調に再建している。現時点では阪急電鉄との吸収の予定はない。