でーさんのきまぐれ日記

特にテーマはありませんが色々と書きたいと思います!

2011年 エイベックス・グループHD株主総会

2011年07月04日 23時49分57秒 | 
先週の6月26日(日)にエイベックス・グループHDの株主総会に行ってきました。
去年の段階で株主限定ライブが中止のプレスリリースが出ていたので当初は行く気はなかったのですが、アミューズの株主総会と時間が被らなかったので行ってきました。会場はここ数年間行なわれていた「さいたまスーパーアリーナー」から「東京国際フォーラム ホールA」に変更となり開会時間も早くなりました。

この日は宿泊地の大井町から総会会場最寄り駅の有楽町まで行きました。総会会場の東京国際フォーラムに到着したのは開会40分前でしたが限定ライブがないため行列もなくすんなりと入れました。総会会場の座席のほうも中央のやや前方に座ることができました。出席者は見た感じ2~3000人位はいたかと思いますが昨年に比べたらライブがない関係で相当出席者が減っていました。株主も前年比1万人ほど減っていたのでライブ中止により株式を売ったと思われます。

出席の株主層ですが男女問わず年齢層は幅広いがライブがないため子供は見ませんでした。質疑応答について震災関係や事業関係など出ていたが今年も「alanのファンクラブを作れ!」というのもありました。
ここの株主総会はホリプロと同様、会場は耐震性がある事や地震発生時の事がアナンスされており、議長が大震災発生時についての対応を言っていました。






開催日時:6月26日(日) 午前10時より
総会会場:東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区)
総会の内容:10時開始   開会、議決権行使の個数及び株主数の報告
                  監査報告
                  事業報告、計算書類の説明(スクリーン)
                  決議事項の説明
        10時25分頃 事前質問の回答
        10時35分頃 質疑応答
        11時15分頃 議案採決
        11時20分頃 閉会


質疑応答の内容
※表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんがお許しください。

Q:節電対策について(事前質問)
A:東北電力、東京電力管内でのコンサートについて電源車のよる自家発電をしている。売店は利便性を配慮しつつ節電をしている。本社はエレベーターの一部間引き運転、空調を上げたりしており前年比30%減少している。

Q:東日本大震災の支援について(事前質問)
A:義援金1億円を寄付した。短期的でなく中長期的に支援していく。

Q:ライブ中止及び株主還元策について(事前質問)
A:昨年9月のプレスリリースの通り出席株主が年々増加しており会場の確保が困難となっている。入退場に時間もかかったりコストが増加しており、議決権公使書がオークションで売買さてており株主総会開催に支障をきたしている。配当について業績連動型にし30%以上の配当性向としている。

Q:有利子負債について
A:前期比57億円のマイナスとなった。有利子負債とキャッシュのバランスをはかり200億円の水準までにする。

Q:自己株式300万株について
A:ストックオプションに使用したり今後の資本政策に活用する。消却は今のところしない。現段階では第三者割り当てはしない。

Q:ストックオプションの新株発行について
A:全て自己株式を使用する。新株発行の予定はない。

Q:アーティストのツイッター利用について
A:厳密な取り決めはない。ただし本人の希望である場合はマネージャーを通す。写真をツイッターに載せないようにしファンクラブとの差別化を留意している。

Q:週刊誌に松浦社長と暴力団の関係が書いてあるがどうなのか?
A:係争中でありこの場では発表できない。雑誌社に対して発売日に抗議文を出した。記事自体、捏造されており名誉毀損で裁判を検討している。

Q:高齢者向けの「a-nation」をして欲しい
A:この様な発想はなかった。アーティストのスケジュールが難しい。規模の大小はa-nation並みには難しいが検討する。

Q:当期以降の大幅な売上増について
A:音楽事業が伸びている。昨年はヒット作がなかったが今期は主力アーティスト、新人、中堅と商品ラインアップが豊富である。売上についてアルバムの発売は下期に多いため下期に偏っている。

Q:個人情報の流出の対応について
A:2重3重のセキュリティのある情報センターを使用している。メールを使用する場合は専用のシステムを使用している。外部から第3者によるシステム診断を行いその都度対応している。

Q:株主限定ライブの今後の開催について
A:将来的に絶対はないが現段階では開催はない。状況の変化があればライブ再開の可能性はある。a-nationの優待はあるので当社アーティストを見る機会はある。

Q:違法配信についての取組み
A:違法配信について業界で大きな問題となっている。違法市場について合法市場を上回っている。違法なものについてファイルの削除要請や警察に対応してもらっており、レコード協会など団体同士で解決するよう日々話し合っている。YouTubeやニコニコ動画の公式サイトを用意しており違法があれば削除している。