人生なればこそ、賭けるのである

私たちの人生とは、いわば選択であり、知りたいという願望であり、運命に祝福されたい、とねがう心のあらわれである。

高知優駿(黒潮ダービー)予想◎マルヨアキト○サザンオールスター▲フリビオン

2017-06-17 17:14:10 | 地方競馬


2006年に創設されたダービーウイークが、今年から「ダービーシリーズ(DS)」と装いを新たにして実施!  
昨年までの6競走に加えて、高知優駿(高知)、石川ダービー(金沢)の2レースがシリーズに加わり、
5月28日(日)から6月20日(火)までの日程で8つのダービーが行われることになります。

ここまで、九州ダービー栄城賞、北海優駿、東海ダービー、東京ダービー、
岩手ダービーダイヤモンドカップ、兵庫ダービーと6つのダービーが終わり、
ダービーシリーズは残すところあと2レース。

6/18高知競馬場の高知優駿、6/20金沢競馬場の石川ダービーのみとなりました。
なんだかここまでくるのはあっという間でしたね。
それだけ、楽しく面白かったという事ではないでしょうか。

さて、明日は高知優駿がおこなわれます。
高知三冠は、黒潮皐月賞→高知優駿(黒潮ダービー)→黒潮菊花賞という流れで、
この高知優駿は、三冠の二戦目にあたります。

達成馬はカイヨウジパング(1998年)、オオギリセイコー(2000年)、グランシング(2009年)の3頭。
高知競馬では有名な馬なんでしょうけど、私は今の今まで知りませんでした。


高知で最も有名な馬というとやはりこの馬ではないでしょうか?



そう、ヒノデマキバオーです!
高知では、黒潮皐月賞5着、高知優駿1着、高知県知事賞1着、黒船賞1着という成績をおさめています。
その後は中央勢相手にフェブラリーSを勝ったり、海外勢を相手にドバイゴドルフィンマイルも勝ちと
どんどん強くなっていくんですが、これも全て高知での経験があったればこそです。

そんな世界まで羽ばたいていったヒノデマキバオーも勝利した高知優駿(黒潮ダービー)。
今年はどんなメンバーが揃っているんでしょうか。

枠順と有力馬の短評を。

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6/18第45回高知優駿(3歳・ダ1900m・1着賞金500万円)
※他地区所属馬は色分けしております。

①01サザンオールスター (牡3 大畑雅章・今津博厩舎)(愛知)
②02フジノカミワザ   (牡3 笹川 翼・大垣敏厩舎)(佐賀)
③03トラストティール  (牡3 中田貴士・田中守厩舎)
④04カミノルビースター (牝3 倉兼育康・打越勇厩舎)
⑤05シュタルク     (牡3 永森大智・雑賀正厩舎)
⑤06パッパカ      (牝3 西川敏弘・炭田健厩舎)
⑥07メイソ       (牡3 別府真衣・細川忠厩舎)
⑥08フリビオン     (牡3 中西達也・炭田健厩舎)
⑦09スーパーマックス  (牡3 鮫島克也・九日俊厩舎)(佐賀)
⑦10バーントシェンナ  (牝3 宮川 実・打越勇厩舎)
⑧11ユメノカヨヒヂ   (牡3 下原 理・雑賀正厩舎)
⑧12マルヨアキト    (牡3 佐藤友則・柴田高厩舎)(笠松)

12年27万、13年40万、14年60万、15年が80万、16年が100万円
という具合に賞金が加増していっていたんですが、今年はなんと1着賞金500万円。
これは他地区所属馬も大いに狙ってくる訳です。


サザンオールスター 父フリオーソ 高知ダ0-0-0-0
新緑賞を勝利し、駿蹄賞では勝ち馬から1.4差の6着も、
前々走は古馬相手に3着と力がある事を示し、前走の東海ダービーでは5番人気ながら3着。
2着とは4馬身差と離されはしましたが、この面子では力上位の存在で。

スーパーマックス 父リーチザクラウン 高知ダ0-0-0-0
九州ダービー栄城賞で500万を稼いだ馬が、高知の500万も獲りに来た。
大井で走った二戦は8着6着と苦杯を嘗たが佐賀では7戦して無敗と、地元では抜けた存在。
この世代の佐賀と高知の力関係が気になるところ。

フジノカミワザ 父ゴールドヘイロー 高知ダ0-0-0-0
こちらも佐賀からの刺客。九州ダービー栄城賞でスーパーマックスから01差の2着。
1勝馬だが、門別、大井、佐賀、そして今回が高知と、他地区での経験も豊富。
この地でスーパーマックスへの雪辱も果たしたいところ。

マルヨアキト 父トビーズコーナー 高知ダ0-0-0-0
東海ダービー5着の実績を引っさげて、高知へ上陸。
サザンオールスターとは実績だけでみればそれ程遜色なく、
駿蹄賞2着は、ダービー馬ドリームズラインと02差なら、この面子では上位の実力か。

ユメノカヨヒヂ 父ブラックタイド 高知ダ1-0-0-0
今回最大の惑星というとこの馬ではないだろうか。
デビューから中央でダートに芝と4回走り未勝利、移籍した前走が2着に4馬身付ける快勝。
中央時代から比べると、力関係はぐっと楽になっていると思うが上位陣相手にどれだけやれるか。

フリビオン 父フリオーソ 高知ダ10-2-2-0
他地区所属馬を相手にする、地元高知の大将格がこのフリビオン。
黒潮皐月賞で2着に2馬身つけ一冠目、前走も古馬相手に0.9差と楽勝なら能力上位。
昨年のディアマルコも、高知デビューの生抜きだった。この馬も二冠に手が届く存在で。

バーントシェンナ 父カネヒキリ 高知ダ6-4-0-3
2歳時は取りこぼしもあったが、今年に入って1着2回、2着2回と連対率100%。
前走黒潮皐月賞で2着に敗れたが、世代上位の力は示したか。
今回もこの馬がレースを引っ張る形になるはずで、上手くマイペースに持ち込めば侮れない。


上にも書いてあるんですが、高知優駿は、今年から賞金が1着500万円となって
これまでの傾向が大分変わる可能性もありますが、とりあえず昨年までを参考にして予想してみます。

過去5年間で牝馬の優勝が3回と、近年は牝馬が優勢です。
その三頭は、前走勝っているか、交流重賞に出ているかなので、やはり実力はありました。
今年の牝馬の中で可能性があるのは、バーントシェンナしかいません。
それでも過去の3頭に比べると、落ちるかなという感じなので、頭はないかもしれません。

◎マルヨアキト○サザンオールスター▲フリビオン

どう馬が人気になるのか全く予想が付かないのですが、やはり地元のフリビオンでしょうか。
やはり、他地区所属馬と凌ぎを削ってきた愛知二頭を上位に据えます。

ただ、本命はマルヨアキトの方にしました。
東海ダービーでは5着とサザンオールスターに先着されていますが、
駿蹄賞で2着なら、そう差はないと思います。今度はあっちが人気の分、競馬のし易さはあるかも。

対抗はサザンオールスター
東海ダービー3着なら、ここではマルヨアキト以外には負けないんじゃないでしょうか。
枠の利を活かした競馬が出来れば面白いですが、受けて立つとどうか。

単穴は、地元のフリビオンにしました。
地元での強さは誰しもが認めるもので、あとは相手関係次第ですね。









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