しろくま

軟い雑感、とりとめなく。

少々 いもづるっぽいが

2010-05-10 | 本棚
私の場合、
本と音はノリとイキオイimodsuruだけど ※1
今回はしずかに

百億の星と千億の生命 (新潮文庫)
カール セーガン
新潮社

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以前、いつだったか、
宇宙から地球を眺め、自動車を生命体に見立ててた。
今回、閉じた金魚鉢・アクアリウム※2 で小エビと目が合ってしまった^^

そんな“シャイ”なセーガン博士が語る

あまたの星と太陽の謎と夢
小さな地球の大きな問題(オゾンホール、温暖化…)
人、宗教、社会、文明について


力強い提言である。
だが、ペシミスティックなも見え隠れする。
最後の著作、遺志みたいに思えてきた。

出版が97年。
それから
911(と報復)があった。
リーマン・ショックもあった…
記事は古くなっているのだろうか?

科学事実は日毎更新されていくが
軸となる思いにブレはない。
古くなっても、読み返しに堪える本である。

♪Lee Oskar Before The Rain
http://www.youtube.com/watch?v=fvmfdicYWMw&feature=related


※1 I. Asimovには『たった一兆』というのもある
※2 ビオトープより、この言葉の方がしっくりくる。

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