Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年3月30日(月) [和歌山]サクラと絶景の名草山から、紀三井寺へのらくらくハイク!

2020年04月01日 | 山登りの記録
■メイン写真
名草山頂のサクラはまだ満開に至っておらず、綺麗に咲き誇っていた


■今回のコース
紀三井寺駅→内原神社→マリーナ台→名草山→朝日ヶ丘→一本松広場→坊主山第3休憩所→
一本松広場→紀三井寺→紀三井寺駅


今月の「らくらく山歩の会」は、和歌山の古刹・紀三井寺の背後にそびえる(というほど高くない)
名草山。
3月22日に紀三井寺のソメイヨシノの開花宣言があり、その後8日経っている。
満開を過ぎて、散り始めていないか気がかりだったが、ここ数日の冷え込みのおかげで
まだ満開に至っていなかった。

下見の模様は「ここをクリック」!!



紀三井寺駅から、名草山の麓を南側へ回り込んで内原神社へ。



境内の手前右側の廃屋横のコンクリート階段が登山口だ。竹林を過ぎたら、
ウバメガシの森になる。



この日はたくさんの花を見た。
これはシハイスミレかなぁ。タチツボスミレより葉が長い?



ヤマモモの樹も多い。



岩稜の急登を経て、マリーナ台に着く。和歌山マリーナシティが見える。
今にも雨が降り出しそうな曇りの日だが、向こうの尾根の風力発電の風車は見えた。



気の早いヤマツツジ。



たぶんジュウニヒトエ。背の高いニシキゴロモかも。



石仏が並ぶ遊歩道に出る。赤い葉が花と一緒に出てくるのでヤマザクラ系だが
開花が早い樹と、まだまだ開花していない樹が顕著だった。



イヌビワ。食えない奴。



シロバナノヘビイチゴかなと思ったが、どうやらクサイチゴ。



海の絶景を背に、名草山の山頂へ。



花を背負ってハイ、チーズ!



山頂を少し下ったところから山稜を振り返る。サクラの滝のよう。
大げさかもしれないが、「ミニ吉野」だ。
サクラを見ながら、竹でできたベンチに座ってランチ。ちょっと肌寒かった。



竹林をまっすぐ切り開かれた尾根道を下る。



イノシシが掘り返した跡がそこここに。まだ地上に出る前のタケノコを掘って
むしゃむしゃやっているようだ。



一本松広場に到着。



さらに稜線を南へ、坊主山第3休憩所へ足を延ばし、名草山の姿を望む。
こうしてみると、サクラの樹が非常に多いことが分かる。



ツツジ科の花は、ヤマツツジのほかに淡いピンクのモチツツジが多いが、
中にひときわ鮮やかな赤紫系ピンクのツツジが。
葉にはモチツツジよりやや薄いが毛が密生している。
おそらくこれは、ヤマツツジとモチツツジの自然交配種であるミヤコツツジではないか。



一本松広場に戻り、観音道で紀三井寺に下る。
古い石壇と、平らにならされた地形が、昔からここが拓かれていたことを物語る。



アケビの花。秋が楽しみだ。



ウラシマソウ。「釣り竿」がユニークな、テンナンショウ属の草だ。
これはたくさん観られた。



墓地を経て、紀三井寺の多宝塔の裏に出た。サクラとのコンビネーションが美しい。



本堂も満開のサクラに遮られて見えないくらい。



本堂のすぐ前、向かって左にあるサクラは、和歌山地方気象台季節観測用の
ソメイヨシノ標準木だ。3月22日に、この木の開花をもとに開花宣言が出された。
11年連続して近畿で一番早い開花だという。



境内のお茶屋さんで休憩。
寺の名水を使ったコーヒーを頂く。
紀三井寺には3つの湧水がある。このコーヒーは、楊柳水と呼ばれ、「健康で長生きの水」
として、昔は医者が薬を作るときに使っていた水だという。
他には、謝りたいときに飲む「清浄水」、幸いをもたらす「吉祥水」がある。



サクラの枝の下、長い石段を下る。ひょっとして、この日一番の急傾斜ではないか(笑)。



紀三井寺駅前の、ちょっと奥まったところにある「庭のパン屋」さん。
美味しい菓子パンがいっぱい。
1時間に2本の電車が来るまであと10分。疾風のように店に現れ、疾風のように買っていった。


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