Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年3月29日(日) [美杉]学能堂山 石名原のミツマタ大群落は満開。白いショウジョウバカマも!

2020年04月01日 | 山登りの記録
■メイン写真
あたり一面に咲くミツマタ。圧巻!


■今回のコース
石名原簡易郵便局横駐車場→ミツマタ群落→(作業林道)→地形図の破線道(ほぼ廃道)→
(北東尾根)→学能堂山→(北尾根)→標識→(作業林道)→ミツマタ群落→駐車場


最近話題の、石名原のミツマタ群落。ここを起点に絶景の学能堂山に登る。
ここのミツマタは、1955年頃に森林の多目的使用のために植えられたのが始まりだという。
1.5ヘクタールがこの季節、黄色に染まる。



石名原簡易郵便局横の駐車場にも、ミツマタ群落への案内看板がある。
群落までは徒歩1.3kmある。



石燈籠の分岐から里道に入る。



ミツマタ群落に入ってビックリ!
見渡す限り、黄色の海。



アップにすると、小さい花が丸く集まっていてかわいい。
和紙の原料として知られるミツマタは、ジンチョウゲ科の木。花は、ほの甘い香りがする。



展望台も作られていて、ミツマタの海が鳥瞰できる。



見渡す限りの花園をバックに。



ミツマタに目を奪われがちだが、ショウジョウバカマもいっぱい咲いていた。
ここのは珍しく白花ばかり。これは貴重だ。



ここから林業用の作業林道を上り、学能堂山をめざす。
道端にツチグリをみつけた。



キブシの花。
春、樹木に咲く花は黄色が多い気がする。



ずっと手入れが行き届いた植林の中を歩く。
作業林道は細かく枝分かれしているので、却ってルートミスしやすい。
この日も、我々のパーティを追い抜いて行ったはずの健脚さんが、何度か我々の
後ろから現れたりしていた。間違えると、行けるには行けるが、とんだ遠回りになる。



タマキクラゲ。毒はないらしい。クックパッドにも調理例が載っているがお味は??



ガードレールがついた、少しきれいな林道に接するところから、尾根に直登する。
地形図の破線ルートをできるだけ忠実にたどるわけだが、一般的な登山道としては
認知されていない。



急登の一本登り。雨で土が緩んでいるので少々やっかい。登りでよかった。



主尾根に乗っかったら、大きなケヤキに迎えられた。



そして学能堂山に到着。360度の大絶景のピークは、真っ白なガスに包まれていた。残念!
冷たい北風も吹いており、気温は2度台。うー、寒い寒い。
なんでも東京をはじめ関東などの地方ではこの日、積雪が見られたほど冷え込んだ。
風の当たる山頂を避け、少し下った風下で昼食をとった。



下山はルートを変える。北尾根を北上し、杉平峠へは行かずに東斜面を下る。
新しい標識が立てられていて、「ミツマタルート」がしだいにメジャーになってきている
ことがうかがえる。



作業林道の分岐には当然、「~峠」とか「~辻」などの名前がないので、
地形と地図を一致させるためしっかりした読図が求められる。



ミツマタ群生地に戻ってきた。
午後になって一般観光客の姿も多くみられた。
群生に包まれるように遊歩道がつけられている。



花に思いっきり近づいてみた。



朝はガスの中だった大洞山が見えた。
三多気の桜はまだこれから。ニリンソウなどはそろそろ見頃。



シロバナタンポポ。



駐車場へは、往路と別のルートで。なぜか巨大ウサギのオブジェが。
肌寒さを感じるままクルマに戻ったが、「姫石の湯」は、道の駅もろともコロナウィルス
対策のため3月いっぱいは休業中。あっさり榛原駅へ。でも花がいっぱい見られて満足!!


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